2018年5月19日 (土)

オーストリア旅行(4)ヴァッハウ渓谷(ザンクト・ペルテン、メルク、デュルンシュタイン)

5月2日
6時半過ぎにチェックアウト。眠い。空気がひんやりしている。まずはザンクト・ペルテンの街歩き。英国婦人協会はピンクの宮殿風ファサードが美しい。その裏手の市庁舎広場へ。何かの記念柱がある。さらにうろうろし、大聖堂へ。入口を見つけるのに苦労し(大聖堂前広場から入れたのだが、広場が工事中で入口を見つけられなかった)、裏手に回って中庭からようやく入ると、ミサの最中。お呼びでない雰囲気で足を踏み入れることなく扉をそっと閉める。が、ちらっと見えた内装はとてもよさそう。かなり躊躇したが恐る恐る中へ。そしてもう一回出て、広場から改めて入り直したところでミサが終了。重厚感もあり美しい。

駅前から伸びる商店街、クレムサー・ガッセには、ユーゲントシュティール(世紀末様式)の絵が壁に描かれた建物が。その近くによさげなペイストリー屋があったので、ここで朝食を調達。駅のロッカーに荷を預けて、8時5分過ぎ発のREX(快速)ウィーン西行きに乗車。
車窓にはいい感じの丘陵や畑が広がり、パンもおいしくいただく。いい朝だ。検察が来た。最初の行き先であるメルク行きの切符を見せる。――方向が逆だと言われる。ということで、15分ほどでKirchstettenという駅で下車。乗り間違えたことは車掌から駅員に引き継がれ、駅員がメルクまでの乗り換え案内を印刷して持ってきてくれた。親切。今日のスケジュールを組み立てなおす。やれやれ。

8時40分過ぎ発のREXでザンクト・ペルテンへ。そして9時5分過ぎ発のREX、Amstten行きに乗車。15分程でメルクに到着。いい感じのハウプト通り、ラートハウス広場を通って、世界遺産にもなっているメルクの修道院へ。10時からドイツ語ツアー、10時55分から英語ツアーとのこと。10時のツアーにすると言うと、怪訝そうに「ドイツ語が分からないのに?」と念を押される。ご親切に。どうせ英語もろくにわからないので、どちらでもよい。
修道院の建物はほとんどが18世紀にバロック様式に改築されたもの。テラスからはドナウ(の支流)と旧市街を望む美しい眺め。「大理石の間」は、本物の大理石と、漆喰で描いたニセ大理石を併用しているという(触って確かめさせられた)。図書館は木に漆喰で金の装飾をしていて、落ち着いていてかつ豪華。そして付属協会は金、大理石(こちらもホンモノ及びニセモノ)の茶色、そして天井を埋め尽くす絵は白が基調で、採光もよいこともあって非常に明るくかつ重厚。イタリアやマルタ、そしてメキシコを除けば今までみた教会のなかで最高かもしれない。巨大すぎず、ちょうどよいサイズ感なのかもしれない。美しく、荘厳で、天使でも降ってきそうだ。釣り込まれて神を信じるようになるのもわからなくもない。

12時のミサが始まる前に退散し、つまらないフランス式庭園を見た後、修道院付属のレストランへ。地元の白ワイン(ここヴァッハウ渓谷はワインの産地)とオーブンで焼いたローストポークのようなものをいただく。まあ、まあまあ。ちょっと街を歩いた後、ハウプト広場にたどり着いたところで、中国人観光客が上に向かってカメラを構えている。何だろうと見てみると、修道院の全景が見える。そこでその近くのホテル兼レストランで、修道院を仰ぎ見ながらメランジェ(泡立てたミルクを入れたコーヒー)を。

その後、13時50分過ぎ発の遊覧船でドナウ河下り。はしけのような船が時折通る。シェーンビュール城、アックシュタイン城、シュピッツの街、そして街の周りに広がるブドウ畑などを眺める。15時ごろ、デュルンシュタインにて下船。まずは川に面した修道院教会へ。メルクの修道院付属協会を小ぶりにして簡素にした感じ。これも良い。大理石は使わず、木を多用しているよう。

