2009年6月29日 (月)

躍る人(3)スーフィ・ダンス(カイロ)

カイロのマドラサ・スルタン・ゴーリーでは、夜にスーフィ・ダンスのショーが行われている。スーフィとは、神との一体感を求めて禁欲的な修行を行うイスラム神秘主義(スーフィズム)の信者のことで、修行の一貫として回旋舞踊を行うことで知られている。この踊りが観光客向けのショーとして行われている。

最初は楽器の演奏やらが続き、いよいよ回る踊り手達が登場。スカート状の服を着て、さらに丸い布を持って、ひたすら回り続ける。回るのでスカートや布が浮き上がり、それを持ち上げたり下げたりしてとにかく踊り(回り)続ける。

回り続けて目が回らないのかと心配になってくるが、踊り手達は平然と踊り(回り)続ける。なるほど、これなら一種のトランス状態に入ることができるだろう。もっとも、修行を積まないでいると、見ているだけで気持ちが悪くなってくるような気がしてくるが。
Sufi_dance_in_madrasa_sultan_goori_
回る回る

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2008年11月 9日 (日)

ナショナル・ミュージアム(3)エジプト考古学博物館(カイロ)

ルーブル、大英博物館、メトロポリタン、と世界に大博物館は数あれど、他国の文化の紹介ではなく、自国の文化だけでこれだけ充実しているのは他には故宮ぐらいしかないのではないか(といっても北京のは見たことがないが)、と思われるのが、エジプト考古学博物館。

古代エジプト文明は数千年にわたる長い期間である上に、石にミイラにパピルスにと長持ちするものが多いものだから、その展示品のボリュームはすさまじい。もっとも有名なのはツタンカーメン王の黄金のマスクだが、それ以外にもミイラがずらりと並ぶ部屋や、様々な様式の王族や役人らの像(なかには妙にリアルなものもある)、パピルスに描かれた文字や絵など、見るべきものが多すぎて疲れてくる。

中でも目を見張ったのが、墓の副葬品のコーナー。特にミニチュアの動物や軍隊は精巧にできている。エジプト文明というと、ピラミッドや神殿など、つい巨大な建造物に目が向いてしまうが、こうした小さな作品もたくさん残されているのであった。
The_museum_of_egyptian_antiquities
副葬品のミニチュア

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2008年7月23日 (水)

世界の夕焼け(15)エジプト ルクソール

エジプトでみた夕陽で美しかったのはアレキサンドリアで見た地中海に落ちる夕陽とルクソールでみたナイル川に落ちる夕陽だ。しかし後者はあまり夕陽に浸っている余韻がなかった。

川沿いを歩いていたら、観光用のフルーカ(帆船)の勧誘を受ける。時間的には夕闇が迫っていたし、昨日の夕陽は期待はずれだったので、これはいい誘いだと思い、10£(約310円)に値切って、乗船。

確かに空はいい色に染まっていき、美しい。が、乗船してすぐに翌日のタクシーのチャーターの売り込みが始まり、しつこく続く。いらないといっても、なぜだとかなんとかいってなかなか黙らない。明日のことは明日決めるのだ。そして、なぜそんなことの理由をいちいち説明しないといけないのか。結局、せっかくの美しい夕焼けなのに、ゆったり見ることが全然できずじまい。乗船しないで岸から見ていた方がよっぽど良かった。
Luxor_sunset
フルーカからみるナイルの落日【ルクソール】

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2007年6月 6日 (水)

エジプト旅行(8)クアラルンプール

7月15日
頭痛が弱まり、下痢は治り、体調はかなり楽になった。バスで空港へ。料金は2ポンド(約60円)だが、こっちの荷物を見ると、さらに1ポンド(約30円)出せと言ってきた。が、本当は0.5ポンド(約16円)でいいはず。最後まで油断できない。

空港到着後、まだ清掃中のエジプト航空経営(?)のレストランで朝食。朝食セットが25ポンド(約780円)、紅茶をお代わりしたら4ポンド(約120円)。先日のヒルトンの朝食は清潔という付加価値があったが、ここはそれもない。エジプト最後にして最大級のぼったくり。

