2009年7月 4日 (土)

躍る人(4)フォールズ・クラフト・ビレッジ(ビクトリア・フォールズ)

ジンバブエのビクトリア・フォールズには、巨大な滝という大自然を目的に訪れたわけだが、せっかくなので地元の文化にも少しぐらいは触れたい。ということで、「フォールズ・クラフト・ビレッジ」で開催されている民俗舞踊ショーへ。

ホテルから送迎バスで会場に到着すると、既になにやら演奏が始まっている。大小のマリンバ(のような楽器)が5台ほど並べられ、圧倒的なリズムとハーモニーを奏でている。すると、女性3人組が登場。こちらは歌手で、この歌声もなかなか。時々マリンバ隊の男たちが合唱に加わるが、こちらは歌はへたくそ。

素晴らしいと感嘆していたら、これは前座だった。そして前座が(エンターテインメントとしては)一番素晴らしかった。

ショーのメインは3つの部族の踊り手達が、それぞれの伝統的(と思われる)踊りを、伝統的(と思われる)装束に身を包み、代わる代わるそれぞれの踊りを展開する。長い竹馬状の棒2本を使った出初め式のようなアクロバティックあり、重い(と思われる)棒を歯で加えて持ち上げて踊るパフォーマンスあり、不思議な仮面を被ってのダンスあり、と多彩。楽器の演奏も含め、面白い。

中でもある部族は動物を模した踊りが登場するのだが、これが妙にリアル。下のダチョウの他に、象、ワニなど、衣装も動きもその動物らしさを的確に捉えていて目を引いた。
Falls_craft_village_in_victoria_fal
ダチョウが踊る

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2009年4月16日 (木)

空からの眺め(2)ヘリコプターからビクトリアの滝(ジンバブエ)

世界三大瀑布の一つ、ビクトリアの滝は、その巨大な全貌を一望できる場所がほとんどないのが残念なところである。ほぼ直線で1.7kmの幅で滝が広がっており、しかもその対岸はそれと平行するようにまっすぐに崖が走っている。崖沿いからしか滝は見えないのだが、滝の水煙がすさまじくて(その渦中にいると、「煙」なんてものではない・・・暴風雨である)、自分の立つ位置の正面は見えても、それから左右に広がる滝を眺めることができないのだ。

滝全体を眺めるには、空しかない。ということで、85米ドルもの大金を払ってヘリコプター・ツアーへ。
Helicopter_at_victoria_falls
搭乗したヘリコプター

飛行時間は正味15分程度か。短い時間ではあったが、ようやく滝全体が見渡せた。しかし、そこで見れたのは、広大な大地にちょっとしたひっかき傷のように存在するザンベジ川と滝であった。あの巨大瀑布が、この程度の存在に見えてしまうとは、アフリカの大地は壮大であった。
Victoria_falls_from_helicopter
全然スケールが分からないと思うが、この滝の高さは約100mある

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2008年6月29日 (日)

世界の夕焼け(7)ジンバブエ ハラレ-グレート・ジンバブエ間

現在大混乱中のジンバブエ。旅行で訪れた2004年当時もインフレが進み、国内線の運航がキャンセルしがちということで、ビクトリアの滝から首都ハラレに移動するのにわざわざ隣国南アフリカのヨハネスブルグ経由で行った(南アフリカ航空の国際線なら安定的な運航が見込めるため)ほど、いろいろと当てにならない状態だったが、それでも首都からグレート・ジンバブエ遺跡に車で移動する分には支障なく、それなりに穏やかではあった。

遺跡からハラレまでは車で5時間。その間、MUTIRIKWI湖とかいうジンバブエ最大(?)の人工湖には寄ったものの、車窓からみるだけで(わざわざ降りてみるほどのものでもなかった)、あとは給油やトイレ休憩を除けばひたすら走るだけ。そして、車の窓越しに夕陽を眺めた。
Zimbabwe_sunset
車窓から眺める夕陽【ハラレ-グレート・ジンバブエ間】

ハラレに付いた頃はすっかり日は沈んでいた。そしてなぜか町中なのに外は暗い。ほとんどの街灯が点いていないのだ。道路沿いは車のヘッドライトでそれなりに明るいとはいえ、これには驚いた。そして、そんな中でも人々は買い物をし、バスを待ち、道を歩いている。内政が、そして経済が混乱することで、変わることもあれば、変わらないこともある。今、あの人達はどうしているのだろう。ジンバブエの報道を見るたびに、どのホテルにもフロントに飾られていた大統領の肖像画を思い出すとともに、そんなことを考えてしまう。

