2016年11月15日 (火)

猫だらけ(14)サンタ・エレナ・デ・ウアイレン

ベネズエラのグラン・サバナのツアー拠点となる町、サンタ・エレナ・デ・ウアイレン。夜行バスで到着し、泊まった宿には猫と犬が暮らしていた。
Dogs_and_cat_in_santa_elena_de_uair
見つめあう三匹【サンタ・エレナ・デ・ウアイレン】

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2015年10月31日 (土)

夜行紀行(12)シウダー・ボリーバル~サンタ・エレナ・デ・ウアイレン(ベネズエラ)

ベネズエラの「シウダー・ボリーバル」から、グランサバナの拠点であるサンタ・エレナ・デ・ウアイレンは夜行バスで移動。シウダー・ボリーバルのバス・ターミナルは「歩き方」曰く、治安がよくないので夜間は近づいてはならない場所。しかし、夜行バスに乗ろうとしているのに、そんなことは言われても困る。しかもいろいろあって、夜7時過ぎについて、深夜1時半の出発まで滞在する羽目になった。
Ciudad_bolivar
シウダー・ボリーバルのバス・ターミナルの夜。ほとんどの店が閉まってしまった。

ベネズエラの夜行バスは、冷房があまりにきついので「冷凍バス」とも揶揄される。熱帯だというのに、毛布を抱えて乗り込んでくる中年女性がいたぐらいなので、相当なもの。短期旅行者はそこまで重装備にする余力がないので、とにかくありったけ手持ちの服を着てしのぐしかない。
Inside_of_bus_from_ciudad_bolivar_t
かなりリクライニングするので、座れれば楽【シウダー・ボリーバル~サンタエレナ間バス車内】

バスは深夜1時半に出発し、サンタ・エレナ・デ・ウアイレンに午後1時半に到着。そのため、朝食休憩が途中であった。
Bus_from_ciudad_bolivar_to_santa_el
朝食休憩場所にて

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2013年11月21日 (木)

花話(2)グラン・サバナの花(ベネズエラ)

植物に詳しいわけではないので、旅行中、見知らぬ花に出逢うことがよくある。ベネズエラのグラン・サバナにあるパチェコの滝近くで見た花もその一つ。
Flower_near_the_pacheco_falls_1

Flower_near_the_pacheco_falls_2
2点ともパチェコの滝付近にて

正確には花ではないような気がする。葉とか茎とかが色づいているのかもしれない。いずれにしても、あまり他ではお目にかかったことのない形状。群生していて印象的だった。

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2012年9月23日 (日)

空からの眺め(10)セスナ機からエンゼル・フォール(ベネズエラ)

世界で一番高い滝、エンゼル・フォールは地上からはなかなか全貌を把握できない。遠くから見ると周りの森のおかげで上は見えても下は見えないかその逆か、ということになりがち。近くまで寄ってもやはり近くの木や岩が全貌を見るのを邪魔をする。

そのスケールを感じるには飛行機に乗って空から見るしかない。そんな風に思って、カナイマの宿に到着してすぐに遊覧飛行を申し込んだ。空きがあるか確認するということだったが、ほどなくしてこれから飛ぶ飛行機が空いているからすぐ来いということに。宿から飛行場までは車で5分ほど。カナイマ到着後、すぐに遊覧飛行へ飛び立つことに。
Plane_to_angel_falls
この飛行機でエンゼル・フォールへ【カナイマ空港】

離陸してすぐに見えるのは深い緑のジャングル。段々テプイ達が見えてくる。水が落ちているところはいくつか見えるが、心なしか細く力強さがなく、エンゼル・フォールではない様子。

そして・・・見えた。滝の下半分は内側がえぐれたように空洞になっているのが目立つ。この高さから落ちた水を受け続ければ、なるほどこれだけえぐれるのだ。そう思わせる水量。たなびく雲に隠れそうになりながら、2回ぐらい、飛行機は旋回して何度も滝を見せてくれる。結局、雲に覆われることはなかった。
Angel_falls_from_plane
世界一高い滝の上から下まで。【エンゼル・フォール】

飛行機の轟音が耳元で鳴り続け、滝の轟音は全く耳に入らない。水しぶきもかからない。五感のうち滝の存在を認められるのは視覚だけ。その意味ではあまりリアリティのない滝の鑑賞。あまりテンションは上がらなかったが、これは見ておいて良かった、そう思わせるに十分な景色であった。

