2011年11月27日 (日)

タワー大全(10)オークランドのスカイ・タワー

ニュージーランドのオークランドにあるスカイ・タワーは高さ328m。南半球でもっとも高い建物らしい。
Sky_tower_in_auckland
紫色に光るスカイタワー【オークランド】

眼下には港がひろがる。そして何事もアトラクションにするニュージーランドらしく、このタワーもバンジー・ジャンプのようにタワーの上から飛び降りる「スカイ・ジャンプ」や、高さ192mの展望台の上をロープをつないで歩く「スカイ・ウォーク」といったアトラクションが用意されている。もっとも、夜に行ったのでいずれもやっていなかったが。
View_from_sky_tower
雲がかかっていたが、一応景色は見えた【スカイ・タワーより(オークランド)】

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2011年4月29日 (金)

世界のLRT・路面電車(10)クライストチャーチ(ニュージーランド)

クライストチャーチの路面電車は、一度廃止されたものを観光用に復活させたもの。残念ながら実用性はあまりない。が、車両はレトロなものを使っており、それが街の歴史ある建物とマッチして、実に絵になる。

残念ながら2011年の地震で写真後方に移る大聖堂が倒壊するなど、クライストチャーチの街は大きな被害を受けた。いち早い復興を祈る。
Tram_and_cathedral_in_christchurch
クライストチャーチの路面電車と大聖堂

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2009年8月 8日 (土)

踊る人(12)ミタイ・マオリ村(ロトルア)

ニュージーランドという国は遊びを見いだすことに天才的な人がたくさんいる国なのではないかと旅行中、何度も思った。美しい山と美しい海があるだけの平凡な島国なのに、行ってみると、何気ないものから楽しさや面白さを見いだして、立派な観光資源に仕立てている。バンジージャンプがこの国で初めて観光化されたのはその象徴と言えるだろう。

そういう国なので、マオリの踊りを見せてくれるショーも凝っている。オープニングは敷地内に流れる小川を踊り手が歌いながらカヌーで登場。別に大したことはないのだが、それだけで盛り上がるというもの。食事もただ出てくるのではない。地面に掘った穴に入れた焼け石でつくる「ハンギ料理」が振る舞われるのだが、ちゃんと調理中の場所に連れて行かれ、その作り方の一部をみせてくれる。この辺の演出が何ともお上手。

ダンスはいろいろ見せてくれるが、クライマックスはもちろん、ラグビーのナショナル・チーム「オール・ブラックス」が試合前に踊ることで有名になった「ハカ」。本来は男の踊りらしいが、ショーでは最後なので女の踊り手も含め全員で演じていた。特に女性のリーダー格の目力は他のどの男の踊り手よりも強烈で、迫力に満ちていたHaka_at_mitai_maori_village_rotorua
男も女もハカ

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2009年6月13日 (土)

空からの眺め(8)セスナ機からタスマン氷河(ニュージーランド)

ニュージーランドのアオラキ(マウント・クック)では、セスナ機による遊覧飛行が行われている。出発地となるアオラキ・マウント・クック空港は、アオラキのビレッジから車で5~10分ほどの道沿いにある小さな空港。

アオラキの村自体が氷河が削ってできた巨大なU字谷の中にあるが、セスナはその谷を上流に向かって飛んでいく。最初は茶色い地面を川が流れているが、やがて景色は雪景色となり、谷には氷河が。
Tasman_glacier
タスマン氷河

そしてセスナは氷河の上に着陸する。車輪の前にスキー状の板が張り出すようになって、これで離着陸する。氷河から見える景色は、空と岩と氷(雪)だけ。静寂な世界が広がる。
Mount_cook_ski_planes
セスナの車輪とスキー(マウント・クック・スキープレーンズ)

ここからどうやって帰るのかと心配になるが、斜面を降りるようにして氷河を滑走路代わりに無事、離陸。帰りも眼下の氷河と谷、そして鋭角にそびえ立つ雪山の連なりを堪能した。

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2008年10月11日 (土)

ニュージーランド旅行(8)実用情報

先進国のニュージーランドは、ガイドブックとインターネットがあれば大抵の情報は事前に得られる(URLも社名等で検索すれば難なく分かる)。ということで、下記はご参考まで。なお、実際は予定時刻よりも早めに出発してしまうことがほとんど。