その後は十字軍の時代にイングランドのリチャード獅子心王が幽閉されていたというケーンリンガー城跡を目指す。息を切らしながら登る。途中の展望テラスからは緩やかに曲線を描いて流れるドナウ河の絵葉書のような眺め。ただの河と街とブドウ畑と森なのに、なぜにこれほど美しいのか。
Durnstein
青くはないが美しきドナウ【デュルンシュタイン】

休み休みしながら、35分ほどで城跡の一番上へ。天然の岩山を利用した砦のような感じ。その後、30分弱かけて下へ。膝が笑う。そして暑い。レストランのようなところに入って、地元の白ワインをいただく。チェイサー(水)もついてくるが、これまた冷たくて美味。

街をしばらくうろついた後、17時半過ぎ発の遊覧船へ。20分でクレムスに到着。朝、電車を間違えた影響で、この街を観光する余裕がなくなった。スマホの地図アプリに従って、よく整備された歩道・自転車道を早歩きして駅へ。18時25分発のザンクト・ペルテン行き列車に何とか間に合った。眠いし足首が痛い。

列車は7分遅れでザンクト・ペルテンに到着。走る。19時2分発のレイルジェットに乗りたかった。が、間に合わず。今日も到着が夜遅くになりそうなので、エキナカのスーパーでサンドイッチ、ドーナツなどを調達。19時半過ぎのウィーン中央駅行きレイルジェットに乗車。車内のレストランカーでコーヒーを注文。わびしい夕食と思いきや、割と美味。

ウィーン中央駅に20時5分過ぎに到着。そして20時15分過ぎ発のREXで21時25分ちょっと前にスロバキアの首都、ブラチスラバの中央駅に到着。オーストリアと比べると駅前はややすさんだ印象。トラム乗り場が見つからないが、駅前でたむろしている人々に尋ねる気がしない。うろうろして、何とか乗り場がエスカレータで降りた下にあるのを見つける。

そしてトラムで街中の宿へ移動。やれやれ。

| | コメント (0)

2018年5月16日 (水)

オーストリア旅行(3)オーバートラウン、ハルシュタット

5月1日
朝になると宿にスタッフが来た。ここで朝食。その後バスで「ダッハシュタイン・クリッペンシュタイン・ザイルバーン」(ロープウェー)乗り場へ。ロッカーに荷物を預け、9時半過ぎ発のロープウェーに乗車。5分ほどで中間駅で下車。10分ほど待って別のロープウェーに乗り換え。眼下の湖が美しい。7分ほどで到着。標高2200mとの表示。

雪が積もっているが、舗装されきれいに除雪された遊歩道を進む。松のような低木が地表を覆う。遠くには雪の積もる岩山。岩の灰色、雪の白、松の緑、そして空の青のコントラスト。20分歩いたところで眼下に湖が見えてきた。そして崖から5本の指が張り出すような展望橋「ファイブ・フィンガーズ」が。残念ながら白いガスが出てきて、湖の姿を覆っていく。

20分ほど坂道を上り、別の展望台「Welterbespiale」へ。ここがクリッペンシュタインの頂上、標高2108m。その後10分で元のロープウェーの駅に戻り、2つのロープウェーを乗り継いで11時40分頃に一番下の駅へ。昼食を取りたいところだが何もないのでぼーっと待つ。12時20分発のバスに乗車。車窓のハルシュタット湖が美しい。10分ほどでハルシュタットの街に到着。インフォメーションで荷物を預けようとすると、14時半までだと言われる。ケーブルカーの駅に預けろとのこと。

なにやら煙が出て通行止めになっているような車道のトンネルの出口を見やりながら、ケーブルカーの駅へ。ロッカーに荷物を入れて、ケーブルカーで上へ。湖を望む展望台になっているが、それは後回しで歩いて15分ほど上っていく。紀元前400~800年ごろのハルシュタット時代」の展示などがある。

そしてハルシュタット塩坑の入口に到着。ハルシュタットを含むザルツカンマーグート一帯は岩塩の産地として栄えた地域。ハルシュタットの塩坑は世界最古で現在も操業中。坑内は広く、まずは狭い坑道を中へ中へと歩いていく。そして木製の滑り台を降りて(これのために、全員、用意された上下の上着を着なければならない)、その後は整備された映像やら地底湖の光のショーやらの展示を楽しむという趣向。しかし塩坑の壁や天井に残る岩塩を見たり触ったりということは少ない。さらに長い滑り台を滑り降り、塩漬けにされた男のミイラや木の階段の映像を見せられた後、トロッコ列車に乗って(これが結構速い)、外へ。占めて50分弱。

