2017年11月17日 (金)

重要伝統的建造物群保存地区(13)京都市上賀茂

京都の上賀茂神社に向かうと、何やらタイムスリップしたかのような街並みが。上賀茂伝統的建造物群保存地区であった。
Kamigamo_in_kyoto
川沿いに土塀が並ぶ【上賀茂(京都)】

上賀茂神社の神官の屋敷町として形成されたとのことで、この手の「社家町」としては貴重なものであるらしい。素人目には、神社から流れ出る明神川とそれにかかる橋、川沿いに並ぶ土塀が織りなす雰囲気が、実に美しかった。

| | コメント (0)

2017年11月14日 (火)

重要伝統的建造物群保存地区(12)近江八幡市八幡

近江八幡は豊臣秀次の築城による城下町が起源だが、その後、秀次が失脚するとあえなく廃城。しかし、築城時に整備された八幡堀により琵琶湖と結ばれたことで水運が発達、江戸時代は近江商人の拠点として大いに栄えた。

そんな八幡堀も第二次大戦後はそうした機能を失い、どぶ川と化した。しかし、地元有志の働きかけにより堀の保存集計運動が盛り上がり、やがて堀周辺の住宅地も含め、伝建地区に指定されるにいたる。

その後も保存と修景の取り組みは継続、八幡堀周辺は江戸時代から明治時代の建物と堀の水辺が風情ある景観となっている。時代劇の撮影が良く行われているのも納得。
Hachimanbori
雪の八幡堀【近江八幡】

| | コメント (0)

2017年11月11日 (土)

重要伝統的建造物群保存地区(11)大津市坂本

伝建地区の景観は(素人目には)建物が主役であることが多い。しかし、大津市坂本の景観は、(素人目には)石垣が主役。自然石を加工しないで積み上げる、穴太衆積みと呼ばれるもの。さらに小さな堀というか水路もよい。水が流れるまちは、それだけで魅力が上がる。
Sakamoto_in_otsu
この写真では紅葉が主役かもしれないが【大津市坂本】

ここは比叡山延暦寺、そして日吉大社の門前町。最寄り駅の京阪線坂本駅から日吉大社、そして比叡山を上るケーブルカーの駅を目指して歩いていて撮った一枚。実はここが伝建地区だったということは、このシリーズを書こうとして伝建地区のリストを見ていて初めて気づいた。先達はあらまほしきことなり。でもそんなことを知らなくても写真を撮りたいと思える街並みなのであった。

| | コメント (0)

2017年11月 8日 (水)

重要伝統的建造物群保存地区(10)彦根市河原町芹町地区

彦根といえば彦根城である。その近くには、かつての城下町の町並みを再現した夢京橋キャッスル―ドという商店街がある。電柱も撤去され、気持ちのいい通りである。その近くには大正時代の町並みをイメージして整備された商店街、四番町スクエアがある。こちらはただのきれいな商店街だと思って(どこが大正時代なのかよくわからず)、なんだろうと思って歩いてみる気にはなる商店街。

そしてそのあたりからひこね芹川駅に至るまでの道路沿いが、河原町芹町地区。こちらは江戸時代から昭和初期までの建物が残る、本物の古い町並み。彦根城築城の際に、付け替えられた旧河川の跡が道路になっているため、蛇行しているのが特徴。袖うだつが上がっていたり、1階が2階よりせり出している建物が多い、とのこと。
Kawaramachi_serimachi_in_hikone
河原町芹町地区【彦根】

しかし、そんなことは全く知らずに通り過ぎてしまった。写真も1枚撮っただけ。先達はあらまほしきことなり。

| | コメント (0)

2017年11月 5日 (日)

タワー大全(34)ヴェローナのランベルティの塔

イタリアはヴェネト州の町、ヴェローナ。その中心部にあるシニョーリ広場近くに建つランベルティの塔は高さ84m。
Torre_dei_lamberti_in_verona
ランベルティの塔【ヴェローナ】

塔の上からは、まるごと世界遺産となっている旧市街を見渡せる。訪れたのは夕方で、すでに薄暗く、見晴らし的にはあまり良くなかったが、これはこれで味がある。
Verona_from_torre_dei_lamberti
暮れなずむ旧市街【ヴェローナ】

| | コメント (0)

2017年11月 2日 (木)

ニセモノ・ホンモノ(12)プノンペン王宮

Royal_palace_of_cambodia_1

Royal_palace_of_cambodia_2

カンボジアの首都プノンペンにある王宮は19世紀に建造が始まり、20世紀に入ってフランス人建築家により改築を受けた建物。クメール様式と呼ばれる尖塔が目立つが、植民地時代の東西接合の建物。併設する寺院「シルバー・パゴダ」とともに、観光地の少ないプノンペン随一の観光スポットとなっている。