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2006年8月19日 (土)

ジンバブエ・南アフリカ旅行(7)ハラレ

2004年7月31日(土)
ハラレの町中へ。途中で人身事故を目撃。はねられた青年はそのまま少し歩いて中央分離帯に行き、そこで座り込んだ。しばらく周りの人間(はねたドライバー含む)は固まっていたが、そのうちわらわらと人が集まり始めた。

ハラレ・ガーデン(ただの公園)に行った後、国立アートギャラリーへ。8月1日から2000ジンバブエドル(ZWD)らしいが、今日までは500ZWD。さすがインフレ率年600%(ビクトリア・フォールズのガイド談)の国。

ギャラリーの中身は写真と彫刻。いずれも大したことない。暇つぶしに入った売店兼喫茶店で、目黒区にいたことがあるという自称元ambassadorが声をかけてきた。黒人及び白人の有閑マダムが数人集っていた。

時間が余ったので、ユニオンスクエアへ。こちらの方がにぎやか。一角に民芸品と花のマーケットが。「花を撮らせてくれ」と頼んで快諾してもらった後、お礼にコーラをおごれと言われたが、現金が底をついていたので、英語が分からない振りをした。また別の中年夫婦(?)からは今回の旅で初めて「写真を撮ってくれ」と言われる。「日本人は犬を食べるのか」などとも言われた。マーケットはやはり面白い。
Photo_12
花のバスケットが並ぶ

その後、ホテルに戻って、空港へ。ヨハネスブルグ、香港経由で約24時間(トランジット等含む)かけて成田へ。

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2006年8月18日 (金)

ジンバブエ・南アフリカ旅行(6)グレート・ジンバブエ遺跡

2004年7月30日(金)
グレートジンバブエ・ツアーへ。参加者は我々だけ。朝靄の中登っていく朝日を見ながら、朝食を挟み4時間かけて世界遺産グレート・ジンバブエへ。沿道には巨石やその周りに集落があったりして興味深い。伝統的な建築様式らしく、藁葺きのような屋根の円筒状の家も多い。

グレート・ジンバブエでは、まず「Hill Complex」へ。天然の岩山に人工の石積みが加わった一見要塞風の遺跡だが、戦いのための施設ではなかったらしい。天然の巨大な石も、狭い通路を作り出す石積みも素晴らしく、またここを登っての眺めもなかなか。

さらにアロエ?の林に半ばなりつつある「谷の遺跡」を通って、「神殿」へ。ここは精緻な石組みでつくられた、まさに世界遺産。高い壁に囲まれた通路も、円錐形の塔も素晴らしい。素晴らしかったのでぼーっとたたずんでいたかったのだが、そこはツアー。ガイドがさっさと外に行ってしまい、仕方なく写真だけ撮って後を追う。
Photo_11
精緻に石が積み上がる

そして敷地内の博物館へ。国旗のデザインにも取り入れられた「ジンバブエ・バード」の本物や、遺跡ができた当時の説明がなされている。小さな博物館だったが、じっくり見れば面白そうだった。しかしここもガイドのおざなりな説明であっという間に終了。

余り期待していなかったせいか、ことのほか満足の遺跡だったのだが、満足しきるほど時間をかけられなかったのが残念であった。

その後、何が自慢かよく分からない人工湖を見た後、一路ハラレへ。帰りは約5時間のドライブ。

夕食はホテルで。ジンバブエの主食であるサザ(トウモロコシの粉でつくるらしい)、実は高級ビールだったらしいザンビア・ラガーなど、ジンバブエ最後の晩餐を楽しむ。

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2006年8月17日 (木)

ジンバブエ・南アフリカ旅行(5)ビクトリアの滝

2004年7月29日(木)
ホテルチェックアウト後に荷物を預け、再び滝のジンバブエ側エリアへ。風向きが違うのか、余り濡れることなく穏やかな気持ちで改めて大瀑布とご対面。

その後、歩いて「Big Tree」と呼ばれるバオバブの木へ。木自体は大したこと無かったが、その道中でヒヒやウォーターバック(?インパラ?)の姿を見ることが出来、ウォーキング・サファリの気分。
Waterback
真ん中へんにいるのだが・・・分かる?