■ロトルア
○空港→市内
タクシーで15分弱。約30ドル(約2200円)。
タクシーは一台しか待っていなかった(多分)。早めの確保が無難。

○ロトルア市内→ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド
13時発のDave's Shuttle Busを利用。20分強で「泥の池」に到着。5分ほど見学して、ワイオタプ・サーマル・ワンダーランドのビジターセンターに着くのは13時半頃。帰りは15時発。本来はそれからロトルア市内に戻るだけのバスだが、途中で降ろしてもらったテ・プイアまでは所要35分だった。
料金は、ロトルア市内からの往復と、ワイオタプ・サーマル・ワンダーランドの入場料がセットで50ドル(約3600円)。案内所で購入。

○テ・プイア→ロトルア市内
徒歩(最初はちんたら、途中から早歩き)で50分ほど。

■ワイトモ
○ロトルア→「Black Water Rafting Cafe」(ワイトモ・ケーブ近く)
ロトルア8時50分発のバス(Great Sight社)で移動。所要2時間。ネット予約で59ドル(約4300円)。

○Black Water Rafting社の「ブラック・ラビリンス・ツアー」
今回の旅行でもっとも楽しかったのがこれ。タイヤチューブ片手に洞窟を探検する。出発地はワイトモ・ケーブ近くの「Black Water Rafting Cafe」。
12時発のツアーに参加し、ツアー終了時刻は14時半ぐらい。料金は同社ウェブサイトで事前予約すると85.5ドル(約6200円)。
ツアー終了後、上記のカフェでトマトスープとベーグルを食べられる(追加料金なし)。なお、ここからワイトモ・ケーブ入口までは車で3分ほどで、同社の車に送ってもらった。

○ワイトモ→オークランド
ワイトモ・ケーブから車で8分の「The Big Apple」(カフェ兼土産屋みたいなところ)から乗車。所要約3時間。ネット予約で22ドル(約1600円)
17時発のバス(InterCity Coachlines社)だったが、30分以上遅れてきた。今回の旅行で、バス等が遅れてきたのはこの時のみ。

■クイーンズタウン
○空港→市内
路線バスがあるはずだが、見つからなかった。利用したのはKiwi Shuttlesというミニバスで、目的地(ホテル等)まで連れて行ってくれる。料金は10ドル(約700円)、所要15分弱。

○ジェットボート
Shotover Jet社のツアーに参加。現地の観光案内所手配で109ドル(約8000円)。14時半にクイーンズタウンを出て、戻ってくるのは15時40分。ボートに乗っているのはそのうち30分ぐらいか。

○ミルフォード・サウンドへのツアー
クイーンズタウンの観光案内所手配で175ドル(約13000円)。7時20分にクイーンズタウンの宿を出発し、戻ったのは19時10分。うち、クルーズしているのは13時半~15時20分。
バスはGreat Sights社、船はRed Boat Cruises社だった。

○クイーンズタウン→アオラキ(マウント・クック)
Great Sights社のバス。クイーンズタウンの観光案内所手配で56ドル(約4100円)。ただし、これはキャンセルできないチケット。
8時に宿を出発し、14時頃に到着。出発も帰着も、ともに宿まで直接送迎してくれる。また、日本人添乗員付きで、途中、プカキ湖で写真ストップする。

■アオラキ(マウント・クック)
○スキープレーンのツアー
Mount Cook Ski Planes社。前述のクイーンズタウン・アオラキ間のバスで手配。といっても、同乗の日本人添乗員が携帯電話でツアー会社に空きがあるかを確認するだけだが。空港で支払いで340ドル(約25000円)。13時10分発で、ツアー時間は45分ほど。氷河上空を飛び、氷河に着陸する。

