2018年2月24日 (土)

旅の酒(12)キューバのラム

キューバの農産物と言えばサトウキビ。となれば、酒はサトウキビを原料とするラム。ハバナやトリニダーのバーやレストランでは、外国人観光客向けに、ラムを使ったカクテル、モヒートに、ダイキリ、キューバリブレなどが、どこでも売っていた。

が、トリニダーの宿ではラムを小さなグラスでストレートで出してくれた。これがうまい。混ぜ物入りで飲む意味が分からなくなってくるほど。
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サンテロというブランド【トリニダー】

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2018年2月21日 (水)

旅の飲み物(34)キューバのカフェ・クバーノ

トリニダーの外国人向けバー兼レストランのメニューで、「カフェ・クバーノ」という名のコーヒーを発見。名前に惹かれて注文。
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カフェ・クバーノ【トリニダー】

店員にどういうコーヒーなのか聞くと、スプマ(泡)のないエスプレッソだと簡潔な答え。濃くて苦い味を、泡なしでストレートに味わえる。これに砂糖を入れて甘さと調和させて飲む。

この日の朝、民泊というか民宿の「カフェ・パルティクラル」でも、同じようなコーヒーを出してくれた。その時は砂糖ではなくはちみつと一緒に出てきた。

後で調べると、キューバではコーヒーはかなり甘くして飲むようで、あらかじめ砂糖入りのことが多く、豆を砂糖と一緒に焙煎することもあるらしい。が、外国人向けには味が調整できるように砂糖は別に出す、ということなのだろう。

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2018年2月18日 (日)

ベリーズ・キューバ旅行(12)実用情報【キューバ編】

■カンクン
・バスターミナル→空港 ADO社バスで30分、78ペソ(約450円)。
・カンクン空港のインテルジェットのチェックインカウンター(の行列の最後尾にいるスタッフ)が、キューバ入国に必要なツーリストカードを販売。400ペソ(約2,300円)。

■ハバナ
・空港~旧市街 タクシーで約30分、CUC25~30(約2,800~3,400円)。
・旧市街~Viazul社バスターミナル タクシーで15分ほど、CUC10(約1,100円)。ターミナルには売店がないので注意。
・セントラル公園~モロ要塞 タクシーで7分ほど。
・モロ要塞~革命博物館 タクシーで5分ほど。セントラル公園~モロ要塞(20分待機)~革命博物館と乗って、CUC20(約2,300円)だった。25から値切ったが、もっと値切れたかもしれない。
・モロ要塞 10時~18時オープン。CUC6(約680円)。
・革命博物館 10時~16時オープン。CUC8(約900円)。グランマ号など屋外展示もあるが、荷物を持っていると近づくことすらできない。博物館内のクロークに預けたまま見に行くこと。

■トリニダー
・サンティシマ教会 1/5(金)には、10時半~13時オープンとの表示が出ていた。毎日そうなのかどうかは不明。
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マヨール広場とサンティシマ教会【トリニダー】

■Wifiのプリペイドカード
キューバではWifiにつなぐためにはあらかじめETECSAのプリペイドカードを購入し、そこに書いてあるIDとパスワードを入手しておかねばならない。カードはETECSAの窓口で買うことになっているが、なかなか見つからないし、見つかっても長蛇の列だったと思われる。一方で、ハバナでもトリニダーでも、街頭でカード売りがいて、彼らから買うことができる。ハバナ(ラファエル通りだったか)では1時間定価CUC2(約220円)のところ、CUC3(約340円)で販売。5時間カードを15ドルで購入した。窓口を探す手間を考えればリーズナブルと思った。トリニダー(マヨール広場)では定価通り1時間CUC2で販売していた。

■通貨
キューバの通貨は二種類ある。一般国民が使う人民ペソ(CUP)と、外国人が主に使う兌換ペソ(CUC)である。CUC1=1米ドルである。外国人が両替をすると、通常はCUCが渡される。また、外国人はCUCを使うものとされているようで、外国人向けの料金表はCUC表示。銀行でCUCをCUPに両替することは可能。ただし、外国人がCUPを払おうとすると、受け取りを拒否されることが何度かあった。興味本位でCUPに両替しすぎると、使いきれなくなるので注意。

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2018年2月15日 (木)

ベリーズ・キューバ旅行(11)実用情報【ベリーズ編】

■ベリーズ・シティ
・フィリップ・S・W・ゴールドソン国際空港~スイングブリッジ 町の中心(?)のスイング・ブリッジまで、タクシーで約20分、US$25(約2,800円)。
・スイング・ブリッジ~ムニシパル空港 タクシーで約10分、10ベリーズドル(約550円)。
・San Pedro Belize Express Water Taxi社の桟橋→Novelo'sバスターミナル タクシー(?)で約5分、12ベリーズドル(約660円)。荷物が出てこなくて時間を食い、タクシーが出払ってしまい、選択の余地がなかった。ぼられた気がする。
・Novelo'sバスターミナル~スイングブリッジ タクシーで3~5分、7ベリーズドル(約390円)。
・ブルーホール遊覧飛行 ムニシパル空港から出発する、所要50分弱のフライト。Tsunami Adventure社を通じて日本から事前に予約。US$200(約23,000円)で、うちUS$42はデポジットとして事前に支払い、残りを現地で現金で支払う。
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ベリーズ・シティのNovelo'sバスターミナル

■キー・カーカー
・ベリーズ・シティ~キー・カーカー 2社がフェリーを運航。スイング・ブリッジ近くに桟橋があるのはOcean Ferry Belize社。到着日の朝、スイング・ブリッジ近くを歩いていたら、もう一社のSan Pedro Belize Express Water Taxi社の客引きが割引券をくれたのでこちらを利用。割引券を使うと往復27ベリーズドル(約1,500円)。通常はおそらく30ベリーズドル(約1,700円)。所要45~50分。
・ブルーホール・シュノーケリング・ツアー 6時半出発、帰着は16時半と聞いていたが、実際は15時50分頃。ブルーホール、ハーフムーン・キー、アクアリウムの3か所でシュノーケリングする。船上で食べる簡単な朝食と、ハーフムーン・キーで食べる昼食付き。キー・カーカーのツアー会社で手配し、器具レンタル込みで350ベリーズドル(約19,000円)。25ベリーズドルをデポジットとしてツアー会社で支払い、残りは当日に船のスタッフに支払う。

■サン・イグナシオ
・ベリーズシティ~サン・イグナシオ 急行バスだと所要約2時間10分、10ベリーズドル(約550円)。普通バスだと2時間20分、9ベリーズドル(約500円)。以下のサイトに時刻表が載っている。この通りかどうかは相当疑わしいが、頻度はそんなに間違っていないと思われる。
https://www.belmopanonline.com/belize-bus-schedules
・カラコル遺跡ツアー サン・イグナシオを7時発、Rio Frio Cave、カラコル遺跡、Rio On Poolsとめぐり、17時10分帰着。Mayawalk Tour社催行で、同社サイトからネットで予約。US$97.85(約11,000円)。最少催行人数は2名。

■ベリーズ・シティ→カンクン
・メキシコのADO社がバスを運行。バカラル、トゥルム、プラヤ・デル・カルメン、カンクン空港を経由して、カンクン市内のバスターミナルへ。毎日11時発及び19時半発。
・ただし1月1日は昼便、夜便とも運休
・昼便は11時発、カンクン着22時40分。ベリーズとメキシコには時差があり、所要10時間40分。
・カンクンまでは112ベリーズドル(約6,200円)、のはずだが57米ドル払っていた。微妙につり銭をごまかされた)。
・スイング・ブリッジ近くのOcean Ferry Belize社のフェリー乗り場の売店でチケットを売っている。が、ここは代理店のようで、バスが出発するのはここではなく、治安の悪い地帯の中にあるNovelo'sバスターミナル。バスターミナル内の「ADO」と書かれた売店で、代理店で渡された紙を渡すとチケットと引き換えられる。
・チケット購入時、メキシコ国内のバス代として、730メキシコペソ(約4,200円)の現金が渡される。しかし実際は712メキシコペソで、しかもクレジットカードが使用可能。またベリーズ出国税が40ベリーズドル必要と言われ、両替をさせられた(米ドルで支払えるか否かは不明)
・出発30分前にはバスターミナルでチェックインするよう言われた。

■通貨
ベリーズの通貨はベリーズ・ドルで、2ベリーズ・ドル=1米ドルの固定レート。ベリーズでは米ドルも良く普及しており、またわかりやすいレートでもあることもあり、米ドルとベリーズドルを混ぜて使うこともできるし、米ドルで払ったらベリーズ・ドルでおつりがくることもあった。

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2018年2月12日 (月)

ベリーズ・キューバ旅行(10)ロサンゼルス→成田

1月7日
起きてすぐトイレ。空港が近いだけに、朝5時台でもうひっきりなしに離発着があり、防音がろくにされていないのか、すさまじくうるさい。6時発の空港行シャトルサービスで5分ほどで空港に到着。自動チェックイン機に「チケットを印刷できない」と告げられ、仕方なく有人カウンターの行列に並び直し。やれやれ。

