2009年11月24日 (火)

アニマルプラネット(2)クワッチ(イグアスの滝)

イグアスの滝周辺にいた「クワッチ」はアライグマの仲間。鼻が長いので日本語でハナグマとも呼ばれるようだ。

観光客が多く、そしてその一部がほいほいと餌をやるからか、イグアスのクワッチは異様に人になれている。ズボンの裾を引っ張ったり、油断していると腰のあたりまで登ってきて催促にくる有様。
Coati_at_iguaz
なれなれしいにもほどがある【イグアスの滝】

クワッチが人に慣れ、人里に現れることで、クワッチを捕食する肉食獣(ヒョウ?)も人の住むエリアに現れるようになり、人間の子どもに被害が出ているとも聞いた。人と野生動物の共存は難しいが、無責任な観光客が多い地域ではなおのことだと思った。

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2009年11月13日 (金)

アジアの世界遺産(6)頤和園

皇帝の庭園、頤和園はとにかく広大。全部見ようと思ったらおそらく丸一日かけても足りない。ガイドブックとにらめっこして、北門から入り、蘇州街を見学し、万寿山を下りて、昆明湖沿いを進んで、徳和園、諧趣園とみてから東門から抜けるという計画を立てた。

まず、蘇州街。蘇州を気に入った乾隆帝がつくらせた、蘇州の街並みと水路を再現したテーマパーク。細長い池の周りに店が並んでいるだけなのだが、コスプレした店員や占い・似顔絵・楽器演奏などのパフォーマーがいろいろいて、楽しい。皇帝はこれをどう楽しんだのだろうかと思いを馳せる。

万寿山に登り、チベット仏教式の智慧海を越え、山の中腹にある仏香閣を目指すが、迷っているうちに湖のほとりに降りてしまった。仕方ないので、排雲門から排雲殿、そして仏香閣へと改めて登る。仏香閣から見下ろす昆明湖は風情がある。
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仏香閣から昆明湖をのぞむ【頤和園(北京)】

元来た道を戻って再び湖へ。湖畔の長廊を通って徳和園へ。ここの大戯楼では胡弓に笙、琵琶、箏に似た楽器、それに横笛と縦笛という編成の楽隊が演奏中。こういうのは嬉しい。

演奏終了後、諧趣園を目指す。が、なかなか入口が見つからない。はっきりどこにも書いていないが、どうやら工事中で閉まっている模様。ただでさえ歩き疲れているのに、よく分からずに行ったり来たりしてさらに疲れた。

大勢の観光客でごった返す仁寿殿の脇を通り抜け、文昌院へ。ここは博物館になっていて、紀元前の青銅器みたいなものがごろごろ展示されている。清朝や明朝のものばかりの故宮博物院よりも古い物があった気がする。が、閉館間際だったのでそうそうに追い出された。

湖に張り出している知春亭へ。太陽がだいぶ傾いて、写真を撮れば逆光。でもそれはそれで美しいもの。柳が湖畔で揺れて、風情を醸し出す。

夕焼けを待ってもよいかなとも思ったが、中国雑伎団もみてみたい。そのためにはそろそろここを出なければならない・・・。後ろ髪を引かれる思いで園を後にした。へとへとに疲れていた。

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2009年11月10日 (火)

アジアの世界遺産(5)昌徳宮

ソウルの昌徳宮は、李氏朝鮮時代の王宮の一つ。確かに今、写真を見返してみると、北京の故宮を思わせる雰囲気が感じられる(規模はずっと小さいし、地味であるが)。

しかし、教養のない日本人の目からは、どうみても広い寺にしか見えない。仏像のない寺というか。

ここの売りは「後苑」という庭園で、パンフレット(日本語のものが置いてある)には「自然とともに調和された美しさを活かした造形の特性がよく保存されている」とある。しかし、訪れたのは3月。まだ寒く、池には氷が張っているほどで、美しいと言うよりは寒々しかった。