○アオラキ→クライストチャーチ
Great Sights社のバス。アオラキのハーミテージ・ホテル内のカウンターで手配して111ドル(約8000円)。日本人添乗員つき。通常はヘッドホンを渡され、日本語の説明を聞くのだが(車内のスピーカーからはドライバーによる英語の解説が流れる)、ヘッドホンの調子が悪かったのと、他に日本人観光客はいなかったので(日本人の乗客はいたが、現地在住の人だった?)、隣に座っていろいろ説明してくれた。クライストチャーチでは宿まで送ってくれる。途中、プカキ湖とテカポで写真ストップする。
Lake_pukaki_peters_lookout
何とも言えないプカキ湖の湖面の色【アオラキ近くのピーターズ・ルックアウト】

■クライストチャーチ
○クライストチャーチ→カイコウラ
7時発の列車「Tranz Coastal号」をネット予約、60ドル(約4200円)。駅は市内から離れており、タクシーで15分弱、14.4ドル(約1000円)。カイコウラには9:54着の予定だが、実際にはその7分ぐらい前に到着。

○ホエール・ウォッチング・ツアー
Whale Watch Kaikoura社。ネット予約で130ドル(約9200円)。カイコウラ駅から出発。10時半発のツアーだが、それはあくまで受付へのチェックインの時間。実際のツアースタートは11時で戻りは13時40分。洋上にいるのは2時間ほど。

○カイコウラ→クライストチャーチ
カイコウラの観光案内所で予約したサザンリンクKバスのミニバスが25ドル(1800円)。観光案内所にはクライストチャーチまでの各社のバス・鉄道の時刻表(全部あわせて10本もないが)が一覧できるように掲載されていて、わかりやすい。15時10分発で、途中休憩なしでクライストチャーチの大聖堂近くに17時半に到着。

○ホテル「Hotel So」
市内中心部のManchester St.とCashel St.の交差点にあるホテル。一階はバー兼カフェで、無料のインターネットPCも設置。部屋は窓がなく狭いが、シンプルだが凝ったデザインで機能的で清潔。入ると青いライトが点いているので雰囲気は怪しいが。宿のサイトから予約して一泊69ドル(4900円)。

なお、バックパッカー向けのミニバスを除く長距離バスについては、Newmans Coach Lines社またはInterCity Coachlines社のサイトから予約できるが、どちらもシステムは同じなようで、どちらのサイトからでも両社及びGreat Sights社のバスを予約できた。ちなみに、バスの料金はいろいろ種類がある模様なので、上記はあくまでご参考程度に。

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2008年10月 7日 (火)

ニュージーランド旅行(7)カイコウラ、クライストチャーチ

9月13日
駅までタクシーで移動。7時発のトランツコースタル鉄道に乗車。でも発車は定時2分前。完全予約制のためか、時間前に発車することはバスではよくあったが、鉄道も同様らしい。タクシーも時間より前に来たし、食事の際の勘定も頼めばすぐ持ってくるし、基本的にこの国は何でも迅速・前倒し(だからたまに遅れてくると、先に行ってしまったのではないかと焦る)。

車内のビュッフェで「Traditional Shepherd's Pie」を買い、朝食。中身はハッシュドポテトと挽肉とグリーンピース。本当にTraditional なのかはよく分からないが、肉はうまい。土曜日の今日、車内は地元(多分)の中高年で一杯。列車には屋根だけで窓のない貨車みたいな車両も連結され、車窓(窓はないが)を楽しめる。主に牧草地帯を走る。昨日のガイドによると、高地は子羊の死亡率が高いため、低いところで羊の子を産ませるらしい。言われてみると、低地の今日は心なしか子羊が多い気がする。一心に草をは食む姿に、なぜか心が和む。

9時45分過ぎにカイコウラに到着。ホエール・ウォッチング・ツアーは10時半のを予約したのだが、受付でその旨伝えると、レシートを渡され、11時に出発なので、それまでに集合場所にいろと言われる。10時半はチェックインの時間らしい。よく分からない。駅から10分強の案内所まで歩き、帰りのバスを予約した後、いよいよホエール・ウォッチング・ツアーへ。

海に出たら晴れてきた。しばらくすると鯨を発見したようで、舟は現場に急行。そこには潮吹きしているマッコウクジラ(多分)が。と言っても体の一部しか水面に出ていないので、ただの黒い棒にしか見えない。やがて鯨はするすると体を翻し、最後に尾びれをはっきりと水面上に出して、そして消えた。

