2018年7月 9日 (月)

世界の主食(21)オーストリアのカイザーゼンメル

ヨーロッパの中央に位置するオーストリアでは主食は当然パン。中でもカイザーゼンメルまたはカイザーロールと呼ばれるロールパンが定番。5本の切り込みが入れられているのが特徴。
Kaisersemmel_at_obertraun
ホテルの朝食にて【オーバートラウン】
 
ホテルで朝食を食べると必ずこのパンがあった。オーストリアだけでなく、ハプスブルク王朝の支配下では今で普及しているとのことで、ブダペストのホテルでもこのパンを食べた。
 
オーストリアの名物料理というのはたいてい、その発祥はオーストリア以外のハプスブルク家統治下の帝国領土にあることが多く、オーストリアの食文化があまり強い発信力を持たなかったことがうかがわれる(だいたい、ゲルマン系の国は食事の評判がよろしくないようで)。しかし、カイザーゼンメルはオーストリアから帝国各地に広がって行ったよう。シンプルながら、外はカリッと、中はもちっとして、だいたいおいしくいただいた。

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2017年6月25日 (日)

世界の主食(20)セネガルの炊き込みご飯

セネガルではフランス植民地時代の影響でパン(バゲット)がよく食べられている。一方で、米飯も普及している。セネガル南部では稲作もされているそうだが、多くはタイなどアジアから輸入され、自給率が低いことが問題になっているという。

セネガル料理として必ず紹介される「チェブ・ジェン(thieboudienne)」は魚(と野菜)の炊き込みご飯。「ヤッサ(Yassa)」は多様な解説がなされていてよくわからないのだが、レモンと玉ねぎのソースをかけて食べるライスといったところだろうか。
Thieboudienne_in_dakar
チェブ・ジェン【ダカール】

セネガルで使われるコメはインディカ米で、輸送の途中で砕けて短く丸くなった「砕き米」「砕け米」と呼ばれるものである。そのため、最初見たときは、実は米ではなくてクスクスなのではないかと思ってしまったほどだった。

なお、ダカールのスーパー(おそらく外国人御用達)では、フランス企業による「楽Tanoshi」ブランドの(自称)寿司用のコメまで売っていた。日本産ではないと思うが。

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2016年10月28日 (金)

世界の主食(19)タンザニアのウガリ

タンザニアなど東アフリカや南部アフリカでは、ウガリが主食として食べられている。穀物の粉を湯で練って作る食べ物で、原料の穀物は伝統的にはソルガム(コーリャン)やトウジンビエなどだったようだが、今ではトウモロコシも使われるようだ。
Ugali_in_arusha
手前の皿の白いものがウガリ【アルーシャ】

本来は手で取って食べるもののようだが、ナイフで切って食べた。それぐらい堅かった。味は・・・特にない。
Restaurant_in_arusha
閉店間際で他に客がいなかった食堂【アルーシャ】

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2016年6月 6日 (月)

世界の主食(18)バヌアツのタロイモ、クマラ(サツマイモ)

バヌアツを含む南太平洋の島国では、イモが主食の座にあると言っていいのではないか。バナナも重要なようだが。

写真は、タンナ島の宿が出してくれた昼食。タロイモとクマラ(サツマイモ)をココナッツ・クリームで和えたもの。ほのかにイモの味が感じられ、さっぱりとしておいしかった。
Taro_and_kumara_in_tanna_island
シンプル・イズ・ベスト【タンナ島】

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2016年3月18日 (金)

世界の主食(17)インドのライス

インドなど南アジアでは小麦でつくるチャパティやナンも食べれば、コメも食べる。インドでは定食をターリー、南の方ではミールスというが、これらにはライスがついてくることも多い。
Meals_in_bengaluru
ベンガルールで食べたミールス。左はパーパドという薄いせんべいのようなもの。

コメは日本で一般的なジャポニカ米ではなく、細長いインディカ米。日本人からすれば粘り気に欠けパサパサしているが、カレーを混ぜこみながら食べるので、それでちょうどいいともいえる。手で食べる人も多いが、彼らは指先を巧みに使ってカレーをかけたご飯をこねて丸めて口に運ぶ。それはそれは器用だし、割と美しい所作。スプーンや箸などの道具を使って食べるのが幼稚な行為に感じるほど。

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2016年3月15日 (火)

世界の主食(16)ウズベキスタンのラグマン

ウズベキスタンの主食はナンがよく知られているが、うどん風の手延べ麺であるラグマンもある。ナン同様、小麦で作られる。中央アジア一帯(中国の西域を含む)で食べられるらしい。
Lagman_in_uzbekistan
夜行バスの休憩所で食べたラグマン【ウルゲンチ~サマルカンド間)

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2016年3月12日 (土)

世界の主食(15)ベトナムのブン、カオラウ

ベトナムの麺と言えば米粉の平麺であるフォーが有名だが、丸い断面のブンもよく食べられる。
Bun_in_hue
ブンはフエの名物【フエ】

また、やはり米麺であるカオラウは、ホイアンの名物。うどんのように太くコシがあるのが特徴。汁がなく、たれのようなものを和えながら食べる。
Caorau_in_hoi_an
ホイアン名物のカオラウ

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2016年3月 9日 (水)

世界の主食(14)インドネシアのナシ・ティンベル

インドネシアのご飯と言えば焼き飯であるナシ・ゴレンが有名だが、こちらナシ・ティンベルはバナナの葉に包まれた、炊かれたご飯である。
Nasi_timbel_in_west_jawa
手前がナシ・ティンベル【インドネシア・西ジャワ州】

ナシ・ティンベルはジャワ島西部に暮らすスンダ人の料理の定番。スンダ人はインドネシアでジャワ人に次いで人数が多い民族である。

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2016年3月 6日 (日)

世界の主食(13)エジプトのコシャリ

コシャリとはコメ、パスタ、豆を混ぜた食べ物。コメもパスタも豆も、それぞれ主食になりうるものだが、それを混ぜて食べる。安くて腹いっぱいになる、庶民の味方。
Kushari_in_cairo
コシャリ【カイロ】

Kushari_in_cairo_2
コシャリを食べたタフリール広場の店【カイロ】

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2016年2月14日 (日)

世界の主食(12)インドのチャパティ

インドのパンと言えば、日本ではナンが有名。ただ、精製した小麦粉からつくり、発酵させたうえで焼き上げるナンは高級品のようで、割と高めのレストランで出てきた。もっと庶民的な店で出てきたのは、全粒粉を使い、発酵させないで焼く「チャパティ」だった。
Chapati_and_curry_in_varanasi
手前左からライス、パパド、そしてチャパティ【ヴァーラーナスィー】

インドにはほかにも、チャパティとの区別がよくわからない「ロティ」、薄く伸ばした生地を油で揚げる「プーリー」、生地にギー(バターオイル)を塗って折り重ねて焼いた「パラーター」といろいろな種類のパンがあった。

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