2017年10月 9日 (月)

タワー大全(33)広州タワー

2008年に北京でオリンピック・パラリンピックが、2010年に上海で万博が開催された中国。両都市に次ぐ大都市と言える広州では、2010年にアジア大会が開かれた。それに合わせたのか、同年にオープンしたのが、広州塔。英語表記は広州ではなく広東(省)を名乗って「Canton Tower」。高さ600m。
Canton_tower
夜は虹色にライトアップ【広州塔】

広州は市内を流れる珠江の北側が中心部のようだが、広州塔は珠江の南岸に位置する。川沿いに建っているので、川の向かい(北側)から写真を撮ると良いとどこかのウェブサイトに書いてあったので、今回は塔の北側にある中州というか川中島から撮りまくった。この島から塔側に渡る道路はないが、地下鉄の海心沙駅があり、そこから地下鉄APM線で一駅で広州塔駅にいたる。

電波塔が本来の役割のようだが、展望台ももちろんある。ご丁寧に428mから488mまで何か所も展望台もあり(一部は展望台ではなく、観覧車やフリーフォールといったアトラクション)、当然、上に行くほど高額。今回はその中で一番低い屋内の展望台しか行かなかったが(おそらく428m)、ライトアップされた塔の柱に邪魔され、残念な眺めであった。もっとも景色を楽しむ余裕はなかったが。
View_from_canton_tower
少なくとも写真向きではない展望台【広州塔】

450mの屋外展望台まで行けるチケット(実際はそこまで行かなかったが)は228元(約3,750円)。たしか150元から398元まで、4種類ぐらいのチケットがあった。高すぎて空いているという情報もあったが、行ってみると行列に並び始めて展望台にたどり着くまで1時間かかるほどの混雑ぶりだった。

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2017年9月30日 (土)

空港連絡鉄道(32)広州 機場南駅

広州白雲空港へは市内から地下鉄3号線でアクセス可能である。現在は「機場南」駅だけだが、将来的には「機場北」駅も整備予定。
Airport_south_station_in_guanzhou
機場南駅。御多分に漏れずここもホームドア。【広州】

機場南駅から地下鉄2号線との乗換駅である嘉禾望崗駅までは所要15分、1号線及び3号線支線との乗換駅である体育西路駅までは40分弱である。

普通の地下鉄で空港まで行けるので、安くて便利ではあるが、大きな荷物を持つ旅行者には使いにくいかもしれない。
Inside_of_guanzhou_metro_line_3
地下鉄3号線の車内。普通の地下鉄。【広州】

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2017年9月 3日 (日)

ノルウェー旅行(1)広州

2017年8月18日(金)
羽田から中国南方航空で4時間で中国・広東省の広州へ。蒸し暑い。着陸から1時間ほどで地下鉄駅へ。一日券(20元、約330円)を購入し、地下鉄3号線、2号線と乗り継いで35分ほどで越秀公園駅で下車。「西漢南越王墓博物館」へ。まずは企画展「広州―揚帆通海二千年」へ。清の時代には、広州のみが欧州諸国との貿易が認められていた時期もあるなど、長きにわたり西洋と中国を結ぶ窓口であり、海のシルクロードの玄関口であった広州の歴史を紹介。当然というか今の「一帯一路」を意識した展示。

続いて常設展へ。ここは秦の滅亡後、その元将軍によってつくられた地方国家「南越」の王墓があったところ。その出土品を展示。メインは埋葬された王を玉片と絹糸、そして真珠で覆っていた「絲縷玉衣」。玉で覆えば朽ち果てないと考えられていたという。すごい発想。このほか、墓の出土品なのか当時の生活用具、武具、歌舞音曲関連の道具などを展示。2200年も前から文化的な生活だったことに驚く。本物はかなり傷んでいるが、図や絵、復元品などを組み合わせてうまく展示しており、丁寧な仕事ぶり。

見学が終わり、さあ帰ろうと出口に向かうが道に迷う。と、王墓の石室へ。なんと王墓が残っていて、そこに入ることができるのだ。危うく見逃すところだった。展示室でCG映像で説明されていた石室の本物に入るというのは感慨深い。展示されていた様々な道具はだいぶ傷んでいたが、石はちゃんと残っている。それにしても、当時の中国(前漢、中国では「西漢」という)の中心地から遠く離れた地で、このような都がおかれていたことは知らなかった。