それが終わると暇になるが、ほどなく次の鯨発見の知らせが。まったく同じ光景をもう一回。さらにもう一回見て、さらにアホウドリの水面からの離陸(離水?)も見て、ツアー終了。港に戻る。と、また鯨を発見とのことで、現場へ。最後の鯨の潮吹きと入水を鑑賞。最後は一番近くまで寄った気がする。おかげで潮吹きする音も聞こえた。それなりに満足。目が太陽にやられたが。

Kaikoura_whale

最後のクジラ【カイコウラ】

港に戻り、シーフード・チャウダーを食べてからカイコウラ博物館へ。捕鯨、マオリ、モア、昔の電話・馬車・牢屋…と脈絡のない、ある意味究極の民俗博物館。マオリが使っていた道具らしきものを指して、これは何?とおばあちゃん係員に質問したら分からなかったらしく、展示(?)している本で調べ始めた。写真を撮っていたら、彼女に「own useだけよ」と忠告された。それ以外に使い道はないので、心配ご無用。

15時10分発のサザンリンクKバスに乗車。往きの鉄道とは対照的に、こちらはバックパッカー風情の若者が顧客。この国は街中以外の道路は大抵、制限速度100km/hなので、このミニバスもそれなりに飛ばして走るが、そのためものすごく揺れる。17時半、クライストチャーチに到着。

どんより曇った夕方の街中を、大聖堂、アートセンター、カンタベリー博物館等の名所の外観だけ眺めながら歩く。多少の風情はある。クライストチャーチ植物園は「日没まで」が営業時間のため、中に入れた。水仙が咲き乱れているエリアは綺麗だった。エイボン川もそこそこの風情がある。しかし、いかんせん、薄暗い。

大聖堂はコンサートが開かれるという ので、そのタイミングで再訪。入口から中を覗いてみたが、田舎の教会みたいで大したことなかった。でも、ライトアップされた大聖堂(の外観)は、それなりに美しい。

ニュージーランド最後の晩餐は、生牡蠣、鹿肉、赤ワイン。どれもまずまず。

9月14日
朝起きると背中が痛い。寝違えたらしい。ホテル1階のバー兼カフェでベーコン&エッグを頼んだら、ボリュームたっぷりなものが出てきた。「バスエクスチェンジ」から29番バスで空港へ。今更晴れ上がっている。これなら早く出てまち歩きをすればよかった。ホテルの部屋に窓がないから、全く気付かずのんびりしてしまった。

シンガポール航空でシンガポールへ。到着後、すぐにマッサージへ。マッサージ自体は気持ち良かったが、背中の痛みは収まらない。そして次に乗る成田行きは、よりによってバンコク経由だということに初めて気付いた。早く帰りたいのに。

バンコク到着。すべての荷物を持って一度降りなければならない。しかも、ターミナルに入って、フロアを一つ上がるため、エスカレータのある位置まで延々水平移動し、上がったら元のゲートへ戻るためまた延々と水平移動して戻らなければならない。しかもゲートに入ったら、すぐ一つ下のフロアに降りる(ここは階段がある。というか階段しかない)。当たり前だが元の場所に戻るわけで、ばかばかしい。

9月15日
6時45分、ようやく成田着陸。しかしタクシングやらゲートからの歩きやらにやたら時間を要し、乗れた成田エクスプレスは8時12分発。シンガポールならあっという間なのに。東京は遠い。

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2008年10月 4日 (土)

ニュージーランド旅行(6)アオラキ(マウント・クック)、テカポ

9月12日
朝起きるとふくらはぎが筋肉痛。そんななか、セアリー・ターンズ・トラックのトレッキングへ。最初は平坦。氷河が削った岩や砂が堆積したモレーンと思われる地形を進んでいく。昨日もそうだったが、途中でほとんど人に会わない。景色を独り占めな気分。鳥のさえずりも聞こえてくる。

途中から上りがきつくなる。時にはただの岩場を登っていく。高度が上がると眼下に湖が見えてくる。晴れてきて山並みも見えてきた。息が上がり苦しい が、景色は美しい。U字谷のこの壮大さは、写真には収まらない。上がるにつれて、雪も路面にちらほら残るようになってきた。手袋をはめ、カメラをたすき掛けにして、とにかく登り続ける。

