2015年11月 6日 (金)

夜行紀行(14)東京~青森(日本)

北海道新幹線開通を機に、「北斗星」「はまなす」などの夜行列車が廃止されることになり、日本で毎日走る夜行列車は「サンライズ」のみとなってしまった。では夜行移動のニーズがなくなったのかというと、もちろんそうではない。夜行バスは日本中走り回っている。

奥入瀬渓流を旅したときも夜行バスを利用した。夜行バスで青森まで移動し、そこからJRバスに乗り換えると、午前中に奥入瀬の入口にたどり着き、そこから夕方まで奥入瀬渓流沿いを歩けば、十和田湖遊覧船の最終便に乗る、という丁度いい旅程が組めたからだ。前泊するか自動車で移動するかしない限り、そのJRバスに乗るには、夜行バスで朝、青森駅に到着する必要があったのである。

もっとも、実際には、渓流沿いを写真を撮りまくりながらじっくり歩いていたら、最後の方は遊覧船に間に合わなそうになり、かなり急ぎ足で歩く必要があった。そのため、「ちょうどいい」というのは言い過ぎかもしれない。
Night_bus_in_aomori
何の変哲もない高速バス【青森駅前】

Night_bus_for_aomori
車内も平凡

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2015年11月 3日 (火)

夜行紀行(13)ピサヌローク~チェンマイ(タイ)

タイの国鉄は年代物の車両が多いイメージがあるのだが、夜行となるとそれなりに立派というか新しそうな車両が使われている。しかし、だからといって時刻通りに運行できるのかというとそういうわけでもなく、チェンマイ到着はダイヤから1時間遅れ。スコータイ近郊のピサヌロークから約9時間弱。
Nigth_train_at_chiang_mai_station
到着したチェンマイ駅にて

車内はカーテンとして青いビニール状のものが各席にかけられていて、通路がビニールに覆われてちょっと異常な光景であった。
Inside_of_night_train_from_phitsanu
青き通路【ピサヌローク~チェンマイ間】

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2015年10月31日 (土)

夜行紀行(12)シウダー・ボリーバル~サンタ・エレナ・デ・ウアイレン(ベネズエラ)

ベネズエラの「シウダー・ボリーバル」から、グランサバナの拠点であるサンタ・エレナ・デ・ウアイレンは夜行バスで移動。シウダー・ボリーバルのバス・ターミナルは「歩き方」曰く、治安がよくないので夜間は近づいてはならない場所。しかし、夜行バスに乗ろうとしているのに、そんなことは言われても困る。しかもいろいろあって、夜7時過ぎについて、深夜1時半の出発まで滞在する羽目になった。
Ciudad_bolivar
シウダー・ボリーバルのバス・ターミナルの夜。ほとんどの店が閉まってしまった。

ベネズエラの夜行バスは、冷房があまりにきついので「冷凍バス」とも揶揄される。熱帯だというのに、毛布を抱えて乗り込んでくる中年女性がいたぐらいなので、相当なもの。短期旅行者はそこまで重装備にする余力がないので、とにかくありったけ手持ちの服を着てしのぐしかない。
Inside_of_bus_from_ciudad_bolivar_t
かなりリクライニングするので、座れれば楽【シウダー・ボリーバル~サンタエレナ間バス車内】

バスは深夜1時半に出発し、サンタ・エレナ・デ・ウアイレンに午後1時半に到着。そのため、朝食休憩が途中であった。
Bus_from_ciudad_bolivar_to_santa_el
朝食休憩場所にて

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2015年10月28日 (水)

夜行紀行(11)デニズリ~アンカラ(トルコ)

パムッカレ最寄りのデニズリからトルコの首都アンカラまでは、夜行列車で移動したいと思っていた。しかし、列車は朝に出発という。そこで夜行バスで移動することに。

トルコの長距離バスは割と発達していて、室内も割と快適。USBのジャックがついていて充電できたり、車内でWiFiが使えたりと、ネットつなぎっぱなし文化にも対応。
Night_bus_from_denizli_to_ankara
休憩所にずらりと並ぶバス

Service_area_in_turkey
休憩所

デニズリ23時出発で、途中休憩をはさんでアンカラには5時半到着、と所要は6時間半だった。

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2015年9月 7日 (月)

夜行紀行(10)ドンホイ~ハノイ(ベトナム)

ベトナム中部の町、ドンホイから北部にある首都ハノイまで、夜行列車で9時間半の旅。
Night_train_to_hanoi_at_dong_hoi
出発前のドンホイ駅にて

席は3段寝台の一番下。狭いが眠ってしまえば関係ない。
Inside_of_night_train_from_dong_hoi
車内の3段寝台

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2015年9月 4日 (金)

夜行紀行(9)坂出~東京(日本)

これまでの夜行移動のなかで最も快適と言えそうなのが、日本の寝台特急、サンライズ瀬戸。多くの国では夜行バスの座席はあくまで椅子で寝台ではない(ベトナムには寝台バスがあるようだが)。一方で、夜行列車の多くには寝台車が連結されている。まさにフル・フラットで、完全に横になれるので快適である。