続いて地下鉄2号線で公園前駅へ。1号線に乗り換えようとするが、車両の両側のドアが開き、正しいほうに行けば反対側に1号線があったはずなのだが、間違えたほうに降りてしまい、結局いったん上に上がって改札の外に出ないと1号線にたどり着けない羽目に。何とか1号線で黄沙駅へ。地上へ出るとシェアバイクと電動バイクが走り回る中国らしい風景。立ち並ぶ高層住宅は香港を想起させる。そして蒸し暑さと露店でヤシの実を売っているのは東南アジアのよう。

新しい高層住宅とショッピングセンターがある一方で、その下には昔ながらの下町が広がっている。そしてふらふら歩いて「第十甫路」という通りに入ると雰囲気が一変。19世紀後半に建てられたヨーロッパの影響を受けた建築が点在する中、中華風のちょうちんなどもぶら下がる、和洋ならぬ中洋折衷、あるいは中欧折衷な雰囲気。人通りも多く、店もにぎやかで歩いているだけで楽しい。
Di_shi_fu_road_in_guangzhou
写真では雰囲気が伝わらないが、賑やかで楽しい通り【第十甫路(広州)】

第十甫路から下九路に入ったあたりにある有名レストラン(日本語で「食は広州にあり」と壁に書いてある)にて、スペアリブとチャーハンをいただく。骨を取るのが大変。お茶もおいしくいただく。

黄沙駅に戻り、地下鉄1号線で体育西路駅へ。ここで3号線に乗り換えるもまたも失敗。3号線はここで二つに分かれるのだが、間違えたホームに行ってしまい、正しいホームに移動するまでエスカレーターで何度も上下に移動を繰り返し(一つ飛ばして上や下に行くエスカレーターがあってややこしい)、乗り換えだけで10分を要する。広州の地下鉄は手ごわい。

何とか正しい3号線に乗って、珠江新城駅へ。地上へ出るとそこは夜の高層ビル街。ザハ・ハディド設計の広州オペラハウスはちゃんとライトアップされておらずもったいない。広州タワーのほうに歩いていく。検問のある変な島に入ってしまった。アディダスのイベントをやっているだけで用はない。出て、隣の島へ。その島が広州タワーの対岸。島のタワー側まで行って、七色にライトアップされたタワーの写真を撮った後(かなり歩く羽目に)、島の中央にある海心沙駅から地下鉄APM線で広州塔駅へ。空港内の交通システムみたいな車両で、群がる観光客に対して明らかに輸送力不足。

せっかくなのでタワーの展望台に上がることに。しかし、チケットオフィスに入るドアの前、チケットオフィスの前、セキュリティチェック、記念撮影(結局撮影は途中で打ち切り)、上に上るエレベーターと次々に行列が。やっと展望台に着いた頃には駅に着いてから50分も経っていた。もう空港に戻らねばならない。とりあえず屋内の展望台だけ一周。外の柱が邪魔してろくな写真が撮れない、というかろくな景色でもなさそう。結局5分だけ滞在して、下りのエレベータの行列に。これは間に合わないと焦っていると、天の助け、臨時のエレベーター(?)が稼働、10分待つだけで済んだ。

地上に降りて走って地下鉄駅へ。体に熱がこもり、何か飲みたいがこういう時に限って途中にそのような店がない。地下鉄3号線から3号線に乗り換えて空港(機場南駅)へ。セキュリティチェックの行列を経て、空港内をダッシュ。搭乗がほぼ終わったゲートに何とか間に合った。

機内に入ると、通路側を指定していた自席に別人が。ここが私の席だと言って譲らない。CAが諭してくれてしぶしぶ移動。明らかに確信犯。疲れているのに、さらにぐったり。

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2017年7月 4日 (火)

タワー大全(31)上海タワー

高さ632mで世界で二番目に高いビルである上海タワー。高さ世界一は828mのドバイにあるブルジュ・ハリファ。最近の超高層ビルは、ビル本体の屋根の上にさらに塔が載っていたりして、何をもってビルの高さというかでこの手の順位は変わってくるが、いずれにしてもドバイがナンバーワンで上海がナンバーツー(ないしスリー)ということのようだ。
Shanghai_tower
上海タワー

