9月10日
6時40分にホテルを出発し、空港へ。そしてエアロ・コンドルでイカ空港へ。乗客13人、パイロット2人の小さなプロペラ機。
さらに小さなセスナ機(12人乗り、これもエアロ・コンドル)でナスカ地上絵の遊覧飛行へ。しばらく眼下はただの砂漠だが、そのうち、斜面に描かれた「宇宙人」が。そして続いて「猿」「ハチドリ」「オウム」「コンドル」「蜘蛛」「手」「木」と次々に地上絵が。宇宙人とハチドリは背景が黒いのでわかりやすいが、その他の地上絵は分かりづらい。しかも思ったよりも小さい。
ハチドリ【ナスカ】
飛び立ってから80分後、イカの空港に戻る。バスで移動。空からもバス車窓からも、イカのまちが砂漠の中にあることが分かる。マリア・レイヘ地域博物館へ。地上絵と共通するデザインの絵が施された土器や、子どもやオウムのミイラを見学。
続いてバスで砂漠のオアシス、ワカチナへ。白い砂丘をバックに池があり、周りには草木が茂り、ホテルが立つ。ここで一休み。
アエロ・コンドルでリマに戻る。また迎えの車が遅れる。今回もたまたま別の旅行会社の人が連絡してくれる。40分ほど待たされ、ようやくガイドが到着。時間が空いたのでセントロに行きたいと希望を伝えると、お詫びの印として空港→セントロ→ホテルと無料で(当たり前だが)送ってくれることとなった。
しかし、当然(?)ガイドはなし。成り行きでガイドブックを読み込んでいた自分がガイド役に。カテドラル、ラ・メルセー教会、サン・アグスティン教会、サンペドロ教会、サント・ドミンゴ教会とじっくり教会巡り。次第に日が暮れる。セントロは外務省危険情報も出ている、治安の悪い地区。歩いていてそうした感じはしなかったが、そういう地区にツアー客をほっぽり出すガイドもどうかと思う。こちらが希望したことではあるが。
カテドラル【リマ・セントロ地区】
車が迎えに来て(ガイドは来ない)ホテルに戻る。ガイドからはチェックアウトは21時半と聞いていたが(これも、こちらから確認するまで伝えようとしなかったのだが)、ドライバーにツアー客によって便が違う(チェックアウト時刻も違う)はずと言われる。驚いてガイドに電話して確認すると、ドライバーが正しく、チェックアウトは21時半と23時の二チームに分かれることが判明。自分は後者だったので、危うく意味もなくホテルのフロントで1時間半待ちぼうけを食らわされるところだった。
23時頃ホテルをチェックアウト。ここで最後のトラブル。デポジットとして預けた50ドルを、一部ソル(ペルーの通貨)で返してよこしてきた。ぬけぬけと「ドル札がないから」と言う。勝手に両替される筋合いはないし、帰国間近でソルをもらっても何の役にも立たない。容赦しがたいので猛抗議。20分粘り、「他のホテルへ行って両替してこい」と言ったのが効いたのか、フロントの上司らしき人物が出てきて、こそこそ相談後、引き出しからドル札が登場、無事全額ドルで返ってきた。出発前の慌ただしさにつけ込んだのか、おとなしい日本人をなめているのか、いずれにしても許し難い。
9月11日
ラン・チリでロサンゼルスへ、そして大韓航空でソウル経由成田へ。ツアーで楽な旅、と思っていたが、個人旅行以上に交渉の連続だし、こちらから確認したり具体的な提案を出したりで、疲れた。低能でのろまで嘘つきなエージェントに頼るくらいなら個人旅行の方がよほど楽。この時以降、日本からのパッケージツアーは利用していない。
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