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2012年9月15日 (土)

ベネズエラ旅行(9)実用情報

お金の話を中心に旅行の実用情報を。時間や金額はいろいろと変わると思うので、あくまで今回の旅行ではこうだった、というご参考までに。

■両替事情
ベネズエラの通貨、ボリーバル・フェルテの公定レートは1USドル=4.3ボリーバルで固定。クレジット・カードで支払うとこのレートが適用される。キャッシュ・カードでおろしてもそう。銀行で両替してもそう。しかし、路上で声を掛けてくる両替商は違う。

カラカス空港内では1ドル=7ボリーバル、プエルト・オルダスのホテルでは1ドル=8ボリーバル、サンタ・エレナ・デ・ウアイレンの中心部では1ドル=8.5ボリーバルであった。つまり、大体、1ボル=10円であった。

■各種ツアー
・プエルト・オルダスの空港のCanaima Tourで手配したエンゼルフォール2泊3日ツアー 570ドル。ホテルはカナイマで最高級のWaku Lodge。
・カナイマのホテルで手配したエンゼルフォール遊覧飛行 80ドル
・サンタ・エレナ・デ・ウアイレンの旅行会社Mythtic Tourで手配したグラン・サバナのトラディショナル・ツアー 250ボリーバル(4人参加の場合)~700ボリーバル(1人参加の場合)。9時半集合、17時半帰着。
・サンタ・エレナ・デ・ウアイレンの旅行会社で手配したグラン・サバナのノン・トラディショナル・ツアー 300ボリーバル(4人参加の場合)~800ボリーバル(1人参加の場合)。9時半集合、16時半帰着。
Lake_canaima
カナイマのWaku Lodge敷地内から見たカナイマ湖。赤茶色の湖の向こうに滝とテプイが望める。

■高速バス
・プエルト・オルダス→シウダー・ボリーバル 28ボリーバル、2時間弱
・シウダー・ボリーバル→サンタ・エレナ・デ・ウアイレン 200ボリーバル、12時間(検問、朝食時間を含む)。実際に乗ったのは深夜1時半発。バス会社の看板を見る限りでは、18時半、19時半、21時半発もあるもよう。なお、プエルト・オルダス発はバス会社の看板情報では18時半発と21時半発があるもよう。
・サンタ・エレナ・デ・ウアイレン→プエルト・オルダス 150ボリーバル、9時間20分。19時半発に乗ったが、バス会社の看板を見る限りでは、プエルト・オルダス経由シウダー・ボリーバル行きが10時発、18時半発、19時発、21時発もあるもよう。

■プエルト・オルダス
・空港→市内 タクシー 70ボリーバル、14分
・市内→空港 タクシー 40ボリーバル、10分
・空港→バスターミナル タクシー 40ボリーバル、4分
・バスターミナル→空港 タクシー 30ボリーバル、4分
・市内→オリノキア・モール タクシー 30ボリーバル、7分
・空港を出て15分ぐらい歩いたところ→ラ・リョビスナ公園 タクシー 50ボリーバル、15分
・ラ・リョビスナ公園→オリノキア・モール タクシー 50ボリーバル、15分
・オリノキア・モール→空港 タクシー 50ボリーバル、6分
・空港税 40ボリーバル

■シウダー・ボリーバル
・バス・ターミナル→市内 タクシー 35ボリーバル
・市内→空港 タクシー 30ボリーバル、7分
・空港→バス・ターミナル 旅行会社のタクシー 40ボリーバル、8分

■カナイマ
・国立公園入園料 150ボリーバル

■サンタ・エレナ・デ・ウアイレン
・バスターミナル→市内 タクシー 25ボリーバル、6分
・市内→バスターミナル タクシー 20ボリーバル、4~8分
・バスターミナル利用料 2ボリーバル 

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2012年9月 8日 (土)

ベネズエラ旅行(8)プエルト・オルダス

8月4日
今回の夜行バスは前回よりも冷房がきつい。Tシャツ、長袖シャツ、薄手の上着、小さめのレインコートを着て、さらに寝袋状のシーツを肌掛け代わりにして、それでも寒い。周りを見渡すと、ジャンパー状のものを着ている人、毛布を持ち込んでいる人も。準備不足だった。何か頭も痛くなってきた。

