2015年9月 1日 (火)

夜行紀行(8)ヤズド~テヘラン(イラン)

イランのヤズドから首都テヘランまでは夜行列車で9時間ほど。夜行にちょうどいい所要時間なのだが、ヤズド発が午前2時台というのが難。仮眠をとるべく泊まったホテルで間違えて午後11時にモーニング・コールが(モーニングではないか)かかってきたり、意味もなく出発1時間前に駅に到着して待っていたりしたせいで、ろくに眠れずつらかった。

車内は2段ベッドで、標準的な寝台。たしか、下の写真右下にあるカバンの中にシーツなど一式が入っていて、自分でベッドメイクする。朝、ベッドから椅子に戻すのも自分で。
Inside_of_night_train_from_yazd_to_
ヤズド・テヘラン間の夜行列車社内

朝、席にパンと紅茶が配られる模様。食堂車に行っていたため、有料か無料かなど詳細は不明。同室のお父さんが嬉しそうに紅茶を分けてくれたが。いや、食堂車で飲んできたので、と断れずじまい。
Night_train_from_yazd_to_tehran
テヘラン駅に到着

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2015年4月 7日 (火)

マーケット・ウォッチ(21)シーラーズのヴァキール・バザール

シーラーズはペルセポリスなどに行く拠点となるまちだが、この町自体が観光スポットの宝庫。

その一つがムカルナスなどが美しい、マスジェデ・ヴァキール(ヴァキール・モスク)。そしてモスクに付属というか隣接している、高い屋根付きのバザールも、絨毯やら衣服やらを売っていて、それらを見ながらぷらぷら歩くのが楽しい。
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ヴァキール・バザール【シーラーズ】

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2013年11月27日 (水)

花話(4)シーラーズのバラ(イラン)

バラはイランの国の花と言われている(黄色いバラ、と限定する記述も見られる)。イランを訪れたのは5月で見頃だったのか、旅行中、あちこちでバラをみた。イランは庭園が多い国でもあり、美しく手入れされた庭園ではバラをはじめとした多くの花々を楽しむことができた。
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バラが咲き誇るエラム庭園にて【シーラーズ】

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枯れた水路を花々が彩る【シーラーズのエラム庭園】

バラは庭園や広場だけでなく、歩道にも植えられていた。イスファハンの交差点で美しく咲き乱れるバラの写真をいそいそと撮っていたら、ひげもじゃのおっさんに「バラが好きなのか?」と嬉しそうに声を掛けられた。おっさんもバラが好きなようだった。イラン、それはバラを愛でる人々の国。

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2011年6月18日 (土)

夜の街を(23)イスファハン(イラン)

イスファハンのエマーム広場の写真は大抵、噴水が吹き上げている。しかし、昼間行くと、噴水がない。観光のオフシーズンでもないのにどうしたことかと思っていたが、夕方近くになると噴水が始まった。

段々と陽が落ちていき、空の色が少しずつ変わっていく。次第にライトアップが始まる。燦々と輝く太陽の光を浴びた広場も美しいが、藍から黒に変わっていく夜空を背景に照らされる広場もまた美しかった。
Imam_square_isfahan_at_night
世界の半分の夜【イスファハン・エマーム広場】

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2011年6月15日 (水)

旅の飲み物(16)イランのマーオッシャイール

イランはイスラム国家。アルコール飲料は御法度。大の大人が夜でもコーラ(コカ・コーラもペプシもある)を飲む国である。一方で、ビールのような炭酸飲料も売っている。それが「マーオッシャイール」。日本風に言えばノン・アルコール・ビールである。
Photo
レモン・フレーバーなビール風飲料【シーラーズ】

瓶はビール風。ついでみると黄金色の液体に白い泡。まさにビール。が、飲んでみると、まるでビールっぽくない。刺激の薄いレモネードのような味。不味くはないが、飽きる。これなら普通にコーラを頼めばよかったと後悔。

