2018年6月18日 (月)

国境を越えろ(15)ザルツブルク近郊(ドイツ、オーストリア)

ドイツ・バイエルン州のミュンヘンとオーストリアのウィーンは高速列車「レイルジェット」で結ばれている。ミュンヘンを出発し、最初の停車駅がザルツブルク。オーストリアである。
 
出発して1時間25分ほどしたところで、列車はドイツ最後の駅を徐行で通過。そして、川を渡る。おそらくこれが国境。
Border_between_germany_and_austria
国境の橋【ザルツブルク近郊】
 
川を越えて最初の駅を通過する。「ザルツブルク何とか」と書いた駅名が見える。オーストリアに入った。なんとなく雰囲気が変わった気がする。防音壁だろうか。それぐらいで、特段の変化もなく、国境から5分程走るとザルツブルク中央駅に到着。
 
シェンゲン協定内であるし、同じドイツ語圏でかつては同じ国だったこともある両国。国境を越えたという感慨はまるでなかった。

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2018年6月 9日 (土)

空港連絡鉄道(34)ミュンヘン空港ターミナル駅

ドイツ第二の空の玄関口、ミュンヘン空港には近郊鉄道であるSバーンが乗り入れる。空港ターミナル駅からミュンヘン中央駅までは11.6ユーロ。中央駅に向かうのは1番のSバーンと8番のSバーンで、それぞれ20分おきに運行。ややこしいことに両者の経路は異なるが、ともに中央駅にたどり着く。今回の旅行では8番のSバーンを利用したが、こちらは中央駅まで40分強。1番だと45分ほどのはず。中央駅以外にも市内の駅に停まっていくので、駅によっては1番の方が早い。
Munich_airport_terminal_station
8番Sバーン【ミュンヘン空港ターミナル駅】
空港アクセス用の特別な列車ではなく、普通の列車なので、車内もいたって普通。
Inside_of_sbahn_of_munich
8番Sバーン車内【ミュンヘン】
中央駅まで40分以上かかるというのは、ヨーロッパの空港としては遠い方だろう。かつては上海浦東空港と同じタイプのリニアモーターカー「トランスラピッド」(もともとはドイツの技術)を走らせ、10分で結ぶ計画があったようだが、高コスト故にとん挫したらしい。残念。

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2018年5月10日 (木)

オーストリア旅行(1)ミュンヘン

2018年4月29日(日)
羽田よりANAにて12時間10分強のフライトでロンドン・ヒースローへ。長距離路線でも恐怖の非リクライニング・シート。ろくに眠れない。

ヒースローで延々と歩いた後、ルフトハンザ航空で1時間15分程のフライトでドイツ・ミュンヘンへ。ここでも延々と歩く。そしてSバーン8号線で中央駅へ。近くの宿にチェックイン。もう23時近いが外へ。カールス門を通って旧市街のノイハウザー通りへ。歩行者天国になっていて、歩いていて気持ちのいい空間。そして街の中心、マリエン広場へ。ネオゴシック様式の新市庁舎が控えめにライトアップされている。
Neues_rathaus_in_munich
マリエン広場に建つ新市庁舎【ミュンヘン】

さて、近くにあるはずの有名ビヤホールを目指すが…見つからない。そうこうしているうちにラスト・オーダーの時刻を過ぎてしまった。諦めて、途中でいい感じのビヤホールを見つけたので、そこに戻ろうとするが…戻れない。さまよっているうちにマリエン広場に戻った。広場にテーブルを出すレストランにしようかとも思ったが、あまりに観光客向けな雰囲気に抵抗を感じる。駅に戻りながらほかの店を探すも、感じのよさそうな店はクローズとの宣告。

結局、旧市街を抜け、駅に近い通りでまだやっているバーのような店に入る。とりあえずビール。ほろ苦くてうまい。そして食事、と思ったら料理は23時に終了したとのこと。そうですか。空腹だがやむを得ない。

道行く人のなかにはムスリムと思しき格好の人が結構いる。そして中央駅近くは風俗店も並ぶ。黒い下着姿で立つ女性の前を、黒いアバヤないしチャドルで全身を覆う女性が通り過ぎていく。そんな街。

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2015年7月 3日 (金)

世界のLRT・路面電車(27)フランクフルト(ドイツ)

フランクフルトは地下鉄が整備されている都市だが、それとは別にトラムもある。それも東京やパリのように中心部を避けて走っているのではなく、都心のど真ん中を走っている。中央駅前から、旧市庁舎など古い街並みの残るレーマーベルクまで行けるので、観光客にとっても価値は高い。
Tram_at_frankfurt_central_station
フランクフルト中央駅前にて

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2015年6月21日 (日)

