2017年5月 8日 (月)

奏でる人々(21)佐原(日本)

小野川沿いに風情ある街並みが広がる千葉県香取市の「小江戸」佐原。伊能忠敬記念館を出ると、笛に太鼓の音色が。何事かと音の鳴るほうへ行くと。
Onogawa_gezaren_in_sawara
川の流れとともに音も流れていく【佐原】

「佐原囃」を奏でる小野川下座舟であった。川の流れとともに音も移動していく。風情をかき立てる。観光地を盛り上げるためには、聴覚含め五感すべてを刺激することが大事だと思った次第。

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2017年5月 2日 (火)

花話(31)足利の藤

CNNの「2014年にかなえたい夢の旅10選」という記事に取り上げられたことをきっかけに、日本国内でも知名度がぐっと上がった足利市の「あしかがフラワーパーク」の藤。有名な「大藤」をはじめとして、紫色の藤が多いが、白や黄色、そして薄紅色の藤もあり、少しずつ時期をずらしながら開花していく。

満開だったうすべに藤がこちら。
Wisteria_in_ashikaga_flower_park_1

Wisteria_in_ashikaga_flower_park_2
桜色の洪水。【あしかがフラワーパーク】

天を覆う藤の花の下にはベンチがしつらえられ、頭上の藤や、眼前に広がる池とそれを飾るほかの花々を眺められるようになっていた。花三昧。

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2017年4月29日 (土)

花話(30)秩父の芝桜

桜のシーズンの少し後にやってくる、芝桜のシーズン。

秩父の羊山公園では、「芝桜の丘」と呼ばれるエリアに、赤、桃、白、青と色とりどりの芝桜で模様が描かれる。
Moss_phlox_in_chichibu
羊山公園【秩父】

芝桜を見下ろす山並みも含め、美しい。花のアップを撮ろうとかがむと、充満するその香りに鼻孔をくすぐられる。

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2017年4月26日 (水)

花話(29)霧ヶ峰のニッコウキスゲ

ニッコウキスゲの群生地を見に7月の霧ヶ峰へ。
Daylily_in_kirigamine
ニッコウキスゲの花【霧ヶ峰】

緑の海に、点々と黄色い花が浮かんでいた。

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2017年4月23日 (日)

花話(28)大和高田市の桜

吉野の桜は見ごろより前だったため肩透かしを食らったが、日本は桜の国、桜の名所はあちこちにある。吉野の敵を、どこか近場で討とうと見つけたのが、吉野と大阪を結ぶ近鉄線の途中に位置する大和高田市。高田川沿いの川および道路沿いに並ぶ、その名も「高田千本桜」。
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高田千本桜【大和高田市】

地元の人でにぎわっていて、よそ者としては少々居心地が悪かったが、桜はきれいだった。

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2017年4月20日 (木)

花話(27)吉野町の枝垂桜

吉野の桜の多くは山桜、シロヤマザクラという種類だという。残念ながらシロヤマザクラはあまり咲いていなかったが、あちこちで枝垂桜が満開を迎えており、桜の時期を外した間抜けな観光客を喜ばせてくれた。

如意輪寺の境内にも何本もの枝垂桜が咲きあふれていた。
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如意輪寺の枝垂桜【吉野】

御多分に漏れずここでも多くの外国人観光客が。最近は桜の時期を狙ってくるのだ。彼らにしてみればせっかく海外旅行に来て桜を満喫しようと期待していたのに、咲いていないのでは納得いかないだろう。ということで、咲いている桜の花をアップで撮影している姿をよく見かけた。枝垂桜は、そうした需要にしっかりこたえていた。

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2017年4月17日 (月)

吉野旅行

2017年4月9日
地下鉄で大阪阿部野橋駅へ。スマホで予約した特急券を発券するため券売機へ。しかし予約番号を入力しても「番号が間違っている」との音声案内が流れるのみ。番号は間違っている気はせず、憤懣やるかたなく窓口へ。すると「そのまま乗車して、予約した座席に座って結構」とあっさり。予約画面をよくよく見ると「チケットレス」と書いてある。そういうことか。