5時5分、バスが停車し、「プエルト・オルダス」の声。思ったより早く着いてしまった。いっそのこと終点のシウダー・ボリーバルまで乗っていようとも思ったが、荷物を預ける際に降りるバス停を伝えてあった。案の定、荷物のタグの番号が呼ばれる。降りるしかない。それに腹も痛くなってきた。

荷物を受け取って、トイレへ駆け込む。そして下痢。小汚いバスターミナルだが、トイレはそこそこきれいで助かった。さて、夜もまだ明けぬバス・ターミナルは店も開いておらず、そこでぼーっと待つ人が他にもいることだけが救い。6時頃、ようやく一つの店が開く。朝食をどうするか迷ったが、結局、タクシーで空港へ。ここで荷物を預けられれば身軽に行動できると期待したが、残念ながら荷物を預けられる施設はなし。今日は荷物を引きずっての行動に。そして空港でも下痢。

9時頃、ツーリスト・インフォメーションが開いているのに気付き、行ってみる。市内の見所を教えてくれ、その一つの川を巡るツアーが面白そうなのだが、事前に電話で予約する必要があるとのこと。しかし電話番号をくれるだけ。スペイン語は話せないので代わりに掛けて欲しいと懇願すると、「あなたの携帯で掛けてあげる」とのこと。で、かけたが、複数の番号あるものの、すぐに切れるか誰も出ないかのどちらか。ならばと、ターミナル内の電話局に行き、そこから電話。しかしやはりかからない。「理由が分からない」とインフォメーション嬢は言ったが、おおかた、土曜日はまじめに営業していないのだろう。それは仕方ないとして、インフォメーションなら予約の電話ぐらい、そこからかけてほしい。妙なところがケチ。よほど電話代が高いのだろうか。

もう一つ、ラ・リョビスナ公園をすすめられたので、タクシーで行くというと、大体50ボリーバル(闇レートで500円ぐらい)という。が、いざタクシー運転手と交渉すると、3人と話して3人とも80の一点張り。このまちのタクシー運転手は質が悪い、特に空港に注意と某ガイドブックにあったが、まさにその通り。現金は余っていたが、腹が立ったので先の見通しもなく、荷物を引きずって空港外へ歩いて出る。外は高速道路のような道で、タクシーを停められる雰囲気ではない。15分ほど歩いて、少し街らしくなってきたところでタクシーを待つことに。が、なんか自動車修理工場がひしめくエリアで、働いている人と通る車はあるが、歩いている人はいない。何となく治安悪そうな雰囲気。

そう思っているとタクシーが。目的地を告げるとあっさり「50ボリーバル」。で、15分ほどでラ・リョビスナ公園へ。市民の集う公園という感じで、大荷物を牽いて入園しようとしたら荷物検査を求められる。「ボン!」とか言っていたので、爆発物検査と言うことか。途中で「もういい」という感じになったが。

緑に囲まれた気持ちのいい公園を歩く。土曜日の午前。家族連れが多い。お目当てのリョビナスの滝がどこにあるかがどこにも示されていないので適当に歩く。しばらくすると看板も登場。そして20分ほど歩いて滝の見えるところに。グラン・サバナで上流の小さな滝を見慣れた者にとって、この圧倒的な水量は強烈。ごうごうと音を立てて、激しい水煙を上げ、水が落ちてゆき、落ちた先の川も激しく渦巻いて流れていく。周りは霧雨が降り続け、カメラはあっという間に水滴に覆われる。二つの島に分断されているが、幅が広い滝で、高さはないが水量はすさまじい。この下流にダムがあり、水力発電をしているというのも納得。水の色が泥で茶色ということもあって、イグアスの滝を彷彿とさせる(スケールは違うにしても)。
Llovizna_falls
水煙ばかりでよく分からないが、イグアスのミニ版【リョビナスの滝(プエルト・オルダス)】

さらに滝が落ちているところに近づくと、暴風雨状態。前もよく見えない。レイン・コートを着そびれたので、全身びしょ濡れ。滝の近くでテンションの上がっているベネズエラ人に何度も声をかけられる。思えばここは地元の人たちが訪れる観光地。外国人や金持ちベネズエラ人が大枚はたいて訪れるエンゼル・フォールやグラン・サバナとは違う。ベネズエラの別の側面を見ることができたのは良かった。