なかでもサンライズ瀬戸の個室B寝台「シングル」は、部屋に入るとまさにフル・フラットのベッドが置いてある、狭いビジネスホテルかカプセルホテルのような風情。狭いのは否めないが、個室は個室だし、シーツはびしっとして清潔で機能的でそれなりに洒落た空間。
Sunrise_seto_1
サンライズ瀬戸車内(個室B寝台「シングル」)

写真で見ると大したことないのだが、入った時には予想以上に快適そうな空間ぶりに思わず興奮。しばらく寝付けないほどだった。
Sunrise_seto_2
サンライズ瀬戸出発進行【坂出】

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2015年9月 1日 (火)

夜行紀行(8)ヤズド~テヘラン(イラン)

イランのヤズドから首都テヘランまでは夜行列車で9時間ほど。夜行にちょうどいい所要時間なのだが、ヤズド発が午前2時台というのが難。仮眠をとるべく泊まったホテルで間違えて午後11時にモーニング・コールが(モーニングではないか)かかってきたり、意味もなく出発1時間前に駅に到着して待っていたりしたせいで、ろくに眠れずつらかった。

車内は2段ベッドで、標準的な寝台。たしか、下の写真右下にあるカバンの中にシーツなど一式が入っていて、自分でベッドメイクする。朝、ベッドから椅子に戻すのも自分で。
Inside_of_night_train_from_yazd_to_
ヤズド・テヘラン間の夜行列車社内

朝、席にパンと紅茶が配られる模様。食堂車に行っていたため、有料か無料かなど詳細は不明。同室のお父さんが嬉しそうに紅茶を分けてくれたが。いや、食堂車で飲んできたので、と断れずじまい。
Night_train_from_yazd_to_tehran
テヘラン駅に到着

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2015年8月29日 (土)

夜行紀行(7)ウユニ~ラパス(ボリビア)

史上最悪の夜行バスが、ボリビアのウユニからラパスまでの11時間15分。まずは1月1日に乗ろうとしたのが運のつきで、見事に正月運休。翌日、乗った夜行バスは、ラパス朝8時ちょっと前発のフライトに間に合うか間に合わないか微妙で、結局間に合わなかったのだが、その間ずっとやきもきし通し。

とはいえ、バスの車内はダブル・デッカーで割と広く、椅子も十分にリクライニング。最前列に座ったこともあって、足も十分に延ばせた。路面の凹凸がダイレクトに響いてきたことを除けば、十分に快適であった。いや、夜行バスの中では屈指の快適車両だった気がする。それを十分に堪能できなかったのが残念。
From_uyuni_to_lapaz
唯一の途中休憩にて

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2015年8月26日 (水)

夜行紀行(6)ナポリ~パレルモ(イタリア)

夜行列車のいいところは、バスと違ってフルフラットなベッドで眠れることだ。と思っていた。しかし、夜行列車には寝台車ではない席もある。

イタリア南部のナポリからシチリア島のパレルモまでは夜行列車で移動した。途中、フェリーに乗って海峡を渡る列車である。便利な時代で、ネットで予約できる。しかも、ヨーロッパの鉄道のチケットは、航空機と同様、いろいろな値段のチケットが売られている。キャンセルできるとかできないとか、条件の違いによって値段が違うのだ。
Night_train_at_the_napoli_central
パレルモ行夜行急行列車【ナポリ中央駅にて】

で、ネットでいやに安い券があったので喜んで予約していったところ、座席車であった。ヨーロッパらしく、6人乗りの個室。リクライニングは1ミリもしないし、なにより満席で足も延ばせない。苦行。
Inside_of_the_night_train_from_napo
途中で降りる客もいて、終点のパレルモ近くでは空席だらけに。【ナポリ~パレルモ】

それでも眠ってしまい、フェリーに乗り込む瞬間は見逃してしまった。快適に眠れて起きれなかったのならまあよいが、寝苦しいうえに肝心なところでは寝てしまったとは実に残念。それでも、フェリーで海を渡っている途中に目が覚めた。甲板から見た、真っ黒な海を静かに進んでいく光景は、趣があるものだった。

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2015年5月13日 (水)

夜行紀行(5)ペドロザヴォーツク~サンクトペテルブルグ、他(ロシア)

朝9時にモスクワの夜行列車でペドロザヴォーツクに到着し、キージ島を観光。そして、その日の夜23時、今度はペドロザヴォーツクからサンクトペテルブルグまでの夜行列車に乗車した。2晩続けて夜行、というのはおそらく最初で最後である。でもそうすることで、モスクワ、キージ島、サンクトペテルブルグと効率的に移動できたのである。
Night_train_from_petrozavodsk_st_pe
いざ、サンクトペテルブルグへ【ペドロザヴォーツク】

Inside_of_the_night_train_from_petr
寝台列車内。まだベッドメイクされる前。

しかも夜行バスや飛行機、座席の夜行列車と違い、寝台、すなわちフルフラットだから割と快適に眠れる。乗車時間も約8時間と前夜よりも短かった。

その後、二晩、サンクトペテルブルグのホテルで泊まった後、ノブゴロドに移動して観光し、再び夜行列車でモスクワに戻った。結局この旅ではホテルに泊まったのはモスクワとサンクトペテルブルグだけで、あとは夜行列車を3回利用した。「夜行は使える」と実感した旅行であった。
Night_train_from_novgorod_to_moscow
モスクワ行夜行列車【ノブゴロド】

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