2018年3月 5日 (月)

国境を越えろ(14)サンタエレナ(ベリーズ、メキシコ)

ベリーズの中心的な都市であるベリーズ・シティから、メキシコのリゾート都市カンクンへ直通バスで移動した際、ベリーズとメキシコの国境を陸路で越えることと相成った。

ベリーズ・シティを11時に出るADO社のバスで、まずはサンタエレナという町にある、ベリーズ側の国境審査場に13時40分頃到着。荷物入れに預けた荷物はそのままにして、人間だけバスを降りて、パスポート・コントロールのある建物へ。ここで外国人は米ドルで40ドル(約4,500円)払う。その内訳は、P.A.C.T Fee(The Protected Areas Conservation Trust、ベリーズの自然を守るためのもの)が7.5ドル、Border Feeが30ドル、Border Development Feeが2.5ドルだそうである。内訳に本当に意味があるのかはもちろんわからない。
Santa_elena_in_belize
ベリーズ側の国境審査場【サンタエレナ】

金を払った後、別のカウンターに行くと、そこでパスポートをチェックされ、出国スタンプを押される。その前に建物内のトイレに行ったら、10メキシコ・ペソ(約57円、ベリーズドルなら1ドル)を取られた。建物内にはトイレとゴミ箱はあるが、店の類は一切なし。両替所もなし。

スタンプを押した後は建物を出て、待っているバスに乗り込む。バスは14時35分頃に発車。つまり約1時間かかる。

バスは高い金網に囲まれた道路を走る。川にかかる橋を渡ったが、それがおそらくオンド川。国境である。

ベリーズ時間14時40分頃、時差があるのでメキシコ時間では15時40分頃に、メキシコ側のサンタエレナ(町の名はチェトマルかもしれない)にある国境審査場に到着。今度はバスに預けた荷物を全部持って降りる。まずはパスポートのチェック。それが終わると、隣の建物に移動。荷物検査のためらしく、そのための機械が設置され、2人の兵士が目を光らせる。が、荷物検査は一部の客だけで(基準は不明)、ほとんどの人が、自分でボタンを押して、緑のランプが点灯して、終わり。こちらにもトイレがあり、無料。そしてもこちらにも店や食堂、そして両替所は一切なし。
Santa_elena_in_mexico
メキシコ側の国境審査場【サンタエレナ】

16時半ごろにバスは出発。ここでも50分かかったことになる。そして30分後にバカラルに到着し、全員降りて、ADO社の小さなオフィスでメキシコ国内分のバスチケットを買う。カンクンまでは712ペソ(約4,100円)で、クレジットカードでも支払い可能。もっとも、ベリーズ・シティで通しでバス代は支払っており、その際に730メキシコペソを渡された。両替所やATMが途中でなく、メキシコペソの現金を手に入れるのが難しいため、そうしたやり方をとっているのではないか。28ペソと微妙な差額が生じるのは謎である。

| | コメント (0)

2018年2月18日 (日)

ベリーズ・キューバ旅行(12)実用情報【キューバ編】

■カンクン
・バスターミナル→空港 ADO社バスで30分、78ペソ(約450円)。
・カンクン空港のインテルジェットのチェックインカウンター(の行列の最後尾にいるスタッフ)が、キューバ入国に必要なツーリストカードを販売。400ペソ(約2,300円)。

■ハバナ
・空港~旧市街 タクシーで約30分、CUC25~30(約2,800~3,400円)。
・旧市街~Viazul社バスターミナル タクシーで15分ほど、CUC10(約1,100円)。ターミナルには売店がないので注意。
・セントラル公園~モロ要塞 タクシーで7分ほど。
・モロ要塞~革命博物館 タクシーで5分ほど。セントラル公園~モロ要塞(20分待機)~革命博物館と乗って、CUC20(約2,300円)だった。25から値切ったが、もっと値切れたかもしれない。
・モロ要塞 10時~18時オープン。CUC6(約680円)。
・革命博物館 10時~16時オープン。CUC8(約900円)。グランマ号など屋外展示もあるが、荷物を持っていると近づくことすらできない。博物館内のクロークに預けたまま見に行くこと。

■トリニダー
・サンティシマ教会 1/5(金)には、10時半~13時オープンとの表示が出ていた。毎日そうなのかどうかは不明。
Iglesia_mayor_santisima_trinidad
マヨール広場とサンティシマ教会【トリニダー】

