2015年7月30日 (木)

国境を越えろ(13)Savski Marof(クロアチア)、ドボヴァ(スロベニア)

ザグレブ(クロアチア)からリュブリャナ(スロベニア)に向かう列車は国境を越えて、スロベニア側のドボヴァ駅に到着すると、警官が乗り込んでくる。この駅で降りて乗り換えると言っていた二人組がドアの前に突っ立って通路をふさいでいる。降りて国境の駅の写真を撮りたかったので、車両の反対側に行くと、トイレのドアが開きっぱなし。臭いのでドアを閉めると、警官がやってきた。「ボーダーだから席へ戻れ」と言って、せっかく閉めたトイレのドアを再び開け放つ。隠れるのを防ぐということだったのか。

席へ戻ると、まずクロアチアの警官がやってきて、「Savski Marof」という地名の出国スタンプを押す。それが終わると、続いてスロベニアの警官がやってきて、機械(赤外線?)でパスポートをチェックしてから、Dobovaという地名入りの入国スタンプを押す。ここまで15分。この間を利用して、機関車を付け替え、乗員も入れ替わる。
Dobova
ドボヴァ駅構内

帰路、ドボヴァを出た後、車窓を確認していたら、列車はSavski Marofと駅標を掲げた駅をあっさり通過。その間は、なんとなく農村が広がっていて、どこが国境なのか、まったくわからなかった。

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2015年6月30日 (火)

夜の街を(33)リュブリャナ(スロベニア)

スロベニアの首都、リュブリャナは、それまでめぐってきたアドリア海沿いの諸都市、あるいはプリトヴィッツェ湖畔国立公園と違って、それほど観光地然していない町である。また首都とはいえ人口30万人に満たない中都市。それでも中心部の旧市街は美しく、観光客も集まる。

そんなリュブリャナの中心部の夜は、地元の人々と観光客がオープンエアのカフェやバー、レストランに集まり、遅くまでにぎわっていた。
Ljubuljana_at_night
ライトアップされた三本橋とフランシスコ会教会【リュブリャナ】

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2015年6月15日 (月)

クロアチア旅行(11)実用情報

クロアチア及びその周辺諸国はヨーロッパなだけあって、事前の情報収集はしやすい。バスの時刻は以下で調べられる。
http://www.buscroatia.com/routes-search/
http://www.balkanviator.com/en/bus-timetables/
鉄道は全欧州を対象としたサイトがいろいろある。たとえば以下。
http://www.thetrainline-europe.com/
ただし、特にバスの時刻は不安定。ウェブの情報も、インフォメーションで教えられた情報も、バス会社の看板の情報も、目安にしかならない。以下に記す情報も、目安程度に。

■ドゥブロヴニク
○ピレ門→バス・ターミナル 1Aまたは1B番バスで15分弱。9時台は5本あった。

■ドゥブロヴニク→コトル
インフォメーションでは11時発と15時発と言われたが、実際に乗ったバスは10時発だった。145.3クーナ(約2,600円)、所要2時間40分強。

■コトル、ペラスト
○コトルのバス・ターミナル 荷物預けもツーリスト・インフォメーションもない。

○コトルの海洋博物館 入場料4ユーロ(約540円)

○コトル→ペラスト
ブルーライン社のバスで1ユーロ(約130円)。30分弱。コトル発は毎時15分、ペラスト発は毎時30分のよう。狭い道を走るので車体は小さ目。
コトルのバス停は旧市街の西門(正門)を出て南側(左側)へ進み、食品市場のわきを通り過ぎた先にある、ベンチなどが置いてある小さな公園のようなスペースの前。反対車線(港側)には待合所があるが、こちら側は何もないのでわかりにくい。
ペラストのバス停は、時計塔(鐘楼)のある教会に面した広場の前で、コトル行きは海側から乗車。待合所がある。
Bus_from_kotor_in_perast
コトルからのバス。降りるとすぐ海。【ペラスト】

○ペラスト→ゴスパ・スクルピエラ島 海上タクシーで往復5ユーロ(約670円)。所要片道7、8分。

■コトル→モスタル
14時45分発のバスに乗車。ドゥブロヴニク経由。35ユーロ(約4,700円)、別途荷物預け1ユーロ(約130円)。所要5時間20分。

■モスタル
○カラジョズ・ベゴヴァ・ジャミーヤ 入場料10マルカ(約690円)。
○トルコの家 入場料4マルカ(約280円)。

■モスタル→スプリット
バス・ターミナルの窓口によると、11時10分、13時10分、23時30分発の3本。33マルカ(約2,300円)、別途荷物預け2マルカ(約140円)。所要3時間40分弱。

■スプリット→トゥロギール
バスは頻発。24クーナ(約430円)、別途荷物預け7クーナ(約120円)。50分弱。

■トゥロギール
○バス・ターミナル ターミナル内に荷物預けあり。15クーナ(約270円)。スタッフは(有料)トイレと掛け持ちなので、荷物預けのオフィスにカギがかかっている場合はトイレへ。

■スプリット
○バス・ターミナル ターミナルを出た道沿いに荷物預けが複数あった。

■シベニク→プリトヴィッツェ
直通バスは13時45分発と21時45分発の2本しかない。そのため、ザダルでバスを乗り継いで移動した。シベニク6時半発のバスでザダルまで80~90分ほど、51クーナ(約900円)、別途荷物預け8クーナ(約140円)。ザダル8時半発のバスでプリトヴィッツェ湖畔国立公園入口2まで所要1時間50分、105クーナ(約1,900円)。

■プリトヴィッツェ湖畔国立公園
○荷物預け 入口2に近い駐車場にあるインフォメーションで荷物を預かってくれる。10クーナ(約180円)。
○遊覧船 P2からP3は所要15分弱。