滝を離れ、公園入口へと戻る。テンションが下がってみると、重い荷物を持っての移動で肩も腰も悲鳴をあげている。タクシーで大規模ショッピング・センター「オリノキア・モール」へ。ここが安全地帯。昼食後、中のスーパーへ。アメリカのスーパーみたい。そして客達は巨大なショッピング・カードにどっさり買い物を載せている。そしてレジは大行列。ちょっとした買い物だけなのに、50分ほど待つ羽目に。立っているだけで辛い、疲れ切った身体と眠い脳にこたえる。しかも、エクスプレス・レーンが開いたので、案内されてそこに行くと、レジ打ちの店員に険しい顔で「ちょっと待ちなさいよ」と言われ(台詞は想像)、何を待つのかと思えば、口紅を取り出して塗り始めた。やっとそれが終わったと思ったら、今度は客と口論。早くレジを打って下さい。

ようやく会計を済ませ、外へ。その後はモール内でコーヒーを飲み、ネスティを飲み、と時間をつぶした後、タクシーで空港へ。20か30ボリーバルとの想像に反し、50とのご宣託。疲れているし、現金が余っているからいいやと思って乗ったら、何と空港の敷地外で停まり、勝手に荷物をおろし始めやがった。空港の敷地内に入ると金でも取られるからなのか。いずれにしてもこちらは空港までと言ったのであり、空港の外までと言ったのではない。50ボリーバルもぼっておいて、なんたる態度。容認しがたい。日本語も交え断固拒否。結局しぶしぶ空港内へ。最後の最後まで腹が立つ。

そしてまた下痢。そして予定より1時間以上遅れてのアセルカ・エアラインでカラカスへ。今度はホテルのお迎えがちゃんと来ていた。他の客を30分以上待ってからようやくミニバンでホテルへ。フロントは一人だけなので、ミニバンから降りた客が一斉にフロントに向かい、ここでも待ち行列。部屋に入ると何か辛気くさい。テレビのリモコンは動かない。

夕食はホテル併設のレストランへ。ぼったくり価格なうえに、食事をもってくるのも、会計をするのも、釣りを持ってくるのも、とにかく遅い。明日は4時半起床で、一刻も早く寝たいので余計に腹が立つ。結局就寝できたのは24時過ぎ。最初から最後まで、十分眠れない旅となった。

8月5日
4時半のモーニング・コールがかかってこない。何なんだこのホテルは。

ホテルのバスで空港へ。そしてデルタ航空でアトランタへ。待望のマッサージ屋を見つけるが、あまりに高額なので使う気にならない。そしてデルタ航空でデトロイトへ。掲示板の出発時刻を搭乗時刻と勘違いし、しかも出発が20分早まっていたので、危うく乗り遅れるところだった。そしてデルタ航空で羽田へ。廃止が決まった路線だが、それも納得のがら空きぶりだった。

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2012年9月 5日 (水)

ベネズエラ旅行(7)グラン・サバナ

8月3日
9時半にツアー会社に。しかしドライバーも車も来ていない。いい加減なと思っていたら、ツアー会社のスタッフ(少しだけ英語を話す)がパソコンでなにやらカチャカチャ打ち込んでいる。手招きされ見ると、グーグル翻訳のページ。スペイン語が英語に訳されている。まず「ドライバーはガソリンを入れていて20分遅れる」。はいそうですか。「天候により行き先が予定表と変わるかもしれない」。そりゃそうだ。そして「プエルト・オルダスとシウダー・ボリーバルはbar」。bar?何かが遮断されていると言うことか。どういうことかと聞くと「ストライキのせいでバスの運行が取りやめ」。冗談じゃない。それでは帰国できなくなる。全部のバス会社がダメなのか、飛行機で帰れないかと聞くと、何カ所に電話し、結論は「バスは動いている」。人騒がせなだけ。

9時50分過ぎにもう一つのグラン・サバナツアー出発。バス・ターミナルに寄ってようやく今夜のバスチケットを購入し、いざ、グラン・サバナへ。快調に走っていたと思ったら、突然ドライバーが「Ouch!」と叫ぶ。何事?車を停めると何とハチがドライバーの腹を刺して、そして絶命していた。ドライバーは痛そうだが、大きな支障はなさそう。今日は何という日なのか。

まずはアリア・フリア・ミラドール(展望台)へ。眼下に雄大な平原が広がる。そしてその向こうにはテプイの山かげ。強い風が吹き抜ける。

続いて舗装道を外れ、砂利道へ。ランクルの本領発揮。急坂を登ったり、下ったり、横に斜めに傾いたり、水たまりに突っ込んでしぶきを上げたり(これはわざとやったっぽい)。4WDの宣伝をみているよう。ドライバーの腕も確か。