■Wifiのプリペイドカード
キューバではWifiにつなぐためにはあらかじめETECSAのプリペイドカードを購入し、そこに書いてあるIDとパスワードを入手しておかねばならない。カードはETECSAの窓口で買うことになっているが、なかなか見つからないし、見つかっても長蛇の列だったと思われる。一方で、ハバナでもトリニダーでも、街頭でカード売りがいて、彼らから買うことができる。ハバナ(ラファエル通りだったか)では1時間定価CUC2(約220円)のところ、CUC3(約340円)で販売。5時間カードを15ドルで購入した。窓口を探す手間を考えればリーズナブルと思った。トリニダー(マヨール広場)では定価通り1時間CUC2で販売していた。

■通貨
キューバの通貨は二種類ある。一般国民が使う人民ペソ(CUP)と、外国人が主に使う兌換ペソ(CUC)である。CUC1=1米ドルである。外国人が両替をすると、通常はCUCが渡される。また、外国人はCUCを使うものとされているようで、外国人向けの料金表はCUC表示。銀行でCUCをCUPに両替することは可能。ただし、外国人がCUPを払おうとすると、受け取りを拒否されることが何度かあった。興味本位でCUPに両替しすぎると、使いきれなくなるので注意。

| | コメント (0)

2018年2月 9日 (金)

ベリーズ・キューバ旅行(9)ハバナ

1月6日
起床後すぐ下痢。今日どうするか悩むがとりあえず外へ。宿近くのラファエル通りでホットサンドイッチを買ってみたが、焼けているのはパンだけ。中身は火が通っていない。これはまずいのではないか。

で、改めてセントラル広場前の高級ホテル内のレストランへ。入ると別世界。ビュッフェ形式で20CUC(約2,300円)と値段も別世界。キューバらしさゼロ。腹に負担の少なそうなものを少しずつ食べる。そしてホテルでも下痢。

8時45分頃、外へ。あいにくの雨。ここからタクシーに乗車。ドライバーは30年前、日本で働いたことがあるというおじいさん。車もトヨタ製。7分ほどでモロ要塞に到着。が、なんとオープンは10時という(「歩き方」には8時半とあったのだが)。仕方なく要塞の周辺を歩き、対岸の旧市街の写真を撮る。雨に加え、風も強い。カメラを構えるだけで一仕事。

先ほどのタクシーに待ってもらって、続いて革命博物館へ。ここも10時オープン(「歩き方」には9時半とあったが)。久々に「歩き方は嘘だらけ」の餌食に。30分ほど待って中へ。が、チケット購入の行列でさらに15分。建物内には立派なドームと階段があり、キューバ革命前の大統領宮殿だった時代を彷彿とさせる。

展示は革命時のゲリラ戦と、その後の国づくりが写真と解説(英語付き)で語られる。印象的なのは米国というかCIAがウイルスを持ち込んだ(それも作物、家畜、人間と対象が多様)とか、旅客機を撃ち落としたとかいう話。本当かどうかわからないが、事実ならすさまじい。CIAがキューバの歴史の陰の主役かもしれない。そして共産党は革命の後に設立される。米国の反革命の動きがキューバを当時のソ連陣営に追いやったという構図。

1時間ほど見学した後、預けた荷物をピックアップして外へ。――と、外にカストロらがメキシコからキューバに上陸する際に使ったヨット「グランマ号」の展示の標識が。そちらに行くと、居丈高な兵士(女性)が立っていて、カバンを預けろと命令。だったら博物館の展示とグランマ号の間にクロークを設けないでほしい。人間工学無視の革命博物館。そして軍人が威張っているような国はろくな国ではない。

しぶしぶクロークに戻って荷物を預けようとすると、チケットを出せと警備員らしいのに言われる。いや、チケットは最初に館内に入るときに回収されました。と、スペイン語で伝えることができずひと悶着。察しのいいクローク係が手助けてくれて、何とか預ける。

苦労してみたグランマ号はきれいに修復されており、こうなると単なる金持ちの大型クルーザーにしか見えない。しかもガラスケースで覆われた建物内に収納され、中には入れないようになっている。革命の象徴として重要なのはわかるが、これはいかがなものか。ほかの社会主義国と違い、革命のリーダーが長生きし、かつカストロは個人崇拝を禁じたようなので、遺体というか墓を革命のシンボルにできず、人ではなく「モノ」を聖地にしたということなのだろうが。