■プリトヴィッツェ→ザグレブ
8人乗りタクシーで総額960クーナ(約17,000円)を人数割り。所要2時間。日曜日のバスの時刻は8時半、10時45分、12時50分発で(その後の時間帯は不明)、ただし、隣村のバス停には来ないこともあるので要注意。

■ザグレブ(中央駅)→リュブリャナ
鉄道でザグレブからは125.62クーナ(約2,200円)、リュブリャナから16.4ユーロ(同)。所要2時間15~20分。

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2015年6月 9日 (火)

クロアチア旅行(9)リュブリャナ

5月10日
8時半のバスに乗るべく、プリトヴィッツェ湖畔国立公園の入口2のバス停から一つザダル寄りのバス停「Jezere - Mukinje」に10分前に到着。肌寒い。雨は降らないまでも曇り。昨日、行っておいてよかった。時折通る車を除けば、小鳥のさえずりだけが響く山の中。本当にバスは来るのかと不安になる。

そしてついに小雨がぱらつき始める。そして本当にバスが来ない。思い当たる節があった。昨日、国立公園の入口2のバス停で8時半のバスがあると聞いた。バスはザダル方面から公園前を通ってザグレブ方面に向かうバスだと思い込んでいた。しかし、昨日ザダルから乗ってきたバスは思えばプリトヴィッツェが終着だった。8時半発のバスがプリトヴィッツェ始発だったとしても不思議ではない。隣のバス停も通るのか確認すべきであった。

遅れているだけかもしれないという期待を弱々しくかけ、この事実を受け入れられるまで25分ほどかかった。次のバスは10時45分発。これも公園入口発かもしれない。そう思い、下り坂を荷物を引きずりながら20分歩いて、公園の入口2バス停へ。やれやれ、ここで1時間半待ちかと思っていると、ミニバンのタクシーが止まっており、韓国人の家族連れに相乗りを持ち掛けられる。結局、公園の入口1で中国人客も乗ってきて、韓・中・日の8人でシェアすることに。途中、トイレ休憩を挟んで2時間ほどでクロアチアの首都、ザグレブに到着。助かった。

12時40分少し前ザグレブ中央駅発のフィラッハ(オーストリア)行き列車に乗車。列車のドアには「EC」(ユーロ・シティ、国際特急)との表示が。うとうとしているうちに40分ほどでスロベニアのドボヴァ駅に到着。国境審査と機関車交換、乗務員交代のため、35分ほど停車。ここからはスロベニア領内、線路の状態がよいのか、スピードが上がった気がする。ほどなくスロベニア鉄道の検察が。日付をスタンプで切符に押して去っていく。クロアチア側では、車掌が手書きで日付を書いていた。隣り合う国の格差を感じる。

国境から1時間40分でスロベニアの首都、リュブリャナに到着。ザグレブ中央より立派な駅。駅から徒歩10分弱のホテルへ。早速情緒ある建物の残る新市街へ。いい感じの街並みだが、落書きが多いか。アドリア海沿岸の諸都市と比べると、なんとなくドイツ風な印象。

10分ほどで町の中心、プレシェーノブ広場へ。広場に面したフランシスコ会教会はミサ中。絵画に覆われ、いい感じなのだが、中に入り込めないのですぐ外へ。日曜午後の中心部だが、人が多すぎず、程よくにぎわっている。広場からリュブリャナ川にかかる「三本橋」を渡ると旧市街。こちらにある大聖堂もミサ中につき、退散。日曜はダメよということか。旧市街はルネサンスやバロック様式の建築が並ぶ街並み。Mestni通りはカーブを描き、美しい。
Triple_bridge_in_ljubuljana
リュブリャナのシンボル、三本橋から丘の上のリュブリャナ城を

全面ガラス張りのモダンなケーブルカーに乗ってリュブリャナ城へ。まずは展望塔へ。町と周囲の山々が一望。町には木々が多く、緑に包まれている。住みやすそうな町だ。続いて「スロベニア歴史恒久展示室」へ。他の博物館にある展示物の複製品があって触るようになっていたり、タッチパネルが多用されていたり、新感覚の博物館。オスマン・トルコ侵略の恐怖感を煽る宣伝戦、第一次大戦中のイタリアの侵攻への恨み、その後のユーゴスラビア王国下のセルビア支配に対する反感、そして自らの力(パルチザン)でナチスに打ち勝ったという自負心。そうしたものがうかがえて面白い。

さらに牢屋跡やテラスも見学。全体的にモダンにセンス良く改装されている。帰りは歩いて下山。住宅街に迷い込んだりしたが、何とか旧市街の大聖堂にたどり着く。中に入るとまだミサ中。日暮れに近づき、町はますますにぎわってきた。地元の人たちが程よく集まっているなかに、観光客が混ざっている感じ。旧市街から新市街へと歩き、フランス革命広場、ズヴェスタ公園とめぐる。オープンカフェに集う人たちはみな楽しそう。なんかいい町だ。もっとも物乞いも定期的に現れたりするし、いいことばかりでもないのだろうが。

目当てのレストランの前の道路が工事中で、レストラン自体も閉店だったりして、歩き疲れ、店を探すのが面倒になり、旧市街にある観光客御用達の店へ。まずはハウスビール。ほのかな甘みがありうまい。赤ワインもうまい。ワイングラスに目盛が入っているのもドイツ風か。

そして「クメチェカ・ボイエディナ」を注文。英語メニューでは「Farmers Fiesta」で、一皿に郷土料理がいろいろ盛られているとの触れ込みだったが、ジュガンツィ(そば粉を使った料理、この国ではソバの実や粉を料理に使う)を除けば、ソーセージやら血のソーセージやらザワークラフトやらで、ほとんどドイツ料理であった。

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