2014年3月22日 (土)

空からの眺め(12)マウンテン・フライトからヒマラヤ山脈(ネパール)

ネパールと言えば、ヒマラヤ、そしてエベレストである。しかし、登山のたしなみがあるわけでもなく、また短期間の旅行でもあり、ヒマラヤ・トレッキングはなかなか難しい。でもせっかくなので見たい。

そういう軟弱でわがままな外国人旅行客をターゲットに、首都カトマンズから飛行機でヒマラヤ山脈近くまで飛び、そのままカトマンズに戻ってくる「マウンテン・フライト」が運航されている。

ホテル付属の旅行会社で予約したAGNI AIRのマウンテン・フライトは171US$(当時のレートで約14,000円)。7時45分頃にカトマンズのトリブバン国際空港を離陸。機内でキャンディと綿(耳に詰めるのか?)が配られる。
Mountain_flight_from_kathmandu
いざ、マウンテン・フライトへ【カトマンズ・トリブバン国際空港】

あてがわれた席は真横は壁で、近くの窓の幅は他の窓の3分の1ほど。前のめりの姿勢にならないと外が見えない。窓は小さいだけでなく、汚れていて、しかもプロペラが邪魔で景色がみにくい。外を見るための飛行機なのにナンセンス。

が、ヒマラヤが近づくと、コックピットのドアが開け放たれ、客を順番に招き始めた。二人のパイロットの間から首を突き出し、正面の窓を見る。下には青みがかった霧にうっすらと覆われる低い山々、そしてその上に雪の岩山の山脈。おー、とみていると「あれがエベレストだ」との解説。どれがエベレスト?と思っているとすぐに肩を叩かれる。次の人と交替だ。

席に戻ると、反対側の席が空いている。コックピットに入っているのだ。これはチャンスと、自分の席の3倍の窓からヒマラヤ山脈の姿を眺める。と、今度はキャビン・アテンダントが「あれがエベレスト」と。どれ?指さされても、山ばかりでよく分からない。
Everest
中心からやや左の最も高い峰がエベレストかと思われる

その後、もう一度、コックピットに呼ばれる。カトマンズに戻ったのは8時20分過ぎ。40分弱のフライトで、ヒマラヤ山脈が見えていた時間はさらに短いが、それでもそれなりに盛り上がった遊覧飛行であった。

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2014年2月 1日 (土)

空からの眺め(11)ヘリコプターからイグアスの滝(ブラジル、アルゼンチン)

イグアスの滝は大きすぎて、しかも水煙がすさまじすぎて、地上から全貌をとらえるのは不可能。となれば、上空から見たくなる。ということで、ブラジル側でヘリコプター・ツアーに参加。
Helicopter_in_foz_do_iguacu
窓が大きい遊覧仕様のヘリ【イグアス国立公園(ブラジル側)】

搭乗後、飛び上がったヘリは、前傾姿勢で前進し、眼下の木々をかすめるように浮上。飛んでいるという実感が湧く。そして、スピードを上げて、滝へと近づいていく。見えてくるのは、幅広の大河を、馬蹄形というかJの字型にえぐるような崖。そして、そのあちこちから落ちていく、滝の群れ。
Iguazu_falls_from_helicopter
イグアスの滝全景

上の写真の右下にはブラジル側の遊歩道が、左の方にはアルゼンチン側の悪魔の喉笛への遊歩道が小さく見える。アルゼンチン側のアッパー・トレイルとロウアー・トレイルは見えないが、右の方にあるはず。そして気付く。ブラジル側とアルゼンチン側の遊歩道をたとえくまなく歩いたとしても、実はこの壮大な滝の一部しか見ていない、ということに。

ヘリは一度滝から離れた後、落ちてしまうのではないかと怖くなるほどに大きく身を傾けながらUターン。再び滝の上空に戻り、何回か旋回した後、ヘリポートへと戻っていく。上空滞在はわずかに11分程で、255レアル(約11,000円)と高額なツアーだったが、大満足であった。

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2012年9月23日 (日)

空からの眺め(10)セスナ機からエンゼル・フォール(ベネズエラ)