ところが、(人工の構造物における)「世界で一番高い展望台」になると、ナンバーワンは上海タワーのようだ。高さ561mでブルジュ・ハリファの展望台の555mを上回る。これまた基準が違うと変わるのだろうが、Wikipedia高層ビル・都市居住協議会なるところの調査ではそのように書かれている。

さて、その上海タワーの展望台に行った。しかし上ったのは119階の展望台で高さ546mとのこと。ブルジュ・ハリファの展望台より低い。実はさらにその上に展望台があるのだが、いつでも一般に公開されているわけではないようなのだ。世界一の展望台があるビルの世界一ではない展望台だった。微妙。

さて微妙なのは上海の高層ビルからの眺めである。上海タワーの隣に立つ上海環球金融中心からの眺めは実に残念なものであった。ここよりさらに高いわけだが、本質は変わらないに違いない。なので、夜景を見ることにした。まだ夜という時間でもなかったので、早めの夕食を取って時間をつぶして。そして見たのがこちら。
View_from_shanghai_tower
待ったかいがあった【上海タワーより】

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2017年7月 1日 (土)

夜の街を(39)上海(中国)

上海の風景といえば外灘の西洋風の建物群と、と外灘からみた浦東の高層ビル群である。それは夜景も同じ。
Pudong_at_night
外灘遊歩道から見る浦東の夜景【上海】

The_bund_at_night
こちらは外灘のビル群【上海】

両方を目当てに集まる観光客で、外灘遊歩道は大賑わいであった。

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2017年5月14日 (日)

セネガル旅行(1)上海

2017年5月2日(火)
中国東方航空で2時間40分ほどで上海・浦東国際空港へ。そしてリニアモータカーで龍陽路駅へ。最高時速は301km。先頭車両だったので運転席が見える。ただっぴろい空間の右側にちょこんと運転台があり、空いた左側には家庭用扇風機が。暑いのだろうか。冷房がないのだろうか。シュールな絵。

地下鉄2号線に乗り換え、20分強で南京西路駅へ。ここで地下鉄12号線に乗り換えようと案内表示に従って進んでいると、改札口に。切符を入れると(正確にはタッチしたらインサートしろと表示されたので、入れた)切符が出てこない。その先の駅まで買ったのになぜだ。地上に出ると20世紀初頭の建物と、それを模したと思しき新しい建物が並ぶ街並み。12号線の駅が見つからずにうろうろするが、結論としては2号線を出たすぐ近くに12号線の入口が。

12号線で一駅の陜西南路駅で下車。地上へ出ると目の前には国泰電影院という1932年建造の映画館。ここから淮海中路を歩く。この辺りはフランスの租界だったエリア。プラタナスの並木でトンネル状に覆われ、今は高級ショッピング街。歩いていて気持ちのいい通り。少し曲がると、並木は続くが道幅が狭まり、排ガスでのどが痛くなってくる。一方で電動スクーターが音もなく忍び走ってくるので油断できない。

駅から20分ほど歩いて上海孫中山故居記念館へ。孫文(孫中山)の功績をたたえる施設で、入るといきなり中華民国の青天白日旗が展示されていて面食らう。1階は孫文の政治的な役割、2階は彼とその妻・宋慶齢の(私的な)生涯をたどる展示。英語の解説では「国民党」をなぜか「Nationalist Party」といった表記ではなく「Kuo-min-tang 」と表記。30分ほど見学した後、隣の「上海孫中山故居」へ。靴にビニールをかぶせて中へ。孫文とその妻が暮らした家で、19世紀の金持ち暮らしといった風情。華美ではなく落ち着いた雰囲気ではあるが。
Sun_yatsens_former_residence_in_sha
上海孫中山故居

その後、20分ほど歩いて19世紀の「石庫門」様式の建物・街並みをリノベーションした「新天地」へ。単なるおしゃれなショッピング・モールに見えてしまい、面白みに欠ける。建物がまるで古びていないのが仇というか。さらに10分ほど歩く、ブランドショップの入る巨大ビルが立ち並ぶ。走る車は高級外車が多い印象。一方でMobikeなどの自転車シェア(スマホのアプリで予約できる貸し自転車のようなもの)と思しき自転車が多く走り回る。道路にも自転車レーンが整備されているよう。