その後、ケーブルカー駅の上にある「世界遺産展望橋」で湖と山並み、湖畔の小さな街が織りなす、これぞザルツカンマーグートという景色を堪能。展望橋の端の部分では記念撮影の行列ができている。

その後、ケーブルカーで下山。ロッカーから荷物を出そうとすると、6ユーロとの表示。預けるとき2ユーロ入れたはずなので、不審に思って売店の店員に聞くと、なんと1時間2ユーロとのこと。ぼったくり。

立ち食いのハンバーガーで昼食を済ませ(チーズが利いて割とうまい)、湖畔のゼー通りを歩く。湖もいいが、山小屋風の不思議な造形の家屋も興味深い。15分ほどでマルクト広場に到着。山の上の方には滝が見える。あたりはかわいらしい街並み。そこからさらに8分ほど進むと、道路上でカメラを構える人、多数。振り返ると、ハルシュタット湖とマルクト広場に面するルーテル(ルター派)教会などの街並み、という有名な構図が。が、曇っているせいか、いまいち。
Hallstatt
定番【ハルシュタット】

次いで少し上ったところにある、カトリック教会へ。墓地もきれいだし、テラスからの湖と町の眺めも良い。せっかくなので聖堂内へ。中央祭壇が2つ左右に並ぶ珍しいつくり。その後、マルクト広場に戻る。ルーテル教会にもせっかくなので入るが、プロテスタントの教会なので簡素。その後もまちをぶらついた後、ボート乗り場へ。中国人が多いが、日本人、韓国人、さらにはインド系の格好の人もいるし、もちろんヨーロッパ系の人も多く、ロシア語(たぶん)も聞こえてくる。タイ人にも話しかけられた。小さな村だが、国際的観光地。

18時15分過ぎ発のボートに乗って10分ほどで湖対岸のハルシュタット駅へ。そして18時35分発の列車に乗車。ものすごい疲れていることに気づく。眠いし、足は痛い。70分ほどでアットナング・プッハイムに到着。何か食べたいが、駅構内には何もない。駅を出たところにあるバスターミナルで唯一開いていたケバブ屋で今日の夕食を調達。

そして20時10分過ぎ発のウエストバーン鉄道の列車に乗車(線路はオーストリア連邦鉄道と同じだが、運行は別会社)。なんかもうぐったり。80分程でニーダーエスターライヒ州の州都(といっても人口5万人)、ザンクト・ペルテンに到着。10分強、ほぼ無人のホコ天商店街を歩き、今日のホテルにたどり着くも、またも無人。ベルがあるので鳴らし、鍵は開けてもらうが、中には誰もいない。しかも昨日と違って何の説明メモもない(後でメールで連絡が来ていたことに気づいたが)。見回すとドアの近くに部屋の鍵がぶら下がっていて、そこに自分の名前を書いた紙を発見。これか。部屋は空気がこもっていて蒸し暑い。やれやれ。

| | コメント (0)

2018年5月13日 (日)

オーストリア旅行(2)ザルツブルク、オーバートラウン

4月30日
6時半頃ミュンヘン中央駅発のレイルジェット(オーストリア連邦鉄道の高速列車)に乗車。すぐに車窓は緑の畑に家々や林が点在する景色に。突然、教会を中心とした美しい集落が現れたりするので油断できない。7時50分頃にドイツ・オーストリア国境と思しき川を渡り、8時ぐらいにザルツブルク中央駅に到着。涼しい。荷物をロッカーに預けて街歩きスタート。まずはミラベル庭園。映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも登場する、花壇や彫像が美しい庭園だが、曇り空であることもありいまいち。おまけにミラベル宮殿の方も入ってみる。「大理石の間」が公開されているが、こちらも特段のものではない。