が、だんだん慣れてくると、これはこれでアリではないか思えてくる。甘くない炭酸飲料を飲みたければ、これを飲むしかない。微妙なフレーバーが風情あるではないか。

ということで、その後もことある毎にマーオッシャイールを飲んでみた。しかし、これが日本のビールもビックリの多品種ぶり。なかなか同じ感覚を味わえない。よりビール風なものもあれば、マンゴーなど多彩なフルーツ・フレーバーなものもある。結局、大して満足もしなかったが、その割にはいろいろ飲んだ飲み物となった。

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2011年6月12日 (日)

イラン旅行(10)実用情報(ヤズド、テヘラン、セルギエフ・パッサート)

■ヤズド
・シーラーズからのバス ボルボが75,000リアル(約570円)、所要6時間半
・バス・ターミナル→街中 タクシー(貸し切り)、30,000リアル(約230円)、所要20分弱
・アーテシュキャデ→アトゥラスィ広場 赤いバス、500リアル(約4円)、現金払い可能、所要7分
・アトゥラスィ広場→沈黙の塔 黄色いバス、500リアル、所要7分。沈黙の塔付近には決まったバス停がないもよう(手を挙げればバスは止まる)
・アトゥラスィ広場→ベヘシュティ広場 赤いバス、500リアル、所要17分

・アーテシュキャデ 10,000リアル(約80円)
・アレキサンダーの牢獄 2,000リアル(約15円)
・アミール・チャグマーグのタキーイェ 3,000リアル(約20円)
・アミール・チャグマーグの5つのバードキールのある貯水池(今はジム) 10,000リアル(約80円)
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5つのバードキールのある貯水池の建物【ヤズドのアミール・チャグマーグ広場付近】

■テヘラン
・イマーム・ホメイニ空港→市内 タクシー(貸し切り)、30万リアル(約2,300円)、南バスターミナルまでは30分だった(ただし深夜の移動)
・ハラメ・モタッハル駅→イマーム・ホメイニ空港 タクシー(貸し切り)、言い値で10万リアル(約750円)、所要25分。21時過ぎの同駅にはタクシーは2台しか止まっていなかったので要注意。

・ヤズドからの鉄道 定刻午前2時20分発の夜行列車で所要約9時間、172,000リアル(約1,300円)
・テヘラン駅 駅の中から出口に向かって右側の方の階段を上ったところに荷物預けがある。1つ10,000リアル(約80円)。預ける際にID(パスポート等)と鉄道のチケットの提示を求められる。

・テヘラン駅からバリーイェ・アスル通りを北上するバス BRT(基幹バス、プラットフォームのある停留所があり、停留所の間隔が長い)になっている。1回1,000リアル(約8円)、現金払い可能、降車時に運転手に払う。
・イマーム・ホメイニ駅→ハラメ・モタッハル駅 地下鉄1号線で所要約35分。
・地下鉄は1回券はたぶん2,500リアル(約20円)、2回券は4,500リアル(約30円)。自動販売機で買える。
・テヘラン駅→地下鉄シューシュ駅(テヘラン駅からシューシュ通りを東に行った方向にある駅、「歩き方」の地図上では「Molavi」と書かれているが、間違い) タクシー(貸し切り)で30,000リアル(約230円)、所要8分。

■セルギエフ・パッサート
・モスクワのヴェーデーエヌハー駅→セルギエフ・パッサート 388番バスで145ルーブル(約420円)、所要70~80分。

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2011年6月 7日 (火)

イラン旅行(9)実用情報(イスファハン、シーラーズ)