次いで朝食と思ったが、店がない。かろうじてスターバックスとマクドナルドがあるが、7時開店。大阪都心の中心駅なのに何たること。やむを得ずコンビニに入ってそのイートインコーナーで朝食。食後、駅へ戻って構内のコンビニでのんびりコーヒーを買って車両に乗り込むと、すぐ発車。腕時計が遅れていた。危うく乗り遅れるところだった。

とまれ7時10分発の近鉄特急さくらライナーで吉野に向かう。せっかくなのでデラックスカーに。3列シートで、2列並びの座席も少し離れて配置するゆったり仕様。窓も広く、フットレストもあり、なかなか快適。これで特急料金プラス210円とはお得。1時間15分強で吉野に到着。残念ながら雨。なのでまずは駅前からバスに乗車。20分弱かけて終点の中千本駐車場に9時前に到着。

バスを降りると目に入った「特別開帳」の文句につられて階段を上って桜本坊へ。天武天皇建立という古い寺。4月のみの公開の釈迦如来像は吉野唯一の飛鳥白鴎時代のものとのこと。本尊は修験道の開祖である役行者。英語の解説文もあるが、日本語とまるで違う。素人には英語の解説のほうが基本から解説しているのでわかりやすい。「空海さんとか密教が入るよりも前から始まったものですよ」「国家神道からすると神仏混交というのは理解できなかったんでしょうな」といった恨み節混じりの解説も聞こえてくる。面白い。世の中知らないことだらけだ。修験道は今でも続いているようで、修験者(山伏)の集合写真なども貼ってある。修験者風に頭襟を身に着けた人が案内しているが、本物の修験者かどうかは不明。雰囲気は出ている。境内には枝垂桜も咲いていた。

30分ほど滞在し、続いて竹林院へ。その中の群芳園へ。苔むした池泉回遊式庭園。枝垂桜、モクレン(?)などが点々と咲く。なかなか風雅でよい。枝につく水滴、池の水面に広がる波紋も美しく見える。雨の庭園歩きも乙なもの。
Chikurinin_gunpoen_in_yoshino
雨の竹林院群芳園【吉野】

25分ほど滞在し、外へ。門越しに見る桜が絵になる。ぬかるんだ山道を上に下にと歩く。この辺りは「中千本」と呼ばれる桜が多いエリアだが、残念ながらつぼみが多数派。10時半頃に五郎平茶屋に到着。茶屋は閉鎖。全部咲いたらさぞや壮観であろうと思いを馳せながら歩く。

このころには雨が上がる。下って上って息も切れ切れになって10時50分頃に如意輪寺に到着。境内に見事な枝垂桜が。宝物殿には楠木正行(正成の息子)が矢じりで辞世の句を刻んだ木製の扉など、怨念のこもってそうなものが多い。多宝塔の周りには桜が咲く。若い木も多数。「200X年 ○○○○」と札に書いてある。有料で植樹できるのだ。商売上手。境内には後醍醐天皇の墓である塔尾陵も。そこに上がる階段とその周りの薄暗い林が、これまた怨念こもってそうな雰囲気を醸し出す。しかしその一方で境内では茶屋に土産屋、そして「Facebookでいいねするとご利益」といった文字が躍る。腹も減ってきたが、ここでこれ以上金を落とす気がしない。

11時半ごろに出て、ひたすら下り。そして吉野元湯温泉から山道に入って、ひたすら上り。崖をジグザグに上がって行く。息も絶え絶えに正午前に吉水神社近くに到着。門前に通りが伸び、人通りも多く、急ににぎやかに。吉水神社に入ると、まず「一目千本」と記された展望スポットが。桜の木々が山々に広がるさまを展望。ほぼつぼみだが。最盛期にはさぞや素晴らしいのだろう。拝観料を払うエリアでは、「日本住宅建築市場最古の書院」などを見学できるが、義経だ、秀吉だと、有名人のエピソードのオンパレードで、だんだんと辟易としてくる。出ると参拝の行列が。並んでまでそこで拝みたいとは思えず。