南京錠だらけのモーツァルト橋を渡って旧市街へ。まずはこの街が生んだスーパースター、モーツァルトの生家へ。専用アプリをスマホにダウンロードすると、日本語を含む各国語で解説文が読めるという仕掛け。便利だが、気づけばアプリの解説ばかり読んでいる。そもそも生まれた家というだけで何かが残っているわけではないので、展示品は当時の写真やオペラのセットの模型などがメイン。モーツァルト自身だけでなく、その両親や死後のことも解説されており、モーツァルトの死後、妻の努力により彼の名声が拡大し、それに妻の再婚相手が協力、といったあたりはなかなか興味深い。天才は一人で天才になったわけではない、ということか。

朝で人が少ない目抜き通りのゲトライデカッセを歩いて大聖堂へ。でかい(だけ)。続いて隣のレジデンツ、それに大聖堂付属の博物館などを見学。ザルツブルクは大司教が領主を兼ねるという宗教都市国家だったところで、レジデンツは大司教の居城。というか宮殿。宝石まみれの聖具をあまた生み出す宗教の在り方を堪能。大聖堂より歴史のあるサンクト・ペーター教会では、岩壁を穿ってつくったカタコンベを見学。かわいらしい墓地や、装飾過多だがいい雰囲気の聖堂も見学。山の上の城塞を見上げるカピテル広場では黄金の巨大な球体の上におじさんが乗る謎のアート作品が目立つ。後で調べると、ドイツの彫刻家、シュテファン・バルケンホールの「sphaera」という作品。岩壁に置かれた女性像とセットらしいが、そちらには気づかなかった。

ケーブルカーで岩山の上に上がり、11時40分頃、大司教の築いたホーエンザルツブルク城塞へ。ゴシック様式の豪華な「領主の間」などを見学。建物を出るころには晴れてきた。街とは反対側にあるアルプスの山並みが美しい。そうした景色を望むレストランで昼食。プファンドルという、フライパンに肉やらアイアーノッケルン(小麦をゆでた団子状のものを卵でとじて炒めたもの)やらが並ぶ料理。それはいいとして、チップを一セントも出す気がしない低サービスぶり。
Salzburg_from_hohensalzburg_castle
ザルツブルクを一望【ホーエンザルツブルク城塞より】

ケーブルカーで山を下り、今度はメンヒスベルクのエレベーターで再び山の上へ。ここで一気に催してきた。トイレの表示へと向かうが見つからない。腹の痛みをこらえながら右往左往してようやく地味な表示のユニバーサルトイレを発見。そして――下痢。その後エレベータを上がったところにあるテラスから街を望む。晴れたのでよい絵になる。

エレベータで街へ降り、ゲトライデカッセ、大聖堂に近いモーツァルト広場、そして川を渡ってもう一度ミラベル庭園に行って(晴れたので)撮り直しをした後、トロリーバスで中央駅へ。荷物を取ってバス停へ走る。定刻は15時15分だがアジア系高校生(?)が集団で乗車していたおかげで発車が遅れた150番ポストバスに間に合う。ヴォルフガング湖岸では美しい湖と山の景色を楽しめる。が、うとうとしてしまった。16時50分頃にバート・イシュルに到着。

ここから鉄道でハルシュタットに行き、今日の宿にあるオーバートラウンに行こうと待っていると、なんと列車は運休という。17時15分に代行バスに乗車。これでハルシュタットに行けると思ったら、20分ほどでSteeg Gosauという駅で全員降ろされ、今度は列車に乗り換え。車窓はハルシュタット湖が美しい。

17時45分頃にハルシュタット駅に到着。駅はハルシュタットの街とは湖の反対側にあるので、ボートで渡らなければならない。ボートの時刻表を見ると17時半の次は18時50分(これが最終便)。列車が遅れた場合は変わるとも書いてあるが、ボートは一向に来ない。今日はハルシュタットに行くのは諦め、オーバートラウンに直接行くことに変更。オーバートラウンは隣の駅なので次の列車を待つ。この駅は崖と湖に挟まれた、周りになにもない無人駅。湖沿いの遊歩道・自転車道には接続しているが、自動車ではたぶん来れない、いわば陸の孤島。そこに大勢の外国人観光客。

