アジアの世界遺産(6)頤和園
皇帝の庭園、頤和園はとにかく広大。全部見ようと思ったらおそらく丸一日かけても足りない。ガイドブックとにらめっこして、北門から入り、蘇州街を見学し、万寿山を下りて、昆明湖沿いを進んで、徳和園、諧趣園とみてから東門から抜けるという計画を立てた。
まず、蘇州街。蘇州を気に入った乾隆帝がつくらせた、蘇州の街並みと水路を再現したテーマパーク。細長い池の周りに店が並んでいるだけなのだが、コスプレした店員や占い・似顔絵・楽器演奏などのパフォーマーがいろいろいて、楽しい。皇帝はこれをどう楽しんだのだろうかと思いを馳せる。
万寿山に登り、チベット仏教式の智慧海を越え、山の中腹にある仏香閣を目指すが、迷っているうちに湖のほとりに降りてしまった。仕方ないので、排雲門から排雲殿、そして仏香閣へと改めて登る。仏香閣から見下ろす昆明湖は風情がある。
仏香閣から昆明湖をのぞむ【頤和園(北京)】
元来た道を戻って再び湖へ。湖畔の長廊を通って徳和園へ。ここの大戯楼では胡弓に笙、琵琶、箏に似た楽器、それに横笛と縦笛という編成の楽隊が演奏中。こういうのは嬉しい。
演奏終了後、諧趣園を目指す。が、なかなか入口が見つからない。はっきりどこにも書いていないが、どうやら工事中で閉まっている模様。ただでさえ歩き疲れているのに、よく分からずに行ったり来たりしてさらに疲れた。
大勢の観光客でごった返す仁寿殿の脇を通り抜け、文昌院へ。ここは博物館になっていて、紀元前の青銅器みたいなものがごろごろ展示されている。清朝や明朝のものばかりの故宮博物院よりも古い物があった気がする。が、閉館間際だったのでそうそうに追い出された。
湖に張り出している知春亭へ。太陽がだいぶ傾いて、写真を撮れば逆光。でもそれはそれで美しいもの。柳が湖畔で揺れて、風情を醸し出す。
夕焼けを待ってもよいかなとも思ったが、中国雑伎団もみてみたい。そのためにはそろそろここを出なければならない・・・。後ろ髪を引かれる思いで園を後にした。へとへとに疲れていた。














最近のコメント