そして8時発予定のデルタ航空シアトル行に搭乗。7時45分頃、機内でアナウンス。フラップの故障でこの機体は飛べない。全員降りろと。それは困る。シアトルで55分の乗り継ぎ時間で成田行きに乗る予定なのだ。どう考えても間に合わなくなるではないか。ゲートのデルタ職員に聞いても「情報が何もない」の一点張り。詳しくはデルタのラウンジのカウンターで聞けと言うので行くと、9時出発に変更になったと告げられる。そして成田行きには乗れると主張される。本当なのかと疑うと、ではこのチケットはキャンセルしていいのかと穏やかに逆切れされる。それは困る。結局そのまま。
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空港とは長居すべきところではない。特にここは。【ロサンゼルス国際空港】

と、デルタからメールが来ている。ANAのロサンゼルス発成田行きに振り替え手続き中とのこと。確認をしに先ほどのカウンターへ行くと、下の階のサービスカウンターに行けと雑な説明。しかし、そんなものは見つからない。もう一つ下の階のことかもしれないと思い、1フロア下に行き、居合わせたカートのドライバーに聞くと、親切かつ具体的に説明してくれる。デルタの職員も見習っていただきたい。

そして言われたとおりに行くと、あった。が、行列。シアトル行きが遅れて困っている人はほかにもいる。そして、もめているようで一人一人の対応に時間がかかっている。なのにカウンターは二人のみ。ANAのターミナルを調べると、トム・ブラッドレー国際ターミナル。ANA便の出発時刻も迫っている。そして搭乗登場時刻もゲートもわからない状態。

ANAの出発1時間前となり、そろそろ搭乗開始なのではないかという時刻になってようやく自分の番が来た。そして不愛想に告げられる。ここでは発券できない、トム・ブラッドレーに行けと。無駄待ち。

急いでターミナル間連絡バス乗り場へ走り、トム・ブラッドレー国際ターミナルへ。まずもってANAのゲートを知りたいが、モニターがない。とりあえず上のフロアへ駆けあがる。モニター発見。10時45分発のはずが12時10分発に変更との表示。ともかくなるべく速足でゲートに向かう。運の悪いことに、ゲートはターミナルの一番端。

7分ほど歩き続け(広いターミナルは考え物)、ようやくゲートに到着。が、誰もいない。20分ほど待ってやっとスタッフが来た。日本人らしく物腰柔らかい態度だが、結局はここでは手続きできないのでラウンジのカウンターに行けと。ええ、行きますとも、どこまでも。

ラウンジでは、お前は会員ではないから入れないとひと悶着あった後、10時45分、ようやく搭乗券発券。ANA便の出発が遅れているとのことで、ミールクーポン20ドル分をいただく。腹がごろごろなので、和食の店へ。みそ汁がうまい。

そして12時45分、ANAで成田へ。機内でも何度もトイレへ。

1月8日
16時半に成田に到着。またトイレ。不安だったので検疫で相談。結論は心配なし。正露丸ではなく、整腸剤を飲みなさいとのアドバイス。とりあえずほっとした。

そして――預けた荷物が出てこない。デルタのシアトル行きに荷物を載せてしまったのだ。ANAのスタッフに調べてもらうと、現在シアトルにあるとのこと。人間と違って荷物は振り替えられないらしい。ではシアトルからの便が着くまで待とうと思ったら、今日ではなく、明日のシアトル発成田行きのデルタ便で運ばれてくるとのこと。確かに、人間が乗り継げないと思って便を変えてもらったのだから、荷物が今日の成田行きに乗れるはずがない。スタッフが手慣れた様子で自宅配送の手配をする。やれやれ。

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2018年2月 9日 (金)

ベリーズ・キューバ旅行(9)ハバナ

1月6日
起床後すぐ下痢。今日どうするか悩むがとりあえず外へ。宿近くのラファエル通りでホットサンドイッチを買ってみたが、焼けているのはパンだけ。中身は火が通っていない。これはまずいのではないか。

で、改めてセントラル広場前の高級ホテル内のレストランへ。入ると別世界。ビュッフェ形式で20CUC(約2,300円)と値段も別世界。キューバらしさゼロ。腹に負担の少なそうなものを少しずつ食べる。そしてホテルでも下痢。

8時45分頃、外へ。あいにくの雨。ここからタクシーに乗車。ドライバーは30年前、日本で働いたことがあるというおじいさん。車もトヨタ製。7分ほどでモロ要塞に到着。が、なんとオープンは10時という(「歩き方」には8時半とあったのだが)。仕方なく要塞の周辺を歩き、対岸の旧市街の写真を撮る。雨に加え、風も強い。カメラを構えるだけで一仕事。

先ほどのタクシーに待ってもらって、続いて革命博物館へ。ここも10時オープン(「歩き方」には9時半とあったが)。久々に「歩き方は嘘だらけ」の餌食に。30分ほど待って中へ。が、チケット購入の行列でさらに15分。建物内には立派なドームと階段があり、キューバ革命前の大統領宮殿だった時代を彷彿とさせる。

展示は革命時のゲリラ戦と、その後の国づくりが写真と解説(英語付き)で語られる。印象的なのは米国というかCIAがウイルスを持ち込んだ(それも作物、家畜、人間と対象が多様)とか、旅客機を撃ち落としたとかいう話。本当かどうかわからないが、事実ならすさまじい。CIAがキューバの歴史の陰の主役かもしれない。そして共産党は革命の後に設立される。米国の反革命の動きがキューバを当時のソ連陣営に追いやったという構図。

1時間ほど見学した後、預けた荷物をピックアップして外へ。――と、外にカストロらがメキシコからキューバに上陸する際に使ったヨット「グランマ号」の展示の標識が。そちらに行くと、居丈高な兵士(女性)が立っていて、カバンを預けろと命令。だったら博物館の展示とグランマ号の間にクロークを設けないでほしい。人間工学無視の革命博物館。そして軍人が威張っているような国はろくな国ではない。

しぶしぶクロークに戻って荷物を預けようとすると、チケットを出せと警備員らしいのに言われる。いや、チケットは最初に館内に入るときに回収されました。と、スペイン語で伝えることができずひと悶着。察しのいいクローク係が手助けてくれて、何とか預ける。

苦労してみたグランマ号はきれいに修復されており、こうなると単なる金持ちの大型クルーザーにしか見えない。しかもガラスケースで覆われた建物内に収納され、中には入れないようになっている。革命の象徴として重要なのはわかるが、これはいかがなものか。ほかの社会主義国と違い、革命のリーダーが長生きし、かつカストロは個人崇拝を禁じたようなので、遺体というか墓を革命のシンボルにできず、人ではなく「モノ」を聖地にしたということなのだろうが。

その後、15分ほどかけて旧市街を歩き、宿へ戻る。小汚いやさぐれた雰囲気の街を、カメラをぶら下げて歩ける幸せ。だが腹が。
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雨上がりの旧市街【ハバナ】

宿についてトイレに駆け込んだ後、チェックアウト。呼んでもらっていたタクシーで30分ほどで空港へ。今日もタクシーはLADA。空港でもトイレへ。出国審査では受付台に小さな「G」がはい出してきて、ドン引き。セキュリティエリアに入ってトイレ。首都の国際空港のトイレには便座を設置してほしい。

思えば昼飯抜き。腹が壊れていても腹は減る。そして14時40分頃のアエロメヒコ航空で1時間弱でメキシコ・カンクンへ。到着、そして入国後すぐにトイレへ。腹は相変わらず痛いが、もう出るものがなくなってきた様子。

さて、ここはターミナル2。次に乗るデルタ航空はどのターミナルから出るのか。客引きしてきたタクシードライバーによるとターミナル3だという。ここから10ブロック程離れているから乗って行けと。いやいや無料のシャトルバスがあるからいいです。短距離でも地道に稼ごうとする姿にはちょっと感心。

シャトルバス乗り場に着くが、次のバスがいつ来るかわからない。ターミナル3まで徒歩5分との表示があるので、歩くことに。これが失敗。体調が悪い時に体力を使うべきではない。5分では着かなかった気がするし。晴れ渡る空に爽やかな気候で、元気な時なら気持ちいいはずだが。

さて、デルタ航空のゲートへ。搭乗の際、チケットが再発券され、席が移動。それはいいのだが、荷物のタグをそれが貼ってあった元のチケットもろとも回収されてしまう。タグを返してくれと言うと、だったら古い搭乗券も持っていけばいいだろ的な感じで、こちらのことを見向きもせずに、券を押し付けられる。前の券を持っていたら混乱のもとになるだろうに。タグを貼り直すのは面倒だし、そんなに暇ではない、忙しい私を邪魔するなということか。どうもこの会社のスタッフは日本でも米国でも、そしてメキシコでも、自分最優先に行動して、客に不快感を与える。会社自体が自社の利益最優先という自己本位な政策や政治圧力を取る会社なので、むべなるかな。