一方、アンコール・ワットを要するシェムリアップには「カンボジア民俗文化村」なる観光施設があり、そこにはカンボジアの名所のミニチュアも。その中には王宮とシルバー・パゴダもあった。民俗文化村では民族舞踊ショーが行われるほか、蝋人形でカンボジアの歴史の名場面などを再現した展示などもある。アンコール・ワット関係の空き時間にどうぞ。

写真は上が本物、下が民俗文化村のミニチュア。

| | コメント (0)

2017年10月30日 (月)

ニセモノ・ホンモノ(11)リアルト橋

Ponte_di_rialto_1

Ponte_di_rialto_2

イタリアの水都ベネツィアの大運河(グラン・カナル)にかかるリアルト橋は、この街のシンボルの一つ。

なので、ニセモノ天国ラスベガスのホテル「ベネツィアン」でもしっかり再現されている。ご丁寧に下に運河も流れている。小規模だが。

写真は上が本物、下がラスベガスのニセモノ。

| | コメント (0)

2017年10月27日 (金)

欧州の世界遺産(19)ブリュッセルのグラン=プラス

ベルギーの首都、ブリュッセルの中心部の広場「グラン・プラス」は、広場として世界遺産に登録されている。ヨーロッパの都市の旧市街は多数、世界遺産に登録されている。しかし広場だけが世界遺産というのは少ないのではないか。
La_grandplace_in_brussels
夜は近い【ブリュッセル】

夜のグラン・プラスも美しかったが、いつか明るい時間に再訪してみたい。

| | コメント (0)

2017年10月24日 (火)

花話(34)ヴォルビリス遺跡の花

モロッコはメクネスの町にほど近いヴォルビリス遺跡は古代ローマの遺跡。乾いた大地には小さな花が群生していた。
Flower_in_volubilis
地面を覆うオレンジ色の小さな花【ヴォルビリス遺跡】

| | コメント (0)

2017年10月21日 (土)

花話(33)尾瀬の名も知らぬ花々

尾瀬といえば湿原だが、以前8月に訪れた際はところどころに小さな花が咲いていて、飽きなかった。残念なことに花の名前は全くわからないのだが。
Oze_1
黄色い花としか【尾瀬】

Oze_2
この手の花もよく見る【尾瀬】

Oze_3
花と蝶【尾瀬】

Oze_4
正確には花ではないのかもしれないが【尾瀬】

Oze_5
そして紫色の花【尾瀬】

| | コメント (0)

2017年10月18日 (水)

ニセモノ・ホンモノ(10)ボルグン・スターヴ教会


Borgund_stavkyrkie_1 Borgund_stavkyrkie_2

東武ワールドスクエアには国内外の有名建築物のミニチュアが集う。本物を知らなければそのニセモノを見たって面白くない。しかし、中にはなぜこの建物を選んだのかと思うようなマイナーな建築物のミニチュアも含まれている。ノルウェーの木造教会であるボルグン・スターヴ教会もその一つ。ノルウェーに木造の教会があるということ自体、知らなかった。それぐらいマイナーな存在である。

しかも万里の長城、エッフェル塔など巨大建築物が並ぶ中、この教会はサイズも小さく、制作も大変だったろう。ワールドスクエアの作り手の誰かの趣味で入れたとしか思えない。

しかしそうやってニセモノを通じてその存在を知ったことによって、この地味な歴史的建造物に対する関心が少し芽生えた。そしてその10年後、本物のスターヴ教会を訪れることができた。そう考えてみると、マイナーなニセモノも悪くない。

写真は1枚目が東武ワールドスクエアのニセモノ、2枚目が本物。

| | コメント (0)

2017年10月15日 (日)

花話(32)トロールトゥンガ近くのワタスゲ

ハダンゲルフィヨルドの絶景スポット、トロールトゥンガへのトレッキングは、往路6時間、トロールトゥンガについて45分間休憩、そして復路5時間半という、丸まる半日要した(歩きなれた人であればもっと早いのであろうが)。その間はひたすら体力消耗なのであるが、実は割と絶景の連続である。ガイドブックや各種ブログ等であまり言及されていないが。

フィヨルドに向かって落ちる崖、雄大なカール(圏谷)も素晴らしいのだが、尾瀬を思わせる湿地もよかった。そして、そうした景色の足元を飾るのが高山植物と思しき小さな花々。中でも気になったのがワタスゲのような花(花ではないらしいが)。
Cottongrass_near_trolltunga_1
ワタスゲ?【トロールトゥンガへのトレッキング・ルート】

