2017年6月10日 (土)

空港連絡鉄道(24')シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅(パリ)<改>

シャルル・ド・ゴール空港にはターミナル3近くにシャルル・ド・ゴール空港第1駅が、第2ターミナルの2C・2Dと2E・2Fの間にシャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅がある。両駅からパリ市内まではRER(地下鉄の急行のようなもの)のB線という路線が結んでいるが、沿線住民も利用する路線であり、荷物を抱えた外国人旅行者はあまり使わないようだ。治安が悪いという表現もガイドブックには散見され、評判が悪い。でも乗ってみると・・・これが快適。
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RER B線【シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅】

各駅停車もあれば、パリ北駅からド・ゴール空港の間はノンストップで走る列車もあるが、都心のシャトレ-レ・アル駅から空港の第2TGV駅までノンストップなら30分強、各駅停車なら40分弱である。渋滞の激しいパリの交通事情を考えると、時間の心配なく移動できるのは大きなメリットだし、空港・都心間は10ユーロとそこそこ。空いていたし、治安の悪さを感じることもなかった。ただし、トランジットの際の利用だったので、大きな荷物を持っての移動であればまた感想は違ったかもしれない。また、乗車自体は快適だったが、切符を買うまで毎回ひと騒動だったので、その意味では慣れない旅行者には不向き。
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RER B線車内

また、第2TGV駅の方にはその名の通り、フランスの新幹線「TGV」が乗り入れている。パリ市内には行けないが、フランス国内やベルギー等周辺諸国に向かうことができる。TGVには航空会社とコード・シェアしているものもあるとのことで、つまりTGVの乗車券分も含めて航空券として発券される。
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シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅のTGVホーム

残念ながら、ロンドンに向かうユーロスターはここからは乗れない。しかし、TGVでリール・ヨーロッパ駅まで行き(所要50分)、そこでユーロスターに乗り換えてロンドンに向かう(所要80分)ことはできる。
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TGV車内(二等車)

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2016年6月27日 (月)

空港連絡鉄道(31)シドニー エアポート・インナーウェスト&サウス・ライン

シドニーのキングスフォード・スミス国際空港は、シドニー市街に近いうえ、ターミナル下にその名も「インターナショナル・エアポート」駅と「ドメスティック・エアポート」駅が整備され、至便。インターナショナル・エアポート駅からセントラル駅までは4駅、わずか約10分。さらにその先は6駅で構成される小さな環状線で、オペラハウス近くのサーキュラーキー駅までさらに10分ほどでついてしまう。
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インターナショナル・エアポート駅【シドニー】

二階建ての列車が高い頻度でやってくるので、待ち時間も短い。公共交通用ICカード「Opalカード」も使えるので、(運賃がいくらかよくわからない、公共交通機関無料の日でも空港駅は金を取られる、など細かいことを気にしなければ)快適に利用できる。

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2016年6月15日 (水)

空港連絡鉄道(17')AREX(ソウル)<改>

今や日本のハブ空港とも言えるソウル・インチョン空港。いろいろと評判のいい空港だが最大の弱点は成田同様、ソウル都心からのアクセスの悪さ(日本のハブ空港としては関係ないが)。かつてはバスで1時間ほどかかっていた。

それが今ではソウル駅、キンポ空港、そしてインチョン空港を結ぶ鉄道、AREX(Airport Railroad)によって、ソウル駅・インチョン空港間はノンストップの「直通列車」で43分で結ばれるようになった。しかも、キンポ空港からインチョン空港までも各駅停車タイプの「一般列車」で33分。空港間の連絡としても使える。(ソウル駅からキンポ空港は20分)。

先日、所要があり、キンポ空港からインチョン空港間を利用した。キンポ空港から駅までは延々と地下道を歩く。ようやく駅にたどり着いて、さあチケットを買おうと思ったら、クレジットカードが使えないという。このときはトランジットのみだったのでウォンの持ち金はなし。駅構内のATMでおろすように言われるが、なんと韓国のキャッシュカードと中国の銀連カードしか使えない仕様。日本のハブ空港としてあるまじき。これは空港まで戻らないといけないのかと、地下道を戻り始めてすぐのコンビニのATMで、国際キャッシュカードを使うことができて、現金を降ろせたのだが、何とかならないものか。
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ホームドア越しに撮ったAREX一般列車【インチョン国際空港駅】

その後、バヌアツ旅行のトランジット時に直通列車でインチョン空港・ソウル駅間の往復も利用した。列車自体は便利なのだが、一般列車、直通列車に加え、韓国版新幹線「KTX」も乗り入れており、それぞれ改札や券売機が別々で混乱する。結局、インフォメーションのような窓口で切符を購入。ソウル市内で使える公共交通用ICカード「T-money」とセットで購入したら割引になった。T-moneyとは別にAREX用の切符としてカードが渡され、さらにレシートも渡される。混乱する。
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ご丁寧にも座席指定制【AREX直通列車・車内】