もっとも、世界中、「宮殿」と名のつく建物は、バカバカしいまでに虚勢を張ったものが多い中で(それを見るのが観光客としては面白いのだが)、この地味さはある意味貴重かもしれない。
Donhwamun_gate_changdeokgung_palace
昌徳宮の敦化門【ソウル】

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2009年11月 7日 (土)

アジアの世界遺産(4)フマユーン廟

結果として1日チャーターとなったタクシーで、フマーユーン廟へ。

しかし、何となく違う。よくよくみるとサフダール・ジャン廟と書いてある。タクシー運転手がわざと間違えたのか、それともサービスか。とりあえずせっかくだから入る。100ルピー(約270円)なり。後で調べたら、やはりムガール帝国の建物だが、時代は下って18世紀の、それも大臣の墓らしい。ムガール帝国最後の霊廟との解説もあった。
Safdar_jangs_tomb
サフダール・ジャン廟【デリー】

15分ほど見学し、タクシーでさらに15分ほど移動し、今度は本当にフマーユーン廟へ。こちらはムガール帝国第二代皇帝フマーユーンの霊廟。世界遺産だけに値段は少し高く、250ルピー(約680円)だった。後につくられたタージ・マハールにも通じる、ムガール朝ならではのシンメトリックな均整の取れた美しい建物だった。
Humayuns_tomb
フマーユーン廟【デリー】

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2009年11月 2日 (月)

アジアの世界遺産(3)ファテープル・シークリー

アグラ近郊にあるファテープル・シークリーは、14年間だけ都となり、その後放置されたところ。都の宮殿等があった地区が残されている(というか、きれいに復元されている)。しかし、当たり前だが廃墟で、死んだ町という感じで、面白みはない。しかもこのときは下痢などのピークで体調は絶不調。あまり観光気分でもなかった。

廃墟を出ると、隣にモスクが。体調のこともあってどうしようかとも思ったが、せっかくここまで来たのだからと、無理してこちらも覗いてみることにした。中庭は広大で、横長の建物のスケールがすごい。しかもこちらは信者らしき人もいる感じで、廃墟ではなく生きている感がある。廃墟と同様に赤い砂岩が使われており、デザインの統一性も感じる。
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広大なファテープル・シークリーの金曜モスク

中庭の中央部には白い大理石の廟があり、モスク本体の赤砂岩と対照的。イスラム教は個人崇拝はなしのはずだが、インドやエジプトなどではこうした聖人崇拝がイスラムの教えと共存しているのが興味深い。

ということで、宮殿地区よりよっぽどこのモスク(金曜モスク)の方が面白かった。後で調べると、モスクもセットで世界遺産に指定されている模様。体調に従っていたら、仁和寺にある法師になるところであった。

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2009年10月18日 (日)

ナショナル・ミュージアム(13)故宮博物院(北京)

中国本土のナショナル・ミュージアムといえば故宮博物院。しかしここは美味しい展示が台北側にかなり持ち出されているらしく、あまりめぼしいものがない。時代的にも明と清の時代のものばかりで、中国の歴史のほんの最近のものしかない、という印象。

印象薄の理由は、建物自体というか敷地全体が素晴らしいので、建物内の展示にまで気が回らないということもある。だだっ広い敷地に時々、博物館的に展示があるが、はっきり言って目立たない。

それでも、別途入場料を取る「珍宝館」等のエリアでは、(こちらが金を払った分は見ようと意識しているせいもあってか)、見応えある展示も。特に中国伝統の「玉」は、そのサイズも細工も、あるいは色も、職人芸ここにありという感じで見入ってしまう。
Jade
確か鉱山の様子を描いた彫刻が施されている玉。大きいし、細かい。【故宮博物院(北京)】

立派な割に印象が薄い理由はもう一つ。自分も含め観光客の多くは天安門から故宮に入る。広大な故宮に歩き疲れたところでようやく珍宝館など博物館として充実しているエリアに到達する。この頃には足が疲れきっており、あまり美術品を堪能する気分にはなれない。

いろいろ考えると、故宮を博物館として利用するのは根本的に間違っている気がする。ここは故宮内で使用されたものの展示にとどめ、それ以外はどこかまとめて別の博物館専用(?)の建物で収納・展示した方がいいのではないか。巨大な建築物が必要になるのだろうが。

