2017年5月 8日 (月)

奏でる人々(21)佐原(日本)

小野川沿いに風情ある街並みが広がる千葉県香取市の「小江戸」佐原。伊能忠敬記念館を出ると、笛に太鼓の音色が。何事かと音の鳴るほうへ行くと。
Onogawa_gezaren_in_sawara
川の流れとともに音も流れていく【佐原】

「佐原囃」を奏でる小野川下座舟であった。川の流れとともに音も移動していく。風情をかき立てる。観光地を盛り上げるためには、聴覚含め五感すべてを刺激することが大事だと思った次第。

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2016年11月 9日 (水)

金沢・五箇山旅行(2)金沢、五箇山

10月16日
朝から温泉。体が火照る。朝食は旅館で。ご飯は新米とのことで、うまい。タクシーで8分ほどで森本駅へ、そしてIRいしかわ鉄道で10分弱で金沢駅へ。そして北陸鉄道バスで8分ほどで近江町市場へ。日曜のせいか、あるいは早すぎるせいか、閉まっている店もあり、やや静かか。がうろうろしているうちに賑わいが出てきた。旅館で腹いっぱい食べてしまったことを後悔しながらも、生ガキ、次いでノドグロの刺身(軽く炙ったもの)を食す。美味。

バスで金沢駅に戻り、駅ビル内で金時草(加賀野菜の一つ)とリンゴの生ジュースを飲んで休んだ後、北陸新幹線「つるぎ」で15分弱で新高岡駅へ。空いていると思い、自由席へ。ツアー客もいる。最近はツアーでも自由席を使うのかと感心していたら、指定席を取っているけれど、自由席のほうが空いているのでこちらを使いますと説明していた。なるほど。

11時発の加越能バス「世界遺産バス」に乗車。途中、様々な解説がテープで流れる。山々の車窓も美しい。が、うつらうつらと。1時間ほどで五箇山の相倉口に到着。駐車場を突っ切って、森林浴気分の遊歩道を10分弱歩くと、相倉合掌造り集落に到着。緩やかな段々畑状の田んぼと、合掌造りの民家が並ぶ。電話してタクシーを予約した後、集落内をぶらつく。「勇介」という合掌造りの家(民宿も兼ねる)が内部を公開しているので入る。2階、3階では蚕を栽培していたとのことで、そうした展示を見学。昔の写真も多数展示。このあたりは信仰厚い地域だったとのことで、1階には立派な仏壇と神棚が並ぶ。日本的。

タクシーで7分ほどで上梨地区へ。ここでは国指定重要文化財となっている村上家を見学。入ると囲炉裏の前で中世風の衣装をまとった男性が、こきりこ(竹の棒2本)を打ち鳴らしながら、歌っている。こきりこ節のようだ。内部はやはり養蚕関連の展示。囲炉裏の煙で壁や柱がいい感じに黒く染まっている。

さらにタクシーで10分ほどで菅沼地区へ。タクシー運転手によると五箇山はいいところだが、オロロと呼ばれるアブの一種と、カメムシが多いのが難という。確かにカメムシは多い(深谷温泉にも多かったが)。壁や屋内のあらゆるところに止まっている。タクシーに降りるときに、車内にカメムシが入ってしまったらしく、運転手は慌てて追い払っていた。
Suganuma_in_gokayama
よく晴れた【菅沼合掌造り集落(五箇山)】

さてまず昼食。イワナの塩焼きを頼んだら焼くのに20分かかると言われ、だったらということで、イワナの刺身御膳を。こちらも美味。食後、菅沼合掌造り集落内を歩く。土地が狭いために住居と農地が分かれているということで、合掌造りの家々が密集して建っている。その半数近くは土産屋になっている感じか。塩硝の館、五箇山民族館と入る。火薬の原料である「塩硝」づくりや、山村の生活についての展示。カメムシも多く、「カメムシ以外も見なさい」と子供が親に叱られている。

集落を巡った後、エレベーターで上を走る道路沿いの駐車場へ。少し歩くと菅沼の集落を一望できる。そしてさらに歩いて、わかりにくいところにあるバス停から北陸鉄道の高速バスで50分強で金沢駅へ。駅ビル内の喫茶店で買った水出しコーヒーを手に北陸新幹線「かがやき」で、一路東京へ。奮発してグランクラスに乗車。足が延ばせて快適。車内のコーヒー(トアルコトラジャとの解説付き)も美味。

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2016年7月 6日 (水)

日本の世界遺産(2)白川郷・五箇山の合掌造り集落

世界遺産のうち文化遺産となっているものの多くは、政治、経済、宗教、軍事などの中心だった地域の建物や町並みである。

しかし、白川郷・五箇山は、「中心」とは程遠い地域における、庶民の暮らす集落がそのまま世界遺産になっている稀有な例である。これを早々と世界遺産の候補に推した当時の人々のセンスの良さに感心する。
Shirakawago
白川郷(荻町集落)