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セアリー・ターンズ・トラックから【アオラキ】

標高1125m(出発点から大体300mぐらい高度があがった)ぐらいのところまで登ると、岩場が完全に雪で覆われているところが。ちょっと試してみたがこれは無理。 雪山を上り下りする技量も度量も装備も、残念ながら、ない。ここで引き返す。軽装だが本格装備の3人組に追いつかれ、彼らが軽やかに登っていくのをうらやましい気分で見送る。

それからはひたすら下山。下りでも息は上がる。膝が笑いかけている。ちょっと気を抜くと足がよろめく。それでも、この景色を見れるのだから、疲れるのは致し方ない。

その後、Great Sights社バスでクライストチャーチへ向かう。日本語のサボまで着いているし、日本人ガイド付き。路線観光バスとでも言おうか。途中、プカキ湖畔(昨日とは違う場所)で写真ストップ。晴れ上がり、青乳白色の湖面も山並みも美しい。

さらにテカポの「善き羊飼いの教会」でも写真ストップ。日本人の団体とぶつかった。教会内の正面窓には簡素な十字架があるだけだが、背景の山と湖が一幅の絵画のようで有名なところで、写真禁止と表示があるのに、みんな写真撮りまくり。そばで神父だか牧師だかのおじさん(ただのガイドかもしれないが)が微笑んでいるので、撮ってもよいと解釈し、こちらも撮影。

その後、フェアリー郊外の峠の茶屋でも休憩。うねるような丘陵に広がる牧草地帯が美しい。地元(多分)のライダーが写真も撮っていた。その後、一路、クライストチャーチへ。

泊まったホテルは窓がなく狭いが、デザインホテル風で面白い。明日のホエール・ウォッチング・ツアーを予約していないと言ったら、人気があるので当日行っても満席の場合があるとバスのガイドに脅されたので、ホテル1階設置のPCでネットで予約。

ホテルのそばから無料バス「シャトル」でクライストチャーチ・カジノ前へ。カジノは無視してラム料理の店へ。前菜に食べたムール貝に大満足。

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2008年9月30日 (火)

ニュージーランド旅行(5)アオラキ(マウント・クック)

9月11日
今日も雨。8時前、モーテル前にGreat Sights社の二階建てバスが来る。予定時刻より8分前。たいていは前倒しの国。このバスも日本人添乗員付きで、路線バスだが観光バス。世界初の商用バンジー・ジャンプ・サイト、「サスペンション・ブリッジ」などを車窓にみながら荒涼とした渓谷を進む。

さらに谷筋の雄大な景色の中をバスは走る。だんだん、サザン・アルプスの美しい山並みが近づいてくる。ピーターズ・ルックアウトで写真ストップ。プカキ湖の青乳白色の湖面が本当に美しい。雲が晴れ、アオラキの頂も顔を見せてくれた。このあたりは自然の湖やダム湖が運河でつながっていて、発電などに利用されているらしく、車窓でもこの色の運河や湖が連続。雪をかぶった山並みも美しいし、目が離せない。

アオラキの空港でバスを降り、車内で予約したスノー・プレーンのツアーへ。セスナ機で氷河上空を飛ぶ。そして、そのまま氷河の上に着陸(この飛行機はスキーを履いている)。空の青、雪の白、そして岩の茶色、3色だけの世界。そして静寂。

その後、ユースホステルに移動し、荷物を置いて、まずはビジターセンターへ。地図が欲しいと言ったら、そんなものは不要だと言われる。村内の高級ホテルで昼食と明日のバスの予約をしてから、レッド・ターンズ・トラックのトレッキング開始。U字谷の底を歩いている間はよかったが、途中で登に転じ、1時間以上ひたすら上り階段。5分登っては休み、の繰り返し。息も絶え絶え。振り返るとU字谷の雄大な眺め。氷河が削り、運んできた石と砂の斜面に低木が生えているのも美しい。その景色が救い。

終点は池が点在し、低木が繁り、その間をせせらぎが縫っていて、ちょっとした日本庭園のよう。水と風の音しか聞こえない。ガイドブックの読者投稿欄に「天上の楽園のよう」とあったが、晴れ上がり、暖かったら、きっとそんな気分になるだろう。寒く、曇り気味だったが、それでもしばらく立ち去りがたかった。