外へ。人出がすごい。食堂、茶処の類はみな混んでいるので、柿の葉寿司をばら売りしている店で買って、歩きながら食べる。12時40分頃に金峯山蔵王堂へ。現在修理中の仁王門(国宝)の勧進のため、本尊の金剛蔵王権現が特別公開されている本堂(蔵王堂)へ。チケット窓口で行列。1000円払って中へ。高い天井の本堂は国宝。そして青い彩色が印象的な巨大な蔵王権現像3体を仰ぎ見る。でかいということは信仰の説得力を増すものだ。しかも右足を高く上げるそのポーズはダイナミック。さらに並んでふすまで区切られた「発露の間」へ。簡単に祈った後は、ずっと見続けた。おひとり様一分とのことだったので、そこそこに退散。さらに写真展へ。修行や行事の写真、そして解説文もあって、わかりやすい。そして足が疲れてきた。

トイレへ寄った後、外へ。よもぎ餅、葛餅、桜餅を買って歩き食べ。13時45分頃に銅鳥居を通過。道路沿いには桜が結構美しく咲く。なので盛んにシャッターを切るが、どうにも吉野っぽくない。曲がりくねった坂道を降りていく。この辺りは「下千本」。桜は咲き始めているが、満開には程遠い。さぞやすごくなるのだろうと想像を膨らませながらひたすら下る。

14時半ごろに吉野駅の到着。少し早すぎた。近い時間の特急は満席なので、14時37分発の急行に乗車。なんとなく桜不足で欲求不満気味だったので、いろいろ調べて15時35分、高田市駅で下車。10分ほど歩いて高田川沿いの「高田千本桜」へ。ソメイヨシノが満開。縁日も立ち、地元の人で賑わう。残念ながら川は「水路」状態で、直線に流れ、護岸もしっかり整備され、子供が「どぶ」と呼ぶのも納得の風情だったが、桜はきれい。

30分ほど散策し、さらに5分ほど歩いて専立寺。へ。1786年の太鼓楼が立派。さらに10~15分ほど歩いて近鉄の大和高田駅へ。食事を提供する店がミスタードーナツしかないので、ドーナツとコーヒーを食べて駅へ。迷ったが特急券を購入して大阪難波へ。空いていることもあり、ゆったり。特急で正解。

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2017年2月13日 (月)

世界の高速列車(13)日本の新幹線(E5系)

現在、最も速い(営業している)鉄道は、文句なく最高時速431km/hの上海のリニアモーターカーであろう。次いで最高時速320km/hのフランスTGV、ドイツICE、そして日本の新幹線であろう。

新幹線の中でも320km/hで走るのは、東北新幹線のみ。東京から東北を経由して函館まで向かう「はやぶさ」が、宇都宮~盛岡間のみであるが、日本最速のスピードで走る。
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東北新幹線E5系「はやぶさ」【東京駅】

Hayabusa_2
E5系普通車車内

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2017年2月10日 (金)

世界の高速列車(12)日本の新幹線(N700系)

1964年、世界に先駆けて最高時速200㎞以上で走る高速列車として開通した新幹線。早いだけでなく、16両編成の列車が最短3分間隔で走る輸送力の大きさも特筆もの。
N700
東海道・山陽新幹線の主力N700系

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2016年12月 3日 (土)

猫だらけ(20)竹原

安芸の小京都と呼ばれる、広島県竹原。製塩、海運、酒造などで栄えた街で、江戸時代から明治に建てられた町屋が立ち並ぶ。

訪れたときは「たけはら町並み雛めぐり」というイベントをやっていて、あちこちの家の中で江戸時代から現代にいたるまでの様々なひな人形が飾られ、中に入って鑑賞したり、あるいは家の外から窓越しに眺めたりできるようになっていた。

そんなお宅の一つで、ひな人形に忍び寄る影が。
Cat_in_takehara
結局、お雛様に手は出さずにおとなしく立ち去った【竹原】

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