Cottongrass_near_trolltunga_2
別の場所にて。右下の白い点々がワタスゲらしき花【トロールトゥンガへのトレッキング・ルート】

美しい花や景色を見て、疲れや身体の痛みがなくなるわけではない。むしろ、気になって写真を撮ってしまう(撮りまくってしまう)ので余計にエネルギーを消耗したと思われる。しかしそれでも、こうした途中の景色を含めて素晴らしいトレッキングだったのだと、終わった後には思う。歩いている間は本当にしんどかったが。

| | コメント (0)

2017年10月12日 (木)

欧州の世界遺産(18)ウルネスの木造教会

かつてはノルウェー全土に1000以上あったというスターヴ教会という木造の教会。現在は28しか残っていないとされる。そのうちの一つ、ウルネスの木造教会だけが、世界遺産に登録されている。

木造建築の国から来た身としては、木造の教会というだけでは特に珍しくもないし、造形という意味ではボルグン・スターヴ教会のほうが独特で魅力的。それに比べればウルネスの教会は簡素といってもいいぐらい。12世紀に建てられ、今に残るスターヴ教会の中では最古ということは価値のあることなのだろうが、素人目にはよくわからない。

しかし、素人目にもわかる価値がある。フィヨルドを望む丘の中腹に建っているのだ。この景色を見れただけで、ここに行った価値があったというもの。
Urnes_stavkyrkje
フィヨルドと教会【ウルネス】

| | コメント (0)

2017年10月 9日 (月)

タワー大全(33)広州タワー

2008年に北京でオリンピック・パラリンピックが、2010年に上海で万博が開催された中国。両都市に次ぐ大都市と言える広州では、2010年にアジア大会が開かれた。それに合わせたのか、同年にオープンしたのが、広州塔。英語表記は広州ではなく広東(省)を名乗って「Canton Tower」。高さ600m。
Canton_tower
夜は虹色にライトアップ【広州塔】

広州は市内を流れる珠江の北側が中心部のようだが、広州塔は珠江の南岸に位置する。川沿いに建っているので、川の向かい(北側)から写真を撮ると良いとどこかのウェブサイトに書いてあったので、今回は塔の北側にある中州というか川中島から撮りまくった。この島から塔側に渡る道路はないが、地下鉄の海心沙駅があり、そこから地下鉄APM線で一駅で広州塔駅にいたる。

電波塔が本来の役割のようだが、展望台ももちろんある。ご丁寧に428mから488mまで何か所も展望台もあり(一部は展望台ではなく、観覧車やフリーフォールといったアトラクション)、当然、上に行くほど高額。今回はその中で一番低い屋内の展望台しか行かなかったが(おそらく428m)、ライトアップされた塔の柱に邪魔され、残念な眺めであった。もっとも景色を楽しむ余裕はなかったが。
View_from_canton_tower
少なくとも写真向きではない展望台【広州塔】

450mの屋外展望台まで行けるチケット(実際はそこまで行かなかったが)は228元(約3,750円)。たしか150元から398元まで、4種類ぐらいのチケットがあった。高すぎて空いているという情報もあったが、行ってみると行列に並び始めて展望台にたどり着くまで1時間かかるほどの混雑ぶりだった。

| | コメント (0)

2017年10月 6日 (金)

空港連絡鉄道(33)ベルゲン・ライト・レール

ベルゲン駅からベルゲン空港まではライト・レール(路面電車)で42~43分ほど。空港までは2017年4月に開業したばかり。

一方、ライト・レールで一駅となりのバスターミナルからはリムジンバスも出ている。こちらは所要30分。ライト・レールもリムジンバスも10分おきに発車。ライト・レールは混んでいるが、近くに停留所があれば便利。バスは空いているし荷物を入れるスペースもあるが、ターミナルなど乗り場は少ない。
Bergen_light_rail
ベルゲン駅を出たところにあるNonneseterenに停車中の空港行ベルゲン・ライト・レール

Inside_of_bergen_light_rail
ベルゲン・ライト・レール車内 

ライト・レールはベルゲン・カードでも利用可能。昔風の路面電車というより、今どきのLRTで、中心部では車道を走り、それ以外では専用軌道を走る。空港駅はターミナルビル真下の掘割にあり、乗り換え至便だった。

| | コメント (0)

2017年10月 3日 (火)

空港連絡鉄道(7')Flytoget他(オスロ)<改>

オスロ・ガーデモエン空港はオスロ市街から50km弱も離れている(成田よりは近いが)。その間を結ぶのがエアポート・エクスプレス・トレイン「フリートーゲ(Flytoget)」。高速線が整備されており、最高時速は210km/hと速い。市街地から遠い場所に空港をつくるなら、こういうものをセットで整備すべきであろう。
Flytoget_at_oslo_central_station
Flytoget【オスロ中央駅】