18時20分、突然、客の一人が「今日はもう列車は来ない!」と叫ぶ。パニックに陥る観光客たち。そこにタイミングよくボートが到着。桟橋(というほどのものでもないが)に殺到する外国人たち。が、ボートで街から来た人たちも、列車が来ないのであればここで降りても仕方ない。ボートから降りる最初の客が途中で立ち止まり何やら電話。――電車は来ると分かったらしく、結局全員下船。

さて、どうするか?ここからボートに乗れば対岸のハルシュタットの街に着く。そこからオーバートラウンに行く最終バスは18時45分発。桟橋とバス停は1㎞弱離れているようで、ボートがすぐ出なければ間に合うかどうか微妙。かといって列車が来る保証はない。ハルシュタットは人気の観光地かつ小さな村で、事前に予約しようとしたところ2万円以上の宿しか空いておらず(なのでオーバートラウンに宿を取った)、予約なしで宿がみつかるとは思えない。駅に残って列車が来なければ文字通り駅寝しかなくなる。ハルシュタットに行けばタクシーでオーバートラウンに移動できるかもしれない。が、これだけ大勢の観光客が取り残されているのだから、オーストリア連邦鉄道が何かしら手を打つだろう。多勢に無勢、列車を待つことにする。

――列車が来た。しかし、オーバートラウンとは反対方向。ウィーンやザルツブルクに向かう方向なので、待たされた観光客はみなこの列車に乗り込んでいく。多勢に無勢でなくなった。機関車の方に走り、運転士にオーバートラウンに行きたいと聞くと、次の列車に乗れと言われる(ちなみにここは単線区間)。が、見るとホームに残っている客は誰もいない。迷うが運転士の言葉を信じてホームに残っていると、謎の中年女性が近づいてきて、「この列車がラストトレインだ、これに乗れ」と叫ぶ。オーバートラウンに行きたいと言うと、この列車が行くという。運転士が次の列車に乗れと言ったと説明しても、これがラストだと金切り声。結局、ボートも列車も来ない無人駅に取り残される不安もあったことから、反対方向の列車に乗車。彼女は列車に乗らず、駅に誰も残っていないことを見届けて、どこかへと去って行った。謎。

列車は18時37分に発車。車内放送はドイツ語のみ。それでさえも、周りの中国人観光客の大声の会話にかき消され、駅名すら聞き取れない。列車はさっきも降りたSteeg Gosauでまたも全員を降ろす。代行バス(複数)に殺到する客たち。当然、ウィーン、ザルツブルク方面であろう。オーバートラウン行きはないかと聞くと、まず通常の路線バスはないという。代行バスの運転士の一人が、ここで待っていろと何度も念を押すので仕方なく待っていると、その運転士は自分のバスに乗って(すし詰めの客を乗せて)走り去っていった。

バスはすべて去った。駅に戻り、駅員に聞くと、先ほどの列車を指さしてあれに乗れと言う。しかし、行き先には「バート・イシュル」と書いてある。逆方向じゃないか。そう言っても、あれに乗れと言う。信じられないので、別の駅員にも聞くと、やはりその列車に乗れと言う。19時半発だ、俺を信じろ、とまで言うので、やむを得ず、車内へ。

19時半、突然、車内に表示された行き先表示が変わり、次はオーバートラウンとの表示に。そして1分後、発車。列車は元来た方向へと進み始めた。やれやれ。ハルシュタット駅は通過して、10分弱でオーバートラウン駅に無事到着。予約していた宿へと20分ほど歩く。時折通る車を除けば、鳥の声しか聞こえない。駅前からずっと、開いている店が一つも見つからない。やっと宿に着いたが、人の気配がない。入口に行くと鍵がかかっている。どういうことか。ふと、自分の名前を書いた紙がドアに貼ってあることに気付く。いや、封筒である。はがして開けると、鍵と建物への入り方等を解説した紙が。ロボットなど使わなくてもホテルは無人で運営できるようだ。

さて夕食をとりたい。スマホの地図アプリで検索して10分ほど歩いてたどり着くが、無人。もう1軒へと10分ほど歩くと、そこは開いていた。湖で採れたマス、それにパンとビール。美味しくいただいたが、20ユーロ以上といい値段。周りはスポーツの合宿施設のようで、グラウンドばかりで街灯も何もない夜道。充電切れ間近のスマホを恐る恐る照らしながら15分ほど歩いて宿へ。宿ではWifiが使えない。文句を言おうにもスタッフがいない。ろくでもない。

| | コメント (0)