現在出ているイランの地球の歩き方は、2009年4月刊行。まだ最新版が発行されないようなので、歩き方掲載情報から変わっているもの中心に、各種情報を。

■イスファハン
・テヘランからのバス:ボルボ(高級なバスという意味)で、南バスターミナルから75,000リアル(約570円)、所要6時間45分。なお、歩き方の「南バス・ターミナル」の欄に記載されているペルシャ語を現地で見せたら「ベイハギー」(別のターミナル名)と読んだ。誤植?
・イスファハンのバス・ターミナルから市内へ:タクシー(貸し切り)で40,000リアル(約300円)。高いような気がする。
・ハージュー橋→エンゲラーブ広場、タフティ交差点→エンゲラーブ広場:乗り合いタクシーでともに3,000リアル(約20円)、所要6~7分。
・エンゲラーブ広場→ジョルファー地区:91番バスでベツレヘム教会近くの交差点まで行ける。5分ほど。
・エンゲラーブ広場→南バス・ターミナル:91番バスまたは301番バスで所要20分。
・イスファハンのバスのICカード:1枚20,000リアル(約150円)。何回乗れるのかは不明。

・マスジェデ・ジャーメ:10,000リアル(約80円)。歩き方では無料となっていたが。
・チェヘル・ソトゥーン庭園博物館:10,000リアル
・ハシュト・ベヘシュト宮殿:5,000リアル(約40円)
・マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー:8,000リアル(約60円)。マスジェデ・エマームとここは月曜の昼間はクローズしていた。昼休みを取る模様。正確な時間は不明。
Emam_mosque_in_isfahan
昼休みに注意【マスジェデ・エマーム(イスファハン)】

■シーラーズ
・イスファハンからのバス:VIPバスで100,500リアル(約770円)。普通のボルボは75,000リアル(約570円)。所要6時間半。
・バスターミナル→街中:ターミナル内のブースでタクシー(貸し切り)を手配したら28,000リアル(約210円)、所要10分。街中からターミナルへは、タクシー(相乗り)で5,000リアル(約40円)で12分。
・エラム庭園→ハーフェズ廟:タクシー(貸し切り)で30,000リアル(約230円)、8分。言い値で乗ってしまった。
・ハーフェズ廟→ショハダー広場:2番バスで1,000リアル(約8円)、7分。地元の人はICカードを使っていた。

・ハンマーム・ヴァキール:3,000リアル(約20円)
・パールス博物館:5,000リアル(約40円)
・キャリーム・ハーン城塞:5,000リアル
・キャリーム・ハーン城塞前のツーリスト・インフォメーション:日本語の地図は持っていないが、英語の地図と日本語のパンフレットをくれる。
・鉄道チケットが手配できる旅行会社:ザンド通りからSadi通りに入ってすぐの所にある。歩き方に掲載されているPars Tourの系列のようで、Pars Tourで紹介された。

■ペルセポリス他
・パサルガダエ、ナグシェ・ロスタム、ナグシェ・ラジャブ、ペルセポリスを回るタクシー(貸し切り):ササンホテルで手配。言い値で55万リアル(約4,200円)。7時半にホテルを出発し、15時半頃に市内に戻る。なお、ペルセポリスからシーラーズ(エラム庭園)まではタクシーで45分ほど。
・パサルガダエ:5,000リアル(約40円)
・ナグシェ・ロスタム:5,000リアル

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2011年6月 2日 (木)

イラン旅行(8)セルギエフ・パッサート、モスクワ

5月8日
午前4時15分離陸のアエロフロートでモスクワ・シェレメチェボ空港へ。使えるATMを探すのに苦労する。外国人が使えるATMが全くないイランよりはましだが。

アエロ・エクスプレスで市内へ。木々の若葉が美しい。イランとは全く違う気候。ベラルーシ駅に着いたはいいが、地下鉄の駅の入口が分からず右往左往。何とかみつけて地下鉄5号線と6号線を乗り継いでヴェーデーエヌハー駅へ。そして388番バスで80分ほどでセルギエフ・パッサートへ。

到着後、トロイツェ・セルギエフ大修道院へ向かう。道路を横断しようと思うが、車はものすごいスピードで飛ばしている。イランのノリで無理矢理横断していいものか逡巡。とりあえず横断歩道前まで行ってどうしようかと途方にくれていると、なんと自動車が停まってくれた。ものすごい驚いた。北欧のよう。