20時25分にデルタ航空ロサンゼルス行きが離陸。5時間近いフライトなのに、国内線扱いらしく、食事とアルコールは有料。毛布も積んでいない。サービスはLCC並み(いやLCC以下)、値段はFSCのハイブリッド・キャリアの面目躍如。そして機内でもトイレへ何度も。

22時20分(カンクン時間25時20分)、ロサンゼルスに着陸。延々と歩かされた上に、さらにバスに乗ってターミナルへ行くという展開。その間にトイレなし。出国後にようやくトイレ。23時半、やっと外へ。今夜の宿は空港近くのモーテルを予約。予約サイトには無料のシャトルバスがあるとあったので、ホテルのシャトルバス乗り場で待つ。が、そのモーテル名を表示したバスは一向に来ない。

早く休みたいので、金はかかるがタクシーで行こうとタクシー乗り場へ。ホテル名と住所を示すと、不機嫌な顔になって、そこは近すぎる、シャトルバスで行けと乗車拒否。なんということでしょう。カンクンのドライバーの爪のアカでも煎じて飲ませたい。しかし仕方ないので、再びバス乗り場へ。相変わらず来ないので、ホテル名を大きく表示していないシャトルバスの運転手に聞いてみると、このバスは行かない、そこで待っていろという。ホテルに電話すると、なんとシャトルバスはホテルから空港までだけで、空港からはないという。タクシーで来いと。なんだ、その詐欺みたいな(というかそのもの)やり口は。

タクシーには乗車拒否されたと告げると、法令に違反するので、そんなことするはずないという。改めてタクシー乗り場へ。今度のドライバーも不機嫌顔に一変したが、説明は丁寧で、最低料金15ドル、空港使用料(?)4ドルで、(チップ込みで?)最低20ドル(約2,300円)は払ってもらうと。別のドライバーに聞くと、やはり乗車拒否され、どうしても乗りたいなら20ドル払ってみろと挑発される。そんな攻撃的になるのはなぜだ。

歩いていくというアイデアもよぎったが、キューバのように治安がいいわけではないだろうし、体調不良の折、ともかく乗っていくしかない。払うといって乗車。5分強でモーテルに到着。クレジットカードで払うと言うと、大きなため息。チップをゼロにしてやろうとも思ったが、大人げないので、1ドルつけて20ドル支払い。思わずこっちもため息。

部屋に入り、すぐにトイレ、またトイレ。寒いので温風ヒーターをつけるが、カビとホコリをまき散らしている感じで、すぐに切る。浴室には髪の毛。一見、きれいにしているが、よく見るといろいろと小汚い。これで100ドルプラスタクシー代20ドル。ぼったくり。

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2018年2月 6日 (火)

ベリーズ・キューバ旅行(8)トリニダー、ハバナ

1月5日
宿で朝食。パンとフルーツと飲み物のみ。食欲がわかない。そしてなんとなく腹に違和感。そして、食後、下痢。それも何度も。思い当たる節はある。昨日はマンゴージュース、モヒート、ダイキリと3度も氷入りを口にした。あるいはベリーズで何度か食べた屋台飯の影響が今更出たか。

それでも9時20分ごろ、宿を出る。市立博物館はクローズと言われる。昨日に続いてロマンティコ博物館も開いていない。マヨール広場に面したグアムアヤ考古学博物館へ。旧・中・新石器時代の展示と16世紀以降の植民地時代の展示。

いったん宿に戻り、トイレへ。そして再び街歩き。腹に響くので恐る恐るゆっくり歩く。坂を下って下の方へ。こちらもコロニアル建築が残るが、観光客は少なく、庶民の街。中心部は石畳の道だが、こちらはアスファルト舗装。そして見事にカフェの類がなくなる。民家から普通に音楽が流れてくる。やはり音楽好きが多いのか。観光用ではない馬車が普通に走り回り、「馬車注意」の道路標識まである。

中心部に近づいてカフェで休憩。再び歩くとまた腹が。直射日光、冷たい風、石畳の衝撃、いずれも腹に響く気がする。12時20分ごろ、マヨール広場へ。サンマルティン教会が開いているので入る。真っ白な内装に木製の正面祭壇が印象的。
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学校帰りだろうか【トリニダー】

昼食は広場に面したレストランで。「Matajibaro」を注文。バナナをつぶしてつくったコロッケ状のもので、ポークのミンチが入っている。うまいが淡泊。18世紀につくられた建物で、内装や調度もクラッシックな感じ。窓からサンマルティン教会を望めるが、逆に道行く人もこちらを覗いてゆく。犬にも覗かれた。何が目的なのか。

宿に戻ってチェックアウトして、バスターミナルへ。ここも周囲に売店の類がなく、水一本買えない。地元の人に聞いたら、売っているというところへ連れて行ってもらったが、そこはレストランのようで、1.5リットルしかない。断念。

14時半発のViazul社バスに乗車。出てすぐにガソリンスタンドに入って15分弱停車。その後は順調に進む。車内にトイレがあって一安心と思ったら、鍵がかかっている。壊れているのだろう。これは我慢するしかない。道は凸凹でよく揺れる。そして冷房がきつく寒い。

18時頃、海沿いを走っていると夕日が見える。汚い窓越しに写真を撮ってみる。18時半ごろ、昨日と同じサービスエリアのような場所で休憩。テレビで国内の野球中継を流している。そしてそのあとは街灯のないまっすぐな夜道をひたすら走り続ける。

20時50分頃、ハバナのバスターミナルに到着。タクシーの客引きに乗っかる。正規のタクシーではないようだ。車は旧ソ連のLADA。エンジン音が軽く、ゴーカートに乗っているような感じ。宿の近くに着いたものの、宿の建物が見つからず、ドライバーに一緒に探してもらう。客引きしているときは横柄だったが、こういうときは親切なのがキューバの人たち。何とか見つける。

そして宿に入って・・・下痢。やれやれ。しかし夕食は食べなければならない。周辺の店は衛生面が不安なので、外国人向けの店が多そうな中心部のオビスポ通りのバー兼レストランで焼き魚を。2階にある店でオビスポ通りを眺められるバルコニーの席に通されるが、寒いだけ。若いスタッフがカメラに興味を示し、写真を撮らせてくれと。案の定、ブレブレの写真ばかりだったが。ここも音楽付き。

食後、夜道を通って宿へ。宿周辺は街灯も少ないが、そこそこ人通りはあり、危ない感じがあまりしない。ちょっとわびしい旧市街を夜も歩ける、それもまたこの国の魅力。

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2018年2月 3日 (土)

ベリーズ・キューバ旅行(7)トリニダー

1月4日
5時15分に起床。6時にタクシーを呼ぶよう、前夜、宿に頼んでいたのだが、宿の人がコーヒーをいれてきてくれた。とても濃い。うれしい。次の宿からも場所についての返信が来た。WiFiにつながる宿の中で返事を見れてよかった。

6時5分前にタクシーが来たとの連絡。慌てて出発。これがいけなかった。15分ほど走ったところで、スマホを充電したまま宿に忘れてきたことに気づく。戻ってもらい、再び取って返し、6時40分頃にバスターミナルに到着。予約していたバスは7時発。出発1時間前にチェックインせよとのことだったが、何とか間に合った。

7時にバスが出発。まだ暗い中、何やら黒っぽい虫が窓のカーテンを上っていくのが見える。カメムシか、それとも。そして早くも涼しくなってきた。中南米によくある冷房が強力なバス。コートを着込む。

9時ごろに休憩所に到着。10分後に出発とのこと。多くのバスが停まり、大勢の外国人で賑わう。が、食べ物を売る場所が2か所だけ。いずれも黒山の人だかり。これでは10分では到底買えない。出発したバスターミナルには売店など一切なかった。そもそも社会主義のこの国で早朝から営業している店などない。朝食は前日に準備しておくべきだった。失敗。そして結局、バスは20分以上たって出発。粘って朝食を手にした人が車内で食べている。失敗。

バスはハバナ市街から外へ出てからはひたすら一直線の道を進む。そして11時35分頃、シエンフエゴスに到着。フランスの影響を受けたコロニアル建築の街。世界遺産にも登録。車窓を見るだけで十分か。社会主義なアパートも立ち並ぶ。

そして13時5分頃トリニダーに到着。サトウキビや奴隷貿易で栄えた時代の建物が残る街。宿(今日もキューバの民宿、「カサ・パルティクラル」)に荷物を置いて街歩きに出発。カラフルなコロニアル建築の街並みが広がる。これはすごいかもしれないと早くも思う。

まずは両替をしに銀行へ(これもコロニアル建築)。続いてバー兼レストラン(これもコロニアル建築)で昼食。「カフェ・クバーノ」とフライドライス。前者はスプマ(泡)のないエスプレッソとの説明。今朝、宿で出してもらったのもこれだ。