マレーシア航空でベイルート経由、クアラルンプールへ。

7月16日
朝6時過ぎに空港をタクシーで出て、40分ほどでペトロナス・タワー前に到着。まだ暗いが段々明るくなってくる。とはいえタワーに入れるはずもない。見上げるだけ。
Petronas_twin_towers_kuala_lumpur
当時は世界最大のビルの一つだったか【ペトロナス・タワー(クアラルンプール)】

タクシーで移動し、マスジッド・ジャメへ。クアラルンプールという地名の由来となった、「泥の河が合流する」地点も近い。インフォクラフ、サルタン・アブドゥル・サマッド・ビルといった、イスラムっぽい丸屋根を取り入れた植民地建築も見学(外だけ)。

マクドナルドで朝食をとる。目覚め始めた街を歩く人は、マレー系、華人、そしてインド系。多民族が(融合はしないまでも)共存している姿がかいま見える。

タクシーで50分弱かけて空港へ戻る。そしてマレーシア航空で成田へ。

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2007年6月 4日 (月)

エジプト旅行(7)カイロ、ギザ

7月14日
6時前にホテルを出発。早すぎてどこも食堂が空いていない。空腹に耐えかね、やむを得ずヒルトンホテルへ。その結果、朝食代41.96ポンド(約1300円)。あり得ない。

考古学博物館前のバス停でギザ行きのバスを待っていると、金曜だからそのバスは休みだ、別のバスに乗れと言ってくる奴が(当然無視)。357番バスで15分ほどでギザへ。着いたのは7時半過ぎだが、なぜか入れない(地球の歩き方によると入場開始は7時のはず)。結局、大型バスが7時50分過ぎに到着した後、門が開く。ピラミッド地域に入るだけで入場料が必要だが、釣りをごまかされる。

まずクフ王のピラミッドへ。一つ一つの石が人間の背丈より高いという大きさ。それが膨大に積み上げられてピラミッドになっているのだから驚異的。別途入場料を払い、中へ。釣りをごまかされる。中はつまらない。

周囲の墳墓群にはレリーフも残る。ラクダの勧誘を振り切り、「ピラミッド・パノラマ・ポイント」へ。炎天下、日陰が一切ないなかで、大型バスが走り抜ける道をひたすら歩く。パノラマ・ポイントでは大勢の観光客が記念写真を撮影。自分も撮ってもらう。撮ってくれたスウェーデン人に礼を言うと「5£」ときついジョークが返ってくる。

道を外れて、砂漠の中をピラミッドへと歩いて戻る。ラクダに乗った観光客がちらほら見える以外は、ピラミッドと砂だけの景色。強烈な太陽の下で、石に座って眺めたピラミッド群の姿は一生、忘れない。
Giza_pyramids
この景色を座ってぼーっと眺める。時間に縛られない、個人旅行の醍醐味。【ギザ】

三大ピラミッドのうち一番小さなメンカウラー王のピラミッドにも入場料を払って中に入る。釣りをごまかされる。

スフィンクスを眺めた後、「太陽の船博物館」へ。--釣りをごまかされる。そのたびに文句を言って、正しい釣りを払わせなければならない。ピラミッドをつくったエジプト人は偉大だが、それを利用して金儲けし釣りまでごまかすエジプト人は卑小な奴らだ。

半日、炎天下を歩き回ったので、めちゃくちゃ疲れた(ことにピラミッドから離れて気付いた)。バスでカイロに戻り、ホテルで1時間ほど休み、15時過ぎに再出発。タフリール東バスターミナルからバスでシタデルへ・・・のはずだったが、ガーミア・イッサイイダ・ゼーナブでなぜか降ろされる。ガーミア(モスクの意味)の中にはゼーナブの廟があり、遺体の周りに人々が群がっていて面白い。

マイクロバスでサイイダ・アイシャ・マイクロバスターミナルへ。そして歩いてシタデルへ。すると昨日と同じツーリスト・ポリスがにやにやしながらやってきて、closedだ、今日は4時までだと言う。そんなこと昨日は言ってなかったじゃないかと抗議すると、Generalが言ったと答えるだけで、埒があかない。