バス・ターミナルから15分ほど歩いて修道院に到着。様々な様式の建物が並び、ロシア建築の博覧会のよう。中央のウスペンスキー大聖堂の中に入る。天井や壁を覆う絵画はすすけているが、イコノスタシスは黄金色に輝く。人々が十字を切り、口づけし、お辞儀をし、ロウソクに火を灯す。イスラム教との共通点も相違点もある。そういえばイスラム教は礼拝に火を使わない。
Trinity_sergius_lavra_in_sergiev_po
ウスペンスキー大聖堂など【セルギエフ・パッサート】

さらにトロイツキー聖堂に向かう行列が。よく分からずに早速並ぶ。鐘楼から鐘の音が。一人で低音で刻む鐘と、高音でメロディらしきものを奏でる鐘とを打ち鳴らしている模様。見事なもの。しばらくすると、今度は複数の鐘楼から鐘が。なかなかのアトラクション。

みれば行列に並ばずに聖堂内に入る人が。どうもおかしいとよくよく観察してみると、行列は遅々として進まない一方で、行列を無視して入る人がかなりいる。せっかく並んだのだから最後まで並びたいという思いと、先がどうなっているのか早く知りたいという思いとの葛藤に悩むが、結局行列を離脱。列はロウソクに火を灯し、棺に口づけし、という礼拝をするための列だった。そこまでしたいわけではない。聖堂内を見学したいだけ。並ぶ必要のない行列に、1時間半も並んでしまった。生の聖歌が響き渡る聖堂内の雰囲気は良かった。

再び388番バスでモスクワ・ヴェーデーエヌハー駅に戻り、駅前の宇宙飛行士記念博物館へ。スプートニクからガガーリン、ソユーズ、そして謎のスペースシャトルもどき「ブラン」まで、多数展示。が、解説はすべてロシア語ということもあり、過去の栄光の展示ばかりで、宇宙開発の現状についてがいまいちよく分からないような。現在の国際宇宙開発協力のなかで、ロシアの貢献は大きいと思うのだが。

金、体力、そして気力が尽きてきた。地下鉄2本とアエロ・エクスプレスを乗り継ぎ、シェレメチェボ空港へ戻る。そしてアエロフロートで、一路、成田へ。

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2011年5月30日 (月)

イラン旅行(7)ヤズド、テヘラン

5月7日
午前1時頃、ホテルをチェックアウト。ホテルに呼んでもらったタクシーの値段をフロントで聞くと2~3万リアル(約150~230円)だという。そんなものであろう。ドライバーにもそれを確認するつもりだったが、タクシーに荷物を積んでいる間に、ホテルの人間はいなくなり、門まで閉めやがった。最後まで不愉快。

ペルシャ語のみのドライバーとヤズド駅へ。降りて2万リアル渡そうとすると、どうやら夜だから5万だと言っている(多分)。3万でもダメ。しかし、ドライバーが通りすがりのイラン人を捕まえてアピールするも、全く取り合ってもらってないところをみると、こちらの主張も妥当と思われた。結局、3万で押し通す。

予約したテヘラン行きは午前2時20分発。手配した旅行会社に「1時間前には駅に着いているように」と言われたので、その通りにした。が、その必要性は全くなかったような気がする。しかも列車は定刻より30分遅れで発車。売店も何もない深夜の駅の待合室で、1時間半ほど眠気と暇と戦いながら待つ羽目に。

列車がやってきて乗り込み、指定の席へ向かうと、なにやら荷物で席が埋まっている模様。と、恰幅のいい男が現れ、どうやら席を替わってくれと言っている。結局、男は車掌と交渉し、こちらは別の席へ移動させられる。父子2人組と同室。と、さっきの恰幅男が入ってきた。この部屋で寝るらしい。この男は一体、何人分の席を占有する気なのか。席は上下2段の寝台で、枕、毛布、シーツなどは自分でセットして寝台にする仕組み。列車の揺れは心地よかったが、なかなか寝付けず。