食後、中心部方面へ向かって街歩き再開。間違って革命博物館に入ってしまう。スペイン語の解説によるキューバ革命時の各種展示。中庭があり、米軍の傭兵が送り込んだ舟などが。鐘楼があるので上る。山が見える一方で、海岸も見える。もともと海沿いにあった町が、海賊対策のために山側に作られたのが今のトリニダーの町。そんな歴史を物語る。

20分ほど見学した後、街の中心、マヨール広場へ。広場に面したサンティシマ教会とロマンティコ博物館はともにクローズ。広場あたりから革命博物館を望む構図は、キューバの硬貨(CUC(互換ペソ)の25セント)のデザインに使われている、トリニダーの代表的な景観。
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路地と革命博物館【トリニダー】

広場からさらに歩く。広場周辺は外国人向けのバー兼レストランと土産屋だらけ。そんなある種洗練された街並みも美しいが、広場から少し離れ、地元の人々の生活感の漂うちょっと小汚いエリアもまた魅力的。気の向くまま歩くが、曲がり角に来るたびに、どっちに進んだらよいか(どっちも魅力的)、迷ってしまう。家々のドアは開け放されていることも多く、家の中もよく見える。路上にはくつろぐ老若男女、そして犬。

マヨール広場に戻る。疲れたのでバーへ。「ナチュラル・フルーツ・ジュース」とあるので、何があるかと聞いたらマンゴーのみと。まあそれでよいのだが。その場でシェイク。ドロッと甘く、おいしい。暑くて疲れたときはこれが一番。が、氷が入っていた。大丈夫か。

16時35分ごろ、建築博物館へ。丁寧な解説が付されているがすべてスペイン語。扉の衣装とか、瓦とか鍵とか、マニアックな内容。続いて広場より山の上の方にあるエリアへ。コロニアルな建築はなくなり、レンガを積み上げただけの簡素な家々が多くなる。空に夕焼けが。少しずつ降りていき、再びマヨール広場へ。夕日がちょうど見えた。

生音が聞こえてきたのでバーに入る。が、注文していている間に演奏終了。だんだんと気温が下がり、涼しいというか寒くなってきた中で、キューバ産ラムを使ったモヒートを飲む。こちらも氷入り。

バンドマンが一人また一人店を出ていくので、こちらも店を出る。マヨール広場近くを歩いていると、アフリカ系の音楽が聞こえてるので敷地内へ。前の方でコーラス隊とリズム隊による演奏中。さらに何やら複雑なリズムに合わせて男女のダンサーが躍る。だんだんとテンポが上がり、盛り上がってくる。座っていた客も立ち上がって踊りだす。そのうちの一人なのか、店のダンサーなのかよくわからないが、女性が前の方に登場して激しく踊りだす。拍手喝采。音楽、そしてダンスがさらに盛り上がり、、、とすごい展開。ちょっと感動。テーブルもあり、飲み食いもできるようだったが、演奏の終わりとともに店を出てしまったので金は払わずじまい。

周辺をうろうろし、オープンエアでないレストランへ入る。冷えたので、トマトベースのスープ、そしてポークステーキ。美味。満腹。隣のレストランから生演奏が聞こえてくる。

すっかり日の落ちた街を歩く。音に誘われ、バーへ。ギター、マラカス、ドラム、そして拍子木のような楽器(クラベスというものか)、そしてフルートという編成。クラベスを叩かせてもらうが、全然きれいな音が鳴らない。チップを要求されたので、外国人が使う互換ペソ(CUC)ではなく、一般国民が使う人民ペソ(CUP)を渡そうとすると、CUCで払うよう強く求められる。

それはまあよいのだが、楽器を演奏しているときとうって変わったあまりに傲岸不遜な態度に嫌悪感を催す。CUCを渡して、すぐ外へ。と、店の方で何やら騒いでいる。店員が追いかけてきた。バーで飲んだフローズン・ダイキリ(これまたラムのカクテル)の代金を払うのを忘れていた。失敗。

宿に帰ると、宿の女主人と娘(たぶん)、そして客のスペイン人女性3人組が、姦しく夕食中。食事は済ませてきたというと、宿の息子(たぶん)がラムをストレートで出してくれる。うまい。わざわざ氷やらなにやら色々混ぜたカクテルとして飲む必要がない気がしてきた。

周囲は深夜になっても音楽が鳴り響き続ける。ビーチでも何でもなく、建物がコロニアルなだけの住宅街で、深夜まで大音響の音楽を続けるというのはいかがなものだろうか。リゾートの在り方を考えてしまう。そしてWifiはなぜか深夜になってようやくつながった。

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2018年1月31日 (水)

ベリーズ・キューバ旅行(6)ハバナ

1月3日
朝5時25分に宿をチェックアウト。なぜかバナナとヨーグルト(スプーンなし)をくれた。どうもずれている。10分ほど歩いてバスターミナルへ。邪魔なのでバナナとヨーグルトをとっとと食べる。そして6時発のADO社バスで6時半に空港に到着。今日、利用するインテルジェット社のチェックインカウンターへ。行列の最後尾にスタッフがいて、キューバのツーリストカードを売っている。

ツーリストカードはキューバ入国の際に必要となるもので、本当は日本国内の大使館で入手したかったのだが、大使館に行ったらすでにクリスマス休暇に入っていて、入手できずにいた。しかし、ここカンクンでは簡単に入手することができた。しかもスタッフが記入までしてくれるサービス付き。

そして8時50分離陸のメキシコのLCC、インテルジェットで9時40分頃にキューバの首都、ハバナに着陸(メキシコとキューバには時差はない)。10時10分頃に外へ。ATMでお金をおろせず、行列に並んで両替。そして10時35分頃にタクシーに乗車。噂通り、米国製クラシック・カーが走り回る。さらにLADAなど旧ソ連製の車も普通に走る。もちろん、新しい車(米国メーカーではなく、ヨーロッパか日・韓・中国メーカー)も走る。加えて馬車も走る。

タクシーは革命広場を通過。高さ109mのホセ・マルティ記念博物館が見えたのでカメラを構えたところ、広場をぐるっと回ってくれる。有名なゲバラの肖像のある内務省は小汚い建物。後日、夜に通った際はしっかりライトアップされていた。

タクシーはコロニアルな建物だがうらびれた感じの、いかにも中南米の中心地といった市街へ。そして30分ほどでそんな旧市街にある宿に到着。キューバはホテルの値段が高かったので、「カサ・パルティクラル」という民泊というか民宿を予約した。昔からある制度のようだが、今ではエアーB&Bで予約できるので便利。先方は英語を話さないが、慣れた手つきでgoogle翻訳を操作してコミュニケーション。部屋はまだ清掃中だったので、荷物だけ置いて外へ。

周囲はコロニアルな感じだが小汚く、でも治安は悪くなくて生活感があって程よく活気のある通り。歩いているだけで楽しい。20分ほど歩き、旧国会議事堂(カピトリオ)へ。米国連邦議会議事堂をモデルにしたとされる白亜の建物。大きくて立派だが、装飾は少なく、割と地味。それよりも隣にある装飾過多な建物が気になる。行ってみると、アリシア・アロンソ・ハバナ大劇場というバレエ(旧ソ連の影響なのか)の劇場の建物。せっかくなのでガイドツアーに参加して中へ。

1838年建造だが、2013~14年に修復したとのことで、割と新しい感じ。入口近くの大階段や、3階の大ホールはなかなか見事。バレエの写真やなぜか現代アートの展示も。1時間ほどのツアーで、中南米で一番という説明が盛んに入る。しかしキューバらしさはあまり感じない。1時間かける価値はないと感じる。時間節約のため、劇場併設のレストランで昼食。生演奏付きだが、バレエとは全く関係のない、バイオリン、ギター、コンガ(?)のトリオ。

食後、街歩き再開。セントラル公園を抜けて、ヘミングウェイゆかりのバー・フロリディータへ。入ると大盛況。鎮座するヘミングウェイ像と記念撮影するツーリストが引きも切らない。記念撮影ではなく店内の写真だけ撮ってすぐ退散。続いて最も観光客が集まるオビスポ通りへ。確かに人通りは多いが、あまり面白くない。が、横に伸びる路地は魅力的で、ふらふらとそっちへ。東へ進むとますます良い路地が次々と現れる。カラフルなコロニアル風建築の中に、時々装飾過多な教会や宮殿風の建物が混ざる。魅力的な路地がたくさんあって、どっちに向かったらいいか、迷いながら歩く。
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カラフルな建物にクラシック・カー【ハバナ旧市街】

14時50分頃にピエハ広場に到着。太陽がさしてきた。スペインのようだ。さらにふらつき、オフィシオ通りを歩き、15時15分ごろ、サンフランシスコ教会へ。太い柱のある中庭が印象的。その後、オフィシオ通り沿いのカフェで一休み。エスプレッソはいまいちだが、トイレを借りると、素敵な中庭が見える。地中海様式という感じ。これもスペインの影響なのか。