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苦行の後には池が待つ【レッド・ターンズ・トラック】

帰りはひたすら下り。膝がガクガクと笑う。谷を眺めながら歩けるのは良い。高度が下がるにつれて植生が変わり、高い木が増えていくのが面白い。

やや余力が残ったので、続いてガバナーズ・ブッシュ・ウォークへ。原生林っぽいなかを進む。こっちは平坦な道と勝手に思い込んでいたが、やはり坂道だった。再び息が上がる。

何とか歩ききり、他に食事場所が見つからないので先ほどの高級ホテルで夕食。サーモンが美味。食後、ユースホステルへ戻ろうとするが、道に迷う。すぐそばだと思ったら大間違いで、しかも街灯がろくに灯っていない夜道。時々看板があるが、4種類ももらっていた地図のいずれにも載っていない地名(?)ばかりで、役に立たない。それによく考えてみると、ユースホステルの建物の形をよく覚えていない。結局、人も車も通らない暗闇を30分あまりさ迷って、なんとかたどり着いた。

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2008年9月27日 (土)

ニュージーランド旅行(4)ミルフォード・サウンド

9月10日
今日はミルフォードサウンドのツアー。7時15分にモーテルにお迎えが来る。バスが来るのかと思ったら、タクシーが来た。他に二人、このモーテルから乗る予定らしい。が、ドライバー(女性)は無線で「私、何分待てばいいの?」と聞いて・・・5分も待たずに見切り発車。数分で別のホテル前で降ろされる。ほどなくGreat Sight社のバスが登場。これがツアーバスらしい。7時半過ぎに出発。

バスではドライバーが早口でテンション高く解説しながら走る。そして日本人の添乗員がいて、ヘッドフォンが配られて日本語の解説をそれで聞くという仕組み。こちらはテンションが低く、それがかえって心地いい。

バスはしばらくワカティプ湖沿いを走る。湖と別れてからカーブがちの道。それが終わると平坦な道を走る。いずれも風光明媚。だが、寝る。9時半過ぎにティアナウに到着。ここで30分休憩なので、ちょっとまちへ。湖沿いまで行ってみるが、特段のものでもない。曇っているし。

ティアナウから先の道はミルフォード・ロード。さらに風光明媚な道。両サイドを南極ブナなどの原生森に覆われた道などを走る。氷河に削られて木が生えていないEglinton Valleyや、鬱蒼としたブナに覆われたミラー湖、滝もあるがシダなどの原生林が素晴らしいキャズムなどでストップしながら、進む。

13時過ぎにミルフォード・サウンドの港に到着。晴れた。添乗員曰く「滅多にない、いい天気」。そして早くもフィヨルドっぽい景色に胸が踊る。30分後、Red Cuises社の双胴船が出港。360度全て絶景、それが延々と続く。すごい。フェアリーの滝やオットセイの群れ(昼寝しているだけでつまらなかったが)、スターリンの滝などに限界まで近づいていくなど、サービス精神も旺盛。心より満足。

Milford_sound

左下に写っている白いものは船。このフィヨルドのスケールがお分かり頂けるだろうか。【ミルフォード・サウンド】

惜しむらくは、バスのなかで急遽予約した遊覧飛行が直前になって悪天候によりキャンセルになったこと(しかも我々の飛行機の30分前は飛んでいたとのこと)。帰り道も当然風光明媚なのだが、睡魔の方が勝った。

19時10分過ぎにクイーンズタウンに到着。夕食に入った店はいきなり日本人店員が登場。ここのクレイフィッシュ(≒伊勢エビ)はこの旅一番の美味。同時に最高額の食事。ただ、量が足りなかったので、調子に乗ってパブロバ(メレンゲ・ケーキ)まで食べてしまった。翌朝は食事をしにまちなかへ出る余裕がなさそうなので、コンビニでサンドイッチを買って、モーテルへ。

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2008年9月24日 (水)

ニュージーランド旅行(3)クイーンズタウン

9月9日
5時半発のエアバスで30分ほどで空港へ。朝食はサンドイッチとフラット・ホワイト。この満足度の低さは何なのだろう。カンタス空港の搭乗ゲートへ。空港の隅っこに押しやられた感じで、ゲート内にはトイレすらない。