マイクロバスでスーク・アタバへ。スーク(市場)を探してうろうろしていたら、ツーリスト・ポリスに何かの建物の中に連れ込まれる。どうせ賄賂でも要求するつもりだろう。しまった、と思ったが、なにやら揉めているので、その隙に逃げる。

ようやくスークにたどり着く。疲労困憊のせいか、体温が上昇しているのを感じる。そして頭痛も。夕食後、水を買ってホテルに戻る。が、どうもボトルのふたが開いている気がする。空き瓶に水道水を詰めて、冷やしただけのものか。これは怖くて飲めない。仕方なく頭痛をおして外に出て、水を買い直す。

夜、何度も目が覚める。バファリンを飲み、熱さまシートを貼り、ぬれタオルで顔を覆ったが、なにぶん汗が出ない。しかもゴキブリも見てしまった。寝苦しい夜だった。

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2007年6月 2日 (土)

エジプト旅行(6)カイロ

7月13日
昨日飲んだEntocido(現地の薬)が効いたのか、下痢は収まった。タクシーで駅へ。そして3時間弱の急行(?)列車でカイロのラムセス駅へ。

駅近くのバスターミナルでは派手に口げんか中。微妙にシンパシーを感じる。地下鉄ムバラク駅からラッシュ並みの混雑の地下鉄でサダト駅へ。日本語をしゃべる客引きに引っかかってホテルに行った後、タフリール広場の食堂でコシャリ(ご飯、マカロニ、スパゲティ、豆などをまぜたもの)とオレンジジュースの昼食。大満腹(満足)。

食後、考古学博物館へ。石像、ミイラ、パピルス、各種副葬品と展示物が膨大で、疲れる。副葬品のミニチュアの動物や軍隊などは精巧に出来ていて驚かされる。

タクシーでガーミア・アフマド・イブン・トゥルーンへ。ツーリスト・ポリスがミナレットに案内してくれるが、当然バクシーシを要求される。0.50ポンド(約16円)とケチったら、「10ポンド」(約310円)と言ってきた。腹が立ち、結局払わず。高さ40mのミナレットの上からはモスクや住居など土色の街並みが眼下に広がり、絶景。

続いてガーミア・スルタン・ハサンへ。こちらはバクシーシ(さっきの反省を受けて7ポンドにしてみた)を払ってミナレットへ。こちらは高さ90m。
Mosque_of_sultan_hassan
ミナレットの上から【ガーミア・スルタン・ハサン(カイロ)】

隣のガーミア・リファーイーも見学後、歩いてシタデルに行くと、ツーリストポリスににやにやしながら「17時に閉まった」と言われる(「地球の歩き方」には18時までとあるが)。さらに写真を撮らせてやると言ってきて、断っているのにバクシーシを要求してきて(当然無視)、苛立ちが募る。

851番のバスに乗ろうと、バスが来るたびにアラビア語の数字を必死に読むが、なかなか来ない。951番が来て、惜しいと思って、ふと「歩き方」を見直すと乗るべきは951番だった(もう行ってしまった)。何をしているんだか。結局1時間ほど待ったが951番は二度と現れず、仕方なくタクシーを捕まえてファラーキ広場へ。

路上のジュース・スタンドでオレンジ・ジュースを買い、店の親父に地下鉄の駅の場所を聞くが、たいそういい加減な返事が返ってくる。すると客の一人(インド人)が近くのバス停からギザ行きがあると言い、バスも見つけてくれた(バクシーシはなし)。

ギザ広場で降りて、「音と光のショー」を見るべく、タクシーでギザのピラミッドを目指す。道を間違えられ、予想外に時間を取られて到着。しかも5ポンド(約160円)の約束だったのに、7ポンド(約220円)だとうるさい(しかもアラビア語。「7ポンド」だけ英語)。時間がないので仕方なく払って降りると、そこはショー会場ではない方の入口。道を間違え、値段を釣り上げたあげく、違う場所におろしやがった。腹が立っているところに男がやってきて馬に乗らないかとうるさく勧誘をはじめ、キレそうになる。