11時頃、アグア・フリオの滝の入口へここからは山道を10分ほど歩いてゆく。滝に着いたと思ったら、岩に足下を滑らせ、靴の半分ほど浸水。ここも滝壺がプール状に。何となく神聖な雰囲気を醸し出している。

続いてベロ・デ・ラ・ノビア滝へ。これまた熱帯雨林の中を10分ほど歩く。またもすっころんで、膝小僧をすりむく。ここは秘境という感じ。ガイドもなかなか来ないところなのか、ブラックベリー(携帯電話)で盛んに写真を撮っている。滝からは涼しい風もやってくる。虫が飛び交っていなければ、最高の空間。

昼食後、昨日、遠目で見たユルアニの滝へ。これはど迫力。スケールは違うがナイアガラのような感じ。もっと見入っていたかったが、ガイドに催促される。ツアーの哀しいところ。
Salto_yuruany
ユルアニの滝

最後は車を降りてから20分ほど歩いて、Piscina de Pacheco。小さな滝だが、やはり濁ったエメラルド・グリーンのプールを形成。ここまでくる道中の、遠景に見る山々の折り重なりと、手前の草原の景色も美しかった。

そしてランクルでサンタ・エレナに戻る途中、今まで見えなかった、ロライマ山がみえた。車を路上に停め、ユルアニ、コカナ、ロライマと並ぶテプイを眺める。特にロライマはうっすらとしてよく見えなかったが、最後の最後に見れて良かった。

16時45分頃、サンタ・エレナに帰着。こんなに早く着くなら、ユルアニの滝でもっとゆっくりしていたかった。冷や麦みたいなスパゲティ・ボロネーゼを食べた後、タクシーでバス・ターミナルへ。

19時半発予定の夜行バスは、18時半頃には乗車開始。後ろの席には脳天をつんざくような奇声を発するガキが。最悪だと思っていたら、発車時刻を過ぎて現れた別の母子三人組が座る席がなかったらしく、ドライバーの指示で席を変えさせられる。この三人組も最悪で、バスが出発し、消灯した後も、読書灯を点けて(というか読書灯を点けたり消したりして遊んでいる)いっこうに静まらず、大はしゃぎ。

ようやく子供が寝静まったと思ったら、今度は天上から水の塊がドサッと落ちてきた。空調?結露?外の雨が天窓から漏れた?理由は分からないが、急カーブを曲がると水が落ちてくる。仕方なくレインコートのフードを被り、野球帽のつばを深くかぶり、防御体制をしく。なぜ車内でこんな格好をしないといけないのか。ベネズエラではバスの中でも雨が降る。

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2012年9月 2日 (日)

ベネズエラ旅行(6)グラン・サバナ

8月2日
久々にたっぷり寝た。街中のやや小洒落たカフェ「トロピカリエンテ・カフェ2」で朝食。ハムとチーズを挟んだパステリ(焼いたパイのようなもの)とカフェ・ネグロ(ブラック・コーヒー)を美味しく頂く。

9時半にツアー会社へ。車はこの手のツアーの定番、トヨタ・ランドクルーザー。10時10分にグラン・サバナ・ツアー出発。まずバス・ターミナルに寄ってチケットを手配。が、明日の分はやはり買えないとのこと。不便。まちを出てまずはChirikayenという展望台へ。雄大な景色がひろがるが、残念ながら天気がいまいち。

続いてハスペの滝へ。前を歩くツアー客が虫に食われまくっている(この時点ではまだ他人事)。滝口がプールのようになっており、そこから先の河床は赤茶色の岩。河床の上を滑るように水が流れる。滝の周りの岩はレンガ状に段々になっていて、まるで人工物のよう。
Quebrada_de_jaspe
ハスペの滝

雨が降ったりやんだりする天気の中、なだらかな丘と平原、遠くにテプイ(テーブル・マウンテン)や山々がひろがる雄大な風景の中をランクルは走り続ける。昼食後、ユルアニ川にかかる橋から遠目にユルアニの滝を見た後、ソロアペの滝へ。上の滝と下の滝の中間が天然のプールになっている。水量が豊かで、地元の若者が下の滝の滝壺に向かって何度も飛び込んでいた。