15時40分頃にアルマス広場に到着。広場は十字型に区切られ、緑が生い茂る。イスラム庭園(というかペルシア庭園?)の影響を受けたスペインの様式という感じか。背の高いヤシの木が空へと伸びているのがキューバらしいところか。次いで広場に面したプエルサ要塞へ。1階は博物館だが、解説はすべてスペイン語でよくわからない。大砲に帆船の模型と、ハプスブルグ帝国の自慢大会の風情。スタッフが強引にこちらの写真を撮って、チップを要求してくるので、丁重にお断り。そんなことで金を稼げると思ったら大間違い。資本主義をなめないでもらいたい。上に上がると海とその向こうの別の要塞が見える。

20分弱で出て、続いてカテドラル広場へ。カテドラルは外観が素晴らしく、ぜひ中に入りたいと思ったが、入り口が見つからない。クローズだったよう。カテドラルの向かいのプラザコロニアル博物館へ。こちらも中庭が十字に区切られ、高い2本のヤシの木が伸びる。展示は多いのだが、解説はスペイン語なうえ、展示の文脈がわからず。こちらでもスタッフが勝手にガイドしたうえでチップを要求。断ると大笑いされる。何なんだ。

疲れたのでオープンテラスのレストランで、カフェ・アメリカーノで一休み。全部飲み切る気がしない程度の味。店員のがらも悪い。さらに歩き、17時40分に海岸沿いのマレコン通りへ。しかし風強く、波高く、車道より海側にある歩道は時折波をかぶって歩行不能状態。そこまで海に近づかなくても波しぶきが激しく吹き付けてきて、目も開けられない。いったん、内陸側の道を西へ進み、再びマレコン通りへ出る。そのあたりでは波除けがあって波が道路に届かないようになっている。それでも長居はできない。

その後、宿近くのレストランへ行くが予約でいっぱい。もう一軒のレストランに行くと、上なら開いているかもしれないと言われる。上がっていくと、そこはルーフトップのバー。一見おしゃれなのだが、別にライトアップしているわけでもない街を夜見下ろしてもちっとも面白くない。しかも強風が吹きつけている。が、そこしか席はない。ここでキューバリブレ(ラムとコーラとライムジュースのカクテル)とロブスターをいただく。付け合わせのライス(おそらくコングリという、豆と脂を炊き込んだご飯)ともどもうまかったが、大変に上品な盛り付けであった。風に加えて、雨も吹き付けてきたので、早々と退散。

夜中になって、翌日の宿の位置が実はわからないことに気づく。Air B&B経由で場所を尋ねるメッセージを送る。が、Wifi環境に恵まれていないキューバにおいては、次にいつネットにつながるのか、全くわからない(この宿ではつながったが)。返事を見れるのかどうか怪しいところ。ダメもとの問い合わせ。

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2018年1月28日 (日)

ベリーズ・キューバ旅行(5)ベリーズ・シティ→カンクン

1月2日
起床後、外へ出て食べ物屋を探す。リージェント通りのクロック・タワー近くの立ち売りの店でタコスを買い、宿へ戻る。フロントでコーヒーを無料で提供しているので、それをもらって部屋で朝食。タコスはペースト状の豆、牛ひき肉、チーズ、ケチャップ入りで、互いに引き立て合う絶妙な味わい。

食後、コーヒー片手に川を望むテラスへ。別の客がやっていたので、真似してみた。大した景色ではないし、川の水ははっきり言って汚いが、朝の光を浴び、風を受けて、時折通るボートや漁船を眺めるのはちょっとしたリゾート気分。リバーサイド・ゲストハウス。

9時ごろに宿を出て、近くの郵便局へ。そして5分強でベリーズ博物館へ。「1857年に奴隷たちの手で建造された」とのプレート付き。館内ではWifiが使えるので、いろいろ調べながら見学。便利。
Belize_city
木造のコロニアルな感じの郵便局【ベリーズ・シティ】

まずはマヤ文明の遺跡について。マヤでは翡翠が重要だったとのことで、旧大陸の金のような扱いと感じる。主要産地は今のグアテマラのホンジュラスとの国境近くで、それがマヤ全体に流通していたようだ。そのほか、塩や石材、綿やカカオなど様々なものが流通していたという。マヤ文明の歴史は都市国家間の争いばかりが語られる印象があったが、当然ながらその間で交易も行なわれていたわけである。そのほか、昨日ガイドから受けた説明の意味をここで知ったことがいくつか。自分のペースで回れる博物館は重要。

さらに、スペイン、そして英国の植民地支配と、それに対するマヤの人々の抵抗の歴史の展示、黒人奴隷の歴史の展示も興味深い。アフリカでのこの手の施設ではヨーロッパそしてアフリカの人々(黒人は加害者側でもある)によるひどい歴史を糾弾するトーンになりがちだが、ここではそれだけでは済まない。現在、この地に住む黒人の血を引く人々の存在を否定するわけにはいかないからだ。だから、黒人奴隷たちの組織的な抵抗とそれが鎮圧された歴史、それにその後の言語や音楽などの文化的な影響なども説明される。

1時間ほど見学した後、宿に戻り、タクシーでNuvelo'sバスターミナルへ。そして11時発のメキシコADO社のカンクン行きのバスに乗車。市街を抜けるとしばらくベリーズ川沿いを走る。昨日、この川の上流をみている。植民地時代、山間部から切り出されたマホガニーなどの材木は川で海まで運ばれたという。その後はサトウキビ畑や牧場、森林といった車窓を眺めながらベリーズ国内を北上。

13時50分頃、サンタエレナに到着。バスを降りてベリーズの出国手続きを行って、14時35分に出発。5分弱でチェトマル(こっちの町の名もサンタエレナかも)に到着。ここで再びバスを降りて(今度は預けた荷物も持って)メキシコへの入国手続きを。そして、ベリーズ時間15時半、メキシコ時間で16時半にバスは出発。30分ほどでバカラルに到着。ここでメキシコ国内分のバスチケットを改めて買う。後で調べたらここはビーチ・リゾートらしく、チケット売り場周辺も土産物屋が集まり、ちょっとした賑わい。40分ほど停車して出発。

その後もバスは北上を続け、22時40分頃、カンクンのバスターミナルに到着。この時間で夕食場所を探すのは困難と判断し、ターミナル内のファーストフード店で夕食を調達。翌朝のバスの時刻を確認して、今日の宿へ23時過ぎに到着。

宿はシーツも枕もタオルも白ではなく色付き。清潔さに自信のない宿の特徴。案の定、シーツも枕も黄ばんでシミができている。シャワーは生臭くて水圧が弱くて冷水のみ。排水溝にはゴミ。Wifiは弱すぎてメールも読めない。そういう宿。

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2018年1月25日 (木)

ベリーズ・キューバ旅行(4)カラコル遺跡、ベリーズ・シティ

2018年1月1日
宿近くの広場に出ていた屋台でトルティーヤにひき肉やら玉ねぎやらを載せて焼いたものを買ってきて朝食。そして7時発のカラコル遺跡ツアーに参加。車内でガイドは延々と話し続ける。彼はマヤ系のマヤモパン族と白人の混血(メスティーソ)で、母語はスペイン語。マヤ系の言語は祖母は話していたが、母親は聞くことはできたが話していなかったとのこと。父親はグアテマラ出身で、子供たちはグアテマラの学校に行っている(小学校は英語教育のあるベリーズが良いが、それ以上は教育レベルとコストの見合いでグアテマラやメキシコの学校の方に行く方がよいとのこと)。いろいろ興味深い。

さて1時間40分ほどでRio Frio Caveに到着。石灰岩が削られ、花崗岩が残ることによってできた洞窟。トンネル状に向こう側に抜けていて、その下を川が流れる。中に入ると鍾乳石のようなものが垂れ下がったり、あるいは岩に付着していたりして、独特の様相。一方川岸は砂がたまり、ビーチ状になっている。そして洞窟周辺は鬱蒼とした密林。

30分ほど見学した後、10分強走り、セキュリティ・チェックポイントへ。グアテマラ川から盗賊(?)が来て活動しているので、軍のエスコートが付くという。ここを9時半、遺跡を14時に出るというスケジュールらしい。が、エスコートはもう出発してしまったようで、9時半ちょっと前にエスコートなしに出発。そんなことでよいのか。1時間ほど凸凹道を走る。ガイドは遺跡に関する大事なことを説明している気がするが、寝不足がたたり、半分ぐらい寝てしまう。

10時半にカラコル遺跡に到着。マヤ古典期に栄え、カラクルム(現在のメキシコ領内)と同盟を組んでティカルを破ったこともあるという都市国家の遺跡。まずは中産階級の住居跡。墓もその中にある。密林の中にある遺跡なので、ハキリアリやセイバの木(マヤの人々にとって宇宙の象徴と考えられたという、聖なる木)、木の根に巣をつくる小さなハチなども解説してくれる。