その後、15分ほどかけて旧市街を歩き、宿へ戻る。小汚いやさぐれた雰囲気の街を、カメラをぶら下げて歩ける幸せ。だが腹が。
Old_havana
雨上がりの旧市街【ハバナ】

宿についてトイレに駆け込んだ後、チェックアウト。呼んでもらっていたタクシーで30分ほどで空港へ。今日もタクシーはLADA。空港でもトイレへ。出国審査では受付台に小さな「G」がはい出してきて、ドン引き。セキュリティエリアに入ってトイレ。首都の国際空港のトイレには便座を設置してほしい。

思えば昼飯抜き。腹が壊れていても腹は減る。そして14時40分頃のアエロメヒコ航空で1時間弱でメキシコ・カンクンへ。到着、そして入国後すぐにトイレへ。腹は相変わらず痛いが、もう出るものがなくなってきた様子。

さて、ここはターミナル2。次に乗るデルタ航空はどのターミナルから出るのか。客引きしてきたタクシードライバーによるとターミナル3だという。ここから10ブロック程離れているから乗って行けと。いやいや無料のシャトルバスがあるからいいです。短距離でも地道に稼ごうとする姿にはちょっと感心。

シャトルバス乗り場に着くが、次のバスがいつ来るかわからない。ターミナル3まで徒歩5分との表示があるので、歩くことに。これが失敗。体調が悪い時に体力を使うべきではない。5分では着かなかった気がするし。晴れ渡る空に爽やかな気候で、元気な時なら気持ちいいはずだが。

さて、デルタ航空のゲートへ。搭乗の際、チケットが再発券され、席が移動。それはいいのだが、荷物のタグをそれが貼ってあった元のチケットもろとも回収されてしまう。タグを返してくれと言うと、だったら古い搭乗券も持っていけばいいだろ的な感じで、こちらのことを見向きもせずに、券を押し付けられる。前の券を持っていたら混乱のもとになるだろうに。タグを貼り直すのは面倒だし、そんなに暇ではない、忙しい私を邪魔するなということか。どうもこの会社のスタッフは日本でも米国でも、そしてメキシコでも、自分最優先に行動して、客に不快感を与える。会社自体が自社の利益最優先という自己本位な政策や政治圧力を取る会社なので、むべなるかな。

20時25分にデルタ航空ロサンゼルス行きが離陸。5時間近いフライトなのに、国内線扱いらしく、食事とアルコールは有料。毛布も積んでいない。サービスはLCC並み(いやLCC以下)、値段はFSCのハイブリッド・キャリアの面目躍如。そして機内でもトイレへ何度も。

22時20分(カンクン時間25時20分)、ロサンゼルスに着陸。延々と歩かされた上に、さらにバスに乗ってターミナルへ行くという展開。その間にトイレなし。出国後にようやくトイレ。23時半、やっと外へ。今夜の宿は空港近くのモーテルを予約。予約サイトには無料のシャトルバスがあるとあったので、ホテルのシャトルバス乗り場で待つ。が、そのモーテル名を表示したバスは一向に来ない。

早く休みたいので、金はかかるがタクシーで行こうとタクシー乗り場へ。ホテル名と住所を示すと、不機嫌な顔になって、そこは近すぎる、シャトルバスで行けと乗車拒否。なんということでしょう。カンクンのドライバーの爪のアカでも煎じて飲ませたい。しかし仕方ないので、再びバス乗り場へ。相変わらず来ないので、ホテル名を大きく表示していないシャトルバスの運転手に聞いてみると、このバスは行かない、そこで待っていろという。ホテルに電話すると、なんとシャトルバスはホテルから空港までだけで、空港からはないという。タクシーで来いと。なんだ、その詐欺みたいな(というかそのもの)やり口は。

タクシーには乗車拒否されたと告げると、法令に違反するので、そんなことするはずないという。改めてタクシー乗り場へ。今度のドライバーも不機嫌顔に一変したが、説明は丁寧で、最低料金15ドル、空港使用料(?)4ドルで、(チップ込みで?)最低20ドル(約2,300円)は払ってもらうと。別のドライバーに聞くと、やはり乗車拒否され、どうしても乗りたいなら20ドル払ってみろと挑発される。そんな攻撃的になるのはなぜだ。