さらに、ソウル駅での地下鉄への乗り換え改札も、自動改札がそのまま通れない。係員に切符を渡して何やら処理を受けた後に通れるようになる。混乱する。

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2016年2月17日 (水)

空港連絡鉄道(30)上海・浦東国際空港

上海・浦東国際空港からは地下鉄2号線が市内を経て虹橋空港まで走っている。ただし直通列車はなく、空港駅から乗ると広蘭路駅でホームの反対の列車に乗り換えることになる。乗り換え含め、約1時間で浦東地区の陸家嘴駅に到着。6元(約110円)。
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上海・地下鉄2号線【浦東国際空港駅】

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上海・地下鉄2号線車内

しかし観光客としてはやはりリニアモーターカーである。最高時速431kmと世界最高速。空港から龍陽路駅までしか行けず、そこからさらに地下鉄などに乗り換える必要があり、あまり便利ではないとの評もあるようだが、これに乗ること自体がアトラクションである。

最高時速431kmで走っている時間は限られている。龍陽路駅発でいうと9時~10時45分と、15時~15時45分だけである。乗ったときは14時半ごろに龍陽路駅に着いたので、431kmを体感すべくわざわざ1本待つ羽目にあいなった。

乗ってみると、確かに速い。ただし、400km以上で走っているという実感はあまりわかない。加速するにつれ揺れと音が激しくなるので、それで早いかな、と感じる程度である。とはいえ、地下鉄で50分弱かかった空港までを6分で着いてしまうのだから速い。
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雨をついてリニアモーターカーがやってきた【龍陽路駅(上海)】

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リニアーモーターカー車内【上海】

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2015年10月22日 (木)

空港連絡鉄道(29)メトロM1A線(イスタンブール・アタチュルク空港)

新興国の大都市はどこでもそうだが、イスタンブールの渋滞もひどい。だから空港へはなるべく公共交通機関を使いたいもの。

幸い、地下鉄がヨーロッパ側にあるアタチュルク空港には乗り入れている。オトガル(バス・ターミナル)や繁華街アクサライに直接乗り入れ、旧市街に向かうトラム1号線やアジア側にわたるマルマライ(ボスプラス海峡トンネルを走る電車)にも乗り換え可能と便利。
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地下鉄ハウリマヌ(アタチュルク空港)駅【イスタンブール】

トラム1号線との乗換駅、ゼイティンブルヌ駅から15分弱。運賃はイスタンブール・カード(ICカード)を使ったのでよくわからなかった。

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2015年6月21日 (日)

空港連絡鉄道(11')フランクフルト空港駅<改>

フランクフルト空港からフランクフルト市街へアクセスする鉄道の駅は二つある。一つはドイツ鉄道の駅(長距離駅)で、ターミナル横の高架上にある。スキポールなどと同様に、空港駅は幹線の途中にあり、ICE(ドイツの新幹線)などすべて(多分)の列車が停まるので、フランクフルト市街地(中央駅他)に行けるだけでなく、ドイツ各地にダイレクトに移動できる。

しかもICEのケルン行きとシュツットガルト行きは、ルフトハンザ航空の便とコード・シェアしている。つまり、航空券で鉄道に乗れる。ちゃんとルフトハンザの便名が着いている。そして、フランクフルト空港の出発便の案内板には、ルフトハンザの便名でケルン行き、シュツットガルト行きが表示され、搭乗口の番号として「T2」(Trainで2番線の意味か)などと表示されるのでややこしい。Frankfurt_airport_longdistance_rail
フランクフルト空港遠距離駅のInterCity(ドイツ鉄道の特急)

もう一つはSバーン(近距離電車)の駅で、こちらは空港のターミナル・ビルの地下にある。どちらの駅を使っても12分ほどでフランクフルト中央駅、と近い。
Sbahn_in_frankfurt_airport
地下のフランクフルト空港近距離駅のSバーン

特に近距離駅はターミナル・ビルを降りていくと、空港なのか駅なのか区別がつかないフロアに到着。自動券売機がそっけなく置いてあり、ヨーロッパらしく改札もなしでエスカレーターを降りるともうホームである。近すぎる。Frankfurt_airport_station
左のエスカレーターの下はSバーンのホーム。右の看板は空港内の案内表示。【フランクフルト空港】

そして、ややこしいというか親切というか、この二つの駅は一つにつながっているようで、高架のホームに行こうとしても、どうやら一度ターミナルの地下を経由しなければならない(多分・・・違う行き方があるのかもしれないが)。遠距離駅を利用した際は、高架ホームの方に行こうと思っていたので、案内が地下を差しているのを見て、「そんなバカな」と思い、何度もうろうろしてしまった。素直に案内板を信じれば良かった。

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2014年7月11日 (金)

空港連絡鉄道(28)ロング・アイランド・レイル・ロード(ニューヨーク・JFK空港)

ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港へのアクセスはタクシーが一般的。しかし、公共交通も一応、整備されている。