樹木の向こうにベリーズで一番高いという高さ43mの「カーナ神殿(天空の神殿)」が見える。期待が膨らむ。カーナ神殿前は同神殿を含む3つのピラミッド状の建物に囲まれた広場になっている。これはすごい。それぞれの建物にはマヤ独特のデザインによるレリーフが。ベリーズでは遺跡の貴重なレリーフを守るために、ファイバーグラス性のニセモノで覆うという保存手法を取っている。ここもよくできたレリーフはみなニセモノ。ただ風合いは本物風で、言われないとわからない。
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天空の神殿が見えてきた【カラコル遺跡】

カーナ神殿に昇る。足首が筋肉痛であることに気づかされる。シュノーケルの後に遺跡に上るものではない。頂上部分にも広場が設けられていて、そこもやはり3つの建物に囲まれた構造となっている。そしてこの高さを越えて木が伸びている。かつては遺跡全体を覆っていたという。そして降りるときは、上り以上にしんどいのであった。

続いて4つの建物に囲まれた広場のある「グループA」。ここでは天体観測が行われたという。横に長い建物には木材のまぐさ(横材)が残り、「木製まぐさ神殿」と呼ばれている。続いて、球戯場。観客はどこにいたのか、とツアー客から質問。観客は王ぐらいしかいなかった、スポーツというよりセレモニーだから、との回答。

その後、発掘された柱や貯水池跡などを見学し、1時間45分ほどで終了。発掘はまだ10%ぐらいしか終わっていないとのこと。早く発掘が進んでほしいが、予算不足のようで、貴重な柱などが野ざらし(一応屋根はついていたが)になっていたのが残念。

13時50分過ぎにまたも軍のエスコートなしに出発。完全に寝る。15時過ぎにセキュリティ・チェックポイントを過ぎ、ちょっと進んだあたりで路上に立ち尽くす女性2人を発見。ガイドが声をかけると、どうやら車のバッテリーが上がったよう。ということで、コードで2台の車のバッテリーをつないでバッテリーを充電。こういうシーン、実際に見るのは初めてかもしれない。無事、先方の車のエンジンがかかった。人のいいガイド。車は両方、トヨタ製。

その後、10分ほど走り、Rio On Poolsというところに。川の流れの途中で滝やプール状になったものが連続し、川岸に石畳上になっていて、地元の人たちがピクニックと水遊びに来ている。15時50分ごろ出発、この後もひたすら寝て、17時10分頃にサン・イグナシオに帰着。帰りは寝てしまったが、いろいろなことをよく知っていたガイドであった。チップをはずむ。

「ウェルカム・センター」の前にあるバス停留所で、ベリーズ・シティ行きのバスを待つ。タクシー・ドライバーから、今日は祝日だ、バスはいつ来るかわからない、タクシーに乗っていけと声がかかる。確かにそうだが、バスを待っている客が他にもいるので一緒に待つ。なんと、Wifiが使える。一方で公衆便所には鍵がかかっていて使えない。

17時半ごろ、バスが来た。行きのバスとは一転、非常に年代物のバスで、とてもローカル。こまめに停まっていくので時間もかかる。冷房はないが、風が入ってきて気持ちいい。ということで、ここでも居眠り。激しく舟をこいでいたらしく、頭を窓枠にしたたかにぶつけた。痛い。

19時50分ごろ、ベリーズ・シティのNovelo'sバスターミナルに到着。タクシーは少ない。客引きされた車はドアを修理中(外れたドアをたたいている)。しかし他に選択肢がないので、それに乗る。ドアが取り付けられ、3分ほどで町の中心、スイング・ブリッジ近くに到着。ゲストハウスの名を伝えると、ドライバーがいやに丁寧に場所を教えてくれる。昨日に続いて、今日もBooking.comの地図が間違っていたので助かった。

ゲストハウスのスタッフに食事できる場所を教えてもらうが、道を間違え、元の道を引き返してきたところで、自称「ホームレス」の若い女性に遭遇。割としつこく、最後は腕をつかまれた。スタイルがよく、きれいめなワンピースを着ていて、ホームレスに全く見えなかったのだが、見かけは関係ないのか。

ゲストハウスのスタッフに助けてもらい、改めて紹介された店に行くも、クローズ。ゲストハウスに戻るとスタッフは親切で、空いている店を探そうと、あちこち電話してくれたが、いずれもクローズ。面倒になって適当に歩いて探すからよいと申し出ると、危ないからとピシャリ。結局、出前をしてくれる店や知人に電話してくれて、ようやく営業している中華料理店を探し出してくれた。

その後、1時間ほど待ち、食事にありついたのは22時近く。それでも食べられるだけありがたい。ほかの店が開いていなくて中華料理に世話になったのは何度目だろうか。べちゃっとしたチョウメン(焼きそば)だったが、エビはぷりぷり、野菜もたっぷり。ありがたや。

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2018年1月22日 (月)

ベリーズ・キューバ旅行(3)ブルーホール、ハーフムーン・キー、ロング・キー、キー・カーカー、サン・イグナシオ

12月31日
今日はブルーホール・シュノーケリングツアー。6時半出発だから6時に桟橋で待てと言われたので、6時15分頃に桟橋へ。少し朝焼けを見る。カモメに混ざってグンカンドリのような鳥が飛んでいる。

結局、船は6時55分頃に出発。乗船時にサンダルを脱いで裸足になれと言われる。外洋へと進み、よく揺れる船上で、一切のリスクは承知した、何があっても訴えません、みたいなことがA4にびっしり細かい字で書かれている紙に署名させられる。読んでいたら気持ち悪くなってきた。まともに読ませない工夫か。

9時10分頃、ブルーホールに着いたと言われる。もちろん、船から見てもそこがブルーホールかどうかはわからないが。ここでシュノーケリング。こんな外洋に飛び込むのは初めて。グラス越しに下を覗くと、当然ながら海底がものすごく下に見える。このまま沈んだらどうなるのだろうと恐怖を感じる。それでも美しい海を堪能しながら泳いでいたが、段々激しく疲れてきた。ガイドが先導し、それに客がついていく仕組みなのだが、その動きについていけない。とにかく見失わないよう必死。ここではぐれたら・・・末恐ろしい。しかも途中でグラスに水が入り、マスクにも水が入るようになってきた。苦しい、はぐれたくない、でも写真も撮りたい、景色もよく見たい。そんな葛藤の繰り返し。

10時ぐらいに船に上がる。もう息も絶え絶え。船に上がるとき、ガイドがもぐってフィン(足ひれ)を脱がせてくれる。フィンをつけたまま梯子を上がったりするのは難しいからなのだが、なんかかっこいい。

船は青い海をさらに進み、30分ほどでハーフムーン・キーという島に上陸。島内を10分ほど歩いて、船を係留したところと反対側のビーチへ。ここから二度目のシュノーケリング開始。のっけからもがいていたら、不審に思ったガイドが何かトラブルかと戻ってきた。――マスクのくわえ方を修正される。どうりで苦しかったわけだ。これで他の人に追いつけるようになると、今度は泳ぎ方も間違っていたと気づかされる。今まではばちゃばちゃと力任せにしていたが、足はゆっくり優雅に動かすものらしい。これでずいぶん楽に動けるようになった。

今回は浅瀬で明るいこともあり、前回よりもさらに魚がよく見える。群れも時々やってくる。これは楽しい。より浅いところに近づくと流れが速くなり自分の体がコントロールしにくくなる。そして時々足がつりそうになるのが怖い。

11時15分ぐらいに陸に上がる。ここはトイレもあり、またちょっとした博物館コーナーもある。どうやらここも世界遺産「ベリーズ珊瑚礁保護区」の一部。白い砂、青い空と海、椰子の木と実。水と砂は本当にきれい。ここで豆入りライスの昼食。

12時50分頃、出港。そして13時15分ぐらいに海上で止まり、ここで3度目のシュノーケリング。ガイドにここは何というところかと聞くとAquarium(水族館)との回答。冗談で言っているのかと思ったが、あとで調べるとロング・キーという島の近くでAquariumと呼ばれているスポットのよう。さて3度目ともなると慣れてきて楽しい。そして看板に偽りなしでやけに魚が泳いでいる。餌でも撒いているのだろうか。何やら黄色い塊が浮いていると思ったら、パイナップルの食べかすだった。後で船から餌になると言っていろいろ投げ捨てていたので、そうした人間の食べ残しであろう。透明度も少し下がってしまった。それでも魚が泳ぎまわる中でのシュノーケリングが本当に楽しく、いつまでも続けていたい気分。
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サンゴ礁に魚【ロング・キー"Aquarium"】

が、カメラのバッテリーも切れた。そろそろ潮時のよう。13時50分ごろ、船へ上がる。今度はフィンを脱がせてくれるサービスがないので、自分で脱ぐ。変な姿勢になるため、足がつりそうになり、何度もやり直す羽目に。

その後、縦揺れの激しい移動。それでも眠くて、、、落ちた。

15時50分頃、キー・カーカーに帰着。16時半戻りと聞いていたのでずいぶん早くに戻った。ぬかるんだ白砂の上を歩いて足を滑らせる。尻餅を回避しようと片手で不自然に受け身を取ったが、その結果カバンが砂まみれに。