Inside_of_flytoget
フリートーゲ車内

フリートーゲは同名の鉄道会社が運行する空港アクセス列車だが、空港とオスロ中央駅を結ぶ列車は実はフリートーゲだけではない。同じ線路の上をノルウェー鉄道NSBの一般の列車も走っている。「リージョン」(急行)も「ローカル」(普通)どちらにも予約の必要なく乗車可能。停車する駅にもよるのだろうが、今回の旅行で乗車したフリートーゲ(1回)とNSB(急行と普通に1回ずつ)は途中一駅停車で所要時間は22、23分と同じ。一方で運賃はフリートーゲが180NOK(約2,500円、有人窓口で買うとさらに別途手数料を取られる)に対し、NSBは急行でも普通でも93NOK(約1,300円)とお得。運行頻度も両者とも10~20分に1本程度走っていて、そん色なし。Express_train_from_airport_at_oslo_
空港駅から到着したノルウェー鉄道の急行列車【オスロ中央駅】

Inside_of_express_train
急行列車の車内

一方、フリートーゲが空席が多くゆったり座れるうえ、大型の荷物置き場も装備されているのに対し、NSBの列車は当然荷物置き場などはなく、またやや混んでいた気がした。それでも座れるぐらいだし、よほどの大荷物でなければそれほど支障はないと思われる。

日本人にとってわかりにくいのは、同じ駅を発着し、同じ線路上を走るというのに、いわゆる「上下分離」により、両者は別会社の運行で、自動券売機も窓口も全く別であること。NSBの券売機で空港行の券を買うと、ご丁寧にフリートーゲには乗れません見たいな記載がある。なお、どちらも検札は頻繁に来る。

また、空港からオスロ中央駅に向かう列車は、NSBの列車だけではなくフリートーゲに関しても中央駅が終点ではなく、その先に進む列車がほとんど。そのため、中央駅の次のNationalteateret(国立劇場)駅などからも利用可能である。

| | コメント (0)

2017年9月30日 (土)

空港連絡鉄道(32)広州 機場南駅

広州白雲空港へは市内から地下鉄3号線でアクセス可能である。現在は「機場南」駅だけだが、将来的には「機場北」駅も整備予定。
Airport_south_station_in_guanzhou
機場南駅。御多分に漏れずここもホームドア。【広州】

機場南駅から地下鉄2号線との乗換駅である嘉禾望崗駅までは所要15分、1号線及び3号線支線との乗換駅である体育西路駅までは40分弱である。

普通の地下鉄で空港まで行けるので、安くて便利ではあるが、大きな荷物を持つ旅行者には使いにくいかもしれない。
Inside_of_guanzhou_metro_line_3
地下鉄3号線の車内。普通の地下鉄。【広州】

| | コメント (0)

2017年9月27日 (水)

ノルウェー旅行(9)実用情報

■公共交通機関の検索
フィヨルドのある地域は過疎地であり、公共交通機関はよく整備されているものの本数は限られている。そのため、事前に時刻を調べておくのが無難。googleマップ等では十分な検索結果が得られないので、ノルウェー国内のサイトを見るのがおすすめ。基本は以下で検索できる。
http://rutebok.no/nriiis/Default.aspx?Language=e

上記にない場合は公共交通機関のサイトで検索すると出てくる場合があった。
http://www.kringom.no/home.318872.en.html
https://www.skyss.no/en/
https://www.nor-way.no/en-US
http://www.nettbuss.no/

■オスロ
・オスロ中央駅 コインロッカーあり。70NOK(約970円)。

■ガイランゲルフィヨルド
・ドンボス→オンダルスネス ラウマ鉄道に乗車。所要1時間20分。ノルウェー鉄道のサイトで時刻の確認と予約が可能。
https://www.nsb.no/en/frontpage
・オンダルスネス→ガイランゲルのバス 8:20オンダルスネス駅前発で11:25ガイランゲル着と、18時発20:57着の一日2便。2017年は7月26日から8月20日の運行。以下で時刻表の確認と予約を。406NOK(約5,600円)
http://visitandalsnes.com/en/sightseeing-bus-to-geiranger/
・ガイランゲルの観光案内所で荷物預けが可能。40NOK(約550円)。
・ガイランゲル→ヘレシルトのフェリー 以下で時刻表の確認予約を。所要1時間5分、260NOK(約3,600円)。
https://www.visitflam.com/ja/se-og-gjore1/se/geirangerfjorden/
・ヘレシルト→Sogndal バス4本乗り継いで移動。ヘレシルト→Strynは所要約50分、119NOK(約1,640円)。Stryn→Byrkjeloは所要約1時間10分、144NOK(約1,990円)。Byrkejelo→Skeiは所要20分。Skei→Sogndalは所要50分。