ツーリスト・ポリスに道を聞いて、30分ほど早足で歩いて、ショー会場へ。すでに始まっていた。苦労してたどり着いたのにつまらないショーで、途中居眠り。

帰りはタクシーでギザ駅へ。10ポンド(約310円)と言っていたのに、途中で道路混雑だから20ポンド(約620円)と言い出す(当然無視)。駅に着いたはいいが、夜遅いため地下鉄が動いていない。ツーリスト・ポリスのアドバイスに従い、マイクロバスを探すがどれかよく分からない。かなり途方にくれたが、カイロを走っていたのと同じ型のマイクロバスを探して乗る。ラムセス広場に着いたところで「乗り換えろ」と言われ、降りる。観光施設やタクシー、ホテルの連中と違い、バスのドライバーや乗客は普通にいい人。エジプト人全員がろくでもないわけではないことを知ったのは収穫。

地下鉄でサダト駅へ。夕食(というか0時をまわったので夜食か)は鳩肉のグリル。骨が多くて食べにくいが、肉が軟らかく美味。

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2007年5月31日 (木)

エジプト旅行(5)アレキサンドリア

7月12日
6時15分にホテルをタクシーで出発し、空港へ。昨日、「俺も行く」としつこかったもう一人のタクシーは結局来なかった。今朝のタクシーは(もうまちを離れるわけで)売り込む用がないためか、静かで快適。

エジプト航空でカイロへ。そしてウェスト・デルタ社のバスでアレキサンドリアへ向かう。昨日までのエジプト人との闘いに疲れ果て、この国から離れたくなってきたので、一番エジプトっぽくなさそうなまちと思われるアレキサンドリアに急遽行くことにしたのだ(昨日、航空券を変更しておいた)。

27ポンドだというので、30ポンド渡したら、2ポンドしかおつりが帰ってこない。28ポンドなのかと問うと、もう1ポンド返ってきた。バスの中では従業員が飲み物を売りつけようとしつこい。なぜ、買わない理由をいちいち説明しなければいけないのか。闘いは終わらない。

4時間強でアレキサンドリアに到着。バスターミナルからトラムで中心部へ移動。ヨーロッパ風の街並みだが、まち行く人はエジプト人。ローマ円形劇場を見学後、店でアエーシ(丸いパン)に肉団子を挟んだものを買う。1ポンド(約31円)と言われるが、値段表があるので聞くと、近くにいたおばちゃんが0.25ポンド(約8円)を差す。みみっちくだまされるところだった。

タクシーでカーイトゥベーイの要塞へ。要塞の一角は鯨の剥製などが展示されている博物館だがちゃちい。それとは別料金を払い、要塞の中へ。なぜか学生料金にまけてもらった。内部は海軍博物館でつまらない展示だが、要塞の上から眺める海及び海岸線の景色は素晴らしい。外国人観光客はほとんどおらず、地元の人が見学に来ているのが、他のエジプトの観光地と違うところ。

要塞近くは海水浴場になっており、地元の人々が大勢泳いでいる。通りがかりのモスク「ガーミア・アブル・アッバース」に入るが、祈っている人は少なく、ほとんどがモスクの中で寝っ転がる(昼寝?)かだべっており、まったりとした雰囲気。

トラムでホテルに戻り、一休みした後、海に面したサアド・ザグルール広場から、地中海に落ちる夕陽を鑑賞。美しい。
Alexandria
地中海に沈む太陽【サアド・ザグルール広場(アレクサンドリア)】

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2007年5月29日 (火)

エジプト旅行(4)ルクソール

7月11日
下痢が止まらない最悪の体調の中、1日チャーター(のつもりだった)タクシーで、まずラムセス3世葬祭殿へ。太い柱の巨大な神殿。レリーフの彩色が残っていて美しい。シャイを飲んで一休みした後、王家の谷へ。

谷全体の入場料を払って入場し、首尾良くツタンカーメンの墓の入口を発見。入ろうと階段を下りると、チケットは外で買えという。階段を上がるが、チケット売り場なんてない。仕方なくまた階段を下りて売り場の場所を聞くと、ラムセス4世の墓の近くにあるという。しかし、ラムセス4世の墓に行くと「ツタンカーメンの墓にチケットは不要だ」、再びツタンカーメンの墓に行くと今度は「チケットは王家の谷の入口で買え」とたらい回しにされたあげく、谷の入口では「ツタンカーメンの墓は今日は作業中、明日か午後にならないと入れない」と言われる。