金を下ろそうとATMに行くがなぜかエラー(ロサンゼルスでは問題なくおろせたのだが)。泊まった宿によってトイレを借りた後(親切)、島の北端のパブリック・ビーチへ。観光客と地元客が混在。大晦日ということで、あちこちでニューイヤー・パーティの看板がかかり、レゲエ風の音楽が流れる。DJがわざわざビーチ上でお皿を回している店も。

17時発のフェリーは7分ほど遅れて出発。立ち席もでる混雑ぶり。夕日が見える。2017年最後の夕日。写真を撮っていたら、それに触発されたのか周りの地元客もスマホで撮り始めた。自慢げに見せてくれたが、インスタ映えしそうな良い写真。

日も沈むと船内で舟をこぎ、何度も地元客にぶつかりながら、18時ちょっと前にベリーズ・シティに到着。実は朝、荷物を桟橋に預けていたのだが、船から荷物が出てこない。まさかこんな小さなフェリーというかボートでロスト・バゲージとは、と思ったら、前のボートで荷物は先に着いていた。

そしてタクシーで5分ほどでNovelo'sバスターミナルへ。ドライバーにどこへ行くのかと聞かれ、サン・イグナシオだというと、次は22時発だ、今日は日曜だから、タクシーならサン・イグナシオまで〇〇ドル(数字は忘れた)、と売り込みが。しかし、バスターミナルに入ると、サン・イグナシオに停まるベンケ・ビエホ行きのエクスプレスバスが目の前に。想定外の大型でまともなバス。もっとぼろいバスと思っていたのだが(それは翌日乗ることになる)。

こうして18時半発のSilva Busline社の「ベンケ・ビエホ・エクスプレス」に乗車。寒いぐらいに冷房が。それでも寝る。20時40分にサン・イグナシオに到着。客引きしに来たタクシー運転手に今夜の宿の方向性を教えてもらう。が、見つからない。「地球の歩き方」の地図と、予約したサイトで表示された地図、両方の場所に行ってみたが宿はない。地図アプリで調べると、ご丁寧にその間違った場所が2か所とも表示される。

予約したサイトの説明文を頼りに探すとようやく見つかる。地図を載せている意味がない。おかげで、20分弱、人気の少ない道を歩き回る羽目になった。しかもようやくたどり着いた宿は民泊というか民宿風で、最初は本当に予約客なのかと疑われ、不愉快な待遇を受ける。

宿をはじめとしていくつかの家はクリスマスのイルミネーションが輝いている。そういえば以前訪れたグアテマラのキリグアもこんな感じだった。宿の人に食堂の集まっているエリアを教えてもらう。大晦日の夜のためか、多くの人が集まり盛況。そのうちの一軒で、フエダイの切り身のグリル。美味。パイナップルのスムージーを頼んだら、食後にきた。デザート扱いなのか。パイナップルというよりココナッツミルクの味の方が強かったが。

ここはグアテマラ国境まで車で30~40分の町。ベリーズは英語が公用語だが、ここではスペイン語を話す人が多い印象。新年が近づくにつれ、爆竹の音が方々で鳴る。そして午前0時をまわると教会の鐘やサイレン、そしてあちらこちらから打ち上げ花火が。どこからか音楽も鳴り響く。それでも明日は早いので就寝を試みる。結局、4時ごろまで周りではどんちゃんやっていた気がする。

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2018年1月19日 (金)

ベリーズ・キューバ旅行(2)ベリーズ・シティ、ブルー・ホール、キー・カーカー

12月30日
1時15分離陸のデルタ航空はご丁寧に食事つき。そして寝苦しい夜。4時間15分ほどのフライトで7時半ごろに中米の小国、ベリーズの旧首都、ベリーズ・シティのフィリップ・S・W・ゴールドソン国際空港に着陸。熱帯の湿気。

7時50分ごろ、タクシーに乗車。ベリーズ博物館で時間をつぶす計画だったが、今日は土曜だから休みだとドライバーに言われる。「歩き方」で確認したが同様の記述。20分ほどで町の中心、スイング・ブリッジに到着。財布から金を出すと、財布は出さず、金はポケットに入れておけとドライバーに忠告される。そういう町なのか?

近くのバス・チケット売り場へ。1月1日にメキシコのトゥルム行き夜行バスを買おうと思ったのだが、元旦は国境を超えるバスはないと言われる。またもニューイヤーに仕事をしない中南米のバスにやられた。そうなるかもしれないとは思っていたが、具体的な代替策を考えていなかった。これから検討せねば。とりあえずクイーンズ通りを歩いて食事場所を探す。なんとなくのんびりした町。

土曜の朝のためか、ほとんどの店が開いていない。結局、「歩き方」掲載の食堂へ。小麦のトルティーヤ、オムレツ、そして黒(茶色)い豆。これこそ中米の食事。コーヒーはとてもアメリカン。天井でファンがまわり涼しく、落ち着く。地元の人も食事している。ここで代替案を検討。

食後、クイーンズ通りを少し進み、ベリーズ博物館が開いていないことを確かめる。この辺りは、ややコロニアルな感じの建物が残る。スイング・ブリッジに戻り、続いてアルバータ通りへ。こちらも商店街だが、銀行なども並ぶ。"Hindu Temple"とある建物の隣には、マリア像が立つ建物が。道行く人はアフリカ系黒人の血を引く人が多いか(黒人も、クレオール(黒人と欧州系白人の混血)もガリフナ(黒人とカリブ海の諸島の先住民族であるアラワク族の混血)もいるはずだが、見た目では区別できない)。ただ、メスティーソ(白人と先住民族(インディオ)の混血)っぽい人も多いし、中国系っぽい人もいる。そんな町。

10時35分頃、セント・ジョンズ・カテドラルへ。英国植民地時代の教会。人が集まっているので入っていいのか一応尋ねると、「どうぞ」というので入ると――入口に老爺のご遺体が。葬式ということか。ラフな格好の人ばかりだが、正装っぽい格好の人も数人。建物の中は明るく、木材が使われ、天井にはファンがまわり、開け放した窓から風が吹き抜けていく。南国の教会といった趣。

続いてリージェント通りを歩く。11時ごろ、クロック・タワー(裁判所)へ。1924年の建造。工事中のようだが、少し入ってみる。職人っぽい親父に「ジャーナリスト?」と聞かれる。カメラをぶら下げていたからか。出ようとすると、座っていた中年女性に出て行けと手で指図される。やはり工事中だったのか。目の前はバトルフィールド・パークという名前の広場になっていて、割とシンボリックな感じ。

11時15分頃、スイング・ブリッジのたもとのフェリー乗り場兼バス・チケット売り場へ。1月2日のバスチケットを購入することにした。が、売り場の親父に「10分待ってくれ」「もう10分待ってくれ」「後10分待ってくれ」と待たされ続ける。どうせ時間が余っているからいいのだが、めちゃくちゃマイペース。

ようやくバス・チケットを入手し、12時過ぎにタクシーに乗車し、10分ほどでムニシパル飛行場へ。13時半発のブルー・ホールの遊覧飛行を事前に予約していたのだ。航空会社のオフィスを兼ねる建物が建っていて、それがターミナル。建物内には売店も食堂もない。昼食を食べたいのでスタッフに聞くと、別の建物の裏に停まっている車に行けという。屋台のようなものがあるのかと思っていくと、普通のワゴン車が。訝しみながら訪ねると、車の後ろに料理が積み込んであった。どうやら航空会社のスタッフ向けの商売のよう。ここで豆入りライスと魚のフライを。

なぜか1時間以上遅れてセスナによる遊覧飛行へ。いくつかサンゴ礁を越えてゆく。上空からだと大きさの感覚がさっぱりわからない。そしていよいよブルー・ホール上空へ。直径300m以上、深さ約120mの海中鍾乳洞で、周囲が浅く明るい青色であるのに対して、そこだけ深く濃い青。まさに青い穴。思ったよりも小さく感じるが、その青をじっと見つめているとどこまでも底深いようで、怖くなってくるほど。
Blue_hole
窓越しの写真なのが少し残念【ブルー・ホール】

セスナはブルー・ホールの上空を右に左にと旋回。十分堪能させてくれた後、さらに離れたサンゴ礁にある難破船の上を飛んだあと、戻る。帰りは思わずうとうと。結局、約50分のフライト。

タクシーで、サン・ペドロ・ベリーズ・エクスプレス社の乗り場へ。大型ボートで45分弱で(その間、ほとんど寝ていた)、離れ小島のキー・カーカーへ。いかにもリゾート地という風情。地面は白い砂で、舗装されておらず、自動車ではなくゴルフ・カートが走り回っている。

宿にチェックインした後、夕焼けを少し見て、それから明日のシュノーケリング・ツアーを予約。夕食はガイドブック掲載のレストランへ。店の前にロブスターが並ぶ。それを選べるのかと思ったら、そうではなくて値段により大きさが決まる仕組み。この国のビール「Belikin」とロブスター、蒸した(?)キャッサバ、フライドライスの夕食。どれもおいしく、ロブスターはもっと大きいのにすればよかったと思ったほど。