歩いていくというアイデアもよぎったが、キューバのように治安がいいわけではないだろうし、体調不良の折、ともかく乗っていくしかない。払うといって乗車。5分強でモーテルに到着。クレジットカードで払うと言うと、大きなため息。チップをゼロにしてやろうとも思ったが、大人げないので、1ドルつけて20ドル支払い。思わずこっちもため息。

部屋に入り、すぐにトイレ、またトイレ。寒いので温風ヒーターをつけるが、カビとホコリをまき散らしている感じで、すぐに切る。浴室には髪の毛。一見、きれいにしているが、よく見るといろいろと小汚い。これで100ドルプラスタクシー代20ドル。ぼったくり。

| | コメント (0)

2018年1月31日 (水)

ベリーズ・キューバ旅行(6)ハバナ

1月3日
朝5時25分に宿をチェックアウト。なぜかバナナとヨーグルト(スプーンなし)をくれた。どうもずれている。10分ほど歩いてバスターミナルへ。邪魔なのでバナナとヨーグルトをとっとと食べる。そして6時発のADO社バスで6時半に空港に到着。今日、利用するインテルジェット社のチェックインカウンターへ。行列の最後尾にスタッフがいて、キューバのツーリストカードを売っている。

ツーリストカードはキューバ入国の際に必要となるもので、本当は日本国内の大使館で入手したかったのだが、大使館に行ったらすでにクリスマス休暇に入っていて、入手できずにいた。しかし、ここカンクンでは簡単に入手することができた。しかもスタッフが記入までしてくれるサービス付き。

そして8時50分離陸のメキシコのLCC、インテルジェットで9時40分頃にキューバの首都、ハバナに着陸(メキシコとキューバには時差はない)。10時10分頃に外へ。ATMでお金をおろせず、行列に並んで両替。そして10時35分頃にタクシーに乗車。噂通り、米国製クラシック・カーが走り回る。さらにLADAなど旧ソ連製の車も普通に走る。もちろん、新しい車(米国メーカーではなく、ヨーロッパか日・韓・中国メーカー)も走る。加えて馬車も走る。

タクシーは革命広場を通過。高さ109mのホセ・マルティ記念博物館が見えたのでカメラを構えたところ、広場をぐるっと回ってくれる。有名なゲバラの肖像のある内務省は小汚い建物。後日、夜に通った際はしっかりライトアップされていた。

タクシーはコロニアルな建物だがうらびれた感じの、いかにも中南米の中心地といった市街へ。そして30分ほどでそんな旧市街にある宿に到着。キューバはホテルの値段が高かったので、「カサ・パルティクラル」という民泊というか民宿を予約した。昔からある制度のようだが、今ではエアーB&Bで予約できるので便利。先方は英語を話さないが、慣れた手つきでgoogle翻訳を操作してコミュニケーション。部屋はまだ清掃中だったので、荷物だけ置いて外へ。

周囲はコロニアルな感じだが小汚く、でも治安は悪くなくて生活感があって程よく活気のある通り。歩いているだけで楽しい。20分ほど歩き、旧国会議事堂(カピトリオ)へ。米国連邦議会議事堂をモデルにしたとされる白亜の建物。大きくて立派だが、装飾は少なく、割と地味。それよりも隣にある装飾過多な建物が気になる。行ってみると、アリシア・アロンソ・ハバナ大劇場というバレエ(旧ソ連の影響なのか)の劇場の建物。せっかくなのでガイドツアーに参加して中へ。

1838年建造だが、2013~14年に修復したとのことで、割と新しい感じ。入口近くの大階段や、3階の大ホールはなかなか見事。バレエの写真やなぜか現代アートの展示も。1時間ほどのツアーで、中南米で一番という説明が盛んに入る。しかしキューバらしさはあまり感じない。1時間かける価値はないと感じる。時間節約のため、劇場併設のレストランで昼食。生演奏付きだが、バレエとは全く関係のない、バイオリン、ギター、コンガ(?)のトリオ。