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2013年12月15日 (日)

花話(10)仙北市のしだれ桜とカタクリ

しだれ桜が美しい時期に角館に行った。
Weeping_cherry_in_kakunodate_2

Weeping_cherry_in_kakunodate_1
2点とも、角館のしだれ桜【仙北市】

路上でチラシを渡された。カタクリの群生地が丁度満開とのことだった。群生地のある八津・鎌足地区はかつては西木村だったが、今では田沢湖町、角館町と合併し、仙北市という一つの自治体になっている。集客力のある角館に、いい意味で便乗した動きだ。

しだれ桜で、すっかり気分が「花モード」になっていたので、チラシに誘われるままに、かたくり群生の郷と呼ばれるエリアに行ってみた。そこは栗林で、地面には見渡す限り、紫色の花がびっしり。
Katakuri_in_senboku_2

Katakuri_in_senboku_1
2点とも、八津・鎌足かたくりの郷【仙北市】

桜にカタクリと、花づくしの一日となった。

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2008年11月 3日 (月)

佐原旅行

2008年11月2日(日)

京成スカイライナーで京成成田へ。車販を当てにしていたのに、ないらしく、おかげで朝食を食べ損なう。到着後、JR成田へ。発車間際だったので、行列のできているコンビニで朝食を買う余裕がない。空腹のまま、40分で佐原駅に到着。駅前の観光案内所で地図を買い(20円)、まずは開運橋。ここから風光明媚な街並み、のはずだが、水の汚さに目が行く。

微妙に明媚な川沿いの道を歩き、正文堂、そして福新呉服店へ。どちらも店内に座る老女に手招きされ、中へ。古い建物の中を見せてもらえるのは嬉しい。続いて東薫酒造へ。麹の匂いの充満する内部へ。大きなタンクが居並ぶ。外へ出ると甘酒がふるまわれる。

次の清宮家主屋も中へ。今日は「佐原の町並み建物特別公開」の日だったのだ。現在も人が住んでおり、先代の奥さんとボランティアガイドがお出迎え。ともに老女。観光客の方も高齢カップルが多く、高齢化社会の進展を実感(もっとも昼近くになるにつれ、観光客には若者が混じる)

続いて伊能忠敬記念館へ。時代背景も含めて説明があり、なかなか興味深い。もっとも展示品の多くに「原本〇〇所蔵」といった表示が。ここにあるのは複製品ということか。館を出ると祭り囃子(佐原囃子というらしい)が聞こえる。音のする方に行くと、笛や太鼓の一団「下座連」が乗った小舟「小野川下座舟」が。これはいいアイデア。雰囲気が出るし、音が少しずつ移動していくのもいい。

伊能忠敬旧宅を見学後、小野川舟めぐりへ。川面の低い視点から見る街もいいもの。ただ、伝建地区を離れるとつまらなくなる。利根川も広いだけ。「広々して気持ちいい」と歓声が上がっていたが。
Sawara_onogawa
小野川を舟で

出発地点のジャージャー橋に戻ると、ちょうど橋から放水しているところ。まさにジャージャー橋。見れて良かった。

その後いくつか建物を見た後、30分ほど歩いて香取神宮へ。七五三で賑わっている。国宝もある宝物館に行くが…微妙。

境内で草団子とかしわ南蛮を食べた後、帰りは関鉄グリーンバスで一路、東京へ。

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2008年3月12日 (水)

木曽路旅行

2004年9月18日
東海道新幹線「のぞみ」で名古屋へ。みどりの窓口で関係しそうな時刻表を転記した後、中央本線の快速で中津川駅へ。そしてタクシーでホテルへ。ホテルの売りの大風呂に行った後、就寝。

9月19日
7時半前にチェックアウトし、タクシーで中津川駅へ。JR中央本線で20分ほどで南木曽駅へ。そしておんたけ交通バスで10分ほどで妻籠へ。あいにくの雨だが、霧雨に煙る山並みや、濡れた黒い家並みも風情がある。

熊谷家住宅、光徳寺、南木曽町博物館(脇本陣、復元された本陣、資料館)などをまわった後、メインストリートの寺下をぶらつく。建物が美しく残されているだけでなく、軒下につるされたちょっとした生け花一つ取ってもこだわりを感じ、この街並みを愛する地元の人たちの存在を感じる。が、時間を消費するような場ではない。結局、1時間半ほどいただけだったし、博物館と寺のわずかな入場料以外に一銭も使わなかった。まじめすぎるということか。資料館の展示によると入り込み客は右肩下がり。それも分かる気がする。
Tsumago
妻籠宿