2018年5月10日 (木)

オーストリア旅行(1)ミュンヘン

2018年4月29日(日)
羽田よりANAにて12時間10分強のフライトでロンドン・ヒースローへ。長距離路線でも恐怖の非リクライニング・シート。ろくに眠れない。

ヒースローで延々と歩いた後、ルフトハンザ航空で1時間15分程のフライトでドイツ・ミュンヘンへ。ここでも延々と歩く。そしてSバーン8号線で中央駅へ。近くの宿にチェックイン。もう23時近いが外へ。カールス門を通って旧市街のノイハウザー通りへ。歩行者天国になっていて、歩いていて気持ちのいい空間。そして街の中心、マリエン広場へ。ネオゴシック様式の新市庁舎が控えめにライトアップされている。
Neues_rathaus_in_munich
マリエン広場に建つ新市庁舎【ミュンヘン】

さて、近くにあるはずの有名ビヤホールを目指すが…見つからない。そうこうしているうちにラスト・オーダーの時刻を過ぎてしまった。諦めて、途中でいい感じのビヤホールを見つけたので、そこに戻ろうとするが…戻れない。さまよっているうちにマリエン広場に戻った。広場にテーブルを出すレストランにしようかとも思ったが、あまりに観光客向けな雰囲気に抵抗を感じる。駅に戻りながらほかの店を探すも、感じのよさそうな店はクローズとの宣告。

結局、旧市街を抜け、駅に近い通りでまだやっているバーのような店に入る。とりあえずビール。ほろ苦くてうまい。そして食事、と思ったら料理は23時に終了したとのこと。そうですか。空腹だがやむを得ない。

道行く人のなかにはムスリムと思しき格好の人が結構いる。そして中央駅近くは風俗店も並ぶ。黒い下着姿で立つ女性の前を、黒いアバヤないしチャドルで全身を覆う女性が通り過ぎていく。そんな街。

| | コメント (0)

2018年5月 7日 (月)

お犬様(24)ヤンゴン(ミャンマー)

ミャンマーの最大都市、ヤンゴンの川沿いの寺の近くにて。そろそろ夕方。
Dog_in_yangon
至高の時【ヤンゴン】

| | コメント (0)

2018年5月 4日 (金)

お犬様(23)トリニダー(キューバ)

世界遺産トリニダーの、街の中心から少し外れたところを歩いていると。
Dogs_in_trinidad
二人仲良く何を見ている【トリニダー】

| | コメント (0)

2018年5月 1日 (火)

お犬様(22)ドゥンドレット(スウェーデン)

スウェーデンの北極圏に位置するまちイェリヴァレの郊外のスキーリゾート、ドゥンドレット。オーロラ鑑賞が目的だったが、昼(といっても17時過ぎで真っ暗)は犬ぞりツアーに参加。ツアーが終わり、走り終わった犬の一部は、雪とじゃれる。
Dogs_in_dundret
寒いと思うのだが、身体が火照っているのか。【ドゥンドレット】

| | コメント (0)

2018年4月28日 (土)

お犬様(21)タンナ島(バヌアツ)

火山で有名なタンナ島。宿のある村で、カスタム・ダンスを見学しようと、宿の主人に連れられて歩いていると。
Dogs_in_tanna_island
宿の犬がいつの間にかついてきた【タンナ島】

| | コメント (0)

2018年4月25日 (水)

お犬様(20)カジュラホ(インド)

朝、カジュラホの東群のジャイナ教の寺院を巡った後の帰り道。
Dogs_at_khajuraho
乳飲み子達【カジュラホ】

| | コメント (0)

2018年4月22日 (日)

お犬様(19)ネムルトダーゥ(トルコ)

ネムルトダーゥにある遺跡の一つ、カラクシュ。コンマゲネ王国時代につくられた陵墓の周りに4本の石柱が立つ。そのうちの一つの根元には。
Dog_at_nemrut_dag
番犬か【ネムルトダーゥ】

| | コメント (0)