その後町の中心部で買い物をした後、ヨハネスブルグ経由でジンバブエの首都ハラレへ。ヨハネスブルグでの乗り換え時間が短かった上、空港のトランジットカウンターが混んでおり、さらにセキュリティもそこそこ厳しくて時間がかかり、空港内で猛ダッシュ。間に合ったからいいものの、ゲートの場所を聞いた空港職員に搭乗券を見た後、満面の笑みで「re~lax!」と言われ、逆切れするところであった。

ハラレ空港到着後、お迎えのバンに乗ってホテルへ。ようやくたどり着いたホテルは部屋の窓が閉まらなかったり(結局部屋を変えさせた)、シャンプーがなかったり、いろいろ不満が残る。高級(?)ホテルの★リデ★・インなのに。

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2006年8月16日 (水)

ジンバブエ・南アフリカ旅行(4)ビクトリアの滝

2004年7月28日(水)
朝6時半出発のザンベジ国立公園のゲームドライブへ。公園の係員が遅刻?したため入口で15分ほど待ちぼうけを食らうが、公園内に入るとインパラ、象、バッファロー、イボイノシシ、ウォーターバック、それに鳥たちの姿に興奮。基本はランドクルーザーで悪路を揺られながら走っていくのだが、途中の休憩で、鳥のさえずりだけが聞こえる静寂の中、紅茶を飲んだのもまた一興。

その後、歩いて国境を越え、滝のザンビア側へ。こちらは甘く見ていたがやはり上から下までずぶぬれに。個人的には滝のスケール感がこちらの方が多少わかりやすかった気がする。遊歩道の途中に橋があり、丁度大粒の水煙と風(要は嵐)に見舞われるコース設定となっている(嵐から逃れられない)のもエンターテインメントとして素晴らしい。滝に注ぐ直前の川なども見れて、興味深い。
Victria_falls2
これが1.7km先まで続いているわけで。

ジンバブエ側に戻って、ヘリコプターツアーへ。上から眺めると滝とザンベジ川とが作り出す大渓谷の姿がよくわかる。それにしてもあの巨大な滝が、空から眺めると広大な大地の「ほんの」一部に見えてくるから不思議なもの。
From_helicopter
上から見るとこうなる

続いてアフリカン伝統ダンスショーへ。前座?のマリンバ隊の演奏に圧倒されたが、本番?の3組のダンスもなかなか。周辺地域の人々の伝統芸能の豊潤さの一端に触れた気がした。

夕食は外国人観光客御用達のレストランへ。インパラの肉がうまかったし、地元伝統のウェルカムドリンクの提供に始まり、芋虫を食べた記念カードの配布、客全員に太鼓を配っての太鼓ショーなど、エンターテインメントのつぼを押さえた演出に好感。

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2006年8月15日 (火)

ジンバブエ・南アフリカ旅行(3)ビクトリアの滝

2004年7月27日(火)
ヨハネスブルグ経由でビクトリア・フォールズへ。空港のVISA発行の手際の悪さと、迎えに来ていた旅行会社の意味不明な人待ちとで、着陸から空港を離れるまで1時間15分を要する。

ホテルでチェックイン後、ビクトリアの滝のジンバブエ側エリアへ。幅が1.7kmもある大瀑布であり、しかも滝の反対側を平行して走る崖に整備された遊歩道や展望台から滝を眺めるので、滝の全貌がなかなか分からない(自分の正面にある部分とその周辺以外は、激しい水煙に隠れてしまう)。そういう変なストレスはあったものの、頭の先からつま先まで、水煙(というか雨)に見舞われてずぶぬれになりながら、多分ここだけで200枚以上を撮りまくり。大音響を轟かせながら約100mの絶壁を落ち続ける水の量に圧倒される。
Victria_falls
写真では入りきらないので想像して下さい・・・これが1.7km続く光景を

乗車時間3分のタクシーに15ドル(米ドル)をぼったくられた後、滝の上流のザンベジ川のサンセットクルーズへ。ザンベジ川に沈む夕陽も美しかったが、時折現れるワニ、カバ、象、それに数々の鳥たちの姿を存分に楽しむ。
Photo_9
ザンベジ川に沈む夕陽

夕食はホテルで。またビュッフェ形式。インパラやイボイノシシの肉を食したり、前触れもなく登場したアカペラ・ダンスグループのパフォーマンスを堪能したりして楽しむ。

ベッドは蚊帳つき。バングラデシュの国営宿舎以来であった。

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