ツタンカーメンは諦め、ラムセス6世の墓へ。内部の壁画の彩色が残り、美しい。Tomb_of_ramses_vi_valley_of_the_kings_lu
ラムセス6世の墓内部【王家の谷(ルクソール)】

出て、ツタンカーメンの墓の近くを通りがかると、人が入っている。「?」と思って階段を降りて聞くと(今日、何度目か)、また谷の入口でチケットを買えという。腹立ちを押さえきれなくなり、谷の入口に戻って喧嘩腰にチケットを要求。今度は「朝の8時までにチケットを買え」と来たが、引き下がらずに要求し続けると、バクシーシを求めてきた。ふざけるなと思い、1ポンド(約30円)くれてやると、結局それは受け取られず、定価(40ポンド=約1200円)にて販売。だったら最初からちゃんと売れ!こいつら全員に天から雷を落として成敗したい。

苦労して入ったツタンカーメンの墓は(歴史的にもファラオとしては力がなかった方なのでやむを得ないが)大したことない。その後、ラムセス9世、ラムセス4世の墓へ。いずれも壁や天井の絵、そして象形文字の彩色が残っていて見応えがある。

ハトシェプスト葬祭殿を見学後、入場者数(1日150人)・入場時間(1人10分)ともに制限のある王妃ネフェルタリの墓へ。天井から壁まで、鮮やかな色合いの壁画で彩られ、超絶に素晴らしい。修復の技が見事ということもあるのだろうが、これが何千年も前のものとは信じられない。100ポンド(約3100円)も取るだけある。

最後にメムノンの巨像を見学して、12時半頃、ホテルに戻る。タクシーは午前から夜まで1日チャーターのつもりだったのだが、午前中のルクソール西岸と夜の光と音のショーに行くだけで、午後も乗るなら別料金と言われる。確かに午後にどこ行くかまでは(決めていなかったので)確認していなかった。腹立たしいが仕方ない。

昼食後、馬車でカルナック神殿へ。ここでも帰りはどうする、夜の光と音のショーに行かないかとセールスがうるさい。帰りは不要と言ったら、入口のかなり手前で降ろされるし、5ポンド(約150円)ということだったのに、降りるときに「5ドルだ」と言い始めるし(当然拒否)、大変不愉快。

カルナック神殿はおなじみ、柱の巨大な神殿。最初はそろそろ飽きてきたかなとも思ったが、やはり圧倒される。レリーフも美しい。タクシーでホテルに戻って一休みした後、夜に「光と音のショー」を見に再びカルナック神殿へ。

まちなかに戻って夕食。シシカバーブが美味で満足。帰りのタクシー(午前中と同じ)で、明日の空港行きのタクシーは別の奴に頼んだと言ったら、もしそのドライバーが来なかったら俺の車に乗れとうるさい(同じ時間に来るらしい)。まったく。

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2007年5月26日 (土)

エジプト旅行(3)アブ・シンベル、ルクソール

7月10日
タクシーで空港へ。降り際、バクシーシを要求される(拒否)。エジプト航空でアブ・シンベルへ。とにかく巨大なアブシンベルの大神殿へ。サイズにも圧倒されるし、中のレリーフも素晴らしい。さらに隣の小神殿へ。「小」とはいえ、「大神殿」より小さいというだけで、十分巨大。こちらも中にはレリーフが。
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大神殿のラムセス2世像を見上げる【アブ・シンベル】

十分堪能していたら空港行きのバスが行ってしまいそうな時間になってしまい、走ってバス乗り場へ。そして空港へ。そのころから嫌な予感がしていたが、空港でチェックインして、搭乗用のバスに乗ったところで、来た。一度降りて走ってトイレへ。このときはまだ普通。しかし、搭乗後、離陸直前に再び機内でトイレに駆け込む。今度は(やや)下痢。

アスワン到着後、今度は完全な下痢。トイレバクシーシまでとられて散々。ボッタクリ価格の空港内のカフェで食事後、エジプト航空でルクソールへ。タクシーでホテルへ。最初はエアポート・チャージがいるとか言っていたくせに、ねばり強く交渉していると、空港の人間は友達だから不要ということに変わった。

