2018年7月18日 (水)

世界のLRT・路面電車(30)ブダペスト(ハンガリー)

ハンガリーの首都ブダペストは、ドナウ川をはさむ二つの街、ブダとペストが一つになった都市。その両側をトラムは走る。
Tram_in_budapest
トラム新旧そろい踏み【ブダペスト】
 
川沿いも走り、川を渡る橋もわたり、と大変便利。だが便利すぎるのか、いつ乗っても混雑。もっとも乗り切れないほどでもないし、乗車時間はたいてい短いので、我慢できる範囲。地下鉄も整備されているのだが、こちらはそれほど混雑はしていなかった。

| | コメント (0)

2018年7月15日 (日)

世界のLRT・路面電車(29)ブラチスラバ(スロバキア)

中欧から東欧にかけての一定規模以上の都市は路面電車網がよく残っている。スロバキアの首都、ブラチスラバもそんな街の一つ。
Tram_in_bratislava
トランジットモールを走るトラム【ブラチスラバ】
 
主要駅や中心部を結び走り、利便性が高かった。写真の車両は古いタイプで、色合いがチェコのプラハを思わせるが、真っ赤に塗装された新型車両も多く走っていた。

| | コメント (0)

2018年7月12日 (木)

夜の街を(40)ブダペスト(ハンガリー)

ブダペストはオーストリア=ハンガリー帝国下の19世紀末に相次いでつくられた建物が目立つ町。ネオゴシック、ネオルネッサンスなど、昔の建築様式を借りながら権力・財力を誇示するかのような派手派手しい建物が多い。
 
そんな街が映えるのが夜。ドナウ川の主だった建物と橋はライトアップされるのだ。ブダペストに行きたいと思ったのも、ライトアップされたくさり橋を見たかったから。なので、ブダペスト観光の主役は夜。そして、期待のくさり橋を上回り、最も強烈だったのがこちら、国会議事堂。
Parliament_in_budapest
まさにドナウ川の真珠。【ブダペスト】
 
ネオゴシックの絢爛豪華な建物が、強烈な光に照らされ闇夜に浮かぶ。川面に映える光と相まって、その姿はまさに「ドナウ川の真珠」であった。

| | コメント (0)

2018年7月 9日 (月)

世界の主食(21)オーストリアのカイザーゼンメル

ヨーロッパの中央に位置するオーストリアでは主食は当然パン。中でもカイザーゼンメルまたはカイザーロールと呼ばれるロールパンが定番。5本の切り込みが入れられているのが特徴。
Kaisersemmel_at_obertraun
ホテルの朝食にて【オーバートラウン】
 
ホテルで朝食を食べると必ずこのパンがあった。オーストリアだけでなく、ハプスブルク王朝の支配下では今で普及しているとのことで、ブダペストのホテルでもこのパンを食べた。
 
オーストリアの名物料理というのはたいてい、その発祥はオーストリア以外のハプスブルク家統治下の帝国領土にあることが多く、オーストリアの食文化があまり強い発信力を持たなかったことがうかがわれる(だいたい、ゲルマン系の国は食事の評判がよろしくないようで)。しかし、カイザーゼンメルはオーストリアから帝国各地に広がって行ったよう。シンプルながら、外はカリッと、中はもちっとして、だいたいおいしくいただいた。

| | コメント (0)

2018年7月 6日 (金)

旅の飲み物(36)オーストリアのメランジェ

日本でウィンナー・コーヒーといえばホイップクリームを載せたコーヒーのことだが、ウィーンではそう言っても通じない、というのは有名な話。オーストリアではホイップクリームを載せたコーヒーはアインシュペナーという名前である。コーヒーカップではなくグラスに注がれて供される。
 
ウィーンでよく見かけたコーヒーはメランジェだと思う。泡立てたミルクを入れたコーヒーで、イタリアで言えばカプチーノだ。しかし、カフェによってはメランジェとカプチーノが両方、メニューに載っている場合もあった。一体、何が違うのか。
 
カフェ・シュヴァルツェンベルクのメニューには、「ウィーナー・メランジェ」は「クリーミーなミルクとミルクの泡付きのスモール・エスプレッソ」、「カプチーノ」は「半流動体(semifluid)のミルクの泡入りのダブル・エスプレッソ」とあった。
 
一方、シェーンブルン宮殿のグロリエッテのカフェのメニューの説明は「メランジェ」は「ミルク入りウィーン風コーヒー、ミルク入りの薄めたシングル・エスプレッソ」、「カプチーノ、カフェラテ」(雑な表記だ)は、「エスプレッソにミルクを加えたもの」とのこと。
Melange_at_vienna
グロリエッテでメランジェ【シェーンブルン宮殿(ウィーン)】

違いがよく分からないが、カプチーノよりもコーヒー(エスプレッソ)は薄味ということだろうか。ネットで調べても、みな思い思いの自説が展開されており、これだという決まりはないようだ。
 
いずれにしても、あたたかいミルクとコーヒーの組み合わせは、たいていはずれがない。オーストリアで飲んだメランジェも、いずれも美味かった。
 
そしてオーストリアのカフェでは、上の写真にも写っているように、たいていは水が付いてきた。ワインも水付き、コーヒーも水付き。おいしい水の国ならではか。

...