一つは地下鉄の利用。地下鉄A線のハワード・ビーチ・JFK・エアポート駅か、地下鉄E線・J線・Z線のSutpin Blvd-Archer Av-JFK Airport駅まで行き、そこからエアトレインに乗り換える。

もう一つは一般の鉄道の利用。マンハッタン中心にあるペンシルバニア駅からロング/アイランド・レイル・ロードに乗車し、ジャマイカ・センター駅へ。所要20分で、大体20分おきに出ている。運賃は時間帯により異なるが、7~9.5ドル。地下鉄より席が広く、快適。ただし、ジャマイカ・センター駅は終着駅ではないので注意。
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ロング・アイランド・レイル・ロード【ジャマイカ・センター駅】

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ロング・アイランド・レイル・ロード車内

ジャマイカ・センター駅でエアトレインに乗り換える。ケネディ空港は6つのターミナルを持つ巨大空港だが、エアトレインは各ターミナル毎に駅が設けられている。ANAやユナイテッド航空が発着するターミナル7までは20分弱。運賃は5ドル。だが、自動販売機で買おうとすると、空港まで5ドルとは表示されない。別途、カード代金として1ドルチャージされるからだ。しかしニューヨーク市内で使ったメトロカードを挿入すれば、チャージはされない。ややこしい。
Airtrain
空港アクセス用の交通機関であると同時に、空港内(ターミナル間)の移動手段でもあるエアトレイン

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2014年3月19日 (水)

空港連絡鉄道(27)ラピート(大阪・関西国際空港)

大都市圏の空港立地は難しい。便利な立地の空港は騒音問題などが生じるため、空港の規模を拡張しようとすると、都心から離れた不便な場所にわざわざつくらなければならなくなる。大阪の関西国際空港もそうした空港の一つ。わざわざ海上を埋め立てて空港をつくっている。

距離の不便さを解消しようと、鉄道がひかれるのが最近の空港整備のトレンドだが、関空もその例外ではない。JRと南海電鉄が乗り入れており、それぞれ特別料金不要の列車と、特別料金が必要な特急とを走らせている。

南海の空港特急「ラピート」はその奇抜な車体デザインで目を惹く。不格好な鉄仮面を被ったような形態に、真っ青な塗装。好き嫌いは分かれるだろうが、目立つのは間違いない。1995年のデビュー以来、すでに20年近くが経過するが、今見ても斬新である。
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関西空港駅のラピート

しかし目立つだけでは人気が出るわけでもないようで、数回利用したがいずれも車内はガラガラだった。関空からなんばまでは40分弱。特急料金は500円だが、各種割引切符があり、なんばまでは乗車券混みで1000円強。
Rapid_inside
窓も天井も楕円で、車内のデザインも目をひく(レギュラー・シート)

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2014年3月16日 (日)

空港連絡鉄道(26)福岡市営地下鉄空港線

福岡空港は日本一、いや世界一、空港アクセスが優れた空港である。福岡の中心部近くに立地するだけでなく、空港真下には地下鉄空港線の「福岡空港駅」がある。地下鉄で博多から5分、天神から10分である。田舎町の空港ならいざ知らず、人口100万を超える都市でこの近さ。便利すぎる。
Fukuoka
福岡空港駅

旅行者にとっては便利なことこの上ないが、一方でそれは空港近くまで市街地があり、人が住んでいることを意味する。以前、空港近くを訪れたことがあるが、ひっきりなしに上空を飛行機が通り、うるさいことこの上なかった。空港は遠きにありて思うもの、ぐらいが丁度いいのか。

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2014年1月29日 (水)

空港連絡鉄道(25)MARTAレッド・ライン、ゴールド・ライン(アトランタ)

世界でもっとも利用者数が多い空港はロンドンでもニューヨークでも北京でもない。アトランタである。もっともおそらくその大半はトランジット客と思われる。ここはデルタ航空のハブ空港であり、全米から、そして一部は世界各地から路線が集まる。

一方、アトランタ空港は市街へのアクセスが容易な空港でもある。地下鉄のMARTAレッドラインまたはゴールドラインで、乗換駅であるファイブ・ポイント駅までは所用15分ほど。運賃は2.5ドル。ただし、Breeze Cardというプリペイド・カードを1ドル出して買わなくてはならない。

ただし、日本からの便が発着する国際線ターミナルからMARTAの駅がある国内線ターミナルまではシャトルバス(無料)に乗らなくてはならない。所用10分強。

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出発を待つMARTAレッドライン【エアポート駅(アトランタ)】

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MARTAレッドライン車内【アトランタ】

空港から市内に向かう列車では、走行中に運転士が席から立ち上がって、上着を脱いでハンガーに掛けていた。さらにハンガーを掛けるフックを客室との間のドアに引っかけようと苦労していた。そのため、割と長時間、運転席を離れ、しかも後ろを向いて立っており、気が気ではなかった。まっすぐ走っているだけだったから問題ないのだろうが、あまり日本ではお目にかかれない光景であった。

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