続いてパチェコの滝へ。こちらは下流の方から川沿いに歩いて滝に向かって歩いて行く。天然の水の楽園といった風情で、岩の上を水が滑り落ち、時々プール状にたまっている。滑り台風になっているところもある。滝壺もプールになっていて、観光客や地元客が水遊びしてはしゃぐ。そして自分も虫に食われていることを発見。多分、「プリプリ」と呼ばれる小さなブヨ。帰国後もその痒みに悩まされることになる。

最後は「Mirador Del Oso」。ロライマを含む7つのテプイが見える展望台らしいが、雲であまりよく見えない。でも雄大な景色であることには変わりない。虹も出た。

ひろがる大平原をランクルがぶっ飛ばし、17時半にはサンタ・エレナに戻る。一休みした後、夕食に出ようとすると、スコール。1時間ほど待ったが、やむ気配がないので外へ。道路は一部冠水しており、随所に深く広い水たまりが。サンダルを履いていたので、足が泥だらけに。

夕食は「シュラスコ・ベネズエラ」とやらを注文。シュラスコと言えばブラジル料理だが、ここはブラジルとの国境の町なのだ。出てきたのは分厚い牛肉の上にさらにベーコン(と卵の白身)が載ったもの。なぜ、わざわざ肉の上に肉を載せるのか。

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2012年8月25日 (土)

ベネズエラ旅行(5)サンタ・エレナ・デ・ウアイレン

8月1日
眠くて気が狂いそう。1時5分頃、「サンタエレナ」の声が。ここ、シウダー・ボリーバル発ではなく、他から来たバスに乗るようだ。雨が降る中、バスに群がる人々。降りる人もいるが、とうてい乗り切れるようにみえない。これを逃したら一大事。まず荷物を預ける列へ。その間、ずぶ濡れに。そしてようやく乗り込む。2階建てバスの2階へ。評判通り、冷房ががんがんに効いている。空いている席に座る。椅子はかなりリクライニングするし、足置きや膝乗せがあり快適そう。後から乗ってきた人は立っている。天国と地獄。

1時半過ぎにバスは発車。ありったけの服を着て、冷房に耐える。下半身が寒いので膝掛け代わりにビニル袋を置いてしのぐ。バスは大体1時間おきに止まっていく。強烈な眠気のおかげか、それなりによく眠る。

8時半頃、大量に人が降りていく。外を見ると、道沿いに市場がひろがっているような感じで、大変な活気。降りてみると、カメラのレンズが拭いても拭いても曇り、写真がろくに撮れない。市場の写真を撮ろうと曇り取りに格闘していると、何とバスが動いている。冗談じゃない。慌てて追いかけると、にやけた運転手がドアを開けてくれる。危ない。

10数分後、あまり活気のないところに停車。道沿いに安食堂が並ぶ。ここで休憩らしい。エンパナーダを頂く。テーブルにはコーヒーの入ったポットが置いてある。使い捨てのプラスチックの小さなカップも置いてある。日本の食堂でお茶をただで飲むようなものか。

30分ほど休んで出発。車内ではDVDで映画を上映。11時50分頃、検問が。全員、預けていた荷物も出して降りる。一つ一つ検査。その割に熱心に見ているようには見えない。結局、全員分の検査に1時間ほどかかった。

バスはグランサバナの雄大な景色を走り、13時半頃、サンタ・エレナ・デ・ウアイレンに到着。タクシーで街中に移動して、ホテルにチェックイン。ホテル向かいにある旅行会社が、首尾良く、2種類の1日ツアーを催行しているので、2つとも予約。助かった。

バスターミナルに行って帰りのバスを予約しようとしたら、「当日じゃないと売らない」と言われる。それで券を買えなかったらどうしてくれる。

再び街中へ。こじんまりとした街で、バスターミナル以外はどこへ行くにも歩いていける。歩いていると、両替商から声がかかる。旅行会社、ホテル、食堂などが通りに並ぶ。旅行中の拠点はこうでないと困る。
Santa_elena_de_uairen
サンタ・エレナ・デ・ウアイレン

夕食は街一番と評判らしい店へ。適当に頼んだら、エビが10尾ほどにご飯。内陸でエビを頼んでどうする。殻剝きに格闘。

久々のベットでの睡眠は快適だった。

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2012年8月22日 (水)

