2017年6月28日 (水)

旅の飲み物(31)フランスのエスプレッソ

イタリアのエスプレッソはうまい。そしてそれに匹敵するのがフランス(といってもパリぐらいしか知らないが)のエスプレッソであると思う。

例えばサン・ポール・サン・ルイ教会近くのカフェのエスプレッソは立ち飲みで定価1.2ユーロで素晴らしいうまさ。コーヒーの苦みと砂糖の甘味だけなのに。
Espresso_in_paris
1.2ユーロの幸福【パリ】

一方で、観光地ど真ん中では高くてまずいエスプレッソも。また、都心のターミナル駅構内はチェーン店ばかり(なんとスターバックスまである)、リヨン駅内にあった店はカフェオレですらいまいちだったので、推して知るべしであろう。

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2017年6月 7日 (水)

旅の飲み物(25')スーダンのカルカディ、セネガルのビサップ(ハイビスカス・ティ)<改>

スーダンはアラブの文化と、サブサハラの文化が交差する地。イスラム教国で酒は飲まない。もっともポピュラーな飲み物は中東諸国と同様に紅茶であろう。街角にはストールのような低い椅子が並べられた露店の茶店が多くあり(大きな木の下にあるのが典型か)、気軽に紅茶を楽しむことができる。

紅茶のほかに、「カルカディ」「ハイビスカス・ティ」と呼ばれる、ハイビスカスの近縁種である「ローゼル」という花の「がく」を乾燥させたものを煮だしたものもよく飲まれる。赤い色で、味は酸っぱい。そのため、砂糖をたっぷり入れて飲むことが多いようだ。
Karkaday_hibiscus_tea
カルカディをホットで【ナカ遺跡】

砂糖を入れて冷たくして飲むと、ジュースのような感じになる。最初に宿泊したハルツームの高級ホテルではウェルカム・ドリンクとして出てきた。「これは何か」とホテルの従業員に聞いたら、「カルカディ」だというので、「それは何だ?」と畳みかけると、「ローカル・ジュースだ」と面倒くさそうに答えられたので、すっかり果汁だと思ってしまった。

一方、西アフリカのセネガルではハイビスカス・ティを「ビサップ」と呼んでいた。こちらは常に冷たく、甘くして供された。なぜかグラス一杯なみなみと注がれていることが多かった。甘酸っぱい味は、疲れを取る効用があるように感じられた。
Bissap_in_saintlouis
ビサップをアイスで【サンルイ】

セネガルでは瓶入りのビサップも売られており、やはり冷たく甘酸っぱくて、炎天下を歩き疲れた身には心地よかった。

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2017年1月20日 (金)

旅の飲み物(30)パキスタンのチャーエ

他の南アジア諸国と同様、パキスタンも飲み物といえばミルクティである。チャーエと呼ばれる。隣国インドではスパイスが入っていることが多いような気がするが、今回のパキスタン旅行では一度もスパイス入りはなかった。たいていはミルクと砂糖と紅茶であった。甘く優しい味わいは、辛い食事で刺激された口の中を優しく癒してくれた。

また、たいていは鍋にかけたミルクに茶葉と砂糖をぶち込んで、それを煮立てて作っていた。ただし、ミルクに水が混ざっている可能性はある。
Chae_in_punjab_pakistan
この店はやけに丁寧に淹れていた。そしてうまかった。【ハラッパーとラホールの間の道路沿いの茶屋】

チャーエのほか、緑茶もよく出てきた。もちろん甘かった。時にはレモンでも入れているのか、甘酸っぱかった。

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2016年2月 2日 (火)

旅の飲み物(29)インド、ネパールのラッシー

インドやネパールでは、ラッシーと呼ばれる、ヨーグルトを水などで薄めた飲み物がよく出てくる。甘く味付けしてあるので、ひどく辛いカレーを食べるときには逃げ場として欠かせない。
Mango_lassi_in_delhi
マンゴー・ラッシー。カレー地獄に欠かせない、舌のオアシス。【デリー】

Lassi_and_tachupal_square_in_bhakta
タチュバル広場を望むレストランから優雅にラッシーを。【バクタプル】

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2015年10月 7日 (水)

旅の飲み物(2')トルコのチャイ<改>

一度目のトルコでは喫茶店あるいはそれに類する所に入った記憶がほとんどない。

しかし、トルコの紅茶「チャイ」はよく飲んだ。絨毯屋でも旅行代理店でも、しばらく店先に滞在することになれば、特に頼まなくてもどこからかチャイが運ばれてくる。別に商品を買わなくてもただで飲める。

チャイは小さなグラスで、角砂糖を2つぐらい入れて甘くして飲む。チャイは十分蒸してから注がれるので、割と濃い味で、それが砂糖の甘さとマッチしてどこで飲んでも美味だった。グラスが小さいので、何杯もお代わりして飲んだものだった。

Chai_in_turkey_2
大抵、こうしたソーサーに載せられている

一方、二度目のトルコ旅行ではバスのチケット以外に買いたいと思うものはなかったので、ほとんど店の類に入らなかったし、入っても長居しなかったので、店でチャイが運ばれてきたことが一度もなかった。その代わり、喫茶店でちょっと一杯、あるいは食事のおともに、金を払ってチャイを飲むことが多かった。
Cay_in_kahta
キャフタの路上喫茶にて