...

...

...

| | コメント (0)

2018年7月 3日 (火)

旅の酒(15)オーストリア(ヴァッハウ渓谷)の白ワイン

ヴァッハウ渓谷のドナウ川下りでは、川沿いの小さな町の周りに、谷を段々畑状に、あるいは狭い平地にびっしりと、ブドウ畑が広がっているのが見える。となれば、遊覧船から降りて街歩きする際は、ワインをいただこうというのが定番の観光メニューとなる。
 
ということで、デュルンシュタインでケーンリンガー城跡への上り下りにつかれた足を休めるべく入ったレストランで、冷えた白ワインを注文。
White_wine_at_drnstein
ワイングラスも目盛り付き【デュルンシュタイン】
 
オーストリアではたいてい、ワインにチェイサーとなる冷や水が付いてきた。海外では食堂で出てきた水はなるべく飲まないようにしているのだが、オーストリアは水道水も飲める国と聞いていた。なので、安心してごくごくといただいた。ワインもうまいが、水もうまい。いい国。

...

...

...

...

...

...

...

| | コメント (0)

2018年6月30日 (土)

旅の酒(14)ハンガリーのトカイワイン

ハンガリーのトカイ地区(及びスロバキアの隣接地区)では、世界三大貴腐ワインの一つ、トカイワインが名産。貴腐ワインとは、糸状菌(カビ)の一種、ボトリティス・シネリアが感染することで脱水が進み、糖度の上がったブドウからつくられる白ワインである。ただ、それだけだとものすごく甘くなるので、同地区でつくられるワインとブレンドされる場合が多い。
そんなトカイワインの「スイート」をブダペストのペスト地区のドナウ川沿いの観光客向けレストランでいただいた。
Tokaji_wine_at_budapest
ピアノとバイオリンの生演奏付き【ブダペスト】
 
貴腐ワインは高級品とされるが、いただいたものは高級感を感じない、ただの甘い飲み物。舌が肥えていないので何とも言えないが。
 
翌日、ブタ地区のやはり観光客向けのレストランで、トカイワインの「ドライ」をいただいた。こちらは甘みのない、ただの白ワイン。見た目は黄金色に輝いていたが。

...

| | コメント (0)

2018年6月27日 (水)

国境を越えろ(18)ヘジェシュハロム(ハンガリー)、Bruck an der Leitha(オーストリア)

この度4回目の国境越えは、ハンガリーの首都ブダペストから、オーストリアの首都ウィーンに向かう高速列車「レイルジェット」にて。例によってシェンゲン協定同士の国境なので、何もない。と思ったら、今回は違った。ハンガリー最後の駅、ヘジェシュハロム駅で何やら警官が乗り込んでくる。同駅を出発するとすぐに警官――オーストリアの警官であった――が列車の前と後ろから身分証のチェック。
Hegyeshalom_station
ヘジェシュハロム駅
 
車窓を見るとずっと畑が続く。どこが国境なのかさっぱりわからない。警官に次いでオーストリア連邦鉄道の車掌が検札も始めた。
 
食堂車の方に向かって移動すると、警官に囲まれている乗客がいた。狭い列を警官4人が立ちふさいで、こちらも動けず、待たされる羽目に。警官の一人が何やらタブレットで調べている。結局、おとがめなしに終わったようだが、何事だったのか。後ろ姿しか見えなかったが、アラブ系の男性に見えた。見かけで疑いをもたれたのか。嫌な時代である。
 
ハンガリー最後の駅から20分ほどでオーストリア最初の駅、Bruck an der Leitha駅に到着。もっとも扉は開かない。警官たちが降りていく。そのための停車だろうか。
Bruck_an_der_leitha_station
Bruck an der Leitha駅

その後、食堂車でハンガリー・フォリントのコインを使おうとしたら、受け取りを拒否された。国際列車ではないのか。メニューにはフォリントでも値段が書いてあったではないか。余った小銭を処分する計画はあえなく挫折。

...