■ソグネフィヨルド
・Sogndalのバス・ターミナル コインロッカーあり。20NOK(約280円)、クレジットカード使用不可。
・Sogndal→ウルネス バス、小型バス、フェリーを乗り継いで移動。Sogndal・Galden間はバスで片道20~25分、58NOK(約800円)。Galden・ソルヴォーン間は小型バスで片道7分、30NOK(約410円)、クレジットカードの端末があったが壊れていたのか高齢のドライバーが使い慣れないせいか、利用不可だった(何度もトライしていたが)。ソルヴォーン・ウルネス間はフェリーで片道約20分、往復80NOK(約1,100円)。ウルネスのフェリー乗り場からウルネス・スターヴ教会までは片道徒歩約20分。帰りはソルヴォーンからSogndalまでバスを乗り換えたが支払いは一回(レシートを取っておいて2番目のバスで見せる)だったがなぜか51NOK(約700円)だった。何かの手違いか、こちらの記録違いか。
Solvorn
ソルヴォーンの静かな朝

・Sogndal→フロム NX450番バスで1時間50分、171NOK(約2,360円)。
・フロム周辺の公共交通機関 以下で時刻表を入手可能。
https://www.visitflam.com/ja/informasjon/brosjyrer/
・フロム駅前には荷物預けがあるが、19時までの営業。確か、クレジットカードは使えない。
・ボルグン・スターヴ教会 バスは1日1往復が通るだけ。どんなに検索しても、また観光案内所のサイトを調べても時刻が出てこないので、同教会に直接メールを送って問い合わせた。2017年の6月19日から8月31日は、11:45フロム発、ホーバッケン(Håbakken)12:25着のNX450番バス(92NOK(約1,300円))から、ホーバッケン15:40発、ボルグン・スターヴ教会12:53着のNX170番バス(58NOK(約800円)に乗る。NX170番はSogndal11:30発、ラールダール12:25発なので、こちらから乗ることも可能。帰りはNX170番バスがボルグン・スターヴ教会14:47発、ホーバッケン15:15、ラールダール15:25、Sogndal16:15着。ホーバッケン15:40発のNX450番バスに乗り換えて16:18フロム着。

■ハダンゲルフィヨルド
・ヴォス→オッダ 990番バスで所要2時間5分、222NOK(約3,060円)、クレジットカード使用不可。このルートだけ、事前の検索結果と実際のバスが違った。
・オッダでの食材等の調達 スーパーマーケット「SPAR」が平日は6時半~22時、土曜日は8時~20時にオープン。
・オッダ→Skjeggedal(トロールトゥンガへのトレッキングのスタート地点) シャトルバスが運行。オッダのバスターミナルから片道所要30~40分。往復250NOK(約3,500円)。以下で時刻表の確認と予約を。往路の始発便は6時半発。復路の最終便は19時半発。
http://oddataxitrolltunga.no/busreservation/preview.php?locale=1&hide=0&theme=theme2
・オッダ→ベルゲン 上記トロールトゥンガの最終便からの乗り継ぎで間に合うのは、20時40分発の930番バスでArna駅23:00着。同駅23:18発ノルウェー鉄道普通列車でベルゲン23:27着。
・ベルゲン駅のコインロッカー 50NOK(約690円)

■リーセフィヨルド
・フェリーターミナル「Fiskepiren」のロッカー 60NOK(約840円)、クレジットカード使用不可。コインがない場合は近くの雑貨屋へ。朝早く(7時45分頃)から開いていた。
・スタヴァンゲル→タウ→プレーケストーレン フェリーとバスを乗り継いで行く。往復セットで350NOK(約4,900円)。1時間に1本程度の頻度で運行。乗り継ぎを含め片道1時間10~20分程度。時刻表等は以下にある。
http://fjords.tide.no/tide-discovery-fjord-route-from-stavanger

| | コメント (0)

2017年9月24日 (日)

ノルウェー旅行(8)リーセフィヨルド(プレーケストーレン)、オスロ

8月25日
隣のホテルで朝食。スモークサーモンと洋ナシとコーヒーが美味。チェックアウト後、石畳に木造建築が並ぶ歩行者天国を通ってフェリー乗り場へ。ターミナルの入口前でフェリーとバスの往復セット券を購入。ここで買ってしまうと特定の会社のバスにしか乗れなくなるが、そんなことはこの時は知る由もない。