2018年4月19日 (木)

お犬様(18)プエルト・イグアス(アルゼンチン)

海外に行くと思いもよらぬところに動物がいて驚くことがある。こちら、アルゼンチンのプエルト・イグアス。ATMコーナーのドアを開けると。
Dog_in_puerto_iguazu
番犬か【プエルト・イグアス】

| | コメント (0)

2018年4月16日 (月)

お犬様(17)シー・サッチャナーライ(タイ)

タイの古都、スコータイの郊外にある、シー・サッチャナーライに近いチャリエンで昼食をとった屋台にて。
Dog_in_si_satchanalai_thailand
熱射病になりそうなぐらい暑い日だったのでね。【シー・サッチャナーライ】

| | コメント (0)

2018年4月13日 (金)

お犬様(16)サンタ・エレナ・デ・ウアイレン(ベネズエラ)

グランサバナツアーの拠点の町、サンタ・エレナ・デ・ウアイレン。ツアー出発の前、ツアー会社の建物だったか、あるいはその近くの家だったか、柵から顔を出す輩が。
Dog_in_santa_elena_de_uairen
何を見ているのか【サンタ・エレナ・デ・ウアイレン】

| | コメント (0)

2018年4月10日 (火)

お犬様(15)パタン(ネパール)

ネパールの古都、パタンはRUDRAVARNA寺院に入ろうとすると。
Dogs_in_patan
二人仲良く門番【パタン】

| | コメント (0)

2018年4月 7日 (土)

お犬様(14)フエ(ベトナム)

ベトナムの古都、フエの街角で。
Dog_in_hue
こっちに気づいたか【フエ】

| | コメント (0)

2018年4月 4日 (水)

お犬様(13)笛吹市(日本)

桃の木の下には。
Dog_in_fuefuki
桃の花の木の下で、君は何を思う。【笛吹】

| | コメント (0)

2018年4月 1日 (日)

躍る人(22)メロウェ

年越しのコンサートが開かれた、スーダンはメロウェのホテルにて。
Dancers_at_merowe
腰を落として手を叩く【メロウェ】

別に凝った動きをしているわけではないが、音楽に合わせてステップを踏み、手を叩く。あるいは、踊る男たちに合わせて音楽が鳴っているのか。

どちらが主役かわからないが、ともかく緩い音楽・舞踏会。

なのだが、スピーカーから大音響が鳴り響き、長居できないほどであった。

| | コメント (0)

2018年3月29日 (木)

旅の飲み物(35)韓国の伝統茶

韓国ではそれほどお茶はポピュラーではないようだが、伝統的に様々なタイプのお茶が飲まれているようで、茶葉以外に柚子、ナツメ、高麗人参などのお茶がある。

そんな様々なお茶を出してくれる、観光客向けのお茶屋へ。
Tea_house_in_seoul
ソウルのどこかの茶屋

出てきたお茶はカラフルで、今風に言えばインスタ映えする。残念ながら写真はインスタ映えしない出来だが。
Korean_tea_at_seoul
どれが何だかよくわからないが、とにかくカラフルな韓国茶 

| | コメント (0)

2018年3月26日 (月)

旅の酒(13)イギリスのビール

日本の居酒屋に相当するであろう、イギリスのパブ。
Pub_in_london
バッキンガム宮殿近くなので、ちょっと洒落た感じだが【ロンドン】

主役はもちろん、ぬるくて苦くてうまいビール。
Beer_at_the_pub_in_london
明るいうちからパブでビール。【ロンドン】 

| | コメント (0)

2018年3月23日 (金)

躍る人(21)クスコ

ペルー旅行はツアーに参加したのだが、ツアー客が複数の飛行機に分かれて移動するということになり、先にクスコについてしまって時間が余るということになり、これ幸い(その時は)とばかりに、街歩きへ。しかし、クスコは高地。高地順応せずに街を歩き回るとどうなるか。

夜はフォルクローレ・ショー付きディナー。しかし、高山病で頭痛が激しく、ショーの途中で退散。残念。
Folclore_show_at_cusco_1
一応写真は残っていた【クスコ】

| | コメント (0)

«奏でる人々(23)トリニダー(キューバ)