踊る人(7)アボリジニ・ダンス・ショー(ケアンズ)
ケアンズ近郊の「ジャプカイ・アボリジニ・カルチャー・パーク」では、オーストラリアの先住民、「アボリジニ」のダンスなどを見ることができるディナー・ショー、「ジャプカイ・バイ・ナイト」を開催している。旅行者がアボリジニの伝統文化に触れられる機会はなかなかない。ということで、ホテルで予約。
ショーは、室内→屋外(キャンプファイヤー前)→ディナー会場前の舞台、と会場を移して展開する。木管など楽器は興味深いし、狩りの際の動物に扮した踊り(?)なども面白い。しかし、ここは観光都市、ケアンズ。ショーの内容があまりに商業的すぎる。火起こしを観客にやらせて盛り上げるぐらいはまだいいが、最後にはギター片手になぜかウエスタン調の歌を始めたのには参った。
全体的には、アボリジニの若者達がまちおこしのために奮闘している、という風情。それはそれで否定する気はないし、2時間以上のショーを飽きずに見ることもできたのも事実で、素人の観光客相手にショーアップした演出で楽しませること自体は必要なことなのだろう。が、この物足りなさはなんだろう。アボリジニの文化を、単なる「ネタ」として使っているだけで、なんというかリスペクトに欠けている、という印象を拭えなかったのだった。
動物の動きを模した動き(踊り?)【ジャプカイ・バイ・ナイト(ケアンズ)】
















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