ホテルからまずはルクソール神殿へ。オベリスク、ラムセス2世像、列柱と、こちらも巨大。レリーフもよく残っている。

神殿を出て、川沿いを歩いていると、フルーカ乗りの勧誘を受ける。丁度夕陽のタイミングだったので、乗船。夕陽は美しかったが、乗船中はひたすら明日、タクシーをチャーターしろと売り込みがうるさい。さらに下船時、バクシーシを要求される。ここで払ったら交渉して価格を決める意味がないし、しつこい売り込みに腹が立っていたので、そんなもの当然拒否。すると罵声を浴びせられるは腕を捕まれるは通せんぼされるはでもう大変。

その後はルクソール博物館へ。ミイラや彫像など、綺麗なものを集めています、という感じ。博物館の帰り道、エンストした車を押していた連中に、手伝ってくれと頼まれる。手伝うが、当然バクシーシはくれるわけでもない。期待していないが。

ホテルに戻ると、エアコンがつかない。抗議すると、もとのスイッチを(渋々)入れた。何のためにエアコン付きの部屋にしたのかわからない。

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2007年5月24日 (木)

エジプト旅行(2)アスワン

7月9日
4時半起床。前日のタクシーの運転手が迎えに来ると言っていたが、来やしない。結局ホテルのボーイが別のタクシーを捕まえてきた。25分ほどで空港に到着。ドライバーに空港入場代5£を請求されるが、そんな話は聞いていないし、元々高めの値段だったので拒否。"I'm not happy"と言われたが、それはこっちも同じである。

エジプト航空でルクソール経由でアスワンへ。最初、間違ってルクソール行きを発券される。荷物でも預けていれば大事である。油断ならない。

アスワン空港からはタクシーで市街に移動するが、5£余計に払ってアスワンハイダムに寄る。市街に入ってスーク(市場)を歩いた後、タクシーとボートでイシス神殿(フィラエ神殿)へ。巨大な石の門などに圧倒される。
Philae_temple_aswan
第一塔門【イシス(フィラエ)神殿】

その後、切りかけのオベリスクへ。予想通り拍子抜け。ひたすら暑い、というより熱い。タクシー・ドライバーの誘いで「ヌビアハウス」とかいう高台へ。いかにも観光客向けの建物だが、ナイル川を見渡す景色は抜群。コカコーラはいるかなどと言ってきたので、いらないと言うと、帰れと言われた(要はカフェだったのか)。ドライバーはその後も「次はどこへ行くのか」「明日の空港までの送迎は」などと勧誘をしつこく続け、うるさい。しかも降りて金を払ったら、さらにバクシーシを要求してくる(当然拒否)。

タクシーを降りると、フルーカ(ナイル川の帆船)の勧誘。こちらもこれからどうするのかとしつこい。休みたいというと、街の裏手の茶屋(というか日陰にある椅子)に連れて行かれる。あまりに熱いので、ここで1時間ほど休む。熱射病にでもなったのか、汗があまり出ず、体が火照ってつらい。日陰だが気温は40℃を超えている。路上の飲み水(壺に入っている)で腕や顔をぬらし、とにかく体温を下げる。

その後フルーカ乗りが再度勧誘に来たので、1時間ツアーを15£ということで乗船。船旅自体は楽しいが、どうも1時間を超えても戻る気配がない。しかも終わったらビールを飲もうとか勝手なことを言い出す。イヤな予感がするが、同乗しているフランス人カップルが楽しそうなので、ここで口論を始めるのも気が引ける。

予想通り、舟を下りると2時間だから30£だと言ってきた。拒否すると20£でもいいと言ってきたが、それも拒否すると、警察に行くだの泥棒だのと脅しにかかってきた。むろん、断固拒否。非常に不愉快。

その後ナイルの夕陽をみた後(期待はずれ)、歩いてヌビア博物館へ。しかし疲れ切っていて全然興味が湧かない。帰りは馬車でホテルへ向かったが、4£で交渉が成立したのに乗ってから5£だと言い出す(当然拒否)。最後の最後まで腹が立ち、疲れる。

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