食後、街歩き再開。セントラル公園を抜けて、ヘミングウェイゆかりのバー・フロリディータへ。入ると大盛況。鎮座するヘミングウェイ像と記念撮影するツーリストが引きも切らない。記念撮影ではなく店内の写真だけ撮ってすぐ退散。続いて最も観光客が集まるオビスポ通りへ。確かに人通りは多いが、あまり面白くない。が、横に伸びる路地は魅力的で、ふらふらとそっちへ。東へ進むとますます良い路地が次々と現れる。カラフルなコロニアル風建築の中に、時々装飾過多な教会や宮殿風の建物が混ざる。魅力的な路地がたくさんあって、どっちに向かったらいいか、迷いながら歩く。
La_habana_vieja
カラフルな建物にクラシック・カー【ハバナ旧市街】

14時50分頃にピエハ広場に到着。太陽がさしてきた。スペインのようだ。さらにふらつき、オフィシオ通りを歩き、15時15分ごろ、サンフランシスコ教会へ。太い柱のある中庭が印象的。その後、オフィシオ通り沿いのカフェで一休み。エスプレッソはいまいちだが、トイレを借りると、素敵な中庭が見える。地中海様式という感じ。これもスペインの影響なのか。

15時40分頃にアルマス広場に到着。広場は十字型に区切られ、緑が生い茂る。イスラム庭園(というかペルシア庭園?)の影響を受けたスペインの様式という感じか。背の高いヤシの木が空へと伸びているのがキューバらしいところか。次いで広場に面したプエルサ要塞へ。1階は博物館だが、解説はすべてスペイン語でよくわからない。大砲に帆船の模型と、ハプスブルグ帝国の自慢大会の風情。スタッフが強引にこちらの写真を撮って、チップを要求してくるので、丁重にお断り。そんなことで金を稼げると思ったら大間違い。資本主義をなめないでもらいたい。上に上がると海とその向こうの別の要塞が見える。

20分弱で出て、続いてカテドラル広場へ。カテドラルは外観が素晴らしく、ぜひ中に入りたいと思ったが、入り口が見つからない。クローズだったよう。カテドラルの向かいのプラザコロニアル博物館へ。こちらも中庭が十字に区切られ、高い2本のヤシの木が伸びる。展示は多いのだが、解説はスペイン語なうえ、展示の文脈がわからず。こちらでもスタッフが勝手にガイドしたうえでチップを要求。断ると大笑いされる。何なんだ。

疲れたのでオープンテラスのレストランで、カフェ・アメリカーノで一休み。全部飲み切る気がしない程度の味。店員のがらも悪い。さらに歩き、17時40分に海岸沿いのマレコン通りへ。しかし風強く、波高く、車道より海側にある歩道は時折波をかぶって歩行不能状態。そこまで海に近づかなくても波しぶきが激しく吹き付けてきて、目も開けられない。いったん、内陸側の道を西へ進み、再びマレコン通りへ出る。そのあたりでは波除けがあって波が道路に届かないようになっている。それでも長居はできない。

その後、宿近くのレストランへ行くが予約でいっぱい。もう一軒のレストランに行くと、上なら開いているかもしれないと言われる。上がっていくと、そこはルーフトップのバー。一見おしゃれなのだが、別にライトアップしているわけでもない街を夜見下ろしてもちっとも面白くない。しかも強風が吹きつけている。が、そこしか席はない。ここでキューバリブレ(ラムとコーラとライムジュースのカクテル)とロブスターをいただく。付け合わせのライス(おそらくコングリという、豆と脂を炊き込んだご飯)ともどもうまかったが、大変に上品な盛り付けであった。風に加えて、雨も吹き付けてきたので、早々と退散。

夜中になって、翌日の宿の位置が実はわからないことに気づく。Air B&B経由で場所を尋ねるメッセージを送る。が、Wifi環境に恵まれていないキューバにおいては、次にいつネットにつながるのか、全くわからない(この宿ではつながったが)。返事を見れるのかどうか怪しいところ。ダメもとの問い合わせ。

| | コメント (0)

2018年1月28日 (日)

ベリーズ・キューバ旅行(5)ベリーズ・シティ→カンクン

1月2日
起床後、外へ出て食べ物屋を探す。リージェント通りのクロック・タワー近くの立ち売りの店でタコスを買い、宿へ戻る。フロントでコーヒーを無料で提供しているので、それをもらって部屋で朝食。タコスはペースト状の豆、牛ひき肉、チーズ、ケチャップ入りで、互いに引き立て合う絶妙な味わい。