ちなみに北京では明十三陵や頤和園にも見応えある博物館が併設されている。しかしいずれも体力が衰えてから入場。北京観光は体力がないとつとまらない。恐るべし中国四千年の歴史。
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裏門と化している「神武門」には「博物院」の看板がかかる。【故宮博物院(北京)】

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2009年9月30日 (水)

華北旅行(8)北京

8月29日
建国60周年パレードの予行演習のためか、近くの地下鉄駅が閉鎖。バスで行くことも考えたが、結局、隣の駅まで歩いて地下鉄5号線の終点、天通苑北駅へ。さらに昌平23路バスで1時間半ほどかけて明十三陵の一つ、長陵へ。構造は昨日見た2つと同じ。ただし建物等のサイズは大きい。
Ming_dynasty_tombs
長陵(明十三陵)

314路バス、345快バスと乗り継ぎ、市内に戻る。345快バスは終点まで行かず、地図と路線図をにらみながら、地下鉄・健徳門駅に近そうな辺りで適当に見計らって降りる。適当すぎたため、駅にたどり着くまで15分ほどかかった。

地下鉄を乗り継ぎで五道口駅へ。昼食は駅近くのデパート風のビル内で。おしゃれで小綺麗な店で、メニューも写真付きと抜群に好条件の店だったが、頼んだ料理(粥)が品切れで、代わりに適当に頼んだらワンタンがでてきた。それとギョーザだけの昼食に。

375番バスで30分ほどで頤和園へ。まずは皇帝がつくらせたテーマパーク「蘇州街」へ。店員もそれらしい格好にコスプレしていて、まさにテーマパーク。占い師やら似顔絵師などもいる。笛の音も鳴り響き、雰囲気が出ている。なんか楽しい。

丘を越えて、丘の中腹に連なる仏香閣・排雲殿などの建物群へ。黄色い瓦屋根の連なりが美しい。さらに、これらの建物からみる昆明湖の景色が抜群。近くで見ると冴えない池だが、全体を見渡すと風情があって良い。徳和園では6人編成の楽器の演奏を行っており、ラッキー。しかし広大で疲れ果てる。結局、3時間半ぐらい、園内に滞在。

826番バス、地下鉄10号線と乗り継ぎ、朝陽劇場へ。当日券があるか聞いたらあった。ということで雑技を鑑賞。一番安い席を買ったのに、なぜか前から2列目とラッキー。雑技はとにかくすごいの一言。柔軟性、バランス感覚、パワー、様々なものが要求される技が次々と繰り出される。時々失敗するのがかえってリアル。レーザー光線などの演出も派手。

その後はマッサージに行ったら空きがなかったり、目当てのレストランに行ったらラストオーダーだったりといろいろあり、時間を浪費しているうちに、開いている食堂が見つからなくなる。結局、中国最後の晩餐はケンタッキーと相成った。辛かった。

8月30日
北京駅からリムジンバスで空港へ。そして大韓航空でインチョンへ。まずマッサージへ。クレジットカードのサインを液晶画面上に電子ペンみたいなもので書くのが新しい。

その後、大韓航空で成田へ。空港内の売店はすべて閉まっている。スターバックスだけ開いていたが、購入後まもなく「閉店」ということで、追い出された。使えない。空港のあり方として間違っている。

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2009年9月27日 (日)

華北旅行(7)北京

8月28日
地下鉄で積水譚駅へ。駅の荷物チェックなど行列あるところ、横入りあり。それを阻止しようと戦っていると、その隙を突いて別の横入りをされたりするので、気が抜けない。

駅から歩いて徳勝門のバスターミナルへ。こちらではターミナルの係員があちこちにいて、横入りは怒声と腕で阻止。頼もしい。お目当ての919路バスだけでいろいろ種類があって、どれに乗ればいいか迷うが、適当に乗車。観光バスタイプの919路バスもあるなか、乗ったのは路線バスタイプ。運賃のICカードをタッチする機械は車外にある。中では車掌(ガイド?)がマイクで時々しゃべっている。これ、ホンモノ?