世界で一番高い滝、エンゼル・フォールは地上からはなかなか全貌を把握できない。遠くから見ると周りの森のおかげで上は見えても下は見えないかその逆か、ということになりがち。近くまで寄ってもやはり近くの木や岩が全貌を見るのを邪魔をする。

そのスケールを感じるには飛行機に乗って空から見るしかない。そんな風に思って、カナイマの宿に到着してすぐに遊覧飛行を申し込んだ。空きがあるか確認するということだったが、ほどなくしてこれから飛ぶ飛行機が空いているからすぐ来いということに。宿から飛行場までは車で5分ほど。カナイマ到着後、すぐに遊覧飛行へ飛び立つことに。
Plane_to_angel_falls
この飛行機でエンゼル・フォールへ【カナイマ空港】

離陸してすぐに見えるのは深い緑のジャングル。段々テプイ達が見えてくる。水が落ちているところはいくつか見えるが、心なしか細く力強さがなく、エンゼル・フォールではない様子。

そして・・・見えた。滝の下半分は内側がえぐれたように空洞になっているのが目立つ。この高さから落ちた水を受け続ければ、なるほどこれだけえぐれるのだ。そう思わせる水量。たなびく雲に隠れそうになりながら、2回ぐらい、飛行機は旋回して何度も滝を見せてくれる。結局、雲に覆われることはなかった。
Angel_falls_from_plane
世界一高い滝の上から下まで。【エンゼル・フォール】

飛行機の轟音が耳元で鳴り続け、滝の轟音は全く耳に入らない。水しぶきもかからない。五感のうち滝の存在を認められるのは視覚だけ。その意味ではあまりリアリティのない滝の鑑賞。あまりテンションは上がらなかったが、これは見ておいて良かった、そう思わせるに十分な景色であった。

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2010年7月30日 (金)

世界の夜明け(6)ミャンマー バガン

ミャンマーのバガンで早朝に気球ツアーに参加。朝焼け、朝霧、朝日、そして朝日に照らされ赤く浮かび上がる遺跡群と、様々な風景を楽しめた。
Bagan_in_sunrise
朝日に照らされたバガンの遺跡群

気球からは360°、景色を眺められるし、上空に上がったり地表近くまで下がったりと自由自在に動き回る。夜明け前後の多様な光景を眺めるには、気球はうってつけであった。

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2009年6月17日 (水)

空からの眺め(9)熱気球からバガン(ミャンマー)

パゴタ(仏塔)が林立するバガンは、是非上空から眺めたかったので、熱気球ツアーに参加。気球は出発前はくたっとしているが、バナーと送風機で熱風を中に送り込まれ、膨らんでいき、その後に人が乗り込んで、浮上となる。
Ballon_bagan
出発準備中【パガン】

乗っている間の姿勢などについて、簡単にレクチャーを受けて、いよいよ出発。気球から初日の出を眺め(この日は元旦)、大地に漂う霧や、朝日を受けて紅に染まるパゴダ群を眼下に眺める。

パゴタをかすめるような低空を飛んでいるかと思えば、するすると上空に上がっていき、遙か眼下に多くのパゴダ群が見えるようになったり。どうやって操縦しているのか分からなかったが、上下前後左右を何の制約もなく自在に気球は動き回る。
Bagan_from_hot_ballon
バガンのパゴダ群が遙か下に。まだ陽が低いので、パゴダや木々の影が長い。

時折、バナーの炎が燃え上がる音がする以外、風と鳥の声しか聞こえない静寂を、文字通り縦横無尽に、風に乗って動く。遠くに、近くに、パゴダを眺めるそのフライトは、まさに夢見心地であった。

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2009年6月13日 (土)

空からの眺め(8)セスナ機からタスマン氷河(ニュージーランド)

ニュージーランドのアオラキ(マウント・クック)では、セスナ機による遊覧飛行が行われている。出発地となるアオラキ・マウント・クック空港は、アオラキのビレッジから車で5~10分ほどの道沿いにある小さな空港。

アオラキの村自体が氷河が削ってできた巨大なU字谷の中にあるが、セスナはその谷を上流に向かって飛んでいく。最初は茶色い地面を川が流れているが、やがて景色は雪景色となり、谷には氷河が。
Tasman_glacier
タスマン氷河