食後、コーヒー片手に川を望むテラスへ。別の客がやっていたので、真似してみた。大した景色ではないし、川の水ははっきり言って汚いが、朝の光を浴び、風を受けて、時折通るボートや漁船を眺めるのはちょっとしたリゾート気分。リバーサイド・ゲストハウス。

9時ごろに宿を出て、近くの郵便局へ。そして5分強でベリーズ博物館へ。「1857年に奴隷たちの手で建造された」とのプレート付き。館内ではWifiが使えるので、いろいろ調べながら見学。便利。
Belize_city
木造のコロニアルな感じの郵便局【ベリーズ・シティ】

まずはマヤ文明の遺跡について。マヤでは翡翠が重要だったとのことで、旧大陸の金のような扱いと感じる。主要産地は今のグアテマラのホンジュラスとの国境近くで、それがマヤ全体に流通していたようだ。そのほか、塩や石材、綿やカカオなど様々なものが流通していたという。マヤ文明の歴史は都市国家間の争いばかりが語られる印象があったが、当然ながらその間で交易も行なわれていたわけである。そのほか、昨日ガイドから受けた説明の意味をここで知ったことがいくつか。自分のペースで回れる博物館は重要。

さらに、スペイン、そして英国の植民地支配と、それに対するマヤの人々の抵抗の歴史の展示、黒人奴隷の歴史の展示も興味深い。アフリカでのこの手の施設ではヨーロッパそしてアフリカの人々(黒人は加害者側でもある)によるひどい歴史を糾弾するトーンになりがちだが、ここではそれだけでは済まない。現在、この地に住む黒人の血を引く人々の存在を否定するわけにはいかないからだ。だから、黒人奴隷たちの組織的な抵抗とそれが鎮圧された歴史、それにその後の言語や音楽などの文化的な影響なども説明される。

1時間ほど見学した後、宿に戻り、タクシーでNovelo'sバスターミナルへ。そして11時発のメキシコADO社のカンクン行きのバスに乗車。市街を抜けるとしばらくベリーズ川沿いを走る。昨日、この川の上流をみている。植民地時代、山間部から切り出されたマホガニーなどの材木は川で海まで運ばれたという。その後はサトウキビ畑や牧場、森林といった車窓を眺めながらベリーズ国内を北上。

13時50分頃、サンタエレナに到着。バスを降りてベリーズの出国手続きを行って、14時35分に出発。5分弱でチェトマル(こっちの町の名もサンタエレナかも)に到着。ここで再びバスを降りて(今度は預けた荷物も持って)メキシコへの入国手続きを。そして、ベリーズ時間15時半、メキシコ時間で16時半にバスは出発。30分ほどでバカラルに到着。ここでメキシコ国内分のバスチケットを改めて買う。後で調べたらここはビーチ・リゾートらしく、チケット売り場周辺も土産物屋が集まり、ちょっとした賑わい。40分ほど停車して出発。

その後もバスは北上を続け、22時40分頃、カンクンのバスターミナルに到着。この時間で夕食場所を探すのは困難と判断し、ターミナル内のファーストフード店で夕食を調達。翌朝のバスの時刻を確認して、今日の宿へ23時過ぎに到着。

宿はシーツも枕もタオルも白ではなく色付き。清潔さに自信のない宿の特徴。案の定、シーツも枕も黄ばんでシミができている。シャワーは生臭くて水圧が弱くて冷水のみ。排水溝にはゴミ。Wifiは弱すぎてメールも読めない。そういう宿。

| | コメント (0)

2017年7月19日 (水)

上から目線(22)月のピラミッド(ティオティワカン)

メキシコ・シティにほど近いティオティワカン遺跡には大きなピラミッドが二つある。太陽のピラミッドと月のピラミッドである。
Pyramid_of_the_moon_at_teotihuacan
月のピラミッド【ティオティワカン遺跡】

両ピラミッドとも上ることができる。太陽のピラミッドから月のピラミッドを望んだ写真はこちらに載せた。一方で月のピラミッドから太陽のピラミッドを見たのが下の写真である。
View_from_the_pyramid_of_the_moon
月のピラミッドから望む太陽のピラミッド(左)と死者の道(中央)【ティオティワカン遺跡】

遺跡と、それを取り囲む山々の稜線が印象的であった。

| | コメント (0)

2017年7月16日 (日)

上から目線(21)エル・カスティージョ(チチェン・イッツァ)