9時ぐらいに起床。シーツ等は自分で片付けると、車掌が回収に来る。食堂車があるので、せっかくなので行ってみる。冷房も効いていて、割と優雅な空間。チャイを頂く。部屋に戻ると親子が朝食中。ナンと紅茶は配給されるのだろうか。チャイを勧められ、せっかくなので頂く。飲み干すと、2杯目を満面の笑みですすめられる。断れない。

11時45分頃、テヘラン駅に到着。荷物を預けて、BRT(専用レーンを走る基幹バス)の走る通りまで歩く。が、BRTの停留所にはICカードの読み取り機らしきものがあるのみで、切符の販売機がない。周囲のバスチケット売り場も閉まっている。仕方なくさらに歩く。結局45分ほど歩いて地下鉄のモラヴィ駅へ。鉄道の中央駅に地下鉄が通っていないこと自体が間違っている。地下鉄駅では、自動券売機で片道券4枚を買おうとして、謝って2回券を4枚購入。馬鹿。

地下鉄1号線でエマーム・ホメイニ広場へ。一度、改札を出るが、時間がなくなってきたので予定を変更してもう一度駅に戻り(どうせ、切符は潤沢にある)、改めて一駅戻って下車。地上へ出ると方向の見当が全く付かない。とりあえず軽食堂で食事し、お目当てのゴレスターン宮殿の方向を聞く。そちらに向かって歩き出すが、想定以上に時間が経っていたので、ゴレスターンはもうどうでもよくなり、エマーム・ホメイニ広場へ歩こうとまたも予定を変えたのが間違いの元。いっこうに宮殿にも広場にも着かない。どうやら全く見当違いの方向に進んでいる模様。

人に尋ねたり、標識などから何とか現在位置を推測。この頃には、BRTには実は現金でも乗車できることに気付いたので、BRTに乗って地下鉄モラヴィ駅へ。さっきこの駅に着いてから2時間が経っているのに、この間にしたことは昼食だけ。何をやっているんだか。

地下鉄1号線でサディ駅へ。13分歩いて宝石博物館にたどり着くも、クローズ。さらに18分歩いてアーブギーネ博物館にたどり着くも、クローズ。さらに6分歩いて考古学博物館にたどり着くも、クローズ。今日は一体、なんなのだ。

近くのシャフル公園へ。園内は例によって憩う人で溢れている。イラン・イラク戦争時にイラク側が使ったという化学兵器の犠牲者の慰霊塔も。園内のチャイハネでノン・アルコール・ビールを飲んで一休み。

エマーム・ホメイニ駅から地下鉄1号線でハラメ・モタッハル駅へ。金色のドームが輝くエマーム・ホメイニの霊廟が駅前からも見える。まだまだ工事中だが、それでも大勢の人々が集まる霊廟内へ。ホメイニ本人の他、10人以上の現代の聖人の棺を安置。エジプトやインドもそうだが、イスラム化以前の伝統と風習が強い国では、イスラム教の「偶像崇拝禁止」が名目のものになる傾向にあるように感じる。
Mausoleum_of_khomeini
エマーム・ホメイニの霊廟【テヘラン】

その後、地下鉄、BRT2本を乗り継いでテヘラン駅へ。ラッシュ時でBRTは大混雑。テヘラン駅で荷物をピックアップし、タクシーで地下鉄シューシュ駅へ。そして地下鉄1号線で20分ほどで再びハラメ・モタッハル駅へ。ライトアップが物足りないホメイニ廟を眺めた後、タクシーでエマーム・ホメイニ国際空港へ。眠れぬ待ち時間が、今晩も始まる。

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2011年5月27日 (金)