雨も上がり、馬籠峠越えへ。石畳も残る旧街道を歩く。大妻籠で茶屋に寄りたかったが、開いておらず残念。男滝・女滝などでは一休みしたりするが、基本的には疲れる。1時間半ほど歩くと、馬籠峠に到着。いいあんばいに「峠の茶屋」があるので、ここで一服。御幣餅はご飯に味噌をつけただけの代物だが、素朴で美味しい。

その後30分ほど歩き、馬籠宿に到着。本陣資料館、藤村記念館などに入るとともに、古い街並みを楽しむ、といいたいところだが、こちらは妻籠と対照的に観光化が著しく、くだらない土産物屋が並び、俗物的というか偽物っぽいことこの上ない。しかし、大勢の人がそぞろ歩きを楽しみ、活気がある。お金を落とすのも間違いなく、妻籠ではなく馬籠だろう。馬籠は命がけで街並みを守り抜いている妻籠のおこぼれに預かって儲けている、と言ったら言い過ぎか。と言いつつ、妻籠の路線では持続的に食っていくのは無理な気もする。

13時過ぎに濃尾バスに乗り、いろいろ悩みつつ、10分ほどして大久手とかいうバス停で何となく下車。木立に囲まれた落合の石畳の道(旧中山道)を歩く。そしてやっとのことでバス停「新茶屋」に着いたが、バス停の時刻表を見ると1日にバスは2~3本のみ。これは困ったと思い、とにかくひたすらバスの道を探し、何とか14時10分頃に元来た「大久手」バス停へ。しかし、ここもバスは1日2~3本。いよいよ困ったと思い、絶望的な気分で歩き始めたところで、タクシー登場。天の助け。

10分弱で落合川駅に到着。当初はこれで終了予定だったが、時間が余ったので検討の結果、奈良井宿に向かうことに。JR中央本線で奈良井に向かい、15時50分頃到着。奈良井宿の街並みは駅から少し歩くとすぐ始まる。妻籠と馬籠の中間のような雰囲気で、派手すぎずまじめすぎずのほどよい雰囲気。しかも古い街並みが続く道が結構長いので、割と楽しめた。

1時間ほど滞在した後、JRで塩尻へ。そして特急あずさで帰京。

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2007年8月20日 (月)

鬼怒川・会津旅行

ブラジル旅行連載中ですが、ちょっとだけ割り込み。

2007年8月19日
東武日光線快速で小佐越駅へ。歩いて東武ワールドスクエアへ。開場と同時に入場。1/25で再現された世界中の建物が並ぶ。ローマのサンピエトロ大聖堂の後ろにエッフェル塔、ニューヨークの摩天楼、そしてピラミッドが頭をのぞかせるシュールさ。成田空港では搭乗案内の放送が聞こえてくる。もっとも外国の建物ではそれっぽい音楽が流れるだけだが。

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この一枚に中国、イタリア、エジプト、フランス、アメリカ、スペイン、インド・・・が同居

その色は違うだろうとか、多少の不満はあったが、それなりに盛り上がり、写真も沢山。日本のコーナーはつまらなかったこともあり、次の電車に乗るべく、最後はざっと流し、タクシーで鬼怒川温泉駅へ。

東武、野岩鉄道、会津鉄道と乗り継いで、塔のへつりへ。やや奇岩だが、微妙。川の景色は綺麗だったが。駅から近かったのでまあよしとしよう。

駅に戻り、「運転日注意」のトロッコ列車を待つ。今日は運転していないのかと諦めかけた頃、警笛が響き、トロッコ列車登場。無事乗れた。車内は風が通って気持ちいいし、鉄橋の上で停車してくれたりして楽しい。名残惜しいが次の湯野上温泉駅で下車。

自称日本唯一の茅葺き屋根の駅舎を眺めた後、タクシーで大内宿へ。茅葺き屋根の建物が並び、独特の風情。それを求める観光客で大賑わい。ここで昼食。そばも岩魚もずんだ餅も美味しい。通りには水が流れ、そこで飲み物や野菜を冷やしているのもいい。
Img_7243
大内宿

社のある高台に登ると街並みが一望。素晴らしい。通りに戻ると雨が。雨が上がるのを待って、タクシーで今度は湯野上温泉の河原にある露天風呂へ。緑の木々に囲まれ、水音が響く雰囲気は良いが、お湯が熱い。汗を流しに来たのに、逆に汗が噴き出てくる。

温泉から出ても火照りが引かない。しかし30分以上かけてのんびり駅へ歩く間に、風も吹いてきて、ようやく汗がおさまる。

会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道直通の快速列車で鬼怒川温泉駅へ。ここで全席指定の「スペーシアきぬ」に乗ろうとするが、案の定「空席なし」。それでも立ち席なら売ってくれるというので、乗車。2時間立ちっぱなしは長いと思っていたら、「キャンセルが出た」とのことで、無事着席。快適に帰宅できた。

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