ターミナルのロッカーに荷物を預け、8時発のフェリーに乗船。出発ぎりぎりになってしまい駆け込む。フィヨルドでない海の景色は物足りなく感じ、あまりデッキにはおらず。40分でタウに到着。ここでバスに乗り換え。みなスタヴァンゲルでセット券を買ったらしく、特定のバスに乗客が集中。危うく座れないところであった。

8時45分発のtide社バスで30分弱でプレーケストーレンへのトレッキング・ルートの入口であるプレーケストーレン・ヒュッテに到着。今日もこの先はトイレが一切ないので、ここでトイレを済ませ、9時20分にトレッキング開始。今日は全3.8km、高低差330mの行程。一昨日と比べればだいぶ楽。そのため、本格的な装備をした人もいるにはいるが、中にはサンタクロースのコスプレ、穴の空いたジーンズ、ポケットに手を突っ込んだまま歩く人など、だいぶカジュアルな印象。が、いきなり上り坂が続き、早くも息が上がる。この辺りでは岩に杉の木が生える景色。1時間弱歩いたあたりで木道のある湿原を通過。そして2時間20分強でプレイケストーレンの見えるあたりに到着。

が、ガスに覆われたプレーケストーレンの姿は影ぐらいしか見えない。下に広がっているはずのフィヨルドと海は一切見えない。これはあまりに残念。とりあえず、食事をとりながら(カロリーメートなどだが)、待つ。周りの人々も同様。テンション高く写真を撮っていた人もいたが。

そして、12時15分ごろ、少しずつ歓声が広がる。晴れてきた。見えてきたのは、まさに息をのむ絶景。「教会の説教壇」という意味の「プレーケストーレン」は、海面まで約600mの断崖絶壁の一枚岩。それもすごいのだが、美しいのはその周りに広がるリーセフィヨルド。崖の高低差は今まで見たものと比べるとそれほどでもない気がするが、何層も崖が重なり、連なっている。

プレーケストーレンを上から眺めるため、さらに岩山を上ることに。道が整備されていないので、手も使ってよじ登っていく感じ。途中で何度も絶景を楽しみながら少しずつ上り、12時55分頃、プレーケストーレンを見下ろす岩場へ。これ以上、上るとプレーケストーレンから離れてしまうので、きっとここがベストポジション。プレーケストーレンとフィヨルドが一枚の写真に納まる、絶景ポイント。今回訪れたフィヨルドはどこも素晴らしかったが、霧が晴れたという演出のせいもあってか、ここが一番だった気がする。
Preikestolen_in_lysefjord
人々がうごめくプレーケストーレン(左下)とリーセフィヨルド

13時25分、下山開始。岩山を降りるのに邪魔なのでカメラをしまう。下りは上りより難しく、這う這うの体で降りる。しかも道がわからなくなり(もとより道はないのだが)、何度となく右往左往。それでも30分ほどでプレーケストーレンまで降りると、そこは大賑わい。下をのぞき込んでみると――やはり怖い。

10分ほど滞在して帰路へ。肩から足先まで体中痛く、息も上がる。トイレにも行きたい。特に下りが続くと膝が死にそう。一度、本当に動けなくなり、岩の上にへたり込む。が、水を口に含み、エナジードリンク味のグミのようなものを食べて、何とか復活。結局、16時10分にプレーケストーレン・ヒュッテに帰着。

そして16時35分頃発のtides社バスに乗車。横入りする中年女性の集団が、複数の他の客にたしなめられるも、「予約している」みたいな意味不明な反論をして引き下がらない。疲れが増す。ああいう連中は地獄にでも落ちてほしい。今すぐにでも。バスは混み、往きと同様、座れない人もいるほど。30分ほどでタウに到着。

17時25分頃発のフェリーに。出発すると検札がやってきて、切符を持っていない人はそこで買う仕組み。この国のフェリーなどの乗員は、コインが一枚ずつ入っていてボタンを押すと1枚ずつ出てくる道具を腰に巻いていて(バスの運転台にも装備)、素早くつり銭を準備。ワイヤレスのクレジットカード端末も。いろいろ合理的。船内でセルフサービスのコーヒーを。強い味。美味。

30分でスタヴァンゲルに到着。荷物をロッカーから取って、18時発の空港行バスに乗車。30分で空港に到着。オスロ行き19時20分発のフライトの予定だったので、少しギリギリかと思ったら、20時発に変更との表示。ターミナル内で食事する余裕は微妙になく、中途半端。もう腹が減っているのだが。