イラン旅行(6)ヤズド

5月6日
朝、ついに下痢。強烈な日差しの中、観光をスタート。朝であることと、イスラム教の休日である金曜日であることから、まちは静まりかえっている。45分ほど歩いて、ゾロアスター教の寺院「アーテシュキャデ」へ。西暦470年から燃え続けているという聖火があるだけだが、大勢のイラン人観光客で賑わう。

路線バスを乗り継いで、「沈黙の塔」へ。二つの岩山の頂上にそれぞれ、ゾロアスター教徒が鳥葬をしていた円筒状の塔の遺跡がある。息も絶え絶えに岩山を登る。よくもまあ死体を担いでこんなところを登ったものだと感心。
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沈黙の塔【ヤズド】

路線バスを乗り継いでベヘシュティー広場へ移動し、ヤズド名物の豆と肉のスープ(というか煮物)「ホレシュテ・ゲイメ・ヤズディー」を食した後、ヤズド水の博物館へ。砂漠の中でいかに地下水路を掘ったかの苦労の展示がメイン。地下にも降りられるが水が流れていないのでよくわからない。

廟やらモスクやらを見学しながら歩き、マスジェデ・ジャーメ(金曜モスク)へ。中に入ろうと近づこうとしたら、イラン人の男女3人組に止められる(理由は不明、昼休み中で中に入れないということか)。そして誘われるがままに一緒に旧市街を散策。泥の壁に覆われた建物が続く。

途中でイラン人達と分かれたり、再び合流したり、と気まぐれに歩きながら、十二エマームの霊廟、アレクサンダーの牢獄、ラリーハ邸と見学。マフムーディ邸へ行くと閉まっている。3人組が警備員らしき男を説得(?)し、鍵を開けさせた。中は工事中だったが、中庭のある瀟洒な家。屋上に上ると、「バードギール」(室内に風を取り込むための塔)があちこちに立っている街並みがみえる。が、微妙に見づらく、一望とは言いかねる。このまちはもっと工夫すれば、もっともっといい観光地になる気がする。

そして、マスジェデ・ジャーメへ。メインのドームが巨大で圧倒される。タイルはやや埃を被って色褪せている気がするが、それでもなお美しい。正面の、高いメナーレ(ミナレット)が2本立つゲートは残念ながら工事の足場が組まれているが、それでも素晴らしい。

続いてアミール・チャグマーグのタキーイェへ。が、メナーレへの入口がふさがっていて、高い場所に登れない。低い部分の屋根上からも、まちのあちこちのバードギールは眺められるが、やはり微妙に見づらい。

アミール・チャグマーグの広場近くに、5つのバードギールを従えるドームがあり、気になって行ってみると、中に入るなら10,000リアル(約76円)払えと言う。入ると中はズール・ハーネ(イラン古来のジムのようなもの)になっているが、今日は練習なしとのこと。屋上と地下の貯水池(今は水はない)に行くことができるが、「その階段を降りろ」「あそこを上がれ」と指示されるだけで、全く説明がないので、いまいち仕組みが分からない。後付けされたと思しき電動のファンの音がうるさかった。

その後、ハンマームをチャイハネに改装した店へ。雰囲気も良かったが、まだ食事はないとのことだったので、諦めてまたホテルで夕食。頼んだ飲み物が置いていないと分かるまで10分以上かかるなど、相変わらず従業員の反応がとろい。安食堂の方がよほどまし。

シャワーを浴びた後、仮眠。明日は午前1時にホテルを出なければならない。1泊50ドルも払っているのにもったいないが、この夜を最後に帰宅するまでベッドにもシャワーにもありつけないので、敢えてもう一泊。ともかく少しでも寝ておこうと思っていたのに、23時頃、電話のベルに叩き起こされる。出るとフロントからで、「タクシーの手配を頼まれたようだけど」ときた。「午前1時に依頼した」と言うと「え?1時?」ということになり、通話終了。腹が立って以降は眠れず。

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