そしてカンタス航空でクイーンズタウンへ。と思ったら、まずはクライストチャーチへ。しかも一度降りなくてはならない。そして搭乗券をなくしたことに気付く。焦るが、ID(パスポート)を見せたら難なく再発券された(結局、元の搭乗券は胸ポケットで発見された)。

天気が悪いらしく、上空で何度も旋回した後、10時頃、ようやくクイーンズタウンに到着。バスが見あたらないので、エアポートシャトルでまちなかへ。四つ角の一角を占める観光案内所に行って、ホテルを紹介して欲しいと言ったら、あまり選択肢がなく、一番安くて99ドル(約7300円)という。そこで向かいの別の観光案内所で聞くと、さらに向かいの別の観光案内所に行けという。で、第三の観光案内所に行くが、あまり安い部屋がなく、結局一泊80ドル(約5900円)のロッジを予約。さらに、ジェットボートのツアーも予約。

その後ロッジに向かうが、教えられた場所に行ってもそんなものどこにもない。辺りは住宅街で、人も車もほとんど通らない。雨がしとしとと降るなか、荷物を引きずって30分ほど探し回って断念。通りすがりのモーテルに飛び込み、結局、一泊110ドル(約8100円)払う羽目になった。

急いで予約したジェットボートのオフィスへ。出発直前のシャトルバスを捕まえて飛び乗る。車内の案内ビデオで気分が盛り上がってきたところで、ドライバーが何かまくし立てている。嫌な予感がすると思っていると、バスはクイーンズタウンに戻ってしまった。悪天候で中止になったのだった。

ジェットボートは午後にリスケジュールし、明日のバスの予約をしたいと言ったら、さらにもう一つの観光案内所に行けという。ややこしい。で、そこでバスを予約した後、さっきの観光案内所に予約した宿のキャンセルを申し立てに行き、渡された地図(手書きで宿の位置を記したもの)を見せる。すると、あっさり「あぁ、ここじゃないはね」。それだけ。謝罪など一切なし。まったく。

昼食後、ワカティプ湖畔へ。水中の様子が水族館風に見える「アンダーウォーター・オブザーバトリー」へ。ウナギ(ニュージーランド・ロングフィン・イール)ばかりで面白くないが、ウナギの顔は面白い。時々スズガモが潜ってくるの面白い。その後、土産屋で目の周りの塗り薬を試したりして時間を潰し、再度ジェットボート・ツアーへ。今度は無事催行。ショットオーバー川に到着すると、ライフジャケットなどを着込み、ボートへ。

ウォータージェットでボートは猛スピードで疾走。雨が前方から叩きつけてくる。さっきの塗り薬が目に入ってきたのか、目がしみてまともに開けてられない。ボートは時々、360度スピンし、(シートベルトはないので)腰が中空へと浮き上がる。わざと岩すれすれを走ったりするし、とにもかくにも大興奮。

Queenstown_shotover_jet

水面を疾走するジェットボート【クイーンズタウン】

街に戻ってキーウィ&バードライフ・パークへ。トゥアタラ(は虫類)は見つからないし、鳥はオウムみたいのばっかで面白味に欠ける。「マオリ・ハンティング・ビレッジ」とやらがあったが、再現した道具が置いているだけで、つまらない博物館と同じ。キーウィへの餌付けの時間にちょうど当たったので、最後の望みをかけたが、餌の入った皿を置くだけだった。ただ、ちょこちょこと動くキーウィは何度見てもかわいい。

続いてゴンドラでスカイライン・コンプレックスへ。雨空のクイーンズタウンを見下ろす。爽快な眺めではないが、曇り空に白い霧を漂わせる、神秘的なワカティプ湖もよいもの。することがないので、ここでもマオリのショー「キーウィ・ハカ」を観賞。ロトルアのよりもより近代的な味付け。時間も短い。結局睡魔に負けた。

夕食はスカイライン・コンプレックス内で。ビュッフェ方式で食べ放題。別料金の飲み物を含め59ドル(約4300)円もしたが、まともなのは夜景だけだった。

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