基本は上の写真のようなくびれた小さなガラスの器に角砂糖二つ。ホテルの朝食場所には機械が置いてあって、勝手に何杯でも飲めるところが多かった。アンカラのホテルでは食事時以外も無料で提供しており、部屋にも持ってきてくれた。そういう場合もこのくびれた器である。

一方、大体の喫茶店では、このサイズの紅茶とともに大きめの紅茶も売っていた。実際に飲んだのはイズミールのオトガルの1回だけだが、くびれていない普通のガラスの大きなグラスなのでつまらない。角砂糖は4個とちゃんと増量されていた。

また、トルコの長距離バスはワゴンサービスがあり、無料でお菓子や飲み物が配られるが、飲み物はたいてい、水と紅茶、コーヒーであった。もっともこの場合はティーバッグ(コーヒーはインスタント)と味気ない。

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2015年2月21日 (土)

旅の飲み物(28)インドネシアのジャワ・コーヒー

ジャカルタの喫茶店で「ジャワ・コーヒー」と名乗るコーヒーを飲むと、妙に粉っぽい。どうやら、非常に細かく挽いて、それにお湯を注いで、粉が沈殿するのを待って、上澄みを飲む、ということらしい。

アラブ、トルコ、ギリシャあたりのコーヒーも上澄みを飲むが、あちらは水から煮立ててつくる。それにとても小さな器で飲む。しかし、ジャワ・コーヒーは写真のように、わりと大きな器で飲む。
Kopi_jawa
インドネシア語では「コピ・ジャワ」

ちなみに上記写真のコーヒーは、オランダ植民地時代の街並みの残る、ジャカルタのコタ地区の高級店のもの。夕食時の少し前の中途半端な時間帯に入ったところ、ほとんど客がいなかった。

Cafe_batavia_in_jakarta
コタ地区のファタヒラ広場【ジャカルタ】

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2015年2月18日 (水)

旅の飲み物(27)バングラデシュのチャー

バングラデシュは、隣国インドなどともども、チャー、すなわち紅茶、それもミルク・ティが常用される。

道端のこんな掘立小屋で紅茶が供される。コンデンス・ミルクたっぷりの甘い紅茶である。
Cha_stand_in_dhaka
ダッカにて

Cha_in_dhaka
掘立小屋では様々な雑貨も扱う【ダッカ】

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2015年1月28日 (水)

旅の飲み物(26)スーダンのコーヒー

スーダンでは紅茶とともにコーヒーも日常的に飲まれている。たいてい、砂糖とともにジンジャーなど香辛料がたっぷり入れるようである。

特にダムール村近くの、遊牧民「ラシャイダ人」の男たちが集まる食堂というか休憩所で飲んだコーヒーは、ジンジャーやその他の香辛料がたっぷりと入っているようで、コーヒーの味はほとんど残っておらず、漢方薬を飲んでいるよう。
Coffee_near_ed_damer
遊牧民好みのコーヒーなのか

写真ではヤカンからコーヒーを注いでいるが、この後、そのまま食卓に運ばれた。すなわち、香辛料は初めから入っているのである。また、右下に写っている銀色の容器はコーヒーをいれるためのものらしいが、今回は団体でまとめてコーヒーを注文したため、まとめてヤカンでいれられてしまった。ちょっと残念。

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2014年4月 3日 (木)

旅の飲み物(24)ロシアの紅茶

ロシアの紅茶というと、日本ではジャムを入れて飲むというイメージがある。が、実はそうではなく、ジャムは紅茶には入れない、ということも、大抵のガイドブックには書いてある話。写真のように紅茶と一緒に出てきて、要はお茶うけとして頂く。口に入ってしまえば同じだが。
Tea_with_jam_in_suzdal
紅茶とジャム【スーズダリ】

ジャムは「ヴァレニエ」というらしい。果物を甘く煮たものことで、ジャムとは厳密には違うという人もいるが、正確なところはよく分からない。ともかく甘くておいしい。

ロシアの紅茶はサモワールという湯沸かし器具を使うことでも知られるが、町中の喫茶店や食堂では残念ながら、ティーバッグが普及している。夜行列車では車掌室にサモワールが置いてあって、それで紅茶を入れてくれたが、写真を取り損なった。

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2014年3月31日 (月)

旅の飲み物(24)イタリアのスプレムータ

イタリアの喫茶店「バール」ではエスプレッソがうまいが、もう一つ、名物がある。スプレムータと呼ばれる生絞りジュースである。オレンジのスプレムータが大抵のバールでは売られている。特に「ブラッド・オレンジ」と称される赤いオレンジのスプレムータが美味。
Spremuta_at_the_rome_fiumicino_airp
ローマ・フィウミチーノ空港でスプレムータを。

大抵、オレンジまるごとあるいは半分に切った物を、薄汚れた機械に入れて、その場で絞る。イタリアに限った飲み物ではもちろんないが、シチリアなどブラッド・オレンジの名産地を抱えるイタリアで飲むものが、一番のような気がする。

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