空港連絡鉄道(11')フランクフルト空港駅<改>

フランクフルト空港からフランクフルト市街へアクセスする鉄道の駅は二つある。一つはドイツ鉄道の駅(長距離駅)で、ターミナル横の高架上にある。スキポールなどと同様に、空港駅は幹線の途中にあり、ICE(ドイツの新幹線)などすべて(多分)の列車が停まるので、フランクフルト市街地(中央駅他)に行けるだけでなく、ドイツ各地にダイレクトに移動できる。

しかもICEのケルン行きとシュツットガルト行きは、ルフトハンザ航空の便とコード・シェアしている。つまり、航空券で鉄道に乗れる。ちゃんとルフトハンザの便名が着いている。そして、フランクフルト空港の出発便の案内板には、ルフトハンザの便名でケルン行き、シュツットガルト行きが表示され、搭乗口の番号として「T2」(Trainで2番線の意味か)などと表示されるのでややこしい。Frankfurt_airport_longdistance_rail
フランクフルト空港遠距離駅のInterCity(ドイツ鉄道の特急)

もう一つはSバーン(近距離電車)の駅で、こちらは空港のターミナル・ビルの地下にある。どちらの駅を使っても12分ほどでフランクフルト中央駅、と近い。
Sbahn_in_frankfurt_airport
地下のフランクフルト空港近距離駅のSバーン

特に近距離駅はターミナル・ビルを降りていくと、空港なのか駅なのか区別がつかないフロアに到着。自動券売機がそっけなく置いてあり、ヨーロッパらしく改札もなしでエスカレーターを降りるともうホームである。近すぎる。Frankfurt_airport_station
左のエスカレーターの下はSバーンのホーム。右の看板は空港内の案内表示。【フランクフルト空港】

そして、ややこしいというか親切というか、この二つの駅は一つにつながっているようで、高架のホームに行こうとしても、どうやら一度ターミナルの地下を経由しなければならない(多分・・・違う行き方があるのかもしれないが)。遠距離駅を利用した際は、高架ホームの方に行こうと思っていたので、案内が地下を差しているのを見て、「そんなバカな」と思い、何度もうろうろしてしまった。素直に案内板を信じれば良かった。

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2015年5月16日 (土)

クロアチア旅行(1)フランクフルト

2015年5月2日(土)
成田エクスプレスで成田へ。今回のルートは、成田-成都(中国)-フランクフルト(ドイツ)-ドゥブロヴニク。まずはANAで成都へ飛ぶので、ANAのカウンターでチェックイン。自動チェックイン機を係員が操作するナンセンス仕様。が、成都から先は発券できないので、有人カウンターに並び直すようにとのご宣託。ナンセンス。そして有人カウンターでも、やはり発券できないという。ナンセンス。

そしてANAで成都へ。背を倒そうとすると背は倒れずに席が前にずり下がり、シートベルトが腹部を圧迫する、恐怖の非リクライニングシート。これで5時間耐え、成都に到着。中国に用はないのに、いったん入国しなければならない。米国並みにナンセンス。しかもチェックインカウンターが開いていないので、ロビーで開くまで待つ羽目に。ナンセンス。

それでも30分ほどでカウンターが開き、チェックイン。今回は荷物を預ける。荷物はドゥブロヴニクまで行くが、チケットはフランクフルトまでしか発券できないという。航空会社が違うから、という説明だったが、荷物はできるのになぜ人間は駄目なのだ。ナンセンス。

さらに預けた荷物に入れたカメラのバッテリーが引っかかり、手荷物で持って行けと言われる。乾電池はいいらしい。中国は厳しい。基準がよくわからないが。

その後、出発まで、待つ。死にそうに眠い。

5月3日
成都時間午前1時発の中国国際航空に搭乗。こんな時間なのにご丁寧に食事が提供される。到着前には中国風におかゆを選択できる。これはうれしい。

11時間ほどかけて、フランクフルトに当地時間6時過ぎに到着。まずは次の便のチェックインをしなければならないが、トランジット・カウンターはクローズ。ドイツにいったん入国して、ターミナル内を延々と歩く。出発ホールが何か所にも分かれていて、はた迷惑。たかが乗継便のチェックインのためだけに、何でこんなに歩き続ければならないのか。ナンセンス。

ようやくクロアチア航空と提携しているルフトハンザのカウンター群に到着。エコノミー・クラスは自動チェックイン機しかない。嫌な予感がする。案の定、操作すると「有人カウンターに行け」との表示が。しかし周りには機内荷物預けカウンターとビジネス・クラス以上の有人カウンターしかない。エコノミー向け有人カウンターを探してさまようが(そしてルフトハンザのエリアは広く、係員は少ない)、結局みつからず、再び自動チェックン機にトライ。悪戦苦闘していると、見かねたスタッフが手伝ってくれたが、結局、ダメ。荷物預けカウンターに連れていかれる。しかしカウンターのスタッフも悪戦苦闘。「ITサポート」というバッジをつけた別のスタッフの助力を得て、ようやく発券。なんなんだ。着陸から発券まで1時間15分経過。超ナンセンス。