宿の前の店ではずっとロックの演奏中。カントリー・ロックといった感じか。プリンスのパープル・レインなど演奏しておりかっこいい。そしてその大音響の中、あっさり就寝。2日以上、布団(ベッド)の上で寝ていなかったのだ。

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2018年1月16日 (火)

ベリーズ・キューバ旅行(1)ロサンゼルス

2017年12月29日(金)
羽田へ。今回搭乗するデルタ航空のチェックインは機械4台のみで、当然行列が。アプリでチェックインを試みるが、散々入力させられた挙句、最後にオンラインではチェックできないとの通告が表示。バカにしてる。仕方なく行列へ。ずっと待ってそろそろお鉢が回ってくるという段になって、隣のベトナム航空のカウンターにある機械でもチェックインできるとデルタのスタッフに告げられる。そういうことはなぜもっと早く言わない。しかもその機械ではベトナム航空のチェックインはできないというおまけつき。いったい、何の罠なのか。乗る前からもう二度と乗るまいと思わせる芸当ができる不思議な会社。

その後セキュリティエリア内へ。予想通りバカ高いホットサンドイッチとコーヒー(コーヒーはうまかったが、サンドイッチはレンジでチンして載せるだけ、といった風情)。16時40分頃、デルタ航空離陸。機内食のチキンは、この会社のためにわざわざ作ったのではないかと思うほどパサパサ。

あまり眠れずに9時間半ほどのフライトで朝9時過ぎにロサンゼルス国際空港に着陸。「予定より早く着いたのでゲートがふさがっている」との言い訳アナウンスが。10時になってようやく降機。そして10時25分頃にようやく外へ。到着はトム・ブラッドレー国際線ターミナル。次に向かうベリーズ・シティ行きの便はターミナル2か3と思い(案内はない)、移動。出発フロアにはチェックイン機と有人カウンターしかない貧相なターミナル。ロッカーの場所を聞いたら、ないと言われる。

それならチェックインして荷物を預けようと思ったが、それは12時以降しかできないと言われる。それなら昼食でも取って時間をつぶそうと思ったが、食事場所がない。出発フロアに上がってもスターバックスぐらいしかない。結局、トム・ブラッドレーに戻り、しかしそこにも売店とコンビニとカフェ・スタンドしかないので、カフェ・スタンドで予想通りバカ高いホットサンドイッチとカフェオレの昼食。

12時を過ぎ、やっとチェックインして荷物を預け、身軽になっていざ、ロサンゼルス観光へ。まず地下鉄駅へ向かおうと、無料シャトルバス「LAX Shuttle」に乗車。が、様子が変。15分ほどで駐車場に到着。ここが終着のよう。字幕を見ると「Employee Lot」。従業員用ということか。ドライバーに聞くと、「グリーンライン」と表示したバスに乗れとのこと。LAX Shuttleにそんな種類があると思っていなかった。失敗。

別のバスで10分ほどでターミナルに戻り、15分待ち、ようやく「グリーンライン」と表示したLAX Shuttleが。やれやれ。これで安心と思い、車内でうとうとしていると、「グリーンライン」という声が聞こえる(気がした)。顔を上げると大きな荷物を持った人が降りている。慌てて続く。が、荷物の人は待っていたバンに乗って消えてしまった。周りはホテルや貨物の集荷場のような感じ。地図アプリで現在地を確かめる。やはり途中で降りてしまったよう。失敗。歩くしかない。

車の往来は激しいが、ほとんど人が歩いていないエリアをひたすら歩く。ちょうど滑走路の端にあたり、頻繁に離着陸する飛行機が頭上を通る。その手のマニアなら垂涎スポットなのかもしれない。と思いつつ35分ほど歩いてようやくメトロ・グリーンラインのAviation/LAX駅に到着。空港方面へ向かう線路の基盤が工事中というか作りかけのまま雨ざらしになっている。早く空港まで作ってほしい。

14時過ぎ、グリーンラインに乗車。地下鉄ではなく、高速道路沿いを走る。15分弱でウィローブルック駅に到着。ここでメトロ・ブルーラインに乗り換え。今度は地面を走り、市街に近づくと道路を走っているようで、LRTの雰囲気。30分で7thストリート/メトロセンター駅に到着。続いてメトロ・レッドラインへ。こちらは完全に地下鉄。と思ったら、間違って同じ路線を走るパープルラインに乗っていた。次の駅で降りでレッドラインに乗って、15分弱でハリウッド/バイン駅に15時20分頃到着。駅の天井がオープンリールで埋め尽くされているようなデザイン。さすが映画の都。

地上へ出ると、雰囲気のあるパンテーン劇場が見える。ここから足元のウォーク・オブ・フェイム(名前が書いてあるだけなのに、つい見てしまう)を見ながらハリウッドの街歩き。有名なハリウッド・サインも遠くに見える。車も人もたくさん行き交うが、低層で古臭い建物が多く、また、シャッターの閉まった店も多く、どことなくわびしい感じ。

16時過ぎにはハリウッド・ハイランドという巨大ショッピングモールのあたりに。ここはハリウッドの中心。観光客と地元客とでものすごい人混みで、世界的観光地といった雰囲気。モールに組み込まれているドルビー・シアター、チャイニーズ・シアターのあたりは特に賑わう。チャイニーズ・シアター前の手形・足形にはドナルドダックやスターウォーズのR2-D2とC-3POもあって面白い。路上には歌う人、踊る人、粘土で立体の似顔絵を描く人、スプレーアートを描く人などがいて、それぞれのパフォーマンスに人だかりができている。アメコミやディズニーキャラクターのコスプレ―ヤーもうろつく。完成度が高い人もいれば、そうでもない人も。本人は楽しいのだろう。

モール内には象などの巨大モニュメントが。一体これはなんだと思ったら、D・W・グリフィス監督の大作映画「イントレランス」の古代バビロンの巨大セットがモチーフとのこと。食事場所を探してモール内外をうろつく。手ごろな店がなかなか見つからない。夕暮れから夜景になってきた。結局、モール内で、自分で食材を好きなだけ選んで、それで焼きそばかチャーハンがつくられて、食材の重さで課金されるという店へ。大容量の米国レストラン界にあってはありがたい仕組み。味はファーストフード。
Marilyn_monroe_in_hollywood
マリリン・モンロー撤収中【ハリウッド】

18時25分頃にハリウッド/ハイランド駅発のメトロ・レッドラインで7thストリート/メトロセンター駅へ。そしてメトロ・ブルーラインに乗ったつもりが、サンタモニカ行きと表示されていることに気づく。メトロ・エキスポラインに乗っていた。今回はブルーラインと分岐する駅を過ぎてから気づいたので、降りて、分岐駅に戻るエキスポラインに乗り、さらにブルーライン、グリーンライン、LAX Shuttleと乗り継ぎ、20時15分頃にようやく空港に到着。眠くて各車内で何度も落ちた。

後は狭いターミナル内でひたすら待つ。本を読みながら途中で落ちるほど眠い。ただいま23時40分、日本時間16時40分。羽田離陸から24時間が経過した。しかもこの後もしばらくはろくに眠れないのであった。

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2018年1月13日 (土)

お犬様(12)アヌラーダプラ(スリランカ)

スリランカの古都、アヌラーダプラのルワンウェリ・サーヤ大塔にて。
Dog_and_coins_in_anuradhapura
賽銭とともに。【アヌラーダプラ】

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2018年1月10日 (水)

お犬様(11)ラグーナ・コロラダ付近(ボリビア)

ボリビアの赤い湖、ラグーナ・コロラダを遠くに臨む宿の近くにて。
Dog_in_the_village_near_laguna_colo
陽の当たる場所【ラグーナ・コロラダ付近】

日暮れ時。間もなく2009年が終わろうとしていた。

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2018年1月 7日 (日)

お犬様(10)平遥(中国)

雨に濡れる城塞都市、平遥。石畳の上を飛ぶように走ってきたのは。
Dog_in_ping_yao
何に向かって走っているのかはわからなかった【平遥】

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2018年1月 4日 (木)

お犬様(9)キージ島(ロシア)

木造教会で知られるロシア・カレリア地方のキージ島。島内の木造の建物をひとしきり巡り、港へ戻る道すがら。きれいに整備されたボードウォークでくつろぐ一匹が。
Dog_in_kizhi
奥にはプレオブラジェンスキー教会【キージ島】

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2018年1月 1日 (月)

お犬様(8)イースター島(チリ)

イースター島の海の見えるレストランで夕食をとっていると。
Dog_in_easter_island
犬と水平線【イースター島】

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2017年12月29日 (金)

お犬様(7)サントリーニ島(ギリシャ)

景色は最高、人間は最低だった、ギリシャの観光島、サントリーニ。

犬はどうだろうか。
Dogs_in_santolini_island
土産屋前でくつろぐ犬たち【イア(サントリーニ島)】

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