結局45分ほど遅れてスカンジナビア航空が出発。オスロ・ガーデモエン空港に20時45分頃到着。ボーディングブリッジが取り付けられるが、後方のドアも開いて、両方から降機。これまた合理的なと感心したが、足や体がボロボロの身には1段上り下りするだけでも辛い。が、やむを得ず後方のドアから地上に降りて(階段)、ターミナルへと再び上がって(階段)、待っていると、そのドアが故障して開かない模様。結局、また階段を下りて、別の階段を上ってターミナルビルに入り、さらにそこから上へのエスカレーターが停まっていたので、さらに階段を上がる。もうしんどい。

荷物が出てくるのに少々時間がかかり、21時15分頃発のノルウェー鉄道のリージョン(急行列車)Skier往きに乗車。オスロ空港の駅はターミナルの真下にあり(エスカレーターも稼働)、便利。車窓遠くにムンクの「叫び」を思わせる赤い夕焼けが見える。そして21時35分にオスロ中央駅に到着。

「歩き方」掲載の大衆レストランへ。日本人客も多いようで、中年女性ウェイターに「サーモン?トナカイ?ミートボール?」と日本語で迫られる。結局、ビールとマスのフライを注文。と、隣の部屋で生演奏(というかギターとキーボードの二人組)が始まる。オールディーズのようで、高齢カップルが次々と踊りだす。マスはまあまあだったが、トレッキングに消耗した身には量が少なかったので、ウェイターが進めるままにアップルパイを注文。カラメル、生クリーム、そしてアイスクリーム付き。甘ったるい。

ここでまったりしたいとも思ったのだが、とにかくトレッキング・シューズを脱ぎたいので、そそくさと店を出る。中央駅に戻り宿に向かうトラムに乗ろうと路線図を見ると、なんと宿最寄りの停留所と中央駅の間が工事中になっている。事前にトラムのルートも調べて宿を予約したつもりだったのだが、8月19日から運休とのこと。やられた。

運休中の区間は代行バスが走っているが、その乗り場がわからない。代行なら、トラム乗り場から乗れるようにすればいいのに、そういう風にはなっていない。案内看板がわかりづらく、うろうろと探し回り、ようやく代行バス乗り場を発見。何とか日付が変わる前に宿に到着。雑居ビルの2階より上の部分。1階はバーではなかったが、金曜のオスロの夜、若者が近くにたむろしており、大声で歓談中。やれやれ。

8月26日
トラム代行バスでオスロ中央駅へ。駅構内のセブンイレブンでコーヒーとドーナツを買い、6時55分頃発のノルウェー鉄道のローカル(普通列車)で25分弱でオスロ空港駅へ。そして9時30分頃発のKLMシティホッパーで3時間30分弱でアムステルダム・スキポール空港へ。やけに人が多いと感じる。これがヨーロッパ中心部の力か。パスポートチェックでは日本人も自動化ゲートを利用できる。
そして13時45分頃発の中国南方航空に搭乗。

8月27日
10時間半のフライトで広州・白雲国際空港に到着。国際線のトランジットへ進むと入国審査と思いきや、中国南方航空のスタッフがパスポートをみて搭乗券にスタンプを押す。謎。
そして中国南方航空で3時間50分で東京・羽田へ。

| | コメント (0)

2017年9月21日 (木)

ノルウェー旅行(7)ベルゲン、スタヴァンゲル

8月24日
宿に荷物を預けて街歩き。の予定だったが、フロントに誰もいない。鍵は箱に入れてチェックアウトしろとのこと。使えない。やむを得ずベルゲン駅まで行ってコインロッカーに荷物を預ける。9時頃駅を出る。駅前から伸びるMarken通りという歩行者天国には古い町並みが残り、いい雰囲気。まだ店が開いていないが。

9時15分頃、港だという海辺に面した「魚市場」に到着。と言ってもほぼツーリスト向けの様相。缶やビン詰めなどの土産物屋に、その場で調理したという料理を提供する食堂が立ち並ぶ。ここでサーモンとエビのサンドイッチの朝食。サーモンはスモークサーモンであった。市場で獲れたての魚を、ということではなかった。まあうまかったのでよいのだが。食後、ツーリスト・インフォメーションに行って「ベルゲン・カード」を購入。240NOK(約3,300円)と高いが、それでも元が取れるほどこの国の物価は高い。

10時ごろにハンザ博物館へ。建物は火災の跡1704年に再建された木造の建物。14世紀から16世紀ごろにハンザ商人の拠点だったブリッゲン地区の一部として、世界遺産にも登録されている。一階は展示室で、ロフォーテン諸島などで獲られた鱈などの干し魚が、ここブリッゲン地区に集められ、海外に売られたという歴史が説明されている。ブリッゲンはハンザ同盟の支配する治外法権地区で、魚との交換で穀物を得ていたノルウェー側は強く出られなかったようだ。そしてハンザ商人にはドイツ人しかなれなかったという。ドイツに対する微妙な感情がうかがえる。干し魚は15年も持つとのことで、室内にも展示。その匂いが充満。2階より上はオフィスや住居など当時の姿が再現されている。木の床がギシギシなる。