マヤ文明の遺跡の代表格、メキシコのチチェン・イッツァ。広大な遺跡だが、そのシンボルは何といっても、大ピラミッド「エル・カスティージョ」、別名「ククルカンの神殿」。春分と秋分の日の日没時に、羽毛のある蛇の神である「ククルカン」が現れる(階段に蛇の胴体のような影が現れ、階段の一番下の蛇の頭の像と合わせて、巨大な蛇が現れたように見える)ので有名。
El_castillo_in_chichen_itza
エル・カスティージョ【チチェン・イッツァ】

写真で見てもわかるとおり、ここは階段を上ることができた。鬱蒼とした森の中に遺跡の建造物が広がっていた。
View_from_el_castillo_in_chichen_it
エル・カスティージョからみた戦士の神殿【チチェン・イッツァ】

| | コメント (0)

2017年7月13日 (木)

マーケット・ウォッチ(33)プエブラのエル・パリアン市場

メキシコのプエブラは世界遺産にも登録されている、植民地時代の街並みが残るまち。その歴史地区内には、観光客御用達の市場、「エル・パリアン市場」がある。
Mercado_el_parian_in_puebla
エル・パリアン市場【プエブラ】

特に目を引いたのは、スペインのからこの地に伝わった焼き物「タラベラ焼き」である。もともと、プエブラはスペイン占領前のアステカ文明の時代から焼き物の産地だったそうで、双方の技術や文化が融合したものと言えそうだ。
Talavera_pottery_at_mercado_el_pari
タラベラ焼きの土産物が並ぶ【エル・パリアン市場(プエブラ)】

もっとも、タラベラ焼きは組合認定の正規なものと、そうではないタラベラ焼き「風」なものとが混在しているらしい。上記写真も正規のタラベラ焼きなのかどうかは不明。

| | コメント (0)

2017年5月11日 (木)

奏でる人々(22)メキシコシティ(メキシコ)

メキシコでは楽団をマリアッチと呼び、観光客向けのレストランなどでは流しでやってきてチップを稼いでいる姿をよく見かけた。

こちらは割と高級レストランのためか、チップを撮る風でもなく、また黒いスーツにソンブレロ(つばの広い帽子)という典型的ないでたちでもなかった。
Mexico_city
真ん中のハープのような楽器は「アルパ」か【メキシコシティ】

| | コメント (0)

2016年8月11日 (木)

猫だらけ(2)メキシコ・シティ

メキシコ・シティのホテル・フロントにいた猫。紙筒に激しくじゃれていた。
Cat_in_mexico_city
この筒は僕のもの【メキシコ・シティ】

| | コメント (0)

その他のカテゴリー

LRT・路面電車 | がっかり | アジア | アフリカ | アメリカ合衆国 | アラブ首長国連邦 | アルゼンチン | イエメン | イギリス | イスラエル | イタリア | イラン | インド | インドネシア | ウズベキスタン | エジプト | エチオピア | オセアニア | オランダ | オーストラリア | カナダ | カンボジア | キューバ | ギリシャ | クロアチア | グアテマラ | シンガポール | ジンバブエ | スイス | スウェーデン | スペイン | スリランカ | スロベニア | スーダン | セネガル | タイ | タンザニア | チェコ | チリ | デンマーク | トルコ | ドイツ | ニセモノ | ニュージーランド | ネパール | ノルウェー | バヌアツ | バングラデシュ | パキスタン | パレスチナ | フィリピン | フィンランド | フランス | ブラジル | ブルガリア | ベトナム | ベネズエラ | ベリーズ | ベルギー | ペルー | ホンジュラス | ボスニア・ヘルツェゴビナ | ボリビア | マリ | マルタ | マレーシア | ミャンマー | メキシコ | モロッコ | モンテネグロ | ヨルダン | ヨーロッパ | ラオス | ロシア | 上から | 世界遺産 | 中南米 | 中国 | 中東 | 主食 | 伝建地区 | 動物 | 北米 | 南アフリカ | 博物館・美術館 | 台湾 | 国境 | | 夕焼け | 夜明け | 夜景 | 夜行 | 実用情報 | 市場 | 挨拶等 | 旅行・地域 | 日本 | 楽器 | | | | 空撮 | 空港連絡鉄道 | | 踊る | 道端の神々 | | 韓国 | 飲み物 | 香港 | 高速列車