黄陂南路駅から地下鉄1号線で一駅の人民広場駅へ。地上へ出て巨大な歩行者天国、「南京東路」を歩く。スマホで記念撮影する人が多い観光スポットで、ごみ一つ落ちていないきれいな路上が印象的。一方で日本語の客引きが多く、うざい。小籠包の店で一休み。肉汁をこぼさずに食べるのが難しい。さらに月餅を買って路上で食べる。

混雑する南京東路駅から地下鉄2号線で一駅、陸家嘴駅へ。高級ショッピングモールを通るが、入ってしまうと出口がわからなくなる。というか表示がない。一度入ったら逃がさないという魂胆か。何とか抜け出して、高さ632mと世界第二位の超高層ビル、「上海タワー」へ。展望台でチケットを買うが、180元(約2,900円)とお値段も世界屈指の高さ。以前の経験からどうせ昼間の景色はつまらないだろうと思い、夜景になるのを待とうと早めの夕食をとって時間つぶし。ビル地下のフードコートで、香港風?の店へ。フードコートっぽい味。

そして展望台へ。地下の入り口は閑散としていたが、エレベーター(世界最速らしい、おかげで何度も耳がおかしくなった)で上がると大賑わい。ビルの周囲をぐるっとまわれる構造で、以前訪れた栓抜きビルよりはるかに景色を見やすい。そしてだんだん、周りの超高層ビルや、対岸の外灘の建物群がライトアップを始めていき、夜景が派手になっていく。

30分ほど楽しんで地上へ。と思ったらエレベーターで行列。15分ほど待たされる。そして地下鉄2号線で南京東路駅に戻る。歩道から人があふれ、警官が車道に並んで交通整理をしているという賑わいぶりの道を15分ほど歩いて、川沿いの外灘遊歩道へ。ライトアップした外灘のクラシカルな建物と、対岸の浦東の超高層ビルの夜景を目当てにこちらも大賑わい。なかなか良かったのだが、次のフライトの時間が気になり、25分ほど行ったり来たりして退散。地下鉄2号線、リニアモーターカーと乗り継いで浦東国際空港へ。

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2017年3月27日 (月)

奏でる人々(13)敦煌(中国)

中国甘粛省は敦煌の夜の市場のそばの歩行者天国にて。流しの二胡+ギター+歌のトリオが。ギターが超絶にへたくそというか、コードとか関係なしに適当に鳴らしているだけにしか聞こえないひどいものだったことしか覚えていない。
Erhu_and_guitar_in_dunhuang
二胡の演奏の記憶なし【敦煌】

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2017年3月 3日 (金)

奏でる人々(5)北京(中国)

清朝の皇帝の庭園、頤和園の中の徳和園を歩いていると、楽隊が演奏中。
Chinese_band_at_the_summer_palace_i
頤和園内の徳和園にて【北京】

宮廷音楽の再現であろうか。広大な庭園を歩き回っていると疲れるので、休みがてら、音楽鑑賞。

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2016年12月30日 (金)

世界の高速列車(6)中国の和諧号(CRH5)

中国の高速列車「和諧号」は世界中の鉄道会社の車両を集めて走らせてている。その一つがCRH5。フランスのアルストム社の技術によるもの。とはいえ、TGVとは異なる。アルストムが買収したイタリア・フィアット社の鉄道部門による「ペンドリーノ」と呼ばれるタイプのうちETR600系をベースにして開発されたものである。つまり、フランスではなくイタリアの高速列車の中国版である。
Crh5_in_taiyuan
和諧号(CRH5)【太原駅】

北京西駅から太原駅まで3時間半弱。車内は静かで、乗務員がこまめに点検しているためもあって清潔に保たれている。そのあとに乗り継いだ普通列車の大混雑ぶりと対照的だった。
Crh5_inside
CRH5車内

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2016年9月 7日 (水)

猫だらけ(11)北京

北京にある広大な庭園というか公園、頤和園。そこにも猫が。
Cat_in_beijing
何に鳴いているのか【北京】

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