« オーストリア旅行(7)ウィーン | トップページ | オーストリア旅行(9)グラーツ »

2018年5月31日 (木)

オーストリア旅行(8)ウィーン

5月6日
「ウィーンのガウディ」の異名を持つ、20世紀の建築家、フンデルトヴァッサーの手による公共建築「フンデルトヴァッサー・ハウス」の外観を見学した後、Uバーン4号線でシェーンブルン宮殿へ。が、一駅乗り過ごしてしまう。徒歩圏ではあるが。8時半頃に宮殿内へ。まずはメインの建物へ。マリア・テレジアがロココに改築した部屋などをめぐる。特に大ギャラリーは華やかで明るいが、派手派手しくなく上品さをぎりぎり保った部屋。中国の漆器で壁を埋め尽くした「漆の間」も豪華だが落ち着いている。インドのムガール帝国の宮廷生活を描いた細密画を壁にコラージュした部屋も面白い。また、ナポレオン1世の退位後、ハプスブルク家出身の妻マリー・ルイーズとの間の息子(ナポレオン2世)がウィーンで暮らしたエピソードも興味深い。

45分ほどで見学終了。続いて庭園へ。残念ながら花壇に花がまだない5月。35分程歩いてグロリエットへ。宮殿と市街を望む。疲れたのでカフェへ。モーツァルト・トルテ(甘くて美味)とメランジェ(これもどこでもうまい)で一休み。
Schnbrunn_palace_in_vienna
噴水越しに見るシェーンブルン宮殿と庭園【ウィーン】

11時に出て40分ほどでシェーンブルン駅に到着。Uバーン4号線でケッテンブリュッケンガッセ駅で下車し、駅舎と近くにあるマジョリカハウス(ともに19世紀末のオットー・ヴァーグナー作)を見学。そして再び4号線でカールスプラッツ駅へ。旧駅舎の「オットー・ヴァーグナー・パビリオン・カールスプラッツ」は今日は入場無料。さらには12時半にセセッシオン(分離派会館)へ。残念ながら外装工事中。中のクリムトの「ベートーベン・フリーズ」を見学。日本語リーフレットをもらうが説明が難解。考えるより感じろということか。

その後、近くのケバブ&ピザのファーストフードでケバブの昼食。肉はうまい。付け合わせのフライドポテトもカリッと揚がっている。どうもこの国は手軽な食事は割とうまく、ちゃんとした食事はそうではない傾向にあるように感じる。食後、外に出ると、大量のランナーが走っている。何事か。給水ポイントの周囲は大量の紙コップ。

次いで国立オペラ座へ。14時スタートのガイドツアーへ。劇場自体は意外と派手ではない。舞台裏も見学するが、奥行きがかなりあり、天井も高い。舞台は地下に20mも下がるという。舞踏会の際は、座席を外して板をはって、舞台と同じ高さにして全体が舞踏場になる。劇場内とは対照的に、階段やサロンなどの天井や柱などは大変豪華。50分弱でツアー終了。

オペラ座前からトラムD番に乗ろうと思ったが、停留所の待ち時間が表示される電光掲示板に「Times for Life」と意味不明な文字が。何かと思って調べると、先ほど遭遇したランニングイベントの名称。つまり運行休止中のよう。さらにそれとは関係なく、隣の停留所近くで工事しているという紙もかかっている。よくわからないが「リンク」を歩き、隣の停留所へ。疲れたのでインペリアルホテル付属の「カフェ・インペリアル」で休憩。上品な甘さのインペリアル・タルトとブラウナー(ミルク付きエスプレッソ)をいただく。これぞ思い描いていたウィーンのカフェのイメージ。

そしてシュヴァルツェンベルクからトラムD番でベルベデーレ宮殿の上宮へ。閉館が迫っている。ここではクリムトの「接吻」をはじめとした諸作品や、エゴン・シーレなど、世紀末美術を代表する画家たちの作品を鑑賞。同時代のムンクなども混ざっている。体中が痛い。1時間20分ほどで出て続いて庭園へ。まずは上宮の上、続いて上宮と下宮の間。40分程歩いて下宮に到着。トイレがあるが有料。手持ちのコインがないことが懸念されたが、1枚だけあった。よかった。が、コインを入れて少し待ってから開けろ、と微妙なことが書いてある。案の定、タイミングがずれた。押しても叩いても開かない。0.5ユーロのコインをかっさらわれて終わった。ひどくむなしい。

次のトラムを15分程待ち、71番トラムでシュヴァルツェンベルクへ。10分ほど歩いてカール教会へ。外は威圧的デザイン、中は白と茶色の明るい大理石。煌びやかで軽やか。天井画修復用の足場が組まれ、そのエレベーターに観光客も乗って、天井画を間近で見れる。下では2、3人がオペラか何かのレッスン中。

その後、オペラ座前から2番トラムに乗って、国会議事堂、市庁舎、ブルク劇場といったリンク沿いの19世紀建築を眺める。オペラ座に戻り夕食場所を探し、結局歩き方掲載のレストランへ。赤ワインと子牛のウィーナーシュニッツェルを。ともにうまい。進められるがままに注文したクランベリーをソース代わりに。

食後、オペラ座近くにある有名な「カフェ・ザッハ」へ。が、ホテル・ザッハに入っている建物にはカフェが2軒。テーブルにオリジナルのザッハ・トルテが何とかと印刷されている方のカフェへ行くが、併設(?)の土産屋のスタッフに聞くと、「カフェ・ザッハ」はもう1軒の方だという。なのでそちらへ。そして本家本元ザッハ・トルテとブラウナー。トルテ内の杏子のマーマレードと添えられたホイップクリームで、甘さを緩和しながら食べる感じ。食後、1番トラムでリンクを半周し、建物のライトアップを鑑賞。食べ過ぎで気持ち悪くなった。

|

« オーストリア旅行(7)ウィーン | トップページ | オーストリア旅行(9)グラーツ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« オーストリア旅行(7)ウィーン | トップページ | オーストリア旅行(9)グラーツ »