ベネズエラ旅行(4)エンゼル・フォール→カラカス→プエルト・オルダス→シウダー・ボリーバル

7月31日
7時にカヌーが出発。川を下るので早い。急流の部分はカヌーのエンジンを止めて進む。下流に行くにつれ、川中が広くなり、急流も減る。と、思ったら、最大級の水しぶきが。頭から濡れる。途中では川に落ちる滝も見学。
Tepui_from_rio_churun
川から見えるテプイ

11時頃、カナイマのホテルに戻る。そしてTRANSMANDU機でプエルト・オルダスへ。一昨日会ったガイドが待っている。今日からのグラン・サバナツアーをすべて手配したと豪語。しかしよくよく聞くと、他に客がいないので、1200ドル払えとの宣告。流石に無理。値切ったが、結局断念。自力で移動することにし、バスターミナルへ。グラン・サバナの拠点となる街、サンタ・エレナ・デ・ウアイレン行きは19時半発と21時発。まだだいぶ時間がある。一応、旅行会社にもう一度当たってみるか。

そう思い、タクシーでこの前も行った高級ホテル内の旅行会社へ。しかし今日もクローズ。それではとタクシーでまちなかと思しき別のホテルへ。しかしドライバーが場所を知らない。乗る前と、ホテルに近づいてからと、二度も携帯でホテルへ電話して場所を聞いている。それでも分からないらしく、右往左往。何となく治安が悪そうな雰囲気。ようやく見つけてホテルへ。入口に鍵をかけている。そして英語が全く通じないスタッフ。会話集などを手に、旅行会社はないかと尋ねてみると、フロントの中年女性に外に連れ出され・・・どこに行くのかと思ったら、中華料理屋。残念ながら中国語は(も)話せない。

仕方なく通りに出て、タクシーを拾って大型ショッピング・センター、オリノキア・モールへ。一応、モール内の旅行会社に行ってみるが、今日・明日のツアーは手配できないとのこと。なぜなんだ。

「アリババ」という中東風の喫茶店(だがなぜか仏像の頭などが飾られている)で一休みしながらいろいろ考え、シウダー・ボリーバルで旅行会社を探してみることにする。見つからなかったら、バスでサンタ・エレナに行けばいいだけだ。どうせ時間は余っている。

早速、タクシーでバスターミナルへ。そしてバスでシウダー・ボリーバルへ。既に17時半を過ぎている。まずバスターミナル内の旅行会社へ。グループでないとツアーは出せない、明日はツアーはなしとのこと。次はまちなかの旅行会社をめざし、タクシーに。しかしまたもドライバーが場所を知らない。散々、行ったり来たりした後、ドライバーが旅行会社に直接電話。すると電話で話せという。そしてやはり明日はツアーはなしとのこと。

次は空港の旅行会社へ。2軒開いていたが、両方明日はツアーはなし。仕方なくバスターミナルに戻ろうと思うが、ここに来てタクシーが捕まらない。結局、旅行会社の人に車で送ってもらう。

バスターミナルでサンタ・エレナ行きのバスを探す。が、どのバス会社のカウンターに行っても、もう出発したか、売り切れたかのどちらか。ここに来て移動できない危機。とりあえずプエルト・オルダスに戻ってみるしかない。そこでサンタ・エレナ行きのバスチケットがある保証はないが、そうする他はない。

が、一度チケットがないと断られたバス会社のうちの一つのスタッフに声をかけられる。深夜1時半発のチケットならあるという。200ボリーバルと少し高めだが、即、買う。

さてこの時点でバス出発まであと6時間。ただでさえ、夜は治安が悪いので近づくなとガイドブックに書いてあるバス・ターミナルに6時間も居続けなければならない。街にでることも考えたが、店が開いている保証はないし、さっきの空港みたいにタクシーが捕まらなければそれこそ悲劇。そして強硬スケジュールの影響か、強烈に眠くなってきた。が、眠るわけにはいかない。苦しい。そして時間が経つのが遅い。

ふとターミナル内に、何と冷房入りの軽食堂があるのを発見。しかもなぜかガラ空き。これを使わない手はない。入って1時間ほど粘ったが、残念ながら片付けが始まったので退散。でも1時間は快適に過ごせた。

外へ出ると、気温が下がり、風も出て涼しくなっている。そして待っている人も減っている。睡魔と疲労感に襲われ、つい、うつらうつらしてしまう。意識が朦朧としているといったほうがいいかもしれない。座ると寝てしまうので、立っていたが、それでも時々、落ちる。寝てはいけないのに、眠い。苦しい夜が続く。

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