まだ時間があるので、街に出ることに。ターミナルの地階に降りると、そこはもう駅。というか空港と駅の境目がわからないぐらい、一体化している。なのに、いきなり10€以下の紙幣とコインしか使えない、非欧州人を無視した設計の券売機で切符を買わなければならない。便利だが不便。

Sバーン(S8番)で15分強で市内のコンスタブラーヴァッヘ駅へ。ショッピング街のようだが、日曜朝(8時前)なので、掃除をしている人を除けば、閑散としている。1426年建造のエッシェンハイマー塔のあたりまで歩く。カフェも開店準備中。木組みの建物や旧市庁舎(レーマー)などが集まるレーマーベルクまで歩くと、中国人団体観光客が何グループも。朝からご苦労様(他人のことは言えないが)。
Roemerberg_in_frankfurt
朝のレーマーベルク【フランクフルト】

道を渡ろうとするとトラックが止まってくれたり、トラムの電停で時刻表を見ていると「May I help you?」と声をかけらりたりと、朝っぱらからこの町の人は親切。その後、アップル・クーヘンとコーヒーを軽く食した後、トラム12番とSバーン9番を乗り継ぎ、空港へ戻る。

そしてクロアチア航空に搭乗。あまりに眠くて離陸に気付かなかった。機内では食事はないが、その代わりにチーズとオリーブのオイル漬けが。なかなか洒落ている。そしてうまい。

1時間半ほどのフライトで13時前にドゥブロヴニクに到着。シャトルバスに乗車。早速青いアドリア海に向かって白い岩肌の山々が落ちていき、そこにオレンジ色の屋根の家々が並ぶ車窓が見えて興奮する。が、窓には黒い小さな穴のシールが貼ってあり、眺望を楽しめない仕組みになっている。なぜだ。

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2013年10月 7日 (月)

タワー大全(20)ケルン大聖堂

ケルン中央駅前には大聖堂がそびえる。
Cologne_cathedral
高すぎて上から下まで写すのが大変【ケルン】

塔の高さは157m。この塔には登ることができる。見えるのは普通の街。息を切らして上ったところで、大したものが見られるわけではない。
View_from_cologne_cathedral
ケルン大聖堂の塔からの眺め

ちなみに聖堂内もシンプルであまり面白みがない。この塔は外から眺めるのが一番。
Cologne_cathedral_inside
ケルン大聖堂内部

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2013年9月16日 (月)

欧州の世界遺産(12)ヴァルトブルク城

ドイツは「ロマンティック街道」など、観光ルート沿いの観光地をパッケージにして「観光街道」として設定している。そのうちの一つ、「ゲーテ街道」はその名の通りゲーテゆかりの地を結ぶ。

そのうちの一つがアイゼナハ近郊にあるヴァルトブルク城。ゲーテとの関連はうすいようだが、オペラ「タンホイザー」の元ネタのであるヴァルトブルクの歌合戦の舞台になったり、ルターが聖書のドイツ語訳をした場所だったりした場所である。建物は12世紀の後期ロマネスク様式が主。
Wartburg_castle
ヴァルトブルク城入口

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2013年8月 1日 (木)

欧州の世界遺産(11)ヴァイマルとデッサウのバウハウスとその関連遺産群

ドイツ・チューリンゲン州のヴァイマルは、小さな都市であるが、歴史上、三度ほど重要な役割を果たす。18世紀末から古典主義が花開いたこと、第一次大戦後に新生ドイツの憲法である「ワイマール憲法」が制定されたこと、そして同じ頃にモダニズム建築を牽引した学校「バウハウス」が創設されたことである。

そして現在、ヴァイマルは「古典主義の都ヴァイマル」と「ヴァイマルとデッサウのバウハウスとその関連遺産群」という、二つの世界遺産があるまちとなった。北京、モスクワ、ロンドンなど、複数の世界遺産を抱える大都市は数あれど、人口6万人強の小都市が二つの世界遺産を抱えるというのは珍しいのではないか。

市中心部にある古典主義関係の建物へのアクセスは容易だが、バウハウス関係の建物はみつけにくい。案内板が分かりづらいのだ。しかも、散々探し回ってそれらしき建物にようやくたどり着いたというのに、帰国して写真をみてみると、それはどうやら建物の裏手なのであった。
Main_building_of_the_weimar_academy
バウハウス大学本部棟の裏口【ヴァイマル】

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2013年7月29日 (月)

欧州の世界遺産(10)古典主義の都ヴァイマル

第一次大戦後に制定されたワイマール憲法で知られるドイツ、チューリンゲン州の小都市、ヴァイマル。ここは、18世紀末から19世紀初頭にかけて古典主義が栄えたということで、ゲーテやシラーの家などが世界遺産となっている。
Widows_palace_in_weimar
寡婦宮殿【ヴァイマル】

ヴァイマルは小さな都市であるが、世界遺産がもう一つある。それは次のエントリーにて。

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