そしてセスナは氷河の上に着陸する。車輪の前にスキー状の板が張り出すようになって、これで離着陸する。氷河から見える景色は、空と岩と氷(雪)だけ。静寂な世界が広がる。
Mount_cook_ski_planes
セスナの車輪とスキー(マウント・クック・スキープレーンズ)

ここからどうやって帰るのかと心配になるが、斜面を降りるようにして氷河を滑走路代わりに無事、離陸。帰りも眼下の氷河と谷、そして鋭角にそびえ立つ雪山の連なりを堪能した。

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2009年6月 8日 (月)

空からの眺め(7)熱気球からマリーバ(オーストラリア)

ケアンズを未明に出発し、近郊のまち「マリーバ」へ。熱気球に搭乗するためである。熱気球はそれ自体、アトラクションとして面白い。最初、地面に横たわっていた巨大な布きれが、バーナーで火をつけて、暖めた空気を入れるとどんどん膨らんでいき、そしてそれがゆっくりと浮かんでいく。不思議なもの。
Baloon_in_mareeba_2
そろそろ飛び立てる

気球は夜明け直前に飛び立つ。そのため、景色は朝焼けと朝霧。どうということもない草原だが、それが朝霧というか朝もやに包まれているだけで、幻想的に美しかった。
Mareeba_from_baloon
朝もやのメリーバ

降りる直前には地上を跳ねるカンガルーがみれたし、降りた後に客も一緒になって気球を片付ける(=折りたたむ)のも面白かった。もっとも165豪ドル(約14,000円)もかかり、リーズナブルかどうかは疑問が残るところ。

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2009年5月 5日 (火)

空からの眺め(6)ヘリコプターからグレート・バリア・リーフ(オーストラリア)

午前中にダーウィンからケアンズに移動して、午後はグレート・バリア・リーフという慌ただしい旅程にしてしまったので、大珊瑚礁は行きはヘリコプター、帰りは船というツアーに参加することにした。移動時間を短縮できるだけではなく、空からも海からも眺められると思ったためである。
Helicopter_for_great_barrier_reef
このヘリコプターで行く

ヘリポートは海岸沿いにある。飛び立ってしばらくはケアンズの森と乳白色の海の眺め。ほどなく、海の色が乳白色から濃い青にはっきりと変わる。明確に境界線が見える。不思議。ブラジルのソリモンエスの奇観のようだ。Cairns
青と青がつくり出す線

さらに進むと美しいグレート・バリア・リーフがみえてくる。25分弱の短い旅だったが、楽しめた。

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2009年5月 2日 (土)

空からの眺め(5)セスナ機からバングルバングル(オーストラリア)

黒とオレンジの縞々模様の岩山群が特徴的な「バングルバングル」(パヌルル国立公園)。陸路で移動するとえらく時間がかかるので、往復共にカナナラからセスナ機で移動。必然的に行きも帰りも空からの眺めを楽しめる。
Cessna_in_purnululu_national_park
国立公園内の飛行場(舗装もされていないが)

おそらく往路と復路は別のルートを飛ぶ。そしてバングルバングルはじめ、湖、河、河岸段丘、岩山、それに畑や鉱山までバラエティに富んだ景色が展開されて、飽きない。

なかでもバングルバングルの不思議な造形はやはり忘れがたい。地上から間近に見る姿もよいが、こうして大空から俯瞰できるというのは格別のものがある。
Bungle_bungle
バングルバングル(パヌルル国立公園)

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2009年4月27日 (月)

空からの眺め(4)ヘリコプターからウルル(オーストラリア)

巨大な一枚岩、ウルル(エアーズ・ロック)。朝焼けに照らされる姿をみて、登山して、山裾を歩き、さらに夕焼けに照らされる姿も見て、と様々な時間と場所から見たが、その間にヘリコプターで空からもその姿を眺めた。
Helicopter_for_uluru
ウルル上空を行くヘリコプター

ウルル、そしてカタジュタ(マウント・オルガス)は上空から見ると地上から見るのとは異なる姿を見せてくれる。ウルルはなるほど一枚岩かと思える。そしてこうした岩山だけでなく、地平線まで延々と広がる赤土の大地とそこにポツポツと群生している植物も、また得難い眺めであった。
Uluru_from_helicopter
空から見るウルル

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