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2009年1月12日 (月)

イエメン旅行(2)ムカッラ

12月30日
4時15分頃、狭いフロアに響き渡るベルの音が一度。今のがモーニング・コールのつもりか。あれでは起きないだろう(起きたけど)。しかも頼んだのは4時半。そして昨日、5時にモーニング・コールを頼もうとしたら「それでは遅すぎる」と騒ぎ立てたガイドは、約束の5時半になっても来ない。結局40分遅れてきた。昨日からいい加減な説明や不快な態度に腹が立っていたが、こんなガイドとはとっととおさらばしたい。

ガイドが乗ってきたタクシーにそのまま乗って、空港へ。これでしばらくこのガイドと別れられると思っていると、自分の分のチェックインまでしている。どうやら今回の旅はこのガイドにスルーでつきまとわれるらしい。最悪。

イエメニア航空で、イエメン東部のハドラマウト地方の港町、ムカッラへ。サナアとうって変わって蒸し暑い。まずはホテルへ。真っ青なアラビア海が美しい、リゾート風のホテルだが、街は遠い。

一休みした後、車でまずギャジフォートへ。崖の上に立つ砦。道路脇から眺めてすぐに車に戻ろうとするので、「中に入れないのか」とガイドに聞くと、「中には入れない」などとぶつぶつ言いながら結局、敷地内へ。砦の内部には入れないが、入口までは登れる。ガイド付きツアーで、ガイドが信用できないのは困りもの。

運河沿いや海岸沿いで写真ストップをしながら移動し、まちのスークへ。ジャンビーヤを差している人はほとんどおらず、(エジプトの)ガラベーヤ風の衣装よりも南~東南アジア風の腰布の男性が多い(ほとんどの女性が真っ黒なアバヤをまとっているのは共通)。サナアとは少し雰囲気が違う。スーク(市場というより商店街)はそれなりに賑わい、それなりに楽しいが、魚市場でまるまると肥えた「ゴキ」に遭遇し(しかも2匹)、どん引き。

Al_mukalla

ムカッラの海。ボートは漁船。

その後ホテルへ。午後はフリータイム。街から離れたホテルなので何もすることがない。別の客から、ボートツアーがあると奨められる。ホテルとは「別会社」とのことでフロントに聞いても埒があかなかったりいろいろあったが、ともかく30分(実際は40分)で25ドルという高額なツアーへ出発。モーターボートに乗ってムカッラの街を海から眺める(運河にも入る)だけだが、海岸近くまで崖が迫る中、そこにへばりつくように白い建物が並ぶ様をみるのはそれなりに楽しい。

ホテル敷地内(?)の海岸から夕陽を眺めた後、街へ向かおうとホテルのフロントに掛け合うが、「お薦めのレストランにつれていってやる」などといらぬ付加価値をつけようとするので、断って50分ほど歩いてムカッラのまちへ。辺鄙なホテルは不便。でも、迂闊にカメラをぶら下げてオールド・ムカッラの路地に入り込んで、「写真撮れ」と子どもに絡まれるなど、面白いこともある。

夕食はスーク近くの食堂でエビを注文。なかなか美味。そろそろ食べ終わるという頃、隣のグループの料理が始まる。誘われるがままに一緒に食べる。彼らは大量のホブズを頼むのだが、これが焼きたてで生地そのままみたいにモチモチ。少年の店員が文字通りテーブルに投げつけるホブズに男たちが群がって食べる様はある種壮観。でもそれも納得のおいしさ(それにすぐ食べないと硬くなる)。さらに彼ら同様、手で魚を食べたが、魚の触感を手で感じながら食べるその味は格別。店自体、大変な賑わいで、いいところだった。

その後、夜のまちをぶらついた後、タクシーでホテルへ。

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