...

| | コメント (0)

2018年6月24日 (日)

国境を越えろ(17)シュトゥーロヴォ(スロバキア)、Szob(ハンガリー)

チェコ鉄道の車両で運行される国際特急ユーロシティで、スロバキアの首都ブラチスラバからハンガリーの首都ブダペストへの旅。スロバキアの最後の駅はシュトゥーロヴォ。ハンガリー語ではPárkány。駅名票には両国語で。
Trovo_station
シュトゥーロヴォ駅
 
両国はシェンゲン協定締結国なので、何事もなく列車は進む。国境と思しき川を越えて、10分弱でハンガリー最初の駅、Szobに到着。
Szob_station
Szob駅。右側に小さくハンガリー国旗が見える。

心なしかハンガリーに渡ってから景色に緑が増えた気がする。しかし、それ以外は何も変わらない。話す言葉も、通貨も異なるのであるが、特急で走り抜けている間はわからない。ハンガリーに入ったことを実感するのは、列車を降りてから、ということになる。

...

...

| | コメント (0)

2018年6月21日 (木)

国境を越えろ(16)マルヒェック(オーストリア)、ブラチスラバ(スロバキア)

世界の国の首都と首都との間の距離が最も近いのは間違いなくイタリア(ローマ)とバチカン市国との間であろう。ローマの中にバチカン市国があるのであるから、これ以上近い組み合わせはなかろう。そうした例外を除けば、おそらく、オーストリアの首都ウィーンと、スロバキアの首都ブラチスラバが最も近い首都なのではなかろうか。両都市間は列車で70分弱。それも特急ではなく、REXという準急のような列車で、である。特急を走らせるような距離ではないのだ。
 
ウィーン中央駅を出た列車は40分弱でマルヒェック駅に到着。ここがオーストリア最後の駅である。
Marchegg_station
マルヒェック駅

同駅を出ると数分で川を渡る。国境になっている川で、スロバキア語でモラヴァ川、ドイツ語でマルヒ川と呼ばれる。ドナウ川に連なる川である。残念ながら夜間、通ったので、真っ暗で何も見えず。
 
国境を超えると心なしスピードが上がったように感じた。そして5分ほどでスロバキア最初の駅、ジェヴィーンスカ・ノヴァー・ヴェス駅に到着。ここはすでにブラチスラバ市内である。ブラチスラバは、国境に接する首都なのである。この駅の近くにはフォルクスワーゲンの工場があることで知られる。
Devnska_nov_ves_station
ジェヴィーンスカ・ノヴァー・ヴェス駅【ブラチスラバ】

ここから10分強でブラチスラバ中央駅に到着。この間、パスポートチェックの類は一切なし。どちらもシェンゲン協定国、国境を越えたと感じるのは、駅名票などの文字だけであった。

...

...

...

...

| | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

LRT・路面電車 | がっかり | アジア | アフリカ | アメリカ合衆国 | アラブ首長国連邦 | アルゼンチン | イエメン | イギリス | イスラエル | イタリア | イラン | インド | インドネシア | ウズベキスタン | エジプト | エチオピア | オセアニア | オランダ | オーストラリア | オーストリア | カナダ | カンボジア | キューバ | ギリシャ | クロアチア | グアテマラ | シンガポール | ジンバブエ | スイス | スウェーデン | スペイン | スリランカ | スロバキア | スロベニア | スーダン | セネガル | タイ | タンザニア | チェコ | チリ | デンマーク | トルコ | ドイツ | ニセモノ | ニュージーランド | ネパール | ノルウェー | ハンガリー | バヌアツ | バングラデシュ | パキスタン | パレスチナ | フィリピン | フィンランド | フランス | ブラジル | ブルガリア | ベトナム | ベネズエラ | ベリーズ | ベルギー | ペルー | ホンジュラス | ボスニア・ヘルツェゴビナ | ボリビア | マリ | マルタ | マレーシア | ミャンマー | メキシコ | モロッコ | モンテネグロ | ヨルダン | ヨーロッパ | ラオス | ロシア | 上から | 世界遺産 | 中南米 | 中国 | 中東 | 主食 | 伝建地区 | 動物 | 北米 | 南アフリカ | 博物館・美術館 | 台湾 | 国境 | | 夕焼け | 夜明け | 夜景 | 夜行 | 実用情報 | 市場 | 挨拶等 | 旅行・地域 | 日本 | 楽器 | | | | 空撮 | 空港連絡鉄道 | | 踊る | 道端の神々 | | 韓国 | 飲み物 | 香港 | 高速列車