10時45分頃に出て、ブリッゲン地区の木造建築群へ。港に面した表側と違って、裏側というか横側は地味。いずれも商館兼住居だったところ。2階以上には外付けの階段などが張り出す構造になっていて面白い。建物の中は見事にどこもツーリスト向けの店。海側から見て右にはのちの時代の石造りの建築、左には19世紀か20世紀に再建された木造建築(ニセ・ブリッゲンとでも言おうか)が並び、紛らわしい。
Bryggen_at_bergen
ブリッゲン地区【ベルゲン】

11時25分頃、ブリッゲン地区の裏にあるハンザ博物館の別館、Schøtstueneへ。火気厳禁だったブリッゲンの中で、唯一、火を使うことが許された場所で、集会所などになっていた建物。を復元したもの。さらに近くにある聖メアリ教会へ。ハンザ博物館の説明によると、あらゆる点でベルゲンの別の地区から独立していたハンザ商人たちの独自の教会だったところ。しかし教会のパンフレットではそうした記述はほとんどなく、建築及び宗教上の解説のみ。12世紀の建造らしい。太い柱、そして装飾の少ない天井や壁が力強い印象。

続いて12時ごろにブリッゲン地区とは無関係のローセンクランツの塔へ。16世紀の建物。要塞にもなっており、一度だけ実戦で使われた。その、17世紀のイギリスとオランダの海上覇権争いにベルゲン(及びデンマーク=ノルウェー同君連合)が巻き込まれる際の解説が面白い。オランダ船団を一緒に襲おう、分け前はやるから、とイギリス側に持ち掛けられ、コペンハーゲンに決断を仰いでいる間に戦闘が始まってしまった、という感じか。

隣のホーコン王の館へ。13世紀のホーコン王の居城だったところで、建物は復元されたもののよう。「石鹸石」と呼ばれる、緑がかった石で作られた大ホールが見事。

昼食は「歩き方」掲載のレストランで、ベルゲン名物の「バカラオ」のランチ。干し鱈のぶつ切りを水でもどして、ポテトとオリーブと香草とともにトマトソースで煮込んだもの。鱈の噛み応えがよく、美味。オリーブも地味に美味。

食後、ケーブルカーでベルゲンを見下ろすフロイエン山へ。ケーブルカーを降りると駅前が町を見下ろす展望台に。なかなか良い景色。ケーブルカーは12分おきに運行なので、12分間景色を堪能して、再び下へ。

魚市場で「ベリーミックス」(プラスチックのコップに入ったストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー)を買って、港を眺めながら食べる。それから池沿いを歩き、ベルゲン美術館3号館(KODE3)へ。お目当てはムンク。有名な作品はないが、修業時代から精神を病んでいた時代、そして健康になった時代まで、展示。やはり「叫び」などと同じ、病んでいる時代の作品がムンクらしいと感じてしまう。本人は辛かったのだろうが。そのほか、ノルウェー人作家の作品を展示。田舎暮らしを描く絵が興味深い。

そして駅に向かい、荷物を取って駅前からライトレールに乗車。最初は混んでいたが、ほどなくして座れた。急に眠くなる。45分弱で空港に到着。チェックインも荷物預けもセルフサービス。職員がほとんどいない。合理性の極致。そして18時50分頃発のスカンジナビア航空で25分弱でスタヴァンゲルへ。エアポートバスで30分弱で終点のフェリーターミナル「Fiskepiren」へ。雨の中、石畳の歩行者天国を歩き、今日の宿へ。人が誰もおらず、チェックインは隣のホテルでする仕組み。そして宿の建物の1階は今日もバー。

隣のホテルのスタッフおすすめのシーフード・レストランが満席だったため、通りがかりのレストランへ。割と高級な店だったらしく、カード支払いの場面でチップ入力を求める画面に。バケットに飲み水と至れり尽くせりではあったが。味は塩味が濃くて、ビール購入を促す仕組みのバーベキューソースのチキン。

宿に戻るとシャワーヘッドが壊れている。文句を言おうにもスタッフがいない仕組み。しかも案の定、下のバーの音がうるさい。そして激しさを増す筋肉痛に苦しむ夜であった。

| | コメント (0)

«ノルウェー旅行(6)ハダンゲル・フィヨルド(トロールトゥンガ)