渋滞にはまり、2時間かかって八達嶺長城へ。変な駐車場で降ろされ、30分ほど歩く羽目に。どうもこの国は何をやるにも想定以上に時間がかかる。いよいよ、万里の長城の「女坂」を歩く。「壁」自体はどうということはないが、それが周りの山中をのたうちまくっているのは奇観。かなりきつい勾配で、手すりにつかまりながら上ったり、下ったり。それにしてもここも観光客がどっさり。こんなところでもわめき散らし、つばを吐き、横入りをし、と忙しい。やれやれ。
Great_wall_at_badaling
上がったり下がったり、壁がどこまでも続く【万里の長城(八達嶺)

ロープウェーで一旦、麓に降りて、昼食後、別のロープウェーで男坂へ。こちらは人が少ないのがいい。が、景色は女坂の方がいいような。ほとんど下りなので、体力的には楽だが、膝がガクガクに。

予想外に時間がかかった上、次に行きたかった居庸関に行くバスがないようだったので、次、どうするか悩むが、結局、バスを乗り継いで明十三陵の一つ、昭陵へ向かう。バスの終点は「昭陵村」。とてもローカルな雰囲気の農村。バス停から10分ほど歩くと昭陵に到着。陵の基本的な構造というか配列がよく分かる。陵自体は木が生い茂りよく分からない。やたらと桃を売っている。近所で取れたものだろうか。

道に迷いつつ、歩いて定陵へ。地下宮殿があり、相当深くまで下っていく。中身は質素。閉館間際だったが、付属の明十三陵博物館にも寄る。出土品が見学できる。

バス2本を乗り継ぎ、1時間40分ほどで北京市街の徳勝門西に到着。予約していた京劇に遅れそうだったので最後はタクシーで移動。ドライバーはかなり飛ばし気味に走ってくれたが、北京の道は手強い。前から横から後ろから、人や自転車やバイクやトロリーバスやらが突っ込んでくる。結局遅刻。鑑賞した京劇は孫悟空役の立ち回りがうまく、目を引いた。遅れたせいもあって、あっという間に終わってしまった。もっと見たかった。

雰囲気が良かったので、夕食は京劇の会場のレストランで。初の日本語メニューありの店。蒸し焼きダックを注文。辛かった。中央のテーブルで鍋を並べて支度が始まったので何事かと思ったら、従業員の食事だった。

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2009年9月23日 (水)

華北旅行(6)大同

8月27日
朝から音楽を鳴らして踊っている集団を横目に華厳寺へ向かう。しかし、入口が見つからない。大規模な工事をやっているので入れないのか。「下華厳寺」の看板の掛かる門が開いているので近づいていくと、必要以上に険しい顔をした中年女性に首を振られ、門を閉じられた。

諦めて、駅へ向かおうとバス停へ。しかし、待てど暮らせど目当てのバスが来ない。他に待っていた客もタクシーに乗り始めたので、こちらも待ちきれずタクシーに乗車。渋滞を抜けてようやく大同駅へ。駅前広場は工事中。駅前から雲崗石窟行きのバスに乗ろうとバス停を探すが、どうしても見つからない。結局、またもタクシーで移動。

ようやく雲崗石窟に到着。5号窟・6号窟は、それぞれ中央に巨大な仏像と柱(パゴタ)があり、それを取り囲むように壁から天井まで彫刻がびっしり。色もよく残っている。9~12号窟は中には入れないが、見える部分はやはり壁から天井まで彫像が埋めつくす。素晴らし過ぎる。16~20号窟は巨大な仏像。20号は周りを覆っていた部分が崩れたらしく、むき出しの大仏。これらもまた、素晴らしい。大いに満足。
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壁にはびっしりと彫刻が【雲崗石窟】

帰りのバスもよく分からない。ほぼ同時に2本のバスが来たので迷うが適当に12番バスに乗車。と、あらぬ方向へと連れて行かれる。工場地帯の中?恐ろしくなって次に停まったところ(正確にはそこでは降りられず、さらにその次)で下車。12番の反対方向に乗り、元の道へと戻る。

次はどうしようと思ってい ると、正規のバスでない(?)ミニバスみたいのがやってくる。迷うが、車掌に手招きされたので、とりあえず乗車。途中、なぜかUターンしたりして、どうなることかと思ったが、最終的には街へと向かった。さらに路線バスに乗り換えて、なんとかホテルへ戻る。

路線バスを二本乗り継ぎ、新南公路バスターミナルへ。北京行きの切符を買うと、窓口で何か言われる。さっぱり分からない。書いてもくれたが、やはり分からな い。推理すると、ターミナルが違うと言っているもよう。北京のターミナルが違ってもいっこうに構わないが、ここのターミナルが違うなら一大事。不安に思って外へ出ると、天津行きのバスに乗るよう、ドライバーに言われる。

結局、そのバスで5時間ほどで北京に到着。想定していたターミナルには着かず、路上で降ろされる。しかし目の前に地下鉄・健徳門駅。かえって便利。地下鉄3本乗り継いでホテルへ。ホテルでは支払い方法でもめ、部屋に入ればエアコン(のリモコン)が故障と、最後まで気が抜けない。

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2009年9月20日 (日)

華北旅行(5)平遥、大同

8月26日
小雨の平遥の朝を歩く。裏通りの中の大通りを通って古衙署へ。昔の役所。広くて雰囲気もいい。通りに張り出した楼にも登ることができる。さらに、通りを駆け抜ける犬たちを見ながら、道観(道教の寺院)である「清虚観」へ。
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平遥の裏通り

ホテルへ戻り、電動カートでバスターミナルへ。そして長距離バスで太原へ。列車内は静かなのに、バス内は大声が飛び交いうるさいのはなぜだろう。2時間10分ほどで太原の建南バスターミナルに到着。

ターミナル前の天津包子の食堂へ。よくわからないので隣の人が食べているものを指さして注文。鶏肉と卵のスープと包子(小龍包のようなもの)。これがうまい。同じものが10個だが、飽きない。

タクシーを捕まえて総合バスターミナルへ移動し、長距離バスで大同へ。こちらはハイデッカーで豪華仕様。テレビではミュージックビデオやら映画が流れる。そしてここでも携帯で大声で話す乗客。たまらん。

途中休憩ストップをはさみ、3時間半で大同の新南公路バスターミナルに到着。周囲にホテルがあるのではと淡い期待をしていたが、ホテルどころか街になっていない。路線バスが一つだけあったので、その30路バスに乗る。

このバスは鉄道駅行きなので、途中で27路バスに乗り換え、市内中心部へ。ほこりっぽい上に、排ガスが目にしみる。通りには 人、自転車、バイク、車が入り乱れ、クラクションが鳴りっぱなし。古く汚い建物と新しく小綺麗な建物が混在し、あちこちにクレーンが立ち並ぶ。カオスなまち。

バス停近くのホテルへ。従業員は英語が通じないが、居合わせた客が英語を話し、助けてもらった。その後、近くにある九龍壁へ。9匹の龍がが描かれた壁が立っているだけだが、なかなかよいのではないか。

中心街を散策し、広場やら百貨店やらを見学した後、赤い壁に電飾も派手なレストランへ。「麦酒はないが、米酒」はあるというので注文。度数45%とかなりきつい。若干くせもある。山西料理はないかと聞いたら、羊肉の料理をすすめられる。これが辛かった。米酒が辛味を倍増する。店内は店員の(客ではない)話し声でうるさい。

外へ出ると、路上に大音響と人だかり。のぞいてみると、中年夫婦(?)がマイク片手に扇を持って踊っている。しかし面白いものではない。それ以外にも、ディスコテックな音楽を大音響で流していたり(CDの販売?)、とにかくうるさい。ホテルの部屋に入っても、大音量が響いてくる。とんでもないところだと思ったが、あっという